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稲本要成長論ーより高いレベルの「攻守」を身に付けろー Dai 01/6/23(土) 6:56

   Re(1):シドニー五輪日本代表対モロッコ代表壮行試合より。二つのため息。 hjro// 01/6/24(日) 0:55
   Re(2):シドニー五輪日本代表対モロッコ代表壮行試合より。二つのため息。 glider 01/6/24(日) 3:06
   稲本不要論。いや、必要じゃないのか? Dai 01/6/29(金) 1:46
   「6番」としてお薦めの選手は? Dai 01/6/29(金) 1:49
   Re(1):稲本不要論。いや、必要じゃないのか? hjro// 01/6/30(土) 0:56
   中田浩二 glider 01/7/1(日) 12:04
   トルシエ革命 glider 01/7/1(日) 11:57
   6番 緑龍 01/7/2(月) 0:35
   Re(1):6番 glider 01/7/2(月) 3:56

Re(1):シドニー五輪日本代表対モロッコ代表壮行試...
 hjro//  - 01/6/24(日) 0:55 -

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   >皆さんはどんな風に判断しますか?稲本の長所をとりますか?それとも短所を気にしますか?他の選手を使いますか?ボランチが点をとる、ボランチから点をとることだけ意識しますか?前方でのボール奪取を最優先させて、他は妥協しますか?個人の力強さを優先させますか?それともボランチの守備と繋ぎをとりますか?チームの流れをとりますか?チームの総合力で勝負しますか?組織と個人のコンビネーションを最優先させますか?さあ、どうしましょうか?

>しかし、それだけ死んだふりしてて、突然ウワーッと前に来る時があるんで、やめられないのですねえ。稲本って。すごい迫力ですよ。稲本が本気だすと。


個人的には、好きか嫌いかというと、好きな選手です。
そう、稲本が本気を出すと、ちょっと手がつけられない感じになる。
稲本がすごいと感じたのは、ハッサンII世杯のフランス戦、シドニーオリンピックの南アフリカ戦(だったかな?)、コンフェデのオーストラリア戦です。
ところが、いいパフォーマンスをした直後の試合は、「うそでしょ?」というくらい・・・。
稲本がアグレッシブなプレーをしている時は、ワールドクラスに思えるんです。
だから海外移籍すれば、もっと安定して実力が出せるようになるんじゃないか、もっと成長するんじゃないか、と期待してしまうんですよ。

Daiさんのおっしゃるように、よくよく過去のゲームを振り返ってみれば、稲本という選手は、消えてる時間が多い。
それから、チーム戦術という観点から言っても、稲本のチーム内での位置付けというのは、特殊です。
稲本は、よくもわるくも、一匹狼ですね。
その分、危機には身を呈して止め、攻撃のチャンスを見極める、動物的臭覚に優れています。

その、長所・短所をどう受け止めるか、ということなのですね。
さあ、どうしましょうか?


>本山は本当にすごいです。尊敬できるぐらいすごいです。凄まじいプレーをしますね。気が利くし、自分でいけるし、最高ですねえ。

本山、も好きな選手の一人です。
そう、ひとことで言えば、気が利いている。
途中出場でも、だれとも衝突せず、うまくアクセントをつけられる・・・。
それから、自分が担うべき役割をしっかり把握している。
状況を呑み込むセンスは、ピカいちですね。
本山が出てるゲームは、すごくわくわくします。


最近では、代表もずいぶん層が厚くなって、どの布陣がベストなのか見えなくなってきました。
今のところ、トルシエは、チームとしての熟成よりも、活性化に重きを置いている様です。
これは、まだまだ今年一杯は続きそうな気配で・・・。
フランスの完成度の高さを実感した後だと、ちょっと焦るんですよ。
特に、攻撃のオートマティズムは未完のままでいいのかと・・・。

Re(2):シドニー五輪日本代表対モロッコ代表壮行試...
 glider E-MAIL  - 01/6/24(日) 3:06 -

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   ▼hjro//さん:

>>本山は本当にすごいです。尊敬できるぐらいすごいです。凄まじいプレーをしますね。気が利くし、自分でいけるし、最高ですねえ。
>
>本山、も好きな選手の一人です。
>そう、ひとことで言えば、気が利いている。
>途中出場でも、だれとも衝突せず、うまくアクセントをつけられる・・・。
>それから、自分が担うべき役割をしっかり把握している。
>状況を呑み込むセンスは、ピカいちですね。
>本山が出てるゲームは、すごくわくわくします。

本山は「ヤワラカアタマ」です。しかもけっこう「大人」です。いろんな所をちゃんと見てます。
いつの試合だったか、本山がDHの位置まで戻り、左バックの服部に「いいよいいよ、前行けよ」ってな感じで笑顔で頭をこずかれてたことがありました。
でも本山は苦しそうな顔で必死に戻ってきたわけではありません。
ほんとに「すっ」っと、何気なくそこにいました。そう見えました。ほんとはどうだかわかりませんが。
でも、ダッシュで帰ってきたわけではないのです。流れをよく見ているからです。
すごい奴です。


>今のところ、トルシエは、チームとしての熟成よりも、活性化に重きを置いている様です。
>これは、まだまだ今年一杯は続きそうな気配で・・・。
>フランスの完成度の高さを実感した後だと、ちょっと焦るんですよ。
>特に、攻撃のオートマティズムは未完のままでいいのかと・・・。

今はまだそれで良いと思います。たぶんトルシエの時間計算の中では予定通りだと思います。
熟成に向かうのは、来年になってからで良いと思います。
全体としてのやることがなくなると(見えずらい、というレベルでも)チームは停滞し、下り坂を迎えます。
チームとは、一つの生き物でもあるんです。
もう少しの間、ポテンシャルの部分を底上げしている方が良いでしょう。
フランスが今の状態をあと1年保ち続けるのは、すごく難しいことなんです。
ルメールも、なんらかの活性化手段を取ることでしょう。
若い選手を使ったりしながら、チームに刺激を与えるでしょう。そうやって、良い状態を保とうとするのだと思います。

シアトル・マリナーズのルー・ピネラ監督は言いました。
「監督の仕事で、一番重要な部分はフィールドにはない。クラブハウスにある」と。
ぼくもすごくそう思います。その部分を考えなければなりません。
そこに一番の力を注いでいるのですから。

稲本不要論。いや、必要じゃないのか?
 Dai E-MAILWEB  - 01/6/29(金) 1:46 -

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   ▼hjro//さん:

こんにちは。なるほどと思った部分から発展させて、感想を書いてみました。

>個人的には、好きか嫌いかというと、好きな選手です。
>稲本が本気を出すと、ちょっと手がつけられない感じになる。
>稲本がすごいと感じたのは、ハッサンII世杯のフランス戦、シドニーオリンピックの南アフリカ戦(だったかな?)、コンフェデのオーストラリア戦です。
>稲本がアグレッシブなプレーをしている時は、ワールドクラスに思えるんです。
>だから海外移籍すれば、もっと安定して実力が出せるようになるんじゃないか、もっと成長するんじゃないか、と期待してしまうんですよ。
>それから、チーム戦術という観点から言っても、稲本のチーム内での位置付けというのは、特殊です。
>稲本は、よくもわるくも、一匹狼ですね。
>その分、危機には身を呈して止め、攻撃のチャンスを見極める、動物的臭覚に優れています。

トルシエ監督は、稲本についてこのように語っています。

「稲本の特徴は身体能力の高さと攻撃能力にある。守備にしても彼はアグレッシブ。積極的に前に出てボールを奪う。パトリック・ビエラにも似たスーパーボランチが稲本だ。」(フィリップ・トルシエ著 「トルシエ革命」 新潮社 207ページより)

まず、トルシエ監督が好む選手の特徴として「強さとアグレッシグさ」が挙げられますね。DFで言えば宮本ではなく、松田であるのもこの点が大きいようです。そういった個人の特徴があり、さらにチーム戦術である「前線からの組織的かつ積極的なプレス」の中で、稲本のプレイを買っているということでしょうね。また、その攻撃能力を買っているということは、やはりトルシエ監督の、一方でのボランチに求む資質みたいなものが伺えますね。ビエラは、ベンゲル曰く「ガゼルのよう」だということなので、スーパーボランチ=超人系縦攻撃的ボランチということでしょうね。そういうジャンルとしてとらえるのがいいでしょうね。スーパーボランチ。言われてみれば、稲本以外は当てはまらない言葉ですね。

逆に、もう一方でのボランチに求まれるバランス感覚という面では、稲本を買っていないことも伺えます。シドニーオリンピックでのブラジル戦のゴールシーンについては「稲本がマークを外してしまいアレックスをフリーにした」と同著の中ではっきり語っていることからも、ある程度目をつぶっているのでしょうね。

しかし、トルシエの場合はボランチという表現を使わないことが多いのでなかなか掴みにくい部分もあります。トルシエの場合は、「6番」という表現をするのですが、これは中盤の底(守備的MF)という意味らしいので、そこで求められるものが、ボランチという言葉の意味に求められるものと多少違いがあるのかもしれません。

また、トルシエ監督は、明神と伊東のことを「ディディエ・デシャンに似ているバランス感覚に優れた6番だ」と評しています。

「必要なところに必ず顔を出す活動量とポジショニング。そして戦術理解度の高さ。これまで私は明神に、戦術の具体的な指示は一度も出したことがない。信じられないかも知れないが、これは本当のことだ。私は彼に「お前はこう動け」と具体的に言ったことは、ただの一度もないのだった。私の戦術的意図を即座に理解して、私の意図する通りにプレーする。」(同著より)

そして、トルシエ監督は、稲本と明神を好対照をなす選手たちだと語っています。つまり稲本の長所と、明神の長所の組み合わせで考えてるということですね。この場合は。

そうすると、稲本の欠点は目をつぶるしかないってことなんでしょうかね?それよりも、今のままあとは海外で経験を積むことのほうががより大事だと。だとすれば、スーパーボランチという特殊な存在をありとして考えるってことでしょうかね。

トルシエ監督が稲本についてどう考えているかはわかったのですが、問題は戸田の存在についてどう考えているかですよね。多分ですが、戸田は稲本の攻撃のアグレッシブさとは逆に、守備のアグレッシブさで評価してるんでしょうね。身体能力の高さはお互いに評価してるでしょうが、攻撃能力に期待するのか、守備能力に期待するのかの差がありそうですよね。戸田の身体能力の高さとオールラウンドなボール奪取能力は大いに評価してるのでしょうが、稲本のような「(動物的な)積極的に前に出てボールを奪う。」って部分ではどのように評価してるかですよね。中盤の底から、センスよく積極果敢に突然的に前線にでていって、相手ボールを奪うってのはトルシエ戦術の肝でもあるので、そういったダイナミックなチームの起点を外すのか否かですよね。戸田にもできるのでしょうが、稲本程ではないでしょうから。まあ、どちらにしろまた新たな6番候補の誕生ですね。

あとは名波ですね。名波はまた大事な選手ですからね。これは全てチームのバランスで決まるのでしょうけどね。ちなみに、名波と同じプレーができるのは小野ぐらいだろうとトルシエ監督は語っていましたね。

ということで、6番候補ですが、稲本・明神・伊東・戸田・名波(どうやら、2列目として使われているようですが。)・小野の6人ですね。現状では。あとは組み合わせの問題ですかね。

遠藤も6番なんですが、最近はすっかり出番ないですね。あとは、右アウトの6番的な存在としてもできる酒井もいますね。

「6番」としてお薦めの選手は?
 Dai E-MAILWEB  - 01/6/29(金) 1:49 -

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   あと6番としては、市原の「阿部勇樹」という選手がとってもいいのでお薦めします。

Re(1):稲本不要論。いや、必要じゃないのか?
 hjro//  - 01/6/30(土) 0:56 -

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   返信、ありがとう。

Daiさんのレスを読み、理解がうまく出来ているか、というのは自信がありませんが、気づいたことを・・・。

わたしは、「稲本は攻撃の芽を摘み取ることにかけては、すばらしいものがある。」と言うようなことを書いたと思います。
中盤でプレスがかかっている時はみんなで、カウンターを食らいそうな時は一人で身を呈して・・・。
思い返せば、ハッサンII世杯&オリンピックの時は、相手チームの攻撃の切断を、稲本がやる必要があったと思う、メンバーからいっても。
コンフェデ杯は、どうだったか。
攻撃の切断は、中田も小野もやっていた。
つまり、シチュエーションによって守備の方法を変えるのが、稲本にとってはベストだった、ということです。
しかし、稲本は変えない。
自分を知っているからなのか、出来ないからなのかわからないけど。
今後、中田(は、もともとカットはうまいと思うけど)・小野のようにケースによって対応できる選手が出てくると、コンビネーションの問題で稲本の存在がそれほど重要でなくなるかもしれませんね。

トルシエについて。
トルシエは、オートマティズムについてよく語りますが、それとは対照的に、選手の人間性・個性といったものは、非常に大切にする監督だと思います。
だから、欠点よりも長所を見ている。
稲本に対しても然りでしょう。
それから、ずっとフィットしてなかった中田を使い続けたというのも。
それが、現代表のダイナミズムを生み出していると考えられます。

「6番」ですね。
守備的布陣も見据えて考えると、どうしてもフィジカルの強いタイプに魅力を感じますね。
そういう意味で、名波&小野のコンビはないように思います。
攻撃的布陣の場合でも、名波or小野+稲本or戸田・・・とか?
中田浩二のボランチはないんでしょうか?
攻撃のパターンからすると、中田英(もしくは、トップ下)をひとつ飛ばして前線にパスを供給できる存在(とすると、名波もOKですね。)も必要だと思います。
中田浩二の攻撃参加も見てみたいし・・・。

トルシエ革命
 glider E-MAILWEB  - 01/7/1(日) 11:57 -

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   へー、トルシエの本が出てるんですね。
知らなかった。読まなくちゃ。

中田浩二
 glider E-MAILWEB  - 01/7/1(日) 12:04 -

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   ▼hjro//さん:

>中田浩二のボランチはないんでしょうか?

見てみたいですね、それも。
3バックの経験を積み、視野角も広いと思われる中田浩二も、もしかすると適任者のひとりかもしれない。
攻守のバランスも良さそうだし。

実際的なスピードの面で問題がなければ、イケるんじゃないかとも思うんですけど・・・

6番
 緑龍  - 01/7/2(月) 0:35 -

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   ▼Daiさん:

>「稲本の特徴は身体能力の高さと攻撃能力にある。守備にしても彼はアグレッシブ。積極的に前に出てボールを奪う。パトリック・ビエラにも似たスーパーボランチが稲本だ。」(フィリップ・トルシエ著 「トルシエ革命」 新潮社 207ページより)
>
>まず、トルシエ監督が好む選手の特徴として「強さとアグレッシグさ」が挙げられますね。DFで言えば宮本ではなく、松田であるのもこの点が大きいようです。そういった個人の特徴があり、さらにチーム戦術である「前線からの組織的かつ積極的なプレス」の中で、稲本のプレイを買っているということでしょうね。また、その攻撃能力を買っているということは、やはりトルシエ監督の、一方でのボランチに求む資質みたいなものが伺えますね。ビエラは、ベンゲル曰く「ガゼルのよう」だということなので、スーパーボランチ=超人系縦攻撃的ボランチということでしょうね。そういうジャンルとしてとらえるのがいいでしょうね。スーパーボランチ。言われてみれば、稲本以外は当てはまらない言葉ですね。

なるほど「スーパーボランチ」ですか。私は最近、gliderさんとの議論で「トップかなり下」という言葉を、稲本のポジションとして捏造したんですが…(笑)

>しかし、トルシエの場合はボランチという表現を使わないことが多いのでなかなか掴みにくい部分もあります。トルシエの場合は、「6番」という表現をするのですが、これは中盤の底(守備的MF)という意味らしいので、そこで求められるものが、ボランチという言葉の意味に求められるものと多少違いがあるのかもしれません。
>
>また、トルシエ監督は、明神と伊東のことを「ディディエ・デシャンに似ているバランス感覚に優れた6番だ」と評しています。

やはり、トルシエ自身の言葉で語られると納得できますね。今まで推測してきたことに裏付けが得られたようで嬉しいです。やはりトルシエにとって、明神や伊東やデシャンは「バランサー」なんですね。
ここからは、様々な方の言葉に触れた上での私の考えですが、対比的にいうなら、稲本はいわば「アンバランサー」なのでしょう。もちろんこれは、相手チームのシステムにアンバランスをもたらす者ということなんですが、しかしそれを、自チームのバランスを保つことと同時にやりきるのは難しい。そこに、gliderさんはじめ沢山の識者が、稲本と彼の周囲の空間に対して一種の「不安感」を抱く主原因があるのだと思います。
ただトルシエ・サッカーの思想として、そこにF3と通底したものが感じられるとは思います。つまり、最終ラインを本質的にはアンバランスな「フィーディング・システム」にしてでも攻撃性を高める姿勢と、稲本という好素材を得て、中盤の底についても半分を攻撃に割くことには、ある種の一貫性が感じられるということです。

それはそれとして、「6番」という表現は面白いですね。デシャンは7番ですし、ここ数年のフランス代表の6番は、ジダンのサブもしくは森島的な役割のジョルカエフですから(笑)
ブラジルの伝統的な4−4−2での6番は左SBの番号で、実際ロベカルが着ていることが多いですが、WMシステムでは基本的に左、アヤックス・システムでは右の、それぞれ中盤の底に位置します。

>ということで、6番候補ですが、稲本・明神・伊東・戸田・名波(どうやら、2列目として使われているようですが。)・小野の6人ですね。現状では。あとは組み合わせの問題ですかね。

その通りだと思いますが、ただ、トルシエ自身のイメージにおける、背番号としての「6番候補」からは、多分名波と小野は外れていると思いますよ。実際に位置するポジションとは少し違う意味で、トルシエにとっての彼等は、「6番候補」ではなく「10番候補」なんじゃないかと思います。そして戸田は、「4番」あたりではないですかね(笑)

『トルシエ革命』、もう少し書店で立ち読みしないとなあ…(笑)

Re(1):6番
 glider E-MAILWEB  - 01/7/2(月) 3:56 -

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   ▼緑龍さん:

>しかしそれを、自チームのバランスを保つことと同時にやりきるのは難しい。

そこの所が、認識の差なんでしょうね。
ぼくは、「難しくはあるが、できなくてはならないもの」と捉えます。
運動量を増やさずとも、前でプレッシャーをかけることも、しっかりしたカバーリングも両方できるはず。
だから、「高い戦術眼」が必要だと思うし、「ボランチは大人でなくてはできない」と思います。


>ただトルシエ・サッカーの思想として、そこにF3と通底したものが感じられるとは思います。つまり、最終ラインを本質的にはアンバランスな「フィーディング・システム」にしてでも攻撃性を高める姿勢と、稲本という好素材を得て、中盤の底についても半分を攻撃に割くことには、ある種の一貫性が感じられるということです。

それはわかります。
ただし、現状の稲本では、戸田のようなバックアッパーがいない限りは、強い相手に対しては全体としては攻撃的にならない。
稲本の1ボランチとか、稲本がDHとしてプレイする状態でラインを上げろというのはいかにも無理で、バックスには酷な要求です。
そして、戸田と稲本の両方を使えば、1トップにするにしても名波か森島かが外れることになります。
ぼくはどちらもとても必要な選手だと思う。
そして名波は大人で、戦術眼も高い。稲本は、進歩もしています。攻撃でのまわりとの関わりなどの面では、進歩しています。
でも、コンフェデを見て、あれなら稲本である必要はない、名波の方が良い、と思ったのです。
今日の試合でも、森島に負担がかかっています。

>トルシエにとっての彼等は、「6番候補」ではなく「10番候補」なんじゃないかと思います。

小野。いくつかのミスは目立ったものの、すばらしい活躍、すばらしいサイドの解釈。そしてあまりにもすばらしいキックの質。
少しアウト気味にスライスされたインステップでバックスピンをかけた長い正確なパス。
トルシエの言うように、やはり「一種の天才」ですね。
外へ出てフィジカルとメンタルのタフネスが鍛えられたら、海外へ行ってピッチの外でも経験を積んだら、ものすごいことになるかもしれません。

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