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あけましておめでとうございます。
 glider  - 07/1/2(火) 12:11 -

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   皆様、今年も宜しくお願いします。

恒例の正月行事となった元日の国立観戦も無事レッズの2冠、連覇を見ることができ、昨年に続き縁起の良いスタートとなりました。
まあ、内容的には皆に「こりゃあお前さんの言う通り今シーズンはもうちょっとサッカー何とかしないとアイツら(ゴール裏の方々)だんだん怒り出すだろうな」と言われてしまうものでしたが・・・

オシム・ジャパンも2年目。
今年もがんがん書き込んでもらえるよう、頑張りたいと思っております。
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嫉視
 anybodydo  - 06/12/24(日) 2:16 -

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   ▼gliderさん:

阿部とは・・・狙いは分かるし、良いと思うけど、さすがに絶句。

>何だか「お荷物球団」と言われた頃や、J2落ちしたあの時のことが鮮明に思いだされ、感慨もひとしおです。
>よくぞここまで・・・
ほんとに。よくぞ、よくぞここまで。
あの頃の僕らに10年後はこうなる、っつっても「ふーん」と流されたでしょうね(笑)。優勝争いとか、俺達には関係ねえと思ってましたからね。

最近、個人的にもメディア上でも、チェルシーだの巨人だのと揶揄されることが多くなりました。
人気ではアーセナルに遠く及ばないロンドンの一球団や(今は知りませんが)、無意味な選手の補充を繰り返す球団と比較されるのは笑止で、ただのやっかみだな、と思うのですが。
というのもレッズが補強した選手は、実は巷のイメージほど多くないんですね。今シーズンのスタメンの中には、ワシントン(東京V)、アレックス(清水)、闘莉王(広島:水戸)の3人だけ。後は全てレッズからキャリアがスタートした選手ばかり。
控えにしたって、都築(ガンバ)、酒井(名古屋)、相馬(東京V)、それくらい。
ガンバの方が、実は遥かに多い。マグノアウベス(大分)、遠藤(京都)、明神(柏)、加地(FC東京)、シジクレイ(大分)、山口(ジェフ)と、スタメンの半分くらいは移籍選手が占めている。

そして実は大量補強の先鞭をつけたのは2000年代初頭の最強チームだったマリノス。
ちょっともう誰がスタメンとか分からないけれど、久保(広島)、大島(山形)、山瀬、河合(浦和)、田中、中澤(東京V)、奥(磐田)、中西(ジェフ)と、とにかく獲りまくった。他にも熊林や狩野など、ちょっと調べないと挙げられないくらいの選手がいる(いた)。

ここから分かることが一つ。近年は有力選手の海外移籍が当たり前になり、鹿島・磐田の二強時代のようには行かなくなり、移籍市場抜きではリーグ自体がなりたたなくなってしまった、ということ。
そしてもう一つ。ガンバとレッズの獲得選手を見てみれば一目瞭然で、中途半端な選手を沢山獲ったところで、補強にはならないということ。これはマリノスの失敗から学んだ、と言えるかもしれません。

>ここからが真価を問われるのだ、と思います。
>問題はこの先。
>ほんとうに、ここからが難しい。
そう思います。僕は、まったく確信が持てません。
アルなんちゃらとか全北とか見てもさして強いとも思わないし、レッズなら負けない、とも思うのだけれど。

>分厚い戦力で結果にこだわり、堅い守りと決定力のあるストライカーというツールをシンプルに使い、もっとも結果を出しやすい戦い方でもあった今シーズン。
>あえて自覚的にそうした、というよりは必然的にそうなって行った、ともとれるような戦い方を、今後はもっともっと自覚的に捉えてステップアップさせ、真の意味での浦和の、そしてディフェンディング・チャンピオンとしての、あるいは日本を越えてアジアのビッグ・クラブとしてのサッカーを築いて行かねばならない今後。
ああ何も言うことはありません。全く同じように考えています。
6まで進んだものを4まで戻すようなことをしなければならないし、またきっとそうせざるを得ない。そこからは完全に未知数。辛いシーズンになるかもしれない。覚悟は、しています。

アレックスの移籍が確実になり、ギドの「チーム」は終わりを迎える。天皇杯もヤバそう。残滓で、戦っている。
でも彼が残していったものは継承されなければなりませんね。ある意味、思い知りました。「育てながら勝つ」なんてのは戯言だ。良い選手は、勝ち続けることで育っていく。あらゆるタイトルを目指し、ケガと戦い、連戦の疲労と戦い、チーム内の競争に打克ち、決して辿り着けないゴールにただただ走り続ける、勝者の掟。

また、オジェックが来ますね。ギドをよく知り、彼が残していったものを再編成させて新しいものを生み出そうとする狙い、悪くない、と思っています。
でも僕は、「長谷部と小野」をどうするのか。それが一番、気になります。

今のJで真の中盤の支配者足りうる選手は、数えるほどしかいない。遠藤、中村憲剛、梶山、本田、そして長谷部と小野。なんとレッズは贅沢なことか。
長谷部にとって、今年は難しいシーズンだったことでしょう。自分が「今」やりたいこと、「4人で攻める」チームでの要求、代表へのデモンストレーション。その狭間で、悩みぬいたように思います。
今年、彼のプレーで印象に残ったことが2つほどあります。一つは、アウェイの清水戦でみせたペナに入ってのドリブル。こりゃ、凄かった。ボクシッチじゃないけど、悪魔のドリブル。絶対取れない、あんなの。
そしてもう一つ。終盤戦で見せた、クソ度胸。優勝のプレッシャーでほとんどの選手の動きがおかしい中、ヤツは全くいつもと同じ。石川を迎撃して沈黙させ、いつもと同じに出来ない周囲を詰った。

そしてもう一人、いつもと全く同じプレーをした小野。
タレント軍団の中でも一際光彩を放つこの二人を使い、どうチーム力を倍加させるのか。

>かつての緑色のクラブが為していたような日本のサッカーを牽引する存在に、かつてのアジアチャンプで「日本代表よりも強いんじゃないか?」と言われた空色のクラブのようなリスペクトを集める存在に、そしてそれを継続して行く存在に成って行かねばならない宿命を今のレッズは背負ったように思います。
宿命、そこに必然も感じるのです。日本一の地盤を持ったチームが、日本一のスタジアムを持ったところから、巨大な歯車が動き出し、全てが始まった。スリーダイヤの軛から放たれ、下手をすれば日本代表よりも強くなることだけに専念できる環境が整った。

>願わくば、リーグ初制覇がその序章でありますように。
ありますように。
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Re:レッズ優勝
 glider  - 06/12/9(土) 0:57 -

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   ▼anybodydoさん:

さあ、ようやくリーグ初制覇。
何だか「お荷物球団」と言われた頃や、J2落ちしたあの時のことが鮮明に思いだされ、感慨もひとしおです。
よくぞここまで・・・

>それが良かろうが悪かろうが、やり方を変えなければいけない時期です。

ここからが真価を問われるのだ、と思います。
問題はこの先。
ほんとうに、ここからが難しい。
分厚い戦力で結果にこだわり、堅い守りと決定力のあるストライカーというツールをシンプルに使い、もっとも結果を出しやすい戦い方でもあった今シーズン。
あえて自覚的にそうした、というよりは必然的にそうなって行った、ともとれるような戦い方を、今後はもっともっと自覚的に捉えてステップアップさせ、真の意味での浦和の、そしてディフェンディング・チャンピオンとしての、あるいは日本を越えてアジアのビッグ・クラブとしてのサッカーを築いて行かねばならない今後。
すこし前に岡田マリノスが失敗したその挑戦を来シーズンからはじめねばならない。

かつての緑色のクラブが為していたような日本のサッカーを牽引する存在に、かつてのアジアチャンプで「日本代表よりも強いんじゃないか?」と言われた空色のクラブのようなリスペクトを集める存在に、そしてそれを継続して行く存在に成って行かねばならない宿命を今のレッズは背負ったように思います。
願わくば、リーグ初制覇がその序章でありますように。
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Re:レッズ優勝
 anybodydo  - 06/12/7(木) 12:33 -

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   ▼Daiさん:

>おめでとうございますー。
ありがとう!
Daiちゃん、優勝っていいよ。
夢は叶う。本当に、叶う。
言葉にできません。

>来年はアジアチャンピオンズリーグを勝ち抜けるよう頑張って下さい。
恐怖のACL。
仇を討ってやる、と言いたいところだけど、なんせ初体験だから。
個人的には、自分の応援するチームがACLで戦うのって、どんな気分だろ?
くらいしか考えていないのですよねぇ。

>選手の流出もありそうだけど・・・。
まずはギドが、去ります。
レッズにとっても、良いタイミングだったな、と思います。
もう3年やった。それが良かろうが悪かろうが、やり方を変えなければいけない時期です。
そして選手としてレッズの礎を築き、監督としてレッズに3つのタイトル(多分退団時には4つになってるけど)をもたらしてくれた彼に、そして彼をバックアップし続けたフロントに、感謝、感謝です。

何人かの選手も去ることになるでしょう。
僕はレッズが大好きだけれど、それ以上に選手が可愛くてしょうがない。レッズのために戦ってくれた彼らが、優勝をもたらしてくれた。今度は、自分のキャリア、人生を大事にしていって欲しいと思います。さびしいけど。

まあぶっちゃけアレックスの後は相馬がいるし、闘莉王が抜けたらストヤノフ獲りゃいいし、啓太が抜けたら佐藤勇人、永井の穴は水野、んな具合に補強しとけばいいですから。なんてね(笑)。

>そして、ジェフもさらに強くなれるように頑張って欲しい。ナビスコ3連覇とJ1残留及び天皇杯初戦で札幌に勝つのが目標。
今年は代表惨禍に巻き込まれた年でしたね。
代表さえなけりゃもっと早い時期からウチとガンバのマッチレースになっていたと思うし(あるいはレッズの独走状態)、ジェフはもっと上位で終わったでしょうね。
で、ハースの代わりはどうすんの?
しかし札幌に勝つのが目標とはセコイ目標っすね。
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レッズ優勝
 Dai  - 06/12/4(月) 2:46 -

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   おめでとうございますー。

来年はアジアチャンピオンズリーグを勝ち抜けるよう頑張って下さい。

選手の流出もありそうだけど・・・。

そして、ジェフもさらに強くなれるように頑張って欲しい。ナビスコ3連覇とJ1残留及び天皇杯初戦で札幌に勝つのが目標。
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 anybodydo  - 06/12/2(土) 11:55 -

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   ▼gliderさん:

>まあ、ホームで。
>きっちり勝って。
>そういうことか。
ということらしいですね。

>勝ちにこだわったサッカーでここまで来た今シーズン。
>今年は是が非でも優勝せねばならない。
Jで唯一のリアリズムの塊、レッズ。
闘莉王、微妙とのこと。情報戦ならいいのだけど。
彼が、MVP。文句無く、MVP。

>問題は・・・
>まあそれは優勝した後にしますかね。
後にしましょ(笑)。
またご高説を賜りたいですね。

ギドの、おそらくは最後のシーズン。
あと、数時間です。
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Re:往還
 glider  - 06/11/28(火) 3:58 -

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   ▼anybodydoさん:

>明日は、きっと、すごいことになるでしょう。

むーん。
京都は持ちそうもないような気がする、と思ってたらやっぱり。
まあ、ホームで。
きっちり勝って。
そういうことか。

勝ちにこだわったサッカーでここまで来た今シーズン。
今年は是が非でも優勝せねばならない。

問題は・・・
まあそれは優勝した後にしますかね。
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Re:サウジ戦
 glider  - 06/11/28(火) 3:49 -

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   ▼comecomeさん:

初投稿ありがとうございます。
遅いレスですみません。
仕事が重なってしまって、昨日、ようやくサウジ戦の録画を見れました。

>先日の試合はジーコジャパンをはるかに凌駕し、トルシエジャパンの最盛期をもベースとして上回るものを見せたように思います。

今野のアシストからの2点目が特に印象的でした。
このチームの機動性が生きたように思います。
それ以外にもサイドをよく制して、実効的に戦えたように思いました。
速いつぶしの守備も、運動量が落ちた後半の後半を除けばとても良かったですね。
ただ、水をさすつもりはないですが、「面白さ」という点ではぼくはもうひとつでした。
やはりビルドアップ時の雑さ、積極的なのは良いが無為に攻め急いで可能性の低いボールを蹴ってしまう部分、その割には最後の段階に至る所での判断の遅さが散見されましたし、攻撃に入ろうとする時のポジション・バランスの悪さ、特にGKやバックスからのパスの所でのボールを引き出す動きの部分、攻撃の一歩目の部分での工夫とバラエティのなさには不満が残ります。
中村憲剛がもうひとり下り目にもいればなあ、などと思ってしまいました。

ぼくは、近年のW杯以外の日本代表関連の試合で「永久保存版」にしている試合がいくつかあります。
それは、99年ナイジェリア・ワールドユース、2000年アジアカップ、それから2004年の英国遠征でのイングランド戦です。
ナイジェリア・ワールドユースの、特にウルグアイ戦はユースとはいえ、それまでの日本のサッカーからはやっていることとして隔世の感があり、ショッキングですらありました。
スマートなディフェンス・システム、大胆で大きなポジションチェンジ、ゲームコントロールの巧みさ、駆け引きの上手さなどに驚かされました。
2000年のアジアカップの日本代表は、名波を中心にしたチームのまとまりと力強さ、「気が利いた」クレバーな攻撃的サッカーでアジアにおいては「巨艦」のごとくの存在感を示してくれた。
2004年のイングランド戦は、日本代表のサッカー・スタイルとしてとても好きな一戦でした。
猛牛のように突進してくるイングランドをやがてコントロールしはじめ、小野ー稲本の2ボランチは相手の動きさえコントロールする先読みしたポジショニングとひとつのムダもないようなパスワークで周囲の動きを引き出し、切れ味鋭いイングランド代表達とガチンコでぶつかりあった見応えのある試合、相手も含め個人的には近年の代表戦でベストの試合でした。

そうした試合と比べると、まだまだ今の代表は、その「志向」するサッカーの内容的、技術的、精度的、ゲームコントロール的にもぼくには不満があります。
サッカーの志向として、相手が強くなれば中盤を、そしてゲームを支配される確率はトルシエ・ジャパンよりもジーコ・ジャパンよりも論理的に高いし、スピードと運動量でそれを引っくり返すにしてもあの精度ではね。
もちろん、今の段階ではまだまだ完成にはほど遠く、選手選考段階の域を出ないでしょうし、その中ではサウジ戦は快勝ではありますし、時間差を創り出せる中村が遠藤に代わって定着したことでずいぶん良くなってもきた。
とはいえやはり志向するサッカーの「質」とそのことにも若干よっている「起用の傾向」に不安、不満な点はまだ払拭できないのです。

>それはトォーリオが重要な要素になってます。

そうですね。
彼はもはや欠かせない存在になった。
本当はドイツでそうなっていれば・・とぼくは思いますが。
このチームの守備に関しては、ぼくにとっていくつかのとても賛成な部分とそうでない部分が同居している感じで、まだ何とも微妙です。
まあそれは前述の「志向」の部分とも絡んで、全体の話でもあるでしょうが。
いずれにせよ、チームとしてももう少しこなれて来て選手それぞれの「色」がもっとはっきりくっきり出てくるような状態にならないと「面白み」は出てこないかなあ、と思っています。
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往還
 anybodydo  - 06/11/25(土) 21:55 -

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   一週ごとに天国から地獄。地獄から天国へと。
実は理由は至極簡単で、浦和がホームのときはガンバと川崎はアウェイ、という日程になっているのです。ホーム・アドバンテージの真の意味を思い知る今日この頃です。

試練の東海道シリーズ(川崎、磐田、横浜、名古屋)は、一勝二敗一分の惨憺たる結果に終わりました。そうなるとやはり優勝争いは俄然もつれる。勝ち点差3にまで詰め寄られ、絶対絶命で挑む甲州街道シリーズ(甲府、FC東京)。
まずは甲府を降し、点差を5に広げました。

試合の面白さ、という点ではなんと言っても川崎戦が最高でした。
浦和と川崎のカラーの違いがくっきりと感じられましたし。
レッズの計算基礎は、何は無くとも一対一で勝つ、というところ。「一対一で負けない」ことを前提にレッズのサッカーは組み上がっている。平川がマルコンに負ける。ピンチになる。アレックスが森に負ける。失点する。
いつからこうなったのか?実はよく思い出せません。
ただ熱は入りますね。だってそこらじゅうで一対一の勝負の連続。
こういうチームカラーでいいのか?と思いつつ、「負けんなホリ!」と絶叫してしまう訳です。
余談ですが、だからオシムがレッズの選手を大量に招集したのもなんとなく理解できるのです。マンツーで守るやり方が似ている、というところよりも、なにしろ一人一人の選手の見極めがしやすい。

対する川崎。川崎は互いを補完しあう色合いがレッズより強いですね。簡単に言えば組織的に非常に練れている、と言えると思います。DFは高さがありますが、懐に入られると弱い。ドリブラーと相対したとき、あっけないほど簡単にやられてしまうときがありますね。だから中盤とサイドが、DF周辺で相手の攻撃を加速させないことが大事。スローダウンさせ、クロスを上げさせれば跳ね返せますから。
川崎がやられるパターンは中盤を掌握され、DFの苦手な速い攻撃を仕掛けられた場合。攻めなければいけない状況、つまりは中盤が空いてくると、リスクは他チームと較べても非常に高く、それが数字にも表れていると思います。
攻撃面でもそうですね。なにも川崎DFをけなしている訳ではないですが、彼らはそれほどボール扱いが上手くはない。しかし前線の動きの質が高く、DFからしてみれば常にパスコースを作ってくれるんで前に出やすいですね。そして攻撃に厚みを出している。相乗効果で戦うチーム。

次の磐田戦は、3失点食らった辛い試合。
闘莉王出場停止で・・・まあ見ての通りでした。長谷部が必死でギア入れたのだけれど、崩し切れなかった。
でも感慨深いものもありました。怒涛の波状攻撃に入るレッズ。守り切るために、終盤次々攻撃的な選手を下げ、DFを入れてくる磐田。とうとう、レッズはあの磐田にこんなことをさせるチームになった。
そしてアジウソン・磐田を見て思ってしまった。小野にぴったりなチームは、今の磐田じゃないか?
(そんなことちいとも願ってやしませんが)

横浜戦は、実は一番怖かった試合。堀之内と坪井に加え、山岸欠場。僕は都築も好きなのだけれど、彼は試合勘が戻るのに時間のかかる選手ですね。飛び出せなかったり、一瞬遅れたりと、何度もヒヤッとした。
そして松田と中沢のワシントン封じ、ほぼ完璧だった。ああいうケースは達也が欲しくなる。今シーズン、もう全然キレがなくなっちゃったんだけれど。
しかしマリノスはちょっと難しい時期にきてますね。ちょっとドラスティックな変化がないと、停滞してしまうかもしれない。

して、名古屋。
ホームでの試合に続き、ファルホーセンにやられた。
しかしホームのクセにあのドン引きなんだ。ほんと、いろんな意味で未来の無いチーム。

また、余談。
今旬の本田が、「代表戦はJリーグとは緊張感が違う。やりがいがある」ってなことを言っておりました。
本田、浦和に来い。
名古屋じゃ、伸びねえぞ。

そして甲府。
僕は、結構好きなんですね、このチーム。なにしろ、戦う。
特にホームでの鬼気迫る戦い振りは、シビれます。
浦和相手でも、林を下げていたけれど、いつも通りのガチンコ攻撃サッカーで挑んできた。
ウチもよく、そして上手く守った。そして、浦和らしい個人技を生かした攻めで勝った。
甲府に倉貫がいたらどうだったんだろう。彼は、見たかった。
そして、茂原。良い選手でした。負けるなよ。

この試合の分水嶺は、ワシントンの二連続PK失敗。
ほんと頭ん中が、「真っ白」になった。
このところのレッズの戦い方を見ていて、ほとんど確信していることがあります。
ギドはこの流れのまま勝とうとしている、ということ。
既に疲弊の色が濃い、この奔馬にしがみついて、勝つつもりなのだ。

アレックスの疲労は相当なもんです。もうピンポイント・クロス以外、彼からの得点の予感は無い。
相馬の方が余程に貢献できるでしょう。
ワシントン・ポンテ・山田の組み合わせにしたってそう。
持ち駒が豊富な分、いくつかのバリエーションはつけられるし、試合途中、そのチャンスも何度かあった。
でも替えない。
この流れを切りたくないのだ。

レッズはワシントンで勝ってきました。
彼で、勝ち切るしかない。
そう思っていた僕は、二回目を外したときほんとショックだった。
(ギドはアレックスに蹴らそうとしたみたいですが)
そして、後半2点を決めた。大した男です。

さあいよいよ。
何の因縁か、宿敵ガスのホーム、味スタ。
ナビ杯で、大量失点で浦和に敗れた後、茂庭はファンの前で号泣した。
明日は、きっと、すごいことになるでしょう。
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サウジ戦
 comecome  - 06/11/19(日) 14:22 -

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   初投稿です。
札幌の日本サウジ戦、日本は非常にいいパフォーマンスを見せました。
試合内容を見ると、気が早い発言かもしれませんが、史上最強の日本代表への
ベースができたように思います。
私はサッカーの試合を見る際、チームの強弱を測るときに「面白さ」を
基準にしています。その「面白さ」はスピード、連動性、意外性などが
基礎になっていると思うのですが、先日の試合はジーコジャパンをはるかに
凌駕し、トルシエジャパンの最盛期をもベースとして上回るものを見せたように思います。数試合強豪との試合のときに垣間見せただけで、あとは退屈な試合に
終始したジーコジャパン。オートマティズム、フラット3を選手の力量不足から
不本意ながら守備的なものとせざるをえなかったトルシエジャパン。
それをオシムは驚異的な運動量から、全員守備、全員攻撃というチームを
現実化させつつあります。それはトォーリオが重要な要素になってます。
オシムジャパンの今後が非常に楽しみです。
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鬼門
 anybodydo  - 06/10/29(日) 21:56 -

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   ぬぅ・・・そう甘くは無い・・・
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ミラクル!
 anybodydo  - 06/10/22(日) 18:54 -

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   うー疲れる試合でした>川崎戦
興奮しすぎて頭がおかしくなるかと思った。

審判の話はやめときます。
退場時大ブーイングを浴びせられた審判団、反省しろよ、ってことでおしまい。
・・・って実は帰ってからVTRで何度も巻戻して見たくらい、腹立ったんですけど。

試合が始まってすぐ気になったのが平川とマルコンのサイド。
川崎は後でゆっくりボールを回しながら、中盤、あるいは前線に合わせて起点を作りにかかるのだけれど、マルコンに入れてきたときに全く対処出来ないんですね。上背がないからポジショニングで勝つしかないのだけれど、勝負にならない。
前から気になってはいるのだけれど、平川は攻め上がりのタイミングも常に悪い。
川崎は攻めに入るときは一瞬4バックか?ってくらい両サイド+DFの一枚を押し上げてくるんで、アレックスのサイドも含め、ここで常に先手を打たれたのが厳しかった。

長谷部がいなかったのも痛かったかな。
山田は攻めではよく絡んでいたけれど、特に後半、中盤を憲剛、谷口にギタギタにやられた責任は彼にあると思う。疲れてんのかもしれないけど、後の枚数足りてないんだから戻ってくれー、ってな感じでした。
ヤツがサボるからワシントンが守備に帰ったりして、バテちまった。

こんなことなら山田を右に回して、啓太と伸二を中央で組ませた方が良かったのに・・・
と思う今日この頃でした。
(その布陣見たかったし)

まあ悔しいですよ。結果じゃなくて、内容的には相手が上回っていた。
ここから、磐田、横浜、名古屋と続く試練の4連戦。
ここを凌げば、優勝が見えてくる。

しかし、分からないもんです。
なんとFC東京がガンバを下す、という。
来年、奴ら二部か?と思っていた宿敵からの好アシスト。
なんというか、笑いが止まりません。
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Winter Spirit
 anybodydo  - 06/10/21(土) 11:35 -

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   ・・・とう訳で浦和レッズです。
分かる人にしか分かりませんが、もう消えてるかなと思っていたウンスピがまだ残っていました。
某氏が遅刻を避けるべく首都高を疾走する『シャアパンツ』、誤変換『セバン道』など、今から読んでもかなり笑えます。
肩の力を抜くことの大事さを思い出しました。

さて。
いよいよ、川崎との直接対決。
過去の対戦成績では圧倒的に分が良いレッズですが、今日の試合は彼我にとって全然重みが違う。
レッズの勝利は即ち彼らに引導を渡すことになり、逆になるとまた三つ巴に引き戻される。
そして一方のガンバは、崩壊気味のFC東京との気楽(?)な対戦。
うー負けたくない。

長谷部が離脱し、報道によると小野が強行出場とのこと。
長谷部のところに入るんでしょうか。山田が調子良いんで、手堅く酒井と思っていましたが、どういう布陣で臨むのか。
坪井がいないのが痛い。ジュニーニョを抑えるのに、ネネじゃぶっちぎられる。
うー胃が痛い。

うー神様。
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Re:大和魂
 anybodydo  - 06/10/14(土) 9:57 -

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   ▼Daiさん:
▼gliderさん:
▼ロバさん:

>遠藤は発熱でベンチ外。
そう発熱。とうとう外してくれたのか、と思ってたので喜びも半分。

>今日のスタメンからは、ある種の期待感と、やや納得のいかないところが共存している感じですね。
思えばオシムジャパンスタートからずっとそうなような(笑)。
ほんと、個人的には半々なんですよ。
これは呼んだ方が良い、と思っていた選手もいれば、こいつだけは呼ぶな、って選手もいる。

>今野と水本の安定感もなかなか。ビルドアップ的にもトゥーリオ・坪井のそれよりも良さそう。
それはどうかなー
それはそれとして、闘莉王がいるときのダイナミズムは確実に失われましたね。
大鉈を振るうような、あの感じが。
代わりは、いない。再確認させられました。

でも最近、阿部に対する認識は少し変わってきました。
彼がいると、座りが良い、というか。
昔、加地に感じたものと少し似ています。
ある程度、いろいろやらせてくれるチームと対戦すると、どうにも不満が残るのだけど、主導権を奪い合うような相手になると、俄然存在感を増す。アリなのか?と思い始めています。

>それから阿部のロングフィードがかなり効いてる。随分と良いキックするなあと。
あと憲剛と長谷部。この3人はやはりテクニックありますね。
他の選手とは質の違うボールを蹴っていました。

>やはり中村憲剛は良い!これが一番の収穫。これからはレギュラーで使えそう。
>ただ、中村憲剛という選手はやっぱり良いですね。

憲剛については、川崎なにするものぞ、の僕はやや斜めに見ていたのですが。
前線で質の高い動きをしてくれる選手がいないところ、つまりは川崎の枠から出すとどうなんかいな、と思っていましたが、やはり良い選手のようです(当たり前か)。もっと速いプレッシャー、スペースを貰えない中だとどうなんだ、ってのはもうちょっと見ないと、ですが。

>ただし、インドがプレッシャーを素早くして強めてきた時にボールとチームを落ち着かせられなかった所、流れを変えるべく工夫をしなかった所は「セントラルハーフ」として物足りない。

そして不満もあります。
サイド攻撃に重点を置いていたのかなんだか知りませんが、あまりに単調なんだからお前もうちょっとなんとかしろよ、と思います。このチームは早く前線に運びすぎる。そうなるとフリーになりやすいサイドにまずボールが行き、そこでのタメもアレックス以外やらないから、いつも同じテンポでトップにボールが入り、そこでもタメがないから同じタイミングで勝負にいくことになる。
良いポジションを取っていることが多いのだから、もっと要求してくれ、と思います。

そういう意味ではもっと厳しいことを言わなければいけないのは長谷部です。
選手入場で憲剛が入ってきたとき、うう長谷部じゃないのか、とガックリきて。
だから後半から投入されたときは、ゲームを支配してやれ長谷部、とテンション上がりまくった。
でも最近感じ始めた彼への懸念が、ことごとく現実のものとなってしまった。

彼が最初に描く「画」には素晴らしいものがあります。つまりはボランチの位置から、ゴールまでいかに決定機を作るか、イメージが描ける頭を持っている。
しかし自分の「画」が頓挫してしまったとき、すなわち相手のインターセプトや、味方が意図を読んでくれなかった場合、
次の「画」が描けない。
臨機応変に次の「画」を素早く描く能力が欠如している。

そしてそれとも繋がるのだけれど、オフェンシヴなポジションにいるときの彼の引き出しの少なさは、以前と変わっていない。
どうするんだろう、長谷部。
ボランチで定着するには対人守備がもっと強くならないと無理だろうし、少なくとも僕の目には憲剛の方がその面では上に見える。
そしてオフェンシヴなポジションではアクセントになり得ない。

>巻は下手だな(笑)つなぎでは役立ってる。ゴール決めて欲しいなあ。

ゴールよりも全くキープできないところ、ポストプレイヤーとはとても言えないところがチームにとっては致命的だったように感じますね。今回召集された4人のFW、キープできる選手が一人もいない。そしてMFでも前線でタメを作れる選手は、アレックスしかいない、という事実。
だからガーナ戦でアレックスのところが相手にとって脅威になったのは当然と言えば当然で、はっきり言ってしまえば彼以外のところからチャンスになる可能性などほぼ皆無。

ここは今後どうするか、でしょうね。
前田、呼んでよ、前田遼一。我那覇も巻もいい子だけど、タメ作れる選手がアレだけじゃ、点は入らない。ユーゴビッチは相手の気配を感じただけでボール離ししちゃうし。せめてFWの一人は色々出来る選手が欲しい。

>まあ、そりゃ、今日のゲームはチームとしては上手くいってないですけどね。でも、あんなもんですから。どう考えたって。
ダイちゃんがどういう風にその考えに至ったかは分かりませんが。
僕も、全くそういう風に思うのです。
「どう考えたって、あんなもんだよ」って。
丸4年、あるいはそれ以上サボってきた日本サッカーが、ツケを払わされるのは当たり前。
そういうことはきれいに忘れ去られ、全ての矢面に立たされてしまう代表チーム。
週末より水曜が楽しみな人が多い中では、致し方ないのかもしれません。
まあ長い目で見ていきましょうか。

>滋賀のセゾンFCの総監督で野洲高校の軍師である岩谷さん。
ちょっとしたカリスマみたいですね、この人。
こうしたいわば草の根の活動が、上手く上まで繋がっていくと良いですね。
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Re:大和魂
 glider  - 06/10/14(土) 1:43 -

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   ▼ロバさん:

>もしお暇なら読んでみてください。

どうもありがとうございます、読みました。
反発心の強さ、でしょうかね。
んな感じで読んでいて同年代かと思ったけど、けっこう年上でした。
俺が古いタイプなのかな(笑)
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大和魂
 ロバ  - 06/10/13(金) 19:08 -

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   ▼gliderさん:

グラさんが話すことを聞くたびにこの人を思い出します。
好みの問題はさて置きグラさんと実に根っ子が似た発言をされているように感じます。
彼の場合は「大和魂」と実に古臭い表現ですがね(笑)
滋賀のセゾンFCの総監督で野洲高校の軍師である岩谷さん。
僕はこの人が大好きなのです。

この掲示板はどうやらHPアドレスが添付できない設定になったようなので
(ま、このスバムメールの嵐じゃ無理もないですね)
ヤフーの情報戦掲示板にでもその方のお話を紹介しておきます。
もしお暇なら読んでみてください。
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Re:試合終了
 glider  - 06/10/13(金) 18:48 -

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   ▼ロバさん:

お久しぶりです。

>でも今はまだ「トレーニング」の最中で今回のように啓太をCBに下げたりしてチームに意図的な付加をかけている状況では好みも何も・・・。

「オシムがやらせようとしているサッカー」はもうはっきりしていると思います。
啓太や今野をCBに下げたりしているところからも、バックスと中盤の流通性を良くしたいのは確かで、攻守に渡って機動性を重視するのも確かでしょう。
このチームがフラットなラインを敷くこともないだろうし、このチームがスピードよりポゼッションを重視することもないでしょう。
マークをしっかりすること、切り替えを速くすること、素早く攻めること、サイドを使うこと、そうしたコンセプトは今後も変わることはないでしょう。
で、ぼくはあまり好みではない。
オシムさんは「走る」ことを普遍的な真実のように語っていますが、実はこのサッカーだから一層「走らなきゃならない」という要素は強い。
マンマークでワイドに攻めるのでコンパクトにはならず、バックラインと中盤の流通性を重視(緊密な関係)し、そのうえ速攻を志向するわけですから、当然相手よりも走ることが勝つためには要求される。
じゃなきゃ攻撃に厚みなんか金輪際出ないし、決定力の低いチームがそれで勝てるわけもない。
こうしたことは当然、「傾向」として選手構成に反映されてくるわけです。

で、ぼくはその「傾向」があまり好きになれないし、何より嫌なのは、みんな代表には入りたいわけですから、Jリーグでも選手達がその「傾向」を意識し、やたら走るようになっていること。
「画一化」です。
別によく走る選手だけが良い選手ってわけじゃないですからね。

もちろん今後ベースは上がるでしょう。
海外組の松井、中村俊輔あたりは入ってくるだろうし、クラブでの活躍次第では稲本や小笠原、中田浩二や大黒にも多少チャンスはあるでしょう。
でも、その「傾向」が変わることはないでしょうね。

ぼくはかつて、トルシエのサッカーを「ワーキング・クラスのフットボール精神」と呼びましたが、それでもトルシエの「傾向」には「ダニッシュ・ダイナマイツのデンマークが大好きだった」なんていうフットボール・マニアとしてのトルシエの「夢」も見て取ることができた。
4バック隆盛のフットボール界に「フラット3」を振りかざした「野望」もあった。
オシムはもっとリアリズムが強い。
もっとずっと冷静にモダンフットボールというものを分析し、日本の現状と相対的な位置とをしっかりと把握し、実際的にやっている。
それはもちろん、間違いだなんて絶対に言えないのですが、あらかじめ限界を設定している、とも言えてしまう。
それが「つまらなさ」のひとつの原因になっていないか?
(流通性の副産物としての阿部、啓太、今野なんて起用にも現れている、バックスのあり方だけは面白いですけどね)

ドイツ・ワールドカップで、アルゼンチンはオリジナルな美しいサッカーをしました。
それはいくぶんモダンフットボールへのアンチテーゼですらあったと思うし、しかし「個への回帰」という流れの中で出られたものだったかもしれない。
いぜれにせよ、アルゼンチンの選手達はアルゼンチンらしいサッカーをした。
準々決勝で現実の前にそれは飲まれましたが、それでも多くのフットボール・ファンが「一番美しいサッカーをしたのはアルゼンチン」「アルゼンチンvsメキシコがベストバウト」と言ったことでしょう。
つまり、大きな印象を残した・・・

現実的に、日本はワールドカップではグループリーグ敗退かいいとこギリギリ突破できるか、という所にいて、そういう段階を積み重ねた上で踏み越えて行かないとさらに上には行けない、とみんなわかってる。
で、ぼくは感傷的だとは思うけどそういう時代の日本には結果はともかく「大きな印象」を求めてしまうんです。
つまり「夢」を。「野望」を。現実への「反抗」を。
「残念ながらモダンフットボールの流れでは・・」なんてオシムの発言には、「だったら逆らえよ!」と思っちゃうわけで。
まあもちろん、そんなこと言ってるとアジア予選で足をすくわれるぞ、と言われればそれまでなんですが。

でもね。
モビリティに優れ、走ることを厭わず献身的にプレイできる、という点からはオシムのサッカーは確かに「日本人に合っている」ということもできるけれど、それは一面に過ぎない。
繰り返しになるけど、大正時代から中盤重視でショートパスを細かく繋ぎ、スルーパスに喝采してきた長い歴史、それでスウェーデンを破った「ベルリンの奇跡」、ブラジル系選手達から受けて来た影響と憧憬、読売クラブの黄金時代とそれがもたらしたもの、全盛期のジュビロのサッカーへのリスペクト、そうした「志向」や「流れ」はある。
実は黎明期から綿々と繋がってきているんですね。
結局はそれを無視することはできないと思うし、モダンサッカーがどうだからと無視したってロクなことになりはしない、とぼくは思うのです。

「オシムのサッカー」がスパイス程度になることを、そうした「強い」代表選手達になることを、強く望んでいます。
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雑感
 ロバ  - 06/10/13(金) 7:21 -

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   オシムが日本に浸透させようとしているものとかと言うより、オシムという監督が好むサッカーに中田英寿ほどフィットする選手はないのではないだろうか?
逆に中田にとってオシムは理想的な上司ではなかったか?
寝た子をおこす様な思いですが巡り合せの悪さがちょっと残念です。
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Re:試合終了
 ロバ  - 06/10/13(金) 5:35 -

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   皆様お久しぶりです。
少しずつゆっくりサッカーが見られるようになってきました。
たまったオシムジャパンのビデオを見ていますが
正直なところ見ていると寝てしまいます(笑)

まずオシムがやらせようとしているサッカーは多分僕には好みです。
でも今はまだ「トレーニング」の最中で今回のように啓太をCBに下げたりして
チームに意図的な付加をかけている状況では好みも何も・・・。

また技術不足の巻や経験不足の山岸がそれぞれのポジションで使われている現在はオシムジャパンというより日本代表のベストの能力を見せてもらっている状態ではない。今のところそう思っています。

ただ・・・
とにかくビデオを見ていると眠くなる。
眠くなることは問題だよなと思っています。
僕はやっぱり日本代表にはあるレベルの質を求めたい。
僕の息子のチーム(息子はまだレギュラーではないです)は
U15の愛知ではちょいと話題の上げ潮のチームなのですが
彼らのサッカーは超コレクティブと評されています。
走り回って選択肢の量で相手を上回るサッカー。
たぶんオシムがやりたいサッカーだと思います。
けれども先日グランパスユースに負けました。
いい試合はしていたけれどグランパスの子たちの
「質」にやられたのだと思います。

今のままのオシムジャパンは
今後必ず高品質のチーム、
例えばメキシコが相手なら
善戦しながら負けるだろうと予想できてしまいます。

オシムは必ず日本代表のベースを上げてくれるとは思っています。
しかしそのもたらす結果が僕が望むレベルのものかどうかは???
代表と言うプロ中のプロのゲームである以上
強化の課程でも眠くならないゲームを期待したい。
せめて巻じゃなく柳沢を使って欲しい。
プロとは高品質であるべきだと思うから・・・。

贅沢かな(笑)
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画一化
 glider  - 06/10/13(金) 2:24 -

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   ちょっと思い出したことがあって、自己レスします。

>みんな監督のいいつけを盲目的によく守る良い子ばかり、って感じなのがどうも気に入りません。

>いろんな個性のいろんな選手がそれぞれにフルに能力と個性を発揮し、それが上手に融合したチームをこそ、求めている。
>そしてそのそれぞれの個性は、強ければ強いほど、面白い。

>ぼくは、もっとひとりひとり個性を出して欲しいと思うし(発掘する時期というならなおさらですね)、そうでなくては本当に強いチームになれないとも思う。

こういう点、どこか覚えがあって。
ハタ、と考えてみたらアテネ五輪の予選の時でした。
そして言うまでもなく今の代表チームの中心はこのアテネ五輪世代。
五輪予選の時と同じ問題点を抱えている、ってことでもあるようですね。

そのことについて、当時ぼくが引用した、アテネ五輪アジア予選U-23日本代表と対戦したUAEのジャン・フランソワ・ジョダール監督のインタヴューです。

「日本の選手のプレイからは、ある傾向がはっきりと見受けられる。プレイがあまりにも画一化されているんだ。監督が要求するプレーを忠実に心掛けているだけで、インスピレーションやクリエイティヴィティーといったサッカーにおいて重要な要素が欠けている。実際に対戦してみると、以前にアーセン・ベンゲルから指摘されたことが正論だとわかったよ」
「相手ゴールから20mのエリアでは、各自が持ち味を出して、相手DFを驚かすようなプレイを見せるべきなんだ。しかし、教科書そのもののプレイをしてしまうのは、日本の文化なのであろう。ジダンやマラドーナと同じクオリティの選手など存在するわけはないが、少なくとも似たタイプがいないとゴールは遠いままだ」

ぼくもまたジョダールと同じように、インスピレーションやクリエイティヴィティーを「サッカーにおいて重要な要素」と考える。
「各自が持ち味を出して、相手DFを驚かせるようなプレイをすべき」とも思っている。
「各自」ってからには、ひとりやふたりじゃないとも思っている。
そして今の代表からは「画一化」の匂いを少々感じてもいる。
知将オシムから発せられた「考えて走る」というキーワードに「画一化」され気味な日本のサッカー・・・オシム監督が要求するプレーを忠実に心掛けている代表達・・・

かつてぼくは、こんなことも書いています(FJ C&R)。

「日本代表のサッカーとはどうあるべきなのか、それはひとりの監督によってもたらされるものではない。
トルシエだろうとジーコだろうと。
ベンゲルだろうとサッキだろうとです。
それは、日本のサッカー全部で求めるもの。
歴史、現実、国民性、趣向、質、理想、そうしたもののトータルで意識的、無意識的にも求めるもの。
作り上げるもの。」

願わくば、個々がもっともっと主張を。
強いプライドを持った代表戦士達であることを。
もっと個性的な集まりであることを。
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