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Re:東アジア選手権
 MODEL  - 08/2/26(火) 1:23 -

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   ▼gliderさん:
>▼MODELさん:

>なので、敷居が高いなんてことは全然なく、長文でも乱文でも特に文句はつけられないんで、遠慮なくどうぞ。

文句が怖いとと言うよりは、皆さん目が肥えてて口が挟めないというか(笑)

でもまあW杯もそろそろなので、ちょくちょく寄らせてもらいます。

>それを生かさないのはあまりにもったいない、というか。

ということは山瀬についても「FWに近い働き」を期待しているんでしょうか。
今は紛れもなく代表で一番の得点源になってますけど。

>イマジネーションがあってそれを実現できる技術のある選手、っていう括りなら最低3人は欲しいですね、ぼくなら。

僕が思うそのレベルの選手を代表候補の中から挙げると、小野、中村俊輔、小笠原、本山、山瀬、憲剛、柏木、稲本といったところです。
やや落ちて長谷部、前田、アタッカーに特化した感じで水野、田中達也、家長といった感じかなあ。

>頭脳を含めてサッカーのうまい奴を適切に使えば良いだけで。
>要は人間的部分も含め、いかに適切に役割分担させ、「ひとつの」チームとして機能させるか、だと。

オシムからの流れでわりといい傾向だなと思うのは、チームのポジションによって代表のポジションが固定されないということです。阿部や今野がSBやCBやったり。
本職はいい気しないでしょうけど(笑)、MFにいい選手がいるんならそのいい選手にあちこちやらせてみようという下地はできつつあると思います。

FW山瀬というのもそのうちありそうだし、左SB柏木というトライもできる空気はある。

>CBってのは、ぼくは身体をぶつけあうのが好きな奴、もっと簡単に言えばケンカが強い(うまい)奴がやるのが良いと思うんで、栗原なんかも伸びしろありそうだし、まだいろいろいるんじゃないか、と。

なるほど。そのへんが本職CBと急造CBの差かもしれませんね。

>キャラの立ち具合から言って、松田なんかも、もうひとはな咲かせてもらいたいもんです。

30過ぎたらベテランという扱いも、不自由に思います。個人差があると思う。

>長谷部にはいろいろ期待もしてたんですが、彼は名波〜小野のラインというより稲本化してきたように思います。

「潰し」と「縦への推進力」ですか? 確かにゲームコントローラーという感じではなくなってきてるかも。「視野」に期待してたんですがね・・・若い選手の中になかなかそういう人材が出て来ないので。

>あるいは、人が変わればやり方も違う別のものになる、という方式もあるし、小野や小笠原といった人材も使い、大きく流動性を持たせる、というやり方もあるでしょうが(そこまで行くと本大会に出た時の話かな)・・・

「若い人材を育てる」という強迫観念で、このあたりの人材を簡単に捨てないでほしい、切にそう思います。
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Re:東アジア選手権
 glider  - 08/2/25(月) 2:50 -

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   ▼MODELさん:

>Y掲示板では思ったことをつらつら書いてたものにつき合ってもらってたんですが、ここはちと敷居が高い気がしまして(笑)

じゃあ、ここでは逆ですかね。
・・ってあっちでも別に、ぼくもまあ思ったことをつらつら書いていただけですが、こっちは字数制限もないし、もっと思ったことを思ったままに書いているんで、それにつきあっていただけたら、と思います。
なので、敷居が高いなんてことは全然なく、長文でも乱文でも特に文句はつけられないんで、遠慮なくどうぞ。

>本山は昨年いろいろな使われ方をして、ポジションの幅が随分広がったように思います。

本山は、元々そういう本人的志向もあるし、その能力もあるでしょうが、ああいった身体的スピード、ある程度アンバランスな体勢からでもしっかりしたシュートを枠に飛ばせる能力、振り幅の小ささ、ボールの受け方のアイデアを含めた個人戦術の巧みさ等から、ぼくはよりFWに近い役割をして欲しい選手なんですよね、昔から。
それを生かさないのはあまりにもったいない、というか。

>オシムは選手をタイプ分けしてスペシャルな選手が何人までとか考えていたようですが、僕はそれは違うんじゃないかと思っていました。

ぼくもその考え方にはまったく賛成できませんでした。
「スペシャルな選手って何?誰?」と。
何をもってスペシャルというのかがまったくわかりません。
何人までって、じゃあ守備をしなくても良いスペシャルな選手が中盤に1人以上いても良いっていうのか?
そりゃいたってせいぜい1人でしょ。
イマジネーションがあってそれを実現できる技術のある選手、っていう括りなら最低3人は欲しいですね、ぼくなら。
1人じゃ生かしきれないし2人じゃ読まれる。
ジーコの失敗は、チームとしてひとつにすることができなかったことのみに尽きるでしょうし、つまりは監督としての最大の仕事をうまくやれなかった、ということであり、それは中心に据えるべき選手の人選ミスとも言えるだろうし、考え方の根本もやろうとしていたサッカーもあれで良いと思うんですよね、ぼくは。

なんで、スペシャルだろうが黄金だろうが別にそんなことはどうでも良いんじゃないかと。
頭脳を含めてサッカーのうまい奴を適切に使えば良いだけで。
要は人間的部分も含め、いかに適切に役割分担させ、「ひとつの」チームとして機能させるか、だと。
どんなフォーメーションだろうがどんな戦術だろうが、選手の能力の総和によほど差がなけりゃ、チームとしてひとつになっていてモチベーションの高い方が(モチベーションを高く保てる状態にあるほうが)強い、と。
言ってみれば、監督の仕事なんてのは選考・戦術・戦略も含め、チームのモチベーションをいかに高くもって行ける状況にできるかに尽きるんじゃないかと思うわけで、そういう意味じゃ、いろんな意味で(人間的要素なんかも含めて、ですね)能力の高い奴から集めりゃ良いんじゃないかと。

>あとは阿部か今野、水本や青山あたりの若い選手が控えになるでしょうか。

CBってのは、ぼくは身体をぶつけあうのが好きな奴、もっと簡単に言えばケンカが強い(うまい)奴がやるのが良いと思うんで、栗原なんかも伸びしろありそうだし、まだいろいろいるんじゃないか、と。
キャラの立ち具合から言って、松田なんかも、もうひとはな咲かせてもらいたいもんです。

>相棒として憲剛か稲本、柏木、長谷部といった感じでしょうか。

長谷部にはいろいろ期待もしてたんですが、彼は名波〜小野のラインというより稲本化してきたように思います。
今の憲剛のところは、攻撃の大事な一歩目になっている部分で、稲本/長谷部だとちょっと違うかなとも。
彼らのタイプはまた別の役割のほうが、という気もします。
長谷部はまだそれほど固まってないんで、ドイツに行ってどう転ぶかというのもありますが。
いずれにしろ、そこで時間と方向にズレや変化を与えられないと、最終的には苦しい。
今野が本当に啓太の代わりになれるか、柏木がしっかりと成長できるか、未知数な部分はありますね。
あるいは、人が変わればやり方も違う別のものになる、という方式もあるし、小野や小笠原といった人材も使い、大きく流動性を持たせる、というやり方もあるでしょうが(そこまで行くと本大会に出た時の話かな)・・・
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Re:東アジア選手権
 MODEL  - 08/2/24(日) 17:51 -

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   ▼gliderさん:

>ちょっと意外な気がしてしまいますが、ここでははじめまして、なんですね。

Y掲示板では思ったことをつらつら書いてたものにつき合ってもらってたんですが、ここはちと敷居が高い気がしまして(笑)
ずっとロムはしてたんです。

>なんだかんだ言って、海外でやってる連中とはそこに差もある。

絶対安全の対人間隔設定、ですね。その感覚が国際レベルに上がると途端に崩壊する感じで。
守備ならここまで詰めないとやられてしまう、その距離感というか。

>国内の選手でやるにしても、小笠原は呼ぶべきでしょうね。

オシムが小笠原を干して遠藤を重用した理由はあくまで2006W杯に対する反駁、あるいは控えに回したときの態度を含めた人格面、そのあたりかと思っています。
オシムが最終的にどんなチームにするのかには興味がありましたが、今はオシムを中途半端に引きずっても仕方がない。優秀な選手は招集して然るべきだと思います。

>本山は、どちらかと言えば山瀬と競合すべき選手だと思っていますが。

本山は昨年いろいろな使われ方をして、ポジションの幅が随分広がったように思います。
「使うより使われる側」とgliderさんは言ってたと思いますが、視野とパスの精度、アイデア、戦術眼を見ても遠藤の代わりに置いてみたい気がします。山瀬と左右で対を成してもいいんではないかと。

オシムは選手をタイプ分けしてスペシャルな選手が何人までとか考えていたようですが、僕はそれは違うんじゃないかと思っていました。
似たような選手を並べても、頭のいい選手なら置かれた立場からプレースタイルを柔軟に変えられる。というより変えてしまう。特に日本人だとその傾向が強い。
ジーコの時の初期の中盤も、その理由で上手く行くはずだと感じていました。

>いずれにしろ、五輪が終われば柏木も来るだろうし、ドイツでケガなく復活し、それが継続すれば小野もまだやれるでしょうし、そういう選手に成長して欲しかった長谷部にも注目はしています。

柏木はJ2に行っちゃったのが心配ですね。五輪はともかくフル代表で招集がかかるでしょうか。
まあW杯に出場が決まれば、必ず候補に挙がると思いますが。

ボランチは啓太と憲剛がしっくりいってるようなので、稲本や長谷部をどうするのかが嬉しい悲鳴かもしれませんね。

>中田浩二

使わない手はないですよね。加地を左で使うくらいなら(笑)
3次予選までは内田に経験を積ませ、最終予選は右駒野・左中田でいってほしいです。

阿部についても以前から右サイドバックをやってほしいと思ってました。
今野が左を何とかこなしたこともあったし、阿部に左ができないことはないでしょう。

CBは中澤の比重が大きくなってるようで、逆に彼がケガや警告で不在になった場合が怖いです。
早くトゥーリオには戻ってきてほしい。あとは阿部か今野、水本や青山あたりの若い選手が控えになるでしょうか。
岡田監督は、中澤と今野をしばらく使いそうな気がしてるんですが。
(今野は中国戦よかったんですが、韓国戦は本職でない部分で隙が出てしまいましたね…)

>啓太と阿部の2ボランチってのだけはやめて欲しいものですが。

阿部は今となっては欠かせない選手になってきてると思うんですが、使うのならCBかSB。必ずどこかに入れる、という固定観念はやめたほうがいい。

ボランチはまず啓太を固定して、バックアップを今野。相棒として憲剛か稲本、柏木、長谷部といった感じでしょうか。
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Re:東アジア選手権
 glider  - 08/2/24(日) 9:37 -

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   ▼MODELさん:

ようこそ、モデルさん。
ちょっと意外な気がしてしまいますが、ここでははじめまして、なんですね。

>パスサッカーを標榜しながら実はプレッシャーを受けた中でのパスの技術が拙いこと

そうですね。
ミスが多く、細かな精度が足らず、パススピードも調整されておらず、見るからに不安定です。
パス・サッカーを基調にしながらあれでは、リズムセクションが下手なバンドみたいなもので、腰が座らない。
その昔、ファルカンが代表監督になった時、世間的には「意外な人選」ということで話題になりましたが、実際はとにもかくにもキックのまともな選手から召集しただけだった。
あの頃から比べたらそうとうマシですが、やっぱりまだプレッシャーの中だと、ああいう具合になってしまう。
日本代表は、マスコミ的には「技術はある」ってことになっていますが、プレッシャーの中でもしっかり見れる・蹴れる・止められる・考えられる、という部分では欧州南米のマイナーな国にもまだ劣っているとぼくは思います。
シュートの精度が低いっていうのも同じ部分ですからね。
なんだかんだ言って、海外でやってる連中とはそこに差もある。

>遠藤
ぼくは、ゲーム・コントローラーとしてのセンター・ハーフ(ポジションは別にセンターでなくてもかまいませんが)、という役割は本当に強いチームには必要不可欠と思っているし、そういうタイプの選手が好きです。
かつてのF・レドンドやJ・グアルディオラ、Z・ボバン、D・アルベルティーニ、今時なら二人のシャビ、ミランのピルロ、レアルのガゴなんて選手が。
日本人なら、かつての名波やオランダで良かった頃の小野なんかは大好きな選手です。
でも遠藤はちっとも好きになれません(笑)
彼は守備でも攻撃でも、ここって時にいつも足りない。
危機察知も、予測力も、戦術眼も、アイデアも、精度も。
ガンバが良いサッカーをしているし、結果も伴っているから、遠藤を軸に据えて橋本を召集したりしているのは理解はできますが、国際試合ではまた話が違ってくる、ってのも然り。
国内の選手でやるにしても、小笠原は呼ぶべきでしょうね。
本山は、どちらかと言えば山瀬と競合すべき選手だと思っていますが。
いずれにしろ、五輪が終われば柏木も来るだろうし、ドイツでケガなく復活し、それが継続すれば小野もまだやれるでしょうし、そういう選手に成長して欲しかった長谷部にも注目はしています。

海外組と言えば。
俊輔以外にも松井、稲本、小野、長谷部、水野、本田、とMFだけでこんなにいる。
出場権を得ることができたら、本大会は別のチームになるかもしれませんね。
それと、中田浩二もいるけれど、彼はもはやDFとして考えた方が良いかもしれません。
で、話は飛びますが、その中田。
欧州型の4バックは岡田監督のサッカーにそぐわないかもしれないのだけれど、CBに例えばトゥーリオを使い、その攻撃力も生かすのなら、SBの少なくとも一枚にはCBとしても能力的に遜色のない選手を置いた方が良いのではないか、とも思います。
左SBは特に人材不足で、今は本来右の駒野や加地を使ったりしているくらいですから、相手CK時などを考えても阿部や中田をそこに使うのが良し、という気がしています。
中盤で絞って守る時にも彼らは元々ボランチもやっていた選手ですし、CBもやっているわけですから、最終ラインでの守りも、空中戦の高さも持っている。
おまけにロングキックも武器。

トゥーリオが戻ってきた時、阿部をどう使うか、非常に興味を持っています。
啓太と阿部の2ボランチってのだけはやめて欲しいものですが。
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Re:東アジア選手権
 MODEL  - 08/2/24(日) 2:56 -

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   gliderさん、おひさです。初めておじゃまします。

今回で課題だなーと思ったのは、パスサッカーを標榜しながら実はプレッシャーを受けた中でのパスの技術が拙いこと、ケガ人が多いので仕方ないと思いますがチームの共通理解がまだ低いこと。

そして遠藤の資質に少し限界を感じたことです。というか遠藤をあそこに固定することによって生じるチームの限界というか。山瀬と憲剛が抜け、遠藤・羽生になった北朝鮮戦はあまりにつまらなかった。

大きなケガもなくJも代表もコンスタントに出ているのは大したものだと思いますが、おっしゃるように小笠原や本山あたりと競わせてもいいのではないか。
内田をずっと先発で使い続けるなど独自性を見せている岡田さんですから、オシムから続く遠藤固定も別にこだわることじゃないように思います。

まだ3次予選ですしね。
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東アジア選手権
 glider  - 08/2/23(土) 23:51 -

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   どうしようもない審判だった中国戦はまあおいておいて。
韓国戦は、きちんとしたサッカーの試合になりました。
とはいえ、日本はまあメンツ的にかなり苦しい布陣。
岡田体制になってからトゥーリオはまだ呼ばれてませんが、彼を除いても阿部、駒野のバックス陣を欠き、これまでの試合で効いていた大久保を欠き、得点力のある前田を欠き、エースの高原を欠いたメンバーでは、善戦したとは言えるのではないでしょうか。
啓太と憲剛のボランチは、互いの距離、ポジションバランスも良く、ボールをよく引き出して回し、良いコンビと思います。
鈴木啓太はしかし、本当に良い選手になりました。
彼の頭脳とメンタリティ、パーソナルはぼくは五輪代表の頃からすばらしいと思っていましたが、彼の戦術眼とポジション・センス、バランス感とコーチング等々は、もはや代表チームに必要不可欠なものでしょう。
後はパスの精度や球質をもっともっと上げて行けば、かつての山口を越える、日本代表の要となって行くことでしょう。

山瀬。
何故に彼はもっと早く代表チームの常連になっていなかったんでしょうかね?
彼もまた、すばらしいサッカー頭脳を持った選手。
シュートの精度や高い技術もすばらしいけれど、ぼくはやはり彼の最大の長所は、眼の速さとその頭脳だと思う。
トップ下、1.5列目、呼び方はどうでも良いけれど、日本代表のそうした役割にはこういう選手が一番だとぼくは思います。
オシムが彼をあまり呼ばなかったのは、ぼくにはまったく理解できませんでした。
ぼくはオシムさんの共産主義的サッカーがまったく好きになれなかったけれども、山瀬はオシム式にもかなりフィットする選手。
ともあれ、どんなサッカーにせよ、その役割の日本人選手としては現在最も有用な選手でしょう。

田代は奮戦していたと思います。
巻よりもボールが収まるところは良い。
FWケガ人続出の中、よく頑張ってくれた。
巻のシートをなかば奪ったかもしれませんね。

代表の右SBでの駒野をもっと見てみたいけれど、内田と安田はこれからの代表サイドバックを背負って行く選手になるでしょう。
岡田監督はまだ安田をサイドバックでは使ってませんが、やがてはそうなるのが自然と思う。
二人にはこれまでの日本のサイドバックのような選択枝の狭さがないし、中央の混んだ所に入って行っても詰まらない技術も視野も持っている。
あとは守備。
彼らには、フィジカル・コンタクトのトレーニングを積むこと、普段の練習からどんどんぶつかることを望みたいです。

橋本はやっぱりよくわかりませんでした。
良くも悪くもない選手、という印象。
遠藤にも不満を覚えました。
完全な中心としては、やはり物足りない。
イザという時のパスの精度と球質、アイデア、時間や方向の面でディファレンスを作ること、あの役割の選手としてはやはりそういうものが求められ、そしてぼくは「それならば」遠藤では不満です。
現状選べる中では適任とも思いますが、小笠原あたりは呼んで競わせてみても良かったと思うし、今後は海外組や下の世代の競合する選手との競争になると思います。

DF陣では、やはりトゥーリオに戻ってきて欲しい。
守備面だけではなく攻撃面でも彼は効くし、チームの勝負根性も上がる。
それから、岩政がケガで見られなかったのは残念でした。
あとは清水の高木や川崎の寺田あたりは召集されても良い選手だと思います。

GKのメンバーは、まったくもって妥当と言うべきでしょう。
楢崎も良い所を見せたし、川島はやっぱりポテンシャルが高く、川口もうかうかしていられないでしょう。
この3人に、あとは都築あたりが候補でしょうか。

さて、岡田監督ですが。
彼の就任以来、代表の試合を見ていると、現在の日本サッカーを等身大で反映している代表のサッカー、というフレーズが思い浮かびます。
「フラット3」を標榜し、W杯自国開催のためのスペシャル・チームだったトルシエ・ジャパン、力を持った海外組を重用して選手達の自主性にまかせたジーコ・ジャパン、「走れ走れ」のスピード・サッカーでなんだか共産主義的だったオシム・ジャパンに比べ、「監督によるスペシャルなプラスアルファ」は特にないけれど、まあなんとまっとうに現在の日本サッカーを反映していることか。
加茂時代から続いている要素もあるし、トルシエ〜ジーコ〜オシムときた中での蓄積を感じる部分もある。
そしてこの先、海外組の合流や、五輪が終われば下の世代の合流も待っている。
オシムが率いていた頃、ぼくは漠然と「日本人監督になるのはもうちょっと先」と思っていたし、予想されないことではなかったとはいえ、オシムが倒れたのも「えっ」という感じではあったし、後任が岡田氏というのを聞いた時には正直「つまんないな」とも思いましたが、なんだかんだで悪くはない現状、という感じでしょうか。

この大会でも課題はハッキリしたと思います。
ひとつはパスの精度。
中盤でのパス回しの時、相手のプレッシャーを受けた時のパス精度。
韓国戦でもピンチを招いていたのは全部そこがキッカケでした。
パス・スピードも適切でない部分が目立ちます。
そのあたりでパス回しの安定感がまだまだ足りない。
それからボールの球質。
代表レベルであれば、足の長い伸びるパスと止まるパスくらいの使い分けは出来て然るべきです。
そのあたりは、もう少し丁寧にやることを意識すればできるはずの選手達と思う。
それから、スピードの変化。
まだまだ単調です。
そのたりは「ゲーム・コントロール」とも相まって、もう少し全員が考えてやることで、共通認識を作って行くべきでしょう。

さて、間もなくアジア予選がまたはじまります。
トゥーリオや三都主もまた代表に絡んでくるでしょうし、小笠原や本山、市川らの旧世代にもまだ期待しているし、若くて良い選手もまた出て来るでしょう。
Jリーグもまたはじまります。
楽しみですね
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岡田ジャパン
 glider  - 08/2/6(水) 22:48 -

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   さて、オシム監督が倒れ、岡田氏が就任してはや3試合。
ともあれオシムさんが回復したのは良かった。
オシムさんの共産主義的サッカーが好きではなかったので、オシムさんが倒れた事とは別に、監督交代は個人的には残念でも何でもなかったですが、またも学閥人選というのはちょっと・・・なんて思いました。
ただ、実際に試合を見てみると、岡田ジャパンというよりも、戦術的には大木氏の色が強いように思います。
甲府のサッカーを代表のメンツでやる、というのはなかなか興味深い。
ということで、まさに現在の日本サッカーを代表している日本代表、という感じにはなった。
ほぼ納得の行く人選と配置で、Jの中でも良いサッカーだと言われたサッカーをほぼやっている代表、という「日本サッカーの今」を体現している、正統派の代表と思います。
そうしてアジア予選は今のまま国内組中心で勝ち抜き、ワールドカップ本番に備えて本格的にエキストラ・パワーとして海外組を取り込んで行く腹づもりではないかと思われます(俊輔あたりはぼちぼちと呼びもするでしょうが)。
俊輔、松井、稲本、小野、水野、長谷部、本田、大黒、森本、といったメンツから誰をチョイスするか、そして五輪代表やユース代表から誰をピックアップするか。

現在構成する選手をポジション別に見て行くと、まずGKは川口、楢崎が使われました。
ぼくは楢崎よりも川島を使ってみて欲しかったのですが、まあ第一GKとして川口、というのは納得の行くところ。
DFは、阿部と中沢がスタメンで使われており、まずまずの安定を見せていますが、トゥーリオが戻ってきた時、阿部のポジションをどうするか、という点に興味を持っています。
前から言っているように、阿部は左SBで使うのが適性として一番良いのではないか、と個人的には思っていますが。
鈴木啓太は、リーダーシップ、ポジショニングの正確さ、危機察知能力、反応、といった点で外せない選手になりました。
彼なしには守備はあり得ない感じになっている。
ただし、代役を勤められる選手は絶対に必要で、ポテンシャルとしては今野は啓太を凌駕できるものを持ってもいると思うので、折を見て使って行って欲しい選手。
遠藤と中村憲剛も、Jリーグを見る限り納得の人選ではありますが、ここも国内には代役らしい代役が今のところ見当たらず、橋本、山岸、羽生では少し足らない。
柏木は五輪代表との兼ね合いで難しいでしょうが、小笠原は呼んでも良いと思われます。
山瀬はオシムの時から、何故コンスタントに呼んで使わないのか疑問だった選手で、当然の活躍と思います。
あのポジションとしては中村俊輔よりもスッキリとフィットするタイプであり、文字どおりの1.5列目として、大久保と併用しているのは納得できる。
その大久保は、1.5列目とFW、3トップのウィングとしても機能できる有能さを見せており、面白い存在になった。
巻は良さも見せているけれど、もう少しボールがしっかり収まるようにならないと、と思います。
播戸はイキの良さとキャラクターで、チームを活性化できる存在。
こういう選手は常にチームの中に置いておいた方が良い。
高原は基本的に2トップのFWで、したがってパートナーが誰であるか、そのコンビの熟度がどれくらいかによって活躍度が変わるでしょう。

まあともあれ、何というか日本の代表としてはごくフツーな感じになった日本代表。
平凡なサッカーにならないよう、頑張って欲しいものです。
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あけましておめでとうございます。
 glider  - 08/1/5(土) 0:35 -

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   皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしく御願い致します。

元日は、毎年恒例の天皇杯決勝を観戦してきました。
鹿島ファンには悪いけど、寒い内容でした。
ゴール裏の鹿島サポは、もちろん勝って喜んでいたけれど、正直「これで良いの?」と思いました。
いや鹿島、守備は見事です。
切り替え、反応、実にきっちり組織的にやってる。
もちろん優勝して2冠取りたいのもわかるし、だから手堅いサッカーになるのも理解はできる。
でもねえ。
本山まで下がりぎみのトレス・ボランチ体制、「高い位置からプレッシャーかけて奪って速攻」といやあ聞こえは良いけど、その実、徹底的に相手のミス待ちの攻撃という感じで。
でもって1点取ったらもう完全に守備重視、中盤も下がり気味でゾーン埋めまくりのカウンター狙い。
広島は広島で、核になる中盤がいなくてボールを溜められる人間がおらず、その上鹿島のプレッシャーに負けてすべてがひとつずつ遅れ、時折駒野が仕掛ける以外にまるで打つ手なし。
昔の強かった頃の鹿島だったら、こういう相手ならきっちり試合を決めにきたのにな、と思いながら、広島が偶然でもなんでもいいから1点入れれば少しは面白くなるんだけど、と話しながら寒いのガマンして観戦しておりました。
一緒に観戦していた友人は、鹿島のオリベイラ監督のことを、「ブラジル人の風上にもおけねえ奴、ほんとはドイツ人なんじゃねえのか」と怒っておりました(笑)
いやまあ、内田の得点シーンはきれいでしたが。

ああいうサッカーって確かに勝率は高くなるんだけど・・・
そういうチームが王者ってのはどうもいただけない。
ちゃんと決めるとこ決めて上がってきとけよフロンターレ、って感じでした。

人のこと言ってもいられない浦和の今後も気になりますが・・・
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Re:We are REDS!!
 anybodydo  - 07/11/16(金) 0:36 -

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   ▼gliderさん:
▼よしさん:

おおよしさん、久しぶり、っつか何年ぶりだ(笑)。
うれしいね。本当に、うれしい。
アジアチャンピオンになったことよりも,それを築き上げてきた浦和レッズとの時間を共有できたことを,心底からうれしく思います。We are REDS, We are the CHAMPION !!

初体験のACL。困難な道程でした。
実力的には城南に次ぐであろうシドニーFC,反日の巨魁上海申花,そして「地下プロレス」のペルシクとのグループリーグ。ノックアウトステージではなんと韓国の2チームと同じ枝。2週連続韓国の地に降り立ち,地獄のアウェイ。最後のシメは,中東の雄イラン,魔の高地イスファハンのセパハン。
強行日程の中,これだけの厳しい相手を次々に撃破していった浦和レッズ。一歩間違えれば悔し涙にまみれる,ドラマチック過ぎる展開でした。

>スタジアム行く度にうなだれて帰りの駅に向かうバスに乗り、「せめてそのジュビロのユニ脱いでから乗ってよ・・・。悲しくなるじゃない。」なんて凹んでた時代を思い出しました。

最近メディアがやたらとプレーバック的なVTRを流すもんだから,イヤでも思い出したくも無い過去を見せられてしまいました。悲劇の頂点が涙のVゴール。あまりにも辛い思い出です。あの頃は皆、慰めあって生きていましたね(笑)。
ここまで,来たんですね。正直,周囲の反応も含めてとまどう部分もあります。

>ともあれ、浦和レッズという「クラブ」は今、見るもはっきり「熱」を帯び、「熱」を発し、見る者までを赤く染める力を持った。
>やっぱり、こうした熱を得たものは強い。
>一体となったものは強い。

ACL決勝の狭間で,日曜に川崎戦がありました。
残り4試合で勝ち点6を挙げれば文句無く優勝の浦和レッズ。三日後に控えたACL決勝のためにメンバーを抜くのか,それとも勢いを削がないために,いつも通りのメンバーでそれなりの戦いをするのか。どっちなのだろう,と思って試合開始を待ちました。
甘かった,ですね。
浦和レッズは,ホームで味わった屈辱を忘れていなかった。そして,浦和にとっての斑猫になりつつある川崎を,全力で叩き潰しにかかった。ただ勝つだけでなく,内容でも相手を上回るべく,川崎の得意とする中盤での攻防に頭から突っ込んでいった。そしてそれはきっと,アウェイ戦後の試合で7人の選手を休ませた川崎へのあてつけも含まれる。
なんつうアホな浦和レッズ。でもその「熱」こそが,浦和レッズ。
今季の,ベストゲームだったと思います。

そして,ぼくはそこにスポーツの枠の中から半身飛び出している,いやもしかしてその枠に片足を入れているだけかもしれない,サッカーという競技の原点を感じるのです。
かつて隣村同士が村人全員で,一つのボールを追い,名誉を賭けて戦ったと言われる,古の競技の魅力を。
それはときに自制した方が良いのかと思わせるような,甘美な,あるいは身が張り裂けそうな程の屈辱にまみれてしまう,危険な果実。

>(双方とも、かつてのジーコジャパンがW杯の場においてもまったく得られなかったものですね)

今シーズン,サッカーフリークでない友人と観戦にいきました。彼は,試合後こう言いました。
「俺は大宮(戦でした)のサッカーの方が好きかな。でも,面白かった。レッズのファンの落胆ぶりが。ほんとに,こんなに面白いとは思わなかった」
ドイツW杯の日本代表には、はっきりと「何か」が欠けていました。そのために、サッカーファンは悔しさを感じることすら出来ない、形容しがたい惨めさを感じることになりました。
今のレッズはその「何か」で溢れている。

>>そしてこのレッズの勝利は、ACLにとって、いや、アジアのサッカー界にとっても大きな一歩かもしれません。
>>こういうクラブがアジア王者になったということが、「アジア王者」への要求レベルをひとつ上げたように思うし、それを維持し、さらに先へ進むためにもレッズにはしばらく「君臨」してもらわねばなりません。
>>それは「義務」のようにすら思える。
>
>試合後、幸福感に包まれたのは一時で、この先の事や、あまりに早くACL制覇を成し遂げた事から来る不安を感じた人も多いんじゃないですかね。

新たな野心を抱くのは怖いものですね。ぼくは,はっきりと,怖い。
野心が大きければ大きいほど,怖い。
きっといつか身を裂かれるぞぉ。深淵に落ちて,見たくないものをいっぱい見させられるぞぉ。なんてね(笑)。
それに慣れるまで,しばらく時間が掛かりそうです。
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Re:We are REDS!!
 よし  - 07/11/15(木) 21:46 -

引用なし
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   グラさん、サミーさんお久しぶりです。

昨日は素晴らしかったですね。家で知人と見ていましたが、大声出ちゃいましたよ。

スタジアム行く度にうなだれて帰りの駅に向かうバスに乗り、「せめてそのジュビロのユニ脱いでから乗ってよ・・・。悲しくなるじゃない。」なんて凹んでた時代を思い出しました。


▼gliderさん:

>そしてこのレッズの勝利は、ACLにとって、いや、アジアのサッカー界にとっても大きな一歩かもしれません。
>こういうクラブがアジア王者になったということが、「アジア王者」への要求レベルをひとつ上げたように思うし、それを維持し、さらに先へ進むためにもレッズにはしばらく「君臨」してもらわねばなりません。
>それは「義務」のようにすら思える。


試合後、幸福感に包まれたのは一時で、この先の事や、あまりに早くACL制覇を成し遂げた事から来る不安を感じた人も多いんじゃないですかね。

まだどうなるかは不明ですが、中村北斗や水野の獲得を狙っているそうです。
小野を清水が狙っているとの報道もあります。
長谷部のシエナ移籍、啓太へのどっかからのオファー、トゥーリオの海外移籍希望も伝えられてます。
アレックスも戻ってきます。

今年のオジェックの使い方を見ていると、水野やアレックスなど守備に不安のあるサイドの選手を、来季は4バックか3バックか分かりませんが、ちゃんと使えるのでしょうか。相馬もあの状態ですし。

もし、小野・長谷部・啓太が出て行ってしまったらどうなるんでしょ。
トゥーリオの代役なんていないような・・・。

今伝えられている選手が全員出て行くことは、多分無いのでしょうけど、ワシントンの後釜問題なども含め、今オフは色々と大変そうだなぁなどと思っております。
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We are REDS!!
 glider  - 07/11/15(木) 4:49 -

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   「浦和レッズ」は本当に素晴らしいクラブになりました。
見事な一体感、勝負根性、集中力。
スタジアムごとひとつになった、素晴らしい雰囲気。
「クラブ」と「サポーター」ではなく、サポーターを含む大きな「クラブ」として、今のレッズは機能しているように思えるし、その機能のひとつの成就としてのアジア王者ということが、この国のサッカーには大きいのだというようにも思えます。
ともあれ、浦和レッズという「クラブ」は今、見るもはっきり「熱」を帯び、「熱」を発し、見る者までを赤く染める力を持った。
やっぱり、こうした熱を得たものは強い。
一体となったものは強い。
(双方とも、かつてのジーコジャパンがW杯の場においてもまったく得られなかったものですね)

そしてこのレッズの勝利は、ACLにとって、いや、アジアのサッカー界にとっても大きな一歩かもしれません。
こういうクラブがアジア王者になったということが、「アジア王者」への要求レベルをひとつ上げたように思うし、それを維持し、さらに先へ進むためにもレッズにはしばらく「君臨」してもらわねばなりません。
それは「義務」のようにすら思える。

とはいえ、ここから先はイバラの道。
アジアの先の「世界」は。
遥かな先を目指して「熱」と「一体感」を維持し続け、頑張れレッズ!
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Re:覇道
 glider  - 07/10/25(木) 2:05 -

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   ▼anybodydoさん:

ACL 準決勝、対城南一和戦。
いや、ほんとひっさしぶりにサッカーの試合テレビで見ててマジで燃えました。
先制点直後のワシントンの表情に胸が熱くなりました。
足をひきづりながらも気合いの入った守備をしていた阿部に拍手しました。

重量級の試合。
浦和のサッカーはなんだかドイツっぽい。
粘り強さ、根性、熱。
ホルガー・オジェックの色なんでしょうか。

いずれにせよ。
ポンテ、ワシントンといういずれ柱となる攻撃のタレントがいるし、駒が揃ってもいるし、それゆえかJでは一階級上のようなパワー差をも感じさせるけれど、でも今の浦和は守備のチームでしょう。
守備に対する自信が強く、そこに依って立っているサッカーでもあると思います。
それ故、少々の過信があり、時にベタ引きになって失点する。
一方の城南は良いサッカーをしていました。
激しい中盤の守備と勇猛果敢な攻撃。
Kリーグチャンプの誇りと意志を感じさせた。
それにしてもなかなか良いサッカーしやがるなクソ、と思わされました。
お互いのハイプレッシャーの中でのスピードと精度では、全体としてはあきらかに浦和より勝っていた。
とはいえ、こういう相手と真剣の土壇場勝負をして勝利(引き分けだけど)したのは素晴らしいこと。

いやほんとにひさしぶりにエキサイトしました。
ジョホールバル以来か?ってくらい。
決勝戦も厳しい戦いになるだろうけど、是非とも勝ってもらいたいですね。


>全盛期のヴェルディ、鹿島、磐田は正にそのサッカーが完成された時点でピークを迎え、そのサッカーとともに衰えを迎える。
>今季の浦和レッズは意図的にサッカーを変えながら、Jでも上位、ACLも勝ち抜き、徐々にポゼッションも出来るスタイルに漸進している。これは、本当に凄いことだ、と思います。

特に全盛期のヴェルディ、磐田は、そのサッカーのあり方そのものがひとつの提議であり、「これこそがサッカーだ」という主張であり、存在理由であり、そしてそうなっていたからこそ、日本サッカーの「流れ」を作り得ていたと思います。
今のレッズにそれはまだない。

はっきりと「根性がある」し、「熱さ」があるから、サポからすれば充分に魅力的だけれど、客観的に見れば素晴らしいサッカースタイルというわけではなく、意図的、自覚的な独自性や主張があるわけでもなく、したがってサッカーとしての全体への影響力は持たない。
クラブとしてのあり方、サポのあり方等は充分以上の影響力があるけれども。
(特に今日のスタジアムの雰囲気なんかは、Kリーグと比較したら韓国勢などには衝撃的ですらあるでしょう)

だから、まだまだ、ですね。
今のレッズのサッカーでは、憧れられません。
完全に一時代を作って、レッズならではの魅力あるサッカースタイルを築き、完成させた上で、かつてのヴェルディや磐田と比較すべきでしょうね。
クラブのあり方としてはもうすでに「憧れ」を持たれるものを持っている。
その上に「それ」があれば。
日本が誇るアジアの巨人の誕生となる。
まだまだ、もっともっと。
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覇道
 anybodydo  - 07/9/24(月) 23:37 -

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   随分、お久しぶりです。
一年くらい経っちゃいましたかねぇ。
普通に浦和レッズのことを書こうと思います。
今シーズンの戦い振り、皆様の目にはどのように映っているのでしょうか。

僕は満足しています。
それは現在の結果だけでなく、辿ってきたプロセスも概ね正しかった、と思っているからです。
戦略的に、浦和レッズは勝っていた。それが現在の結果として現れている、と思います。
まあまだ勝負は道半ばで、ACLとリーグ争いの真っ最中に総括っぽいことを書くと、
なんとなくツキを落としそうな予感もするのですが(笑)。

今シーズン、次の2つが非常に重要だったと思います。
ひとつ、計6つ(!)のタイトルを争うという、今までに無いシーズンを戦い抜くということ。
ふたつ、昨年原博美に、「7人で守って3人で攻める」と評されたサッカースタイルからの脱却。
(そういうヤツのチームは低迷しとりましたが)
それらに対して、浦和レッズはどう取り組んできたでしょうか。

まず、ひとつ目。
今年はシーズン序盤に随分危惧されました。曰く、「仕上がりが遅い」「調整失敗」「連覇に黄信号」等々。
何を言ってやがんだい、と思った記憶があります。
特にゼロックスでの大敗、序盤の不振からそんな言われ方をしたワケですが。
レッズはシーズンをトータルで捉え、ピークを後に持っていった。それだけのことです。
そしてその戦略の優位性は、ガンバと比較してみると、よく分かるのです。

岡野がこんなことを言っていました。
「オジェックが前に監督やってたときは、30歳以上の選手は走り込みの途中で、“あがっていいぞ”と言われたんで、それを楽しみにしてたら、結局最後まで走らされたんスよ。」
今年は随分と走り込んだ。過酷なシーズンを戦い抜くために、走った。その疲労を抱えたままシーズンに突入するのも、計算済みだったのだと思います。
これは今季の日程をみると、まあ理に適っているのです。開幕横浜FCからペルシク、新潟、甲府と、比較的楽な相手が続く。ここらへんはなんとか耐え凌ぎ、そこから徐々に上げていく。
そして今、代表戦禍に巻き込まれながらも、レッズはなんとか戦っている。シーズン前の追い込みが、今、効いている。

ゼロックスは完全に棄てていた。とは言いませんが、拾えれば、くらいだったのは明白です。
それはレッズの争うタイトル(天皇杯除く)に優先順位をつけてみるとよく分かる。

ACL = Jリーグ(〇△) >> A3 > ナビスコ(△●) > ゼロックス(●)
※かっこ内はガンバとの対戦成績。

ゼロックスが一番下で、ナビスコがA3より下なのは、何もガンバに負けているから下に持っていったワケではありません。
ゼロックスは、それに照準を合わせてしまうと、優先度の高い長丁場のリーグ戦が後々苦しくなってしまうからです。
逆にガンバは昨年一勝も出来なかったレッズを叩くべく、ゼロックスは最高の状態で挑んできました。ガンバにとっては、苦手意識を打ち砕くためにも必要だったのかもしれませんが、今のチーム状態を見ると失敗でしょうね。

またナビスコがかなり下なのは、まともに戦うとACLかJかを棄てざるを得なくなってしまうからです。
よって、レッズは少しでも不安のある選手は全員オフ。若手と控え主体で臨んで、一回戦敗退。まあしょうがなかったでしょうね。ACLやJを捨ててまで、獲りにいくタイトルじゃないんで。
しかしさすがにあのメンバーではガンバには勝てませんでしたね(笑)。
だって、3バックが、堤−堀之内−細貝ですよ???ボランチが、長谷部と内舘!!
驚愕のメンバーと言っていいでしょう。

さてふたつ目。
ここは最大限に評価してあげても良いと思いますね。
上位チームが、ステップアップを標榜してスタイルを変えることはタマにありますが、結局はうまくいきませんね。すなわち、スタイルは変わったが順位は落ちたか。あるいは、順位を守るために前のスタイルに戻したか。
全盛期のヴェルディ、鹿島、磐田は正にそのサッカーが完成された時点でピークを迎え、そのサッカーとともに衰えを迎える。
今季の浦和レッズは意図的にサッカーを変えながら、Jでも上位、ACLも勝ち抜き、徐々にポゼッションも出来るスタイルに漸進している。これは、本当に凄いことだ、と思います。

と言いながらも、実は文句を言いたくなる点も沢山ありますが。
でもハードな日程や、個性の強い選手の多い浦和というチームカラーも合わせて考えると、やっぱよくやってんな、と言うしかないと思うんですよねぇ。
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Re:ヤバい
 glider  - 07/8/26(日) 4:53 -

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   ▼MJDEさん:

>こんにちは glider さん、久しぶりです。

おお、おひさしぶりです。

>A代表いろいろありますが、あの3トップはなかなか面白いんじゃないかと。
>高さなんて全部放棄しちゃえ、瞬発力だけでナントカ。

そうですね。
キープ力があり、パスも出せる前田を中央に、達也と大久保でひっかきまわす。
そのコンセプトは面白いし、良いと思いました。

>あのタイプなら本山もバックアップとして呼ばれる可能性あるかもだし。

この所の鹿島戦をあまり見れていないのですが、本山の調子はどうですか?
確かに3トップ左の本山、なんていうのは見てみたいし、MFというよりも本来はそういう役割が最もしっくりする選手なんじゃないかと思っています。

なんでしょうかねえ、本山、小野、小笠原、稲本、ぼくはいまだにあの世代のあの選手達に思い入れが強いんですよね。
代表を見る上では、もうそれは切り替えないと、と思いますが・・・
完全に79年組中心のフル代表が見られなかったのが無念です。
中田中心のフル代表からアテネ組中心のフル代表へ。
ジーコの野郎、って感じですかね(笑)

>ヤバいと言えばなんと言ってもU-20とU-17の間のU-18代表ですよ。
>SBSカップで2試合(対ウクライナ、対静岡代表)見ましたが、誰も走ろうとしない。
>集団食中毒でもあったのかと思うぐらい。

ありゃま、それは珍しい。
「走れ走れ」が今の日本のトレンドなのにね。
どうしたんでしょうね?

>とくに静岡学園のドリブラー池川修平は覚えといた方がいいです。


覚えておきます。
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ヤバい
 MJDE  - 07/8/23(木) 19:40 -

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   こんにちは glider さん、久しぶりです。
昨日はU-17もあったのに眠ってしまいました。

A代表いろいろありますが、あの3トップはなかなか面白いんじゃないかと。
高さなんて全部放棄しちゃえ、瞬発力だけでナントカ。
みんなトップ下も出来るから、中盤の人数不足もナントカ。
あのタイプなら本山もバックアップとして呼ばれる可能性あるかもだし。
柳沢も高原よりは達っちゃんや大久保の方が合うと思うんだけどなあ。

>ついでに。
>五輪代表がかなりヤバいですね。

五輪代表もヤバい、平山もヤバい、北京行きもヤバいんですが・・・

ヤバいと言えばなんと言ってもU-20とU-17の間のU-18代表ですよ。
SBSカップで2試合(対ウクライナ、対静岡代表)見ましたが、誰も走ろうとしない。
集団食中毒でもあったのかと思うぐらい。
一方で静岡代表は荒いけど良く走るダイナミックなチームでした。
とくに静岡学園のドリブラー池川修平は覚えといた方がいいです。
U-18のDFは誰も止めれんかったですよ。
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カメルーン戦
 glider  - 07/8/23(木) 10:53 -

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   なんだか見終わって徒労感の残る、フル代表〜五輪代表の連続TV観戦でした。
カメルーン戦は、現在のJリーグの立ち位置や日本人選手の抱える問題点がクッキリと現れた試合だったと思います。
まず、第一に感じたのはフィジカル・コンタクト・プレイの技術のなさと当たり馴れなさ。
「フィジカルが弱い」のではなく、「コンタクトプレイが下手クソ」なんですね。
日本人はよく体格を言い訳にしていますが、ならば同じような体格のお隣韓国が「フィジカルが弱い」と言われないのは何故か。
アメリカン・フットボールのワールドカップで日本が欧州諸国を寄せつけないのはどういうわけか。
この国のサッカーは、もっとコンタクトプレイを重要視する必要があると思います。
カメルーンは、コンタクトの「強さ」も「技術」もあった。
さらに言えば、審判のクセを見、使う場所を選ぶ「戦術眼」もあった。
カメルーンのコンタクトに怯え、視野がなくなってミスパスの連続になった日本だけど、それでも良い位置でのFK等はひとつも与えられなかった。

それから判断速度。
もちろん上記の事柄も関係していると思うけれど、それを差し引いてもカメルーンの選手に比べてずいぶん遅い。
まあ、そんな所でカメルーンの選手にヒケを取らないのであれば、昨日の日本代表達もみんな欧州のクラブでプレイしているんでしょうけど。

もうひとつはパススピード。
これ、ずいぶん前から言われていると思うんだけど、どうしていまだに上がらないんでしょうかね?
ひとつにはJリーグでの守備のやり方と厳しさの問題があるでしょう。
日本ではどうも「一発で行くな」という風習があって、パスを受ける時に厳しく当たられることが少ない。
相手ボールを取りやすいのは、相手がパスを受ける瞬間だと思うのですが、リスクを避けるあまり、よほど狙える状況が揃っていないかぎり行かない(それが「寄せの甘さ」にも繋がり、「人数は揃っているのにノープレッシャー」なことになるケースがあるのはこれまでも繰り返してきましたね)。
あえて出させておいて狙うような駆け引きもあまり見られない。
受ける瞬間を狙われるのを避けるためのパススピード、トラップの工夫、そうした面がなかなか向上しないのはひとつにそんなことがあるようにも思います。

試合は勝利しました。
それは試合後にオシムが言った通り、「しっかりと守りを固めれば強豪に勝つこともできるという例」ということだと思います。
選手の配置や戦略、しっかりリアルに「強豪に勝つ」ための準備をして、来日したてで調子の上がらない相手ならば強豪でもしっかり勝つ。
もちろん勝つことだけでなく、その中で「試すべきこと、積み上げるべきこと、次のステップへの準備」はしっかり行う。
さすが名将、なわけですが、やっぱりリアルすぎてつまんない、と感じるのは贅沢なんでしょうかね?
だって、もちろん海外組のあるなしの違いはあるにせよ、アウェイのイングランドでイングランドとがっぷり四つの試合もしたことがある日本代表なんだし、「遠藤のチーム」で「ほらこれが今の日本の実力だ。強豪相手にはだからこう戦うべきなんだ」と見せられても、なんだかねえ、という感じです。
ま、Jの底上げ、不足の自覚、現実の認識という点で必要なこととも思うし、今の時期に海外組を呼べ、とも思わんのですが・・・・
なんだこの試合、つまんないの、って感じですね。
ワガママ?
ま、そうかもね(笑)

あ、山瀬が出て得点したのは今後のためにも良かったかな。
いつまでも羽生じゃ・・・ってことで。

ついでに。
五輪代表がかなりヤバいですね。
タレントはある程度いるのに・・・
平山ってどうなんだ。
森島の方がずっと反町があのポジションに望むことをやってくれるように思う。
梶山も機能しているとは言い難い。
柏木をひとつ下げ、昨日の柏木の所には家長や梅崎のような選手を使う方が良いと思う。
左の本田も、あそこで本田を使うならそれを機能させるべく、サッカー全体をもっと流動的にすべきだし、そのへんを自分達でやらないのももどかしいですが・・・
細貝に比べ、水本もビルドアップのフォローなさすぎ。
北京はかなり危険信号な感じでしょうか。
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Re:韓国戦
 カムカムブラザーズ  - 07/7/30(月) 6:14 -

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   ▼gliderさん:
>▼カムカムブラザーズさん:
>
>>ただジーコ組以外だめだ、という意見には賛意しかねます。昨日の俊輔は最悪で
>
>いや、ジーコ組以外だめだ、とは思ってないですけど。

えーと、世間一般に見られがちなオシム批判に対しての発言です。失礼しました。
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Re:ちなみに
 Dai  - 07/7/30(月) 4:30 -

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   ▼gliderさん:

とにかくあの頃のように良いサッカーがまた見たいものです。トルシエ時代のワールドユースとか、ハッサン2世杯とか、オリンピックとか、アジアカップとか、コンフェデとか、ワールドカップとか。ジーコ時代もイングランド戦、アイスランド戦だけは良かったけど。

今録画でイラク対サウジの決勝見てるですが、日本より個々のレベルが高く局面で単独突破できるのと、かつチーム全体としてスピードがありますね。それでいて、ボールへの寄せが速く、なかなか良いじゃないですか。こりゃ、強敵ですね。

しかし、アジアのサッカーって、全体的にこんなに良かったですかね。なんだか、やってるサッカーがモダンというか、見ていて常識的になったというか、面白く見られるというか。

日本もアジア勝ち抜くには、本当に、小学生年代からの個々のレベルアップ(アルゼンチンの小学生チームなんて信じられないぐらい個々が上手い上に信じられないぐらい組織的なので。ある意味、もうプレースタイルが出来上がっちゃってる。)と、クラブレベルで一回アジアの頂点に立って、底辺の部分から強さを根付かせないと、対応できなくなっちゃうかもなあ。代表レベルでどうのこうのできる部分が少なくなってくるので。

ってことで、フロンターレとレッズには頑張ってもらいたいです。まあ、外国人プレイヤーに頼る部分もありますが(笑)
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ちなみに
 glider  - 07/7/29(日) 23:36 -

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   オシムの会見より

「もちろん、トルシエ、ジーコといった歴代監督、そして当時の選手に対しては敬意を持っている。しかし、どちらのサッカーが、いいサッカーをしていたか。もちろん、違う意見の方もいらっしゃるかもしれないが、私は私の考えを持っている。」

「どちらのサッカーが、いいサッカーをしていたか」
トルシエの時が一番でしたね(笑)
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Re:韓国戦
 glider  - 07/7/29(日) 23:19 -

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   ▼カムカムブラザーズさん:

>ただジーコ組以外だめだ、という意見には賛意しかねます。昨日の俊輔は最悪で

いや、ジーコ組以外だめだ、とは思ってないですけど。
中村俊輔という選手は、セルティックの試合(CLを含め)を見ていても、コンタクト戦になるとプレースキック以外消える傾向がある。
昨日の試合は延長からしか見てないんでわからないですが、日韓戦もセルティックの対レンジャース戦みたいな傾向になりがちでしょうからね。
ただし、今大会の日本代表のサッカーだと、彼のように相手バイタルエリアで違いを作れる選手は不可欠になってくるでしょう。
とはいえ、中盤の組み立てで効力を発揮する「脳力」は持っておらず、それなのに試合が激しくなると下がってくる傾向もあり、あいかわらず使い勝手の難しい選手だと思います。

ジーコ組、ということで言えば、ダイちゃんも怒っていた通り、加地もヒドかった。
選択枝のないプレイぶり、状況を見てない、工夫もないパスの受け方、精度のないキック、そしてミスパス・・・
今野の方が良いんじゃないかなあと思いました。

まあ、あんまりあのコンディションの中でやった選手の批判をするのもどうかとも思いますが、何より思うのは、やっぱり選手選考への納得の行かなさ、でしょうか。
ぼくは遠藤が国際試合で「違い」を作れる選手とは思えないし、特に今大会のようなサッカーをするなら、もう少し技術の精度が高くアイデアを持っている選手が必要だと思う。
確かにJリーグでは結果を出していて、オシムはバランスも考えて遠藤を使っていると思いますが、ぼくはあのサッカーだとやっぱり遠藤では推進力とアイデアが足りないと感じます。

アジリティとの兼ね合いを言うなら山瀬なんかは遠藤よりフィットすると思うし、山岸ならば本田の方が良いとも思います。
憲剛の調子が芳しくなかったんで、そこの競合相手も欲しかった。
その意味では長谷部なんか居た方が良かったと思うし。

巻もやっぱり「なんで巻?」という感は拭えず、千葉枠と揶揄されるのも仕方ない部分も感じます。
対アジアであそこまでボールが納まらない代表のFWってのはやっぱりキツい。

阿部は無難にこなしてたと思うけれど、阿部のほんとの良い部分は出ないまま。
阿部は、ぼくは左SBで使うのが一番フィットすると思うし(啓太の代わりってのも見てみたいけど)、まあトゥーリオを呼べなかったって部分はあるけれども、坪井じゃなくてもうちょっと・・とも思います。

FWでは、好調で結果も出してる前田は何故落とされたのかよくわからないし、3トップ(1トップ?)やるなら大久保も面白い存在。

ぼくははっきり言って、アジアカップ前の、走れ走れのリアクションサッカーには反対です。
この大会では、ゾーンマークの守備とボールポゼッションのサッカーにすっかり切り替わっていましたが、そうなると人選がどうも不足してるとも思う。
持ち駒の中でそういうサッカーが「できそうな」メンツをスタメンに据えてみただけ、という感があり、どうしても「それならそれでもっと良い人材が」と思ってしまう。
そして、それもあのコンディションや対戦相手と言う要素があって、この先どうなるかは不透明。
「どちらでもできる23人」なんかやってると、どうも半端になりそうな気もするし、そのへんも含め、もうちょっと見てみないと何とも言えないですね。
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