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よしっやるぞ。我らが日本代表対ベルギー 日本代表 02/6/4(火) 2:13

   クライフ批評〜日本 VS ベルギー man 02/6/5(水) 13:03
   Re(1):岡田批評〜日本 VS ベルギー glider 02/6/7(金) 15:30

クライフ批評〜日本 VS ベルギー
 man E-MAILWEB  - 02/6/5(水) 13:03 -

引用なし
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   某新聞に掲載されたクライフの批評です。

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日本は、試合の結果と選手達の集中力に満足しているのではないだろうかと思う。しかし、代表チームのプレーは決して良いものではなかった。

二つの問題点がある。

一つは、ボールを支配し続けられなかったこと。もう一つは、ベルギーのゴールを脅かす状況をつくれなかったことだ。

後半14分に鈴木が同点ゴールを決めるまで、日本はまともにシュートを打てなかった。最初のシュートが得点にむすびつくことはあまりない。ましてや、稲本が放った2点目のシュートも得点になるということは本来ならありえない。
欧州チームが日本の得点に結びつくような守備面での過ちを犯す可能性は極めて少ない。

日本の最も重大な問題は、ボールの支配力がないことだ。敵陣にボールを早く送ろうと焦っているように見えた。せっかく手にしてボールもロングパスをすれば、相手守備陣に奪われてしまう。

小野や中田英は中盤でボールを受けたとき、近くにいる選手にパスして敵陣に入っていこうとせず、いきなり敵陣深く長いボールをけりこんでいた。

ベルギー守備陣にとっては中盤から孤立した鈴木と柳沢のFW2人をマークすればよかった。なぜなら、彼らの背後から不意に飛び込んでくる選手が誰もいないのだから。日本の戦術は完全に読まれていた。ベルギーは非常に楽な戦いをしたのではないか。

ただ、日本は先制された後、すぐに同点に追いついた。そしてそのことが、ベルギーの守備陣形を崩し、日本は一気に攻めに出た。日本は走る事に関してはベルギーをしのいでいた。しかし、走っているわりにはボールは動いていかった。ボールというのは素早い、正確なパス回しが可能になって初めて動くものなのだ。

それでも、W杯初戦はトルシエ監督のチームが決勝トーナメントまで進める力を示した試合だと思う。スタジアムを埋め尽くし、日本選手を勇気づけたサポーターに、選手達は一生懸命さ以上の何かを与えなければならない。それが次のロシア戦で試される。

日本のサッカー界に最初の勝利が訪れることを私は確信している。

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Re(1):岡田批評〜日本 VS ベルギー
 glider E-MAIL  - 02/6/7(金) 15:30 -

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   ▼manさん:

クライフの意見は、まあよく理解できる意見ですが、下記の岡田武史元日本代表監督の分析が現実的なところで、焦っていたのではなくそういう戦略を持っていたのだとぼくも思います。
それが正解だったのか、そうではなかったのかはわかりません。
ベルギーに対し、はじめから真正面の戦いをしてどうなったか?
ほんとうの所は正直わかりません。
「それではベルギーの術中にはまる」という結論に達した、トルシエ監督、ミッシェル・エベ分析担当らのスタッフの決断がとにもかくにもこういう結果を出し、それは失敗だったとは言えない、という現実が残りましたね。
ぼくは、何よりも日本代表達の「闘志」を称えたい。
鈴木の得点、逆にヴィルモッツの得点、ああいうのが得点になるのは、もちろんそれを呼ぶ必然があるわけだけど、やはり「気持ちの強さ」が大きいと思う。
勝敗をわけるのは、だからやはりそこだと思う。
そういう意味では日本代表達は100%だったとぼくは思う。
次のロシア戦では「一生懸命さ以上の何か」を与えてくれると信じます。

岡田さんの分析です。

「前半はあれで正解。ほとんどカウンターを受ける場面がなかった。早めに長いボールを前線に入れて、ヒデ(中田英)も意識的にDFの裏に出ていっていた。パスをつなげそうなところでも無理をしなかった。格好悪い戦い方かもしれないが、リスクを抑えることに徹した。
ベルギーは予想通りの戦い方。小野を抑えるために、本来ボランチのバンデルハーグを右側に置いてつぶしにきたのは想定外だが、市川がホールに対して先手を取ってよく抑えていた。ヒデが厳しくマークされる中で、稲本や戸田もよくやった。

失点の場面は次のロシア戦に向けての修正点。一度クリアしたあとに最終ラインを上げることは必要だが、そのあと素早く下がることを怠っている。そういうラインコントロールが日本のやってきた戦い方のはずだ。
今日は日本の持ち味を出せた試合ではない。攻めてくるロシアの方が、日本らしいサッカーができるはず。うまくボールを奪って、日本がカウンターを仕掛ける展開に持ち込めれば、ロシアの方がやりやすいだろう。

今日の勝ち点1は大きい。選手は最後までよく戦った。4年前から、チームは確実に成長している。」

岡田さんは岡田さんだと思いました。

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