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え〜、パラグアイ対レッズ戦も見てきました。
「ケガさせたら大変だし」という感じでプレイしてた磐田に比べると、若手を多数起用したわがレッズは威勢が良かったですね。
最初の15分くらいはパラグアイを押してました。
ぼくの周囲で見ていたオジさんたちからも「なんだ、レッズの方が強いんじゃないか?大丈夫か、パラグアイ」なんて声が聞こえ、苦笑してたんですが・・・
それにしてもパラグアイDF陣のしたたかなこと。
山田がよく起点になり、阿部の展開もよく、田中は威勢よくドリブルをしかけるんですが、肝心な所はビシっと止められる。
カバーが早く、崩すには至らない。
そのうち序所にパラグアイのペースになって行き、ガビランが得点。
この日のパラグアイは1トップ両ウィングの形を試しており、トップは前半はカルドソ、後半はサンタクルスでやってました。
で、サンタクルスってやっぱりうまい!
田中のドリブルは速くて積極的につっかけて行き、見た目に勢いがあるんですが、やっぱり止められちゃう。
サンタクルスは、なんだかよくわからないうちにスルスルっと抜けてきてビッグチャンスを作る。
もちろんDFにも差があるし、タッチの柔らかさも違うしで、単純に比較するのも可哀想だけど、それだけではない何かを感じました。
ドリブルもなにやら深いものがありそうな気がします(笑)
それとまたもや感心したのがパラグアイの中盤。
アクーニャはもとより、ストルウェイ(も見事でした。
This is Mid-Fielder、という感じの広さ、バランス取りの的確さ。
MFはMFでボランチもトップ下もない、というくらいに動き的にも能力的にも存分に働いてました。
もうひとりのアルバレンガを含め、3人が30代。やはりベテランは効く。
キーパーのチラベル(この日はドリブルで2人をかわし客席を沸せてました:笑)、タバレジ、DFの中心アジャラ(リバープレート)、ガマラ(AEK、ギリシャ)、アルセ(パルメイラス)と前述の3人以外にもレギュラークラスは30代が目立ちました。
その中にサンタクルス(バイエルンM)、ガビラン(テコス、メキシコ)、クエバス(リバープレート)のような20、21の選手の台頭もあって、なかなかバランスの良いチームに仕上がっていると思います。
それと、スペインのサラゴサで活躍するアクーニャ、バイエルンミュンヘンのサンタクルス、ストラスブールのチラベルが「海外組」としては有名だけど、他にもアルゼンチンのリバープレートやブラジルのパルメイラスといった名門に所属する選手もいて、自国のリーグがそこそこ盛り上がっているにも関わらず代表選手の大半が海外チーム在籍なんですよね。
日本代表に比べると、ひとりひとりの技術はずっと確かで経験も豊富。世界標準なチームです。
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