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監督選出論 Dai 02/7/10(水) 13:07

   監督選出論2 Dai 02/7/10(水) 21:30
   ジーコ Dai 02/7/10(水) 21:59
   ジーコ2 Dai 02/7/10(水) 23:02
   Re(1):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/10(水) 23:29
   Re(2):ジーコ2 Dai 02/7/11(木) 0:40
   Re(3):ジーコ2 Dai 02/7/11(木) 2:11
   Re(4):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/11(木) 14:21
   Re(5):ジーコ2 Dai 02/7/11(木) 21:21
   Re(6):ジーコ2 kind 02/7/12(金) 9:08
    Re(7):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/12(金) 11:45
    Re(8):ジーコ2 kind 02/7/13(土) 9:53
    Re(9):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/14(日) 17:31
    Re(10):ジーコ2 kind 02/7/15(月) 13:01
    Re(11):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/15(月) 23:41
    Re(12):ジーコ2 kind 02/7/16(火) 18:18
    Re(13):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/16(火) 22:38
    Re(12):ジーコ2 glider 02/7/16(火) 18:25
   Re(5):ジーコ2 glider 02/7/12(金) 13:50
   Re(6):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/12(金) 16:17
   Re(7):ジーコ2 glider 02/7/12(金) 22:50
   Re(8):ジーコ2 glider 02/7/13(土) 3:11
   Re(9):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/14(日) 18:07
   Re(10):ジーコ2 glider 02/7/16(火) 16:27
   Re(11):ジーコ2 Chisato_pp 02/7/16(火) 22:44
   Re(12):ジーコ2 Dai 02/7/16(火) 23:54
   Re(13):ジーコ2 Dai 02/7/17(水) 0:39
   こらー(笑) kind 02/7/17(水) 10:23
   Re(1):こらー(笑) Dai 02/7/17(水) 13:21
   Re(2):こらー(笑) Dai 02/7/17(水) 19:53

監督選出論2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/10(水) 21:30 -

引用なし
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   ▼Daiさん:

欧州の監督から、ブラジル人監督にバトンタッチして、成功したチームもあります。

ジュビロ磐田です。

オフトが、磐田に基礎的な組織力や戦術を植付け、その後、フェリペが、やってきて、精神面での強さ、個人のポジショニングの細かい修正、約束事重視のこりほぐしを行うことで、磐田に、個人能力の重要性を説き、より戦えるチーム、個人の責任と判断によってリスクを犯して攻めていけるチームにし、子供から、大人のチームへの変化させるきっかけを与え、桑原監督が、今までやってきたことを、総合的にプロデュースする形で、磐田を最強チームへと導きました。その後は、バウミール、桑原、ハジェブスキー、鈴木と、いろんな人が就任しましたが、皆、それまでに完成していた「磐田スタイル」をベースに監督をできたんだと思います。ハジェブスキーあたりからは、「戦術的な新しさ」を磐田に持ち込み、現代サッカーの中で生き残るための、さらなる発展形を模索し、鈴木監督が、世界クラブ選手権での勝利を目標に掲げ、レアルなどのサッカーをヒントに「N-BOX」を導入し、Jリーグ史上最高のサッカーを披露しました。

この例に従うならば、トルシエが基礎的な組織力や戦術を植付け、ジーコが組織重視のこりほぐしを行いながら、個人能力の重要性を説き、山本監督で、勝負という形になるかもしれません。

ジーコ
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/10(水) 21:59 -

引用なし
パスワード
   ジーコが、成功するためには、まずは、日本のスタイルである「テクニックと俊敏性と組織力をベースにしたサッカー」をしていくことだと思います。

戦術的に重要なのは、「ボールを中心にしてポジショニングを決める」ということを優先させることです。相手や、味方ではなく、ボールを基準にして、そこから、味方との距離を意識し、最後に、相手選手を意識するという優先順位でプレーしていく戦術(ゾーンディフェンス)を用い、ボールを中心にして、フィードプレイヤー全員が反応していくことを植付けさせなければなりません。そのためには、ブロックディフェンスを、導入し、それを、いつどのような状況でも、ボールに対して、再組織化できるような形で、オートマティズムを身に付けさせなければなりません。

そして、引いて守るのではなく、前線から積極的にアプローチを行い、高い位置でボール奪って、高い位置でボールをキープし、高い位置でプレーし続けるということを、戦術的な目標にしていく必要があります。つまり、「高い位置からのプレッシングサッカー」です。そして、「高い位置でのポゼッション(高い位置での攻守の支配)」をできれば、最高です。

今あげたようなことを、トルシエは、日本代表で、戦術的にやっていましたが、これは、継続してもらわないと困ります。

3バックでのゾーンディフェンス(便宜上フラット3とします。)を継続する必要はありませんが(つまり、4バックでのゾーンディフェンスでも良い。)、ボールを支配するサッカーは、日本代表の「テクニックと敏捷性」を生かす上で必要ですし、日本代表の「組織力」を生かす上でも、組織的なプレッシングからの組織的な崩しというものはやっていったほうが良いかと思います。

以上のようなことを、できるようになり、さらに、トルシエがやってきた、プルアウェイの徹底であったり、くさびーポストーフォローによる第3の動きからの崩しであったり、コミュニケーションを大切にすることであったり、1対1で負けないための気持ちと、技術、選手の人間的な成長、長期的、継続的な強化プログラムと、選手選考なんかを、ちゃんとできた上で、あとは、ジーコのやりたいサッカーをやっていければ、成功するとは思います。

では、具体的なサッカーのイメージです。

ずばり、ワールドユースナイジェリア大会での、サッカー。あれこそが、「組織+個人」ができた、日本の最高の形だと私は思います。組織力や戦術などのチームとしてのオートマティズムの上で、個人が自立して、自由に、プレーする。ピッチの上で、選手が、有機的に絡みあい、ポジションを自在に変え、ボールを支配し、ゲームを支配する。見ているものを、「ファンタジーの世界」へといざない、そして、「勝つ」。ジーコジャパンに求める形は、あの、サッカーです。トルシエが、見せてくれた、「未来への可能性」は、あのサッカーの実現だったのではないでしょうか?そして、あれを実現させるために、「ジーコ」を呼んだ。そう思いたいものです。

ジーコ2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/10(水) 23:02 -

引用なし
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   ジーコのメリットとしては、世界中にコネクションがあることだと思います。マッチメークや、合宿などの面で、有利になるでしょう。これは、ありがたいことです。

さらに、代表だけでなく、Jリーグのチームにも、恩恵がでそうです。ジーコが、Jリーグのクラブにも、もっと海外での経験を積ませたいという意向を持っているからです。

ジーコの場合、「協会会長」のような立場で、日本を見れる人なので、例えば、選手育成だけでなく、「指導者育成」も必要であると考えているはず。そのための何かしらの手段を講じてくるでしょう。

チーム作りの面では、やはり、「良いチーム」を作ってくると思います。戦えるチーム、基本やチームプレーを大切にするチーム、ファミリーとしての集団。そういうものを日本代表に植付けてくれると思います。後は、「個人戦術」、や「グループ戦術」の面で、どれほど代表チームが、強化されるかですね。その辺りまでは、ジーコはやってくるんじゃないかと予想しています。

ジーコを見る場合には、GMとしてのジーコと、監督としてのジーコの2面があって、今の日本代表にはその2面性がどうしても必要なので(本来は、GM面は、協会が担当するのですが、プロとしての歴史が浅く、世界中にコネクションが確立されておらず、交渉下手とされる、日本サッカー協会にそれを期待するのは酷)そういった点では良いかもしれませんね。

不安点としては、現代スピードサッカーの世界の中で、日本代表が、チーム戦術(ボールを中心にした高い位置からの組織的なプレッシングサッカー)とそのための約束事(オートマティズム)を徹底することで、その流れに対応するような術を、ジーコが持っているかどうかですね。チーム戦術の面で。それがあれば、後は、「攻撃」とか、「個性」を出していくという段階へもっていけますし、世界の中で「勝てる」チームになってくると思います。

まあ、海外でのプレー経験などの長期的展望に立った強化プログラムがしっかりできて、クラブを含めた日本サッカー界の全体の底上げをしていければ、間違いなく、良い方向へ行くでしょうね。そして、日本代表も、根底から、強くなるはずです。トルシエも、それを求めていたし、ジーコも、そういった路線を継続してくれそうなので、期待できる面も大いにありますね。

Re(1):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/10(水) 23:29 -

引用なし
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   Daiちゃん長文お疲れ様です。
レッズネタは余計です。
まぁ仰るとおりですが(笑)

ポレテキには組織ってのはもちろん前提にあってそこから+αが大切
なのではと思います。
つまり個の力。
ヒデや伸二のように海外で力をつけるのも一つの手ですが、大半の選手が
所属するはずのJが重要になってくるのではと思います。
具体的に何するってのはわかりませんが、Jを知るジーコが指揮を取るのは
その辺りでは有利なのではと思うし、おそらくトルシエよりは個人でのプレー
を奨励するブラジル人により代表がもう一つ上のレベルに到達するのでは
と希望的観測を持つことにしました(笑)

選んだ人がどんな事を考えてるかはわかりませんが...

Re(2):ジーコ2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/11(木) 0:40 -

引用なし
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   ▼Chisato_ppさん:
>Daiちゃん長文お疲れ様です。

レスありがとうございます。

>ポレテキには組織ってのはもちろん前提にあってそこから+αが大切
>なのではと思います。
>つまり個の力。

(ちなみに、ポレテキという言葉は、某よしさんが、「俺的」というのを、「ポレテキ」と誤字し、それが広まったものです。)

私もそう思います。初めから「個人の力」を出そうとしても難しく、組織があってこその、個人だと思います。サッカーは、そもそも11人でやらなければならないため、必然的に、組織的になってしまうという見方もあると思いますし、そもそも、1人でやるよりも、11人でやったほうが(つまり、個人、個人で戦うよりも、組織的に戦った方が)より大きな成果を出すことができるという、組織論的な見方でもそれは証明できるかと思います。

ジーコは、「個性が生きるような組織にしなければならない」と語っているそうですが、これが、「もっと組織としての約束事を減らし、個人、個人の判断をベースにする」ということなのか、それとも「これまでのように組織的に戦った上で、さらに個性を出していく」ということなのか。まあ、ジーコは、「チームプレー」というのを重視する人なので、多分、組織的に戦った上で、個人、個人が、もっと自己表現をするべきだってことなんでしょうけどね。

そこで心配なのが、そもそも、「組織的にやった上で」という、前提条件における「組織力」を、ジーコが、日本代表に植付けることができるのかどうかですよね。それができれば、個人能力の強化という部分まで持ってこれるとは思うのですが、ジーコが、きたら、「組織力」で、トルシエジャパンより劣ってしまったというのでは、意味がないと思いますし。

まあ、組織力と、個人のプレーってのは、同時に、育成していくのが、本当のやり方なんでしょうけど。組織のプレーを大事にしながら、個人のプレーも大事にして、組織の中で、個人が生きる、個人が生きるから、組織が生きるという、相乗効果を生み出せるようなチームになっていくのが理想でしょうね。そういう意味では、トルシエ日本では、その組織力に比べて個人が弱いというバランスになっていた面はあるかもしれません。逆にいえば、もっと個人の力が上がれば、もっと組織力も上がる、もしくは、もっと、バランスの良いチームになるってことなのかもしれません。

>ヒデや伸二のように海外で力をつけるのも一つの手ですが、大半の選手が
>所属するはずのJが重要になってくるのではと思います。

同感です。さらにいえば、Jリーグのチームも、どんどん、海外での試合経験を積んで欲しいと思います。そして、各チームが、世界を目指して戦って欲しいです。

>具体的に何するってのはわかりませんが、Jを知るジーコが指揮を取るのは
>その辺りでは有利なのではと思うし、おそらくトルシエよりは個人でのプレー
>を奨励するブラジル人により代表がもう一つ上のレベルに到達するのでは
>と希望的観測を持つことにしました(笑)

組織的な約束事と、個人のバランスが、もっと取れてくるといいですね。トルシエの戦術が、選手に染み込んでいて、集まったら、自然にできる状況になっていたりするといいのですが(笑)そうすれば、ジーコは、その組織力を維持しながら、あとは、個人プレーや、連携なんかのヒントを選手に与えて、より良いチームへと発展させてくれるかもしれませんし。


ジーコなんですが、「勝つ」ということを、重要視しているようなのですが、その勝つための方法論がどれだけあるかですよね。

ちなみに、ブラジル代表なんかだと、戦術的な約束事なんかを、徹底してパターン練習させたみたいですよ。基本的なことを、徹底して、組織で戦うってことを重視したみたいです。まあ、これは、ブラジルの個人能力がずば抜けているから、そのバランスを取るためにやっていたことかもしれませんが。

鹿島にきた時も、何をやったかといえば、基本的なことを繰り返しやっていたみたいですね。後は、選手のプロ意識とか、戦える集団にしたってことですかね。戦術的には、それまで、後ろに1人余る形の4バック(スイーパーシステム)だったのを、ラインの4バック(ゾーンディフェンス)に変えて、マークを受け渡しながら、コンパクトに守るようにしたそうです。

ブラジルも、最近では、欧州みたいに組織的にやるんで、多分、そういう流れのサッカーをしてくるとは思うんですけどね。ゾーンディフェンス自体は、そもそも、ブラジルから始まったものですし。

もしかしたら、基本的な部分は、トルシエの戦術を、引き継ぎながら、やってくれたりして(笑)

>選んだ人がどんな事を考えてるかはわかりませんが...

ジーコがもしも、駄目だったら、川渕さんも、一緒に、責任とってもらわないといけませんね。

最後に、「組織を尊重することによって、個人の力も生きてくるし、個人の力に自信を持つことによって、組織も生きてくる」、そんなダイナミックなプロセスになってくれたら、いいなあと思っています。自己表現とチーム表現を同じ方向性の中で、あげていけるように。

Re(3):ジーコ2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/11(木) 2:11 -

引用なし
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   ちなみに、フランス(トルシエ)と、ブラジル(ジーコ)を結ぶ共通点としての、キーワードは、「ラテン」かもしれません。

フランスと、ブラジルのサッカーは、「ラテン」というスタイルが源流に流れているサッカーとして世界的には認識されているようです。

日本の場合は、ブラジル(テクニック)からの影響と、ドイツ(規律)からの影響があるのかなと思ったりもします。そこへフランスも入ってきて、なんだか、独特のサッカーになりつつあると。

ですから、フランスから、ブラジルへの路線変更というのは、基本的には、同じ「テクニックをベースにした繋ぐサッカー」ということで、上手くいく可能性もあります。

あとはなんだかんだで、ジーコ路線の鹿島がダントツでタイトルを獲得していたりするのも好材料かと。やはり、これだけ勝てるってことは、「勝てるサッカー」の一つの形を、ジーコは知っているということでしょうし。まあ、世界相手にどうなるかは、未知数ですが・・・。

Re(4):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/11(木) 14:21 -

引用なし
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   んー以下( くコ:彡 )勝手に思うことですが...

トルシエ(フランス路線)、ジーコ(ブラジル路線)ってのは、もうあまり意味のない話
じゃないかと思います。
トップレベルのサッカーってもうほぼ同一化して来てて、ブラジルだろうがドイツだろう
がやろうとしてる事はほぼ同じなんじゃないかなーと。
もちろん最後のエッセンスとして、ブラジルなら個人技とかドイツなら高さとかはある
んでしょうけど。

トップレベルの選手や指導者の主戦場が欧州になっているのもあるし、やりかたが
ほぼ行き着くとこまで行ったような気がします。今回というか前回くらいのW杯から
驚くような戦術ってなかったですよね?
トルシエのやったF3ってのはなんだか斬新な気がするけど、今思えば後ろの枚数が
3だろうと4だろうと概要は変わらなくて、ディティールに多少の差が出るだけなんじゃ
ないでしょうか。飛びすぎかな(笑)

で上の説が正しいとすると、ジーコの「日本には南米流のサッカーが向いてる」って発言
は非常に不安です(笑)まぁこの発言がエッセンスを指しているのか、サッカーのやりかた
自体を言ってるのかはわかりませんが。
ポレは前に書いたように、この南米流発言は常識的な組織力の上の個というエッセンスを
指すのではと勝手に期待してます。

Daiちゃんへ私信
今週号のサカマガ読みましょう。
日本と韓国の基礎技術の差に対する不安吹っ飛ばしてくれると思います(笑)

Re(5):ジーコ2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/11(木) 21:21 -

引用なし
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   ▼Chisato_ppさん:
>んー以下( くコ:彡 )勝手に思うことですが...

( くコ:彡 は、イカのマークですね。横から見るとイカです(笑)そして、イカというのは、某よしさんのことです。)

>トルシエ(フランス路線)、ジーコ(ブラジル路線)ってのは、もうあまり意味のない話
>じゃないかと思います。
>トップレベルのサッカーってもうほぼ同一化して来てて、ブラジルだろうがドイツだろう
>がやろうとしてる事はほぼ同じなんじゃないかなーと。
>もちろん最後のエッセンスとして、ブラジルなら個人技とかドイツなら高さとかはある
>んでしょうけど。

なるほど。確かにそうですね。

>トップレベルの選手や指導者の主戦場が欧州になっているのもあるし、やりかたが
>ほぼ行き着くとこまで行ったような気がします。今回というか前回くらいのW杯から
>驚くような戦術ってなかったですよね?
>トルシエのやったF3ってのはなんだか斬新な気がするけど、今思えば後ろの枚数が
>3だろうと4だろうと概要は変わらなくて、ディティールに多少の差が出るだけなんじゃ
>ないでしょうか。飛びすぎかな(笑)

確かに、そうですね。

(全然関係ないのですが、最近、よく、ディティールって言葉を聞きますね。日本語でいうと、細かいところって意味なんですよね。要するに、細かい部分が重要なんだっていう意味でよく用いられるんでしょうけど。)

>で上の説が正しいとすると、ジーコの「日本には南米流のサッカーが向いてる」って発言
>は非常に不安です(笑)まぁこの発言がエッセンスを指しているのか、サッカーのやりかた
>自体を言ってるのかはわかりませんが。
>ポレは前に書いたように、この南米流発言は常識的な組織力の上の個というエッセンスを
>指すのではと勝手に期待してます。

ジーコの言う、欧州流ってのは、いわゆる「パワーサッカー」みたいな感じなんでしょうね。んで、南米流ってのは、「テクニックサッカー」みたいな感じで。どちらにしろ、ジーコは、組織力を重視する監督なので(鹿島のサッカーは組織的ですし、著書でも、チームの輪を重んじることが最も重要であると語っていますし。)、まあ、この発言は、それほど気にしなくてもよいのでしょうかね。

しかし、名古屋グランパスのことがどうしても頭から離れません(笑)ベンゲルの後に来た、ケイロスって監督は、あの、ゴールデンジェネレーション「ポルトガルユース代表」を率いて、ワールドユースを2度制した名将で、ポルトガルサッカーの基礎を作った人なんです。そして、名古屋に来た時も「スペクタクルなサッカーを目指す」なんて言っていて、やってみたら、かなりの勢いで、大失敗だったということがあったんです。

ポルトガルと、ブラジル。似ている・・・

脱トルシエという意味での、南米流という発言なんでしょうが、あんまり、そういうことを意識すると、日本代表が、ぶっ壊れてしまうんではないかという不安が(笑)今あるものを、生かしつつ、攻撃的なてこ入れもする。フランスの「ジャケから、ルメール」であったり、アルゼンチンの「パサレラから、ビエルサ」のような変換が一番理想なんでしょうけど。ジーコも、今ある組織力を生かしつつ、個の強化(特に、個人戦術のような意識レベルでできること)や、グループアタック(グループ戦術)の育成をするということならいいんですけどね。まあ、本来は、選手が、ピッチの上で、自分たちで、やらないといけないことまで、監督が指導できるのかという不安もありますが(笑)

でも、ジーコが、もしかしたら、デルボスケのようなサッカーをしたり、ある意味「クライフ」のような存在になる可能性もあるんですよねえ。

うーん、やっぱり、ギャンブルですね(笑)いや、監督としての、資質は大いに感じるのですが。でも、肝心の「どんなサッカーをするのか」がわからないというか。

例えば、フェラーも、実は、参謀に、元ドルトムントの監督がいたってことも聞きますし。

となると、トルシエ日本を知る山本コーチのサッカーをベースに、ジーコが、アレンジするのかな?

>Daiちゃんへ私信
>今週号のサカマガ読みましょう。
>日本と韓国の基礎技術の差に対する不安吹っ飛ばしてくれると思います(笑)

買いました(笑)これから読みます。

ちなみに、ここをご覧の方々に、私と、ちさとさんの、日本と韓国の基礎技術に対する認識を説明しますと、私は、「日本人よりも、韓国人の方が、蹴る、止める、運ぶという、基礎技術が上手い」という意見で、ちさとさんは「日本も、韓国も、基礎技術の部分では、大して変わらない。」っていう意見です。

皆さんは、どうお考えですか?ぜひご意見お聞かせ下さい。

Re(6):ジーコ2
 kind  - 02/7/12(金) 9:08 -

引用なし
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   >>Daiちゃんへ私信
>>今週号のサカマガ読みましょう。
>>日本と韓国の基礎技術の差に対する不安吹っ飛ばしてくれると思います(笑)
>
>買いました(笑)これから読みます。
>
>ちなみに、ここをご覧の方々に、私と、ちさとさんの、日本と韓国の基礎技術に対する認識を説明しますと、私は、「日本人よりも、韓国人の方が、蹴る、止める、運ぶという、基礎技術が上手い」という意見で、ちさとさんは「日本も、韓国も、基礎技術の部分では、大して変わらない。」っていう意見です。
>
>皆さんは、どうお考えですか?ぜひご意見お聞かせ下さい。


以下脱線

自分は、ダイさんと同意見であることをチャットで述べました。
韓国代表選手のほうが基礎技術がうまい、という言い方をしてしまうと
またぞろ「テクニック」というふうに誤解を招きかねないと思うので、
ここは「スキル」という言い方にしたいと思います。
韓国代表は日本代表をスキルで上回る、と。
んで、日本代表の何人かの選手はテクニックやアイディアで
韓国代表選手の水準で上回るものを持っている。
小野、アレックス、小笠原、中田浩二、このあたりは
ボールにどのような変化をつけるかという面でのテクニックで韓国代表選手を
大きく上回っていると思います。ほか名波も中村もそうですが。
中田に関しては上の面子に比べればそんなにボールに変化をつけるうまさというのは感じないですが、
(いやむちゃくちゃうまいっすけど勿論)
どっちかといえばスキルで韓国代表選手をより上回っているように思います。
判断、コンタクトの技術。


結果として選手の能力差に大きな差はないと言いたいところですが、
しかしプレッシャーの早く厳しい欧州でプレーする上では
「さほどプレッシャーのない中で発揮できる創造的な技術」=テクニックよりも
「きついプレッシャーの中で早く正確にボールを動かす技術」=スキルのほうが
より強く、あるいはファンダメンタルなものとして求められる、と思います。


アジアの中でやっているうちはそこまで大きな差になって見えはしないでしょうが、
お互いがヨーロッパ相手に戦うときは
やはり「求められる技術の差」がみえると思います。


具体的にはインサイドキックの転がり方、一つ一つのボールスピード、
その速いボールを一発でコントロール(ただ止めるだけではなく
次のプレーに移るためのトラップ、味方の次のポジションを把握してのトラップ)
する技術、さらにシュートを芯に当てるキックの技術、
という面では韓国代表は日本代表を平均して上回っているように思います。

加えて今回の韓国代表は課題だった判断のスピードと確度があがったと思います。
縦に出す、中に切れ込む、ワンタッチではたく、勝負する、クロスをあげる、
といったボールを持っているときの判断。
どこにボールが入ったときに動き出すのか、サイドの裏に出てボールをもらうのか
ボールをもらいにいくふりをして中を開けるのか、
ボールを持っている選手を中から追い越していくのか外から追い越すのかフォローするのか、
といったボールを持たないときの攻撃の判断。
つく、離す、ラインをつくる、どこまで追うか追わないのか、
中の枚数がそろっているか否か、といったボールを持たないときの守備の判断。
そのあたり。

んで、一番大きいのは一対一で勝負する積極性を植えつけられ、
実際勝ててしまうことで自信を深めていき
それがさらに積極的な一対一につながったことですかね。
むかしはけっこうそこらへんがアバウトで、
無茶に一対一を仕掛けて、とられて、味方が動き出すタイミングをつかめなくなって
膠着して、というシーンが多かったと思います。
今回はサイドにトップが張ってるためプレッシャーを受けにくくなったこともあり、
相手のカバーリングが物理的に間に合いにくい状況もあってかなりの回数で
思い切って一対一を仕掛けていけたことが大きいかもしれないですね。


ちなみに、日本が大敗したノルウェー相手に韓国は2−3で善戦していることも
注目したほうがいいかもしれません。


もっとも、韓国代表のあの戦い方が涼しい気候であるヨーロッパでやるときに
通用するはずがないと思ってるので、今後は韓国は
相手がしっかり守ってきたときの発想というものが重要かも知れないですね。
日本と同じですが、ゴール前30メートルでのアプローチの仕方。
今回の成績は、下手をすると韓国には毒になりかねないとも思ってます。
実力以上のものが出すぎると、えてして調子に乗ってしまうものですよね。
ここらへんは麻雀に通じるものがありますけど。


日本はなんだかんだいってベスト16でよかったな。
次へ向けてモチベーション落ちませんから。
韓国は次ベスト4以下だったらたたかれるわけで、それは大変な話でしょうよ。


それから、そのサカマガに関しては岡ちゃんが
「なんだかんだいって日本の選手はキックが下手」と言っていたことが
印象に残ってるです。

Re(7):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/12(金) 11:45 -

引用なし
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   コニティワカイー
挨拶が新しくなりました。

本題。
韓国選手がプレスを受けた中でも正確にプレー出来ていたってとですが
こうは見れませんか?
「韓国チームはプレスがかかる前にボールを動かせていた。」
運動量豊富で、集団戦術が徹底されていた韓国チームはプレスがかかる前にプレー
を選択できていた。あとはそれを行うだけ。
早い話、それほどプレスがかかってなかったんじゃないでしょうか。
選手個人のスキルというよりは、チームとしてそういうサッカーをしてたんではないかと。
それとホームだったというのが本当に大きいと思います。
アジア独特の気候、異様な雰囲気のスタンド。スケジュールによる元々の疲労もあった
でしょう。時間が経つにつれ足は鈍ります。
ピッチに水をまいて韓国に有利な状況を作っていたというのもあります。
試合が進むにつれこれは顕著になっていったはずです。
スキルの面や判断スピードの向上ってのはこれで説明がつくと思います。

これってヒディングがW杯前に重点的に行った事と合致しますよね。
それが環境、相手の状況等と見事に相乗効果を生んだのではないかと思います。

>んで、一番大きいのは一対一で勝負する積極性を植えつけられ、
>実際勝ててしまうことで自信を深めていき
>それがさらに積極的な一対一につながったことですかね。
そですね。明らかな差はここにあると思います。
意識の違い。トルシエがあまりこれを奨励していなかったようなフシもありますが、
この積極性こそ日本の課題になると思います。
だからこそ個を大事にしそうなジーコはいいのではないかと(笑)

>それから、そのサカマガに関しては岡ちゃんが
>「なんだかんだいって日本の選手はキックが下手」と言っていたことが
>印象に残ってるです。
んーこれはエメやウィルに比べてって事じゃなかったっけ?
まぁ確かにうまくない選手はいますな(笑)
ポレも日本のキックの精度やボールスピードの遅さってのはちと気になります。

少し確認させてください。
ボールに変化をつけるとありますが、具体的にどういう事でしょう。
それとインサイドキックの(ボールの)転がり方は日本と韓国でどう違うのでしょう。

(`◇´)ゞペピソマン

Re(5):ジーコ2
 glider E-MAIL  - 02/7/12(金) 13:50 -

引用なし
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   ▼Chisato_ppさん:

ブラジル流、フランス流といった括りが現在以降も意味をなすものかどうかはわかりません。
だけど、現在のところ、ブラジル代表チームが欧州の強豪国に対して戦術的な遅れを持っているというのは今大会を見てもあきらかだったと思います。
それがイコール、ブラジルがヨーロッパの強豪よりも弱いということにつながらないのも証明されましたが(笑)
例えば、今大会のスウェーデンのような優れた組織的守備技術はブラジルにはありませんでした。
また、南米予選時のアルゼンチンのような組織力に基づいた「プレッシャーのスピード」による支配力もブラジルにはありませんでした。
さらには、ユーロ2000から2001年にかけて見せつけられたフランスのような優れた組織的動きによる「スペース・メイキング」と「スペース・ユージング」のスピーディな連続性も見られていません。

そういった面で、
>トップレベルのサッカーってもうほぼ同一化して来てて
というのは大きな意味では正しいと言えますが、各国によって「求めるサッカー」が違うのもまた事実です。
それは具体的に言えば、「(主に)ピッチのどこでサッカーをするのか」であり、「そのためにどうするのか」の細かな手段の差であり、「勝つためにはどうするのが最上か」の考え方の違いはいまだ歴然とあるように思います。

ブラジルは、94年大会において当時の欧州の戦術を消化したチームで優勝を果たしました。
98年も、そこからの大きな進化は見られず、94年大会の欧州予選敗退からチームを再編し、従来の組織戦術を進化させ、さらには強固なまとまりを作ったフランスに敗れました。
そこから欧州の先端的組織技術論はさらに進化し、結果としてサッカーのスピードアップをもたらしました。
むろん、現在のブラジル代表チームも大半が欧州リーグでプレイする選手で占められています。
しかし、今大会のブラジルは、多くは個人技術と局面での少数のグループ戦術によってどうにか守り、同じく前線の選手とその直後に位置する選手の突出した個人技と、やはり突出した少数のグループ戦術による「ブラジルらしい」戦いで栄光を手にしたと思います。
もちろん、「(チーム全体としての)戦術がなかった」というつもりはありませんが、ぼくの眼ではボールがブラジルの手にあり、それが相手ペナルティエリア付近の有効攻撃ゾーンに達するまでは、いかにも退屈なサッカーにしか見えませんでした。

ジーコが、「今大会のブラジルのようなチームを目指す」というにはもちろん大きな意味での「強さ」や「創造性」を指していると思いますが、それを含んでもぼくには何やら方向違いのような気がしてなりません。

トルコの中盤守備や攻撃、ボールの動かし方やボールのない所での動きにぼくは「創造性」を感じます。
それは、むろん個人個人が時間軸やゲームを俯瞰する眼を含めた「立体的視野」を持っていることからしか起こり得ないものですが、それを下から支えているのは純粋に技術的な組織的構成力でもあります。
そして、それをもたらすのは指導者の純組織技術的なスキルのディテイルとその積み重ねです。
そうした面で、ブラジルはルシェンブルゴ更迭以後、その進歩は止まったまま。
欧州強豪との差だけでなく、同じ南米のアルゼンチンにも立ち後れていると言えるでしょう。

ただし、ジーコの代表監督就任は、代表チームの強化だけでなく、日本サッカーの今後を考えてのものだと解釈することにしました。
Jリーグの発展、サッカー人気の維持、そうした面を考慮してのもの、と。
しかしながら、代表チームの長期的視野からの継続的強化や、代表チームが目指す「世界の中で日本代表がすべきサッカー」の確立とその強化という面からは、方法論的誤りがあると思わずにいられません。
フランス式、ブラジル式、ということではなく、どのようなサッカーを目指すべきなのか、という視野からの逆算として考えられた結論であるようにはまったく思えないのが大問題なんじゃないでしょうか。

Re(6):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/12(金) 16:17 -

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   おつっす。

2002のブラジルが戦術的にトップではなかったという事は同感です。
ただ「方向性」という面においては同じで、拙稚であるかそうでないかの違いではないでしょうか。
ブラジルは 拙稚なそれを補って余りあるものを持っていた。
3Rや両サイドの二人をはじめとする個人。
なんとかしちゃうんですから(笑)

南米予選の場合は時間が無かったのが大きな原因ではなかったかと。
W杯前に出来たいくらかの時間である程度まで戦術を仕上げ、さらに強烈な個があった。
これがペンタカンペオン(カコイイ)の要因ではないかと思います。
もちろん前回の雪辱という強烈なモチベーションが合ったことも否めませんが。

ポレが「〜流に意味はない」と言ったのはグラさんが言うようにかなり大きな所での話です。
で「各国によって求めるサッカーが違う」というのは伝統をベースにしたエッセンスやディティール
に属する部分ではないかと。
今回のブラジルの場合、エッセンスやディティールがあまりに強烈過ぎましたが(笑)

トップモードの画一化という話は置いとくとして本題のジーコさん。
>「今大会のブラジルのようなチームを目指す」
こんなこと言ってましたか(笑)
まぁいくらなんでも日本に3Rと両サイドを求めるような夢見がちなおっさんでもないでしょう。
たぶん結果を見て言ったことじゃないですかね?
全勝かつ18得点、4失点。こんな強いチームにしたいっていう理想じゃないかと。
正直この一言でジーコの方向性を量るのは危険な気がします。

問題は果たしてジーコに「純組織技術的なスキルのディテイルとその積み重ね」があるかという
点ですね。こりゃわかんないっす(笑)
ブラジルという一括りでジーコの指導者としてのスキルが止まっているかといえばそうとも言えないし、
上の発言を受けてダメだって判断もできない。
そもそもジーコが監督やってるの見たことないし。総監督やTDとしての立場でどれほどチーム
を作り上げるという仕事に絡んだのかもわからない。
ある意味ギャンブルですね。
大物かつ日本のサッカーに多大な貢献をした人物だけに切りどころも難しい。

ポレテキには選考の段階で日本を知る人間という条件が足枷になっちゃたのではという気もします。
ベンゲルなり、ピクシーなり、ドイツなりっていう人脈を持ちながら、それを使ったようには思えない。
どうして慌てて決めちゃったんですかね?
熟考してその結果がジーコならいいのだけど、あまりに安易に決めすぎた気がします。
グラさんの言うようにどのようなサッカーを目指すべきなのかが見えない。

つかまだ正式には決まってないか(笑)
まぁ実質内定なので、こういう話になるんだろうけど、内容や結果をある程度見るべきだと思います。
ただ今回は時間がない。4年はないんですよね。
少なくとも最終予選中や本番直前に電撃解任みたいなのは避けなきゃならん。
それを判断する協会が非常に不安です。

(`◇´)ゞペピソマン

Re(7):ジーコ2
 glider E-MAIL  - 02/7/12(金) 22:50 -

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   ▼Chisato_ppさん:

どうも〜

>ただ「方向性」という面においては同じで、拙稚であるかそうでないかの違いではないでしょうか。

えっと、「方向性」ってことでは、大きな流れとしてはそう変わらないかもしれませんね。
ただ、「稚拙であるかそうでないか」と言ってしまうのは少し大雑把すぎるかもしれません。
「どこまで体系化するのか」という違い、「ボールポゼッションをどこまで重視するのか」という差、「ピッチのどこでサッカーをやろうとするのか」という面での具体的方法論の差は以前として各チームにマチマチにあります。

いかにしてプレッシャーをかけ、ボールを奪って有効に攻撃して行くか、という命題に対し、コンパクトフィールド、ハイポジション、ハイポゼッションという答えを引き出し、それを戦術的、論理的に具現化しようとする流れがあります。
ボールをできる限り相手陣内に置くために、細かな組織的動きを約束づけ自動化し、そのことによって各選手の距離を緊密に保ち、動きを密接に連動させ、攻守の切り替えを速くし、素早く連続的にスペースを産み使って行く。
完成度が高まればその緊密な距離を利して、さらにサッカースピードをあげるために各選手間に流動性も出てくるでしょう。
こうした理論は、ここ数年でかなりの進化をみせており、結果的にサッカーのスピードアップに繋がっています。
ただ、こうしたサッカーは熟成させるのに時間がかかるのが代表チームで行う上では難点ですね。

一方で、「スペース」という観点から、もっとスタティックで強固な守備ブロックを設定し、攻撃に有効なスペースを「開けておく」ことで、より実効的なサッカーをする戦術もあります。
これが「守備的」な方に針が振れれば、リアクション・サッカー、あるいはカウンター・サッカーと言われるし、攻撃的な方に振れれば「超攻撃的」にもなるんですね。
だから、代表チームにはこういうチームも多いです。

前者のようなチームを作るには、長期的視野に立ってやって行く必要があるでしょう。
あるいは、国内に多くの主力がいるのであれば、どこかのクラブのメンバーを中心にしたり、そこの監督を代表監督にしたりもするわけです。

>問題は果たしてジーコに「純組織技術的なスキルのディテイルとその積み重ね」があるかという点ですね。こりゃわかんないっす(笑)

鹿島での監督代行時で判断するならば、現代のレベルで言えば「ないに近い」と言えるでしょう。
また、鹿島は現在に至るまで、非常に現実的でスタティックなチームです。
故に安定しているとも言えるし、一方では面白くないサッカー(私見)とも言える。
中盤でボールを溜め、サイドを引き出す役のビスマルクがいなくなった後、少しばかり苦労してますよね。
また、バックス陣は明確にファビアーノに支えられています。
ジーコは、「4バックが良い」と明言しています。
ブラジルの3バックも批判的だとか。
ぼくは、「もう3とか4とか言ってる時代じゃない」と思ってます。
4バックでOK。基本的には自由度を高く保ちやすいと思う。
だけど、3バックも飲み込んだ4でなければ、日本が世界と戦うには厳しいと思う。
2、3、4、5と状況に合わせて自在に変化できなくては日本が世界と戦うには厳しいでしょう。
試合の流れによって、3バックも併用するような応用力のあるチームであって欲しいと思いますね。

両サイドには縦に強い選手、けっこうです。
だけど、プレッシングの組織技術が進んだ現在、SBと言えど時にボランチ的役割もCB的役割も攻撃選手としての役割も果たせなくてなりません。
つまり、「いかに中を見てプレイできるか」が重要だと思う。
そういうSBの選手、奈良橋しかいませんけど、どうするつもりなんでしょう?

>まぁいくらなんでも日本に3Rと両サイドを求めるような夢見がちなおっさんでもないでしょう。

前のレスで

>>ジーコが、「今大会のブラジルのようなチームを目指す」というにはもちろん大きな意味での「強さ」や「創造性」を指していると思います

と書いた通り、それはさすがに心配してないし(笑)、「ブラジル」という一括りでジーコを判断するのもどうかと思いますが、「ジーコ鹿島」は旧時代の「いかにもブラジル」という戦法で、ロナウドもリバウドもロマーリオもいなかった(笑)
で、面白い所が全然ねーなーって思ってました。

>どうして慌てて決めちゃったんですかね?

悪い言葉で言えば、最大の要因は「人気取り」でしょ。
ワールドカップ後もサッカーの盛り上がりを維持するために、「人気のあるビッグネーム」が欲しかったんだと思いますね。
・・・ベンゲルは無理だった。ボラはもう以前のようなカリスマ性はない。メツ?またフランス人に大きな顔されるのはたまらない。しかも有名じゃないし・・・・
「ジーコなら反対意見も少ないだろう」というナメた読みもあったんじゃないか。
「日本の事情も知っているから、我々の意見も聞いてくれるだろう」とかもあるかも。
「Jリーグともうまくやってくれるだろう」とか。
「ジーコ勇退(いつだか知らんが)〜日本人監督」なんてシナリオも考えてるかも。

いずれにせよ、「自国開催」に向けた「この4年間」は、後に見た時には少しばかり特殊な期間だった、という評価になりそうな気がしてます。
針は4年前からほんのちょっと進んだ所に戻された、って感じがしています。
当時、岡田辞任〜ジーコ就任だったら、みんな今ほど文句なかったんじゃないかと思うし。
「結局、まだ日本のサッカーは全体的にはそういうレベルなんだな」って思わざるを得ないというか、そんな感じです。
「あーあ、しょうがねーなー」っていうか、そんな気分っす。


(`◇´)ゞポレー

Re(8):ジーコ2
 glider E-MAIL  - 02/7/13(土) 3:11 -

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   とはいえ、ジーコ監督に期待できる部分もあるでしょう。
FWの動きの質は上がるような気がするし、中盤にはクリエイティブな選手を多く起用してくれそうです。
3トップも使うだろうし(根本的に3トップが好きだったりする)、アレックスや本山のような選手はペナルティエリアの近くで仕事して欲しいから、そういう起用にも期待します。
後は、若い選手も育てて欲しいっていうのもある。
市原の阿部なんてすごく良い素材だと思うし。
細かい所は山本コーチと選手でなんとか・・つーのは甘いかな(笑)
半年から1年くらいは見ないとわからないと思う。
アジア予選が近いのが不安だけど。

何はともあれ、はやく見てみたいですね。

Re(8):ジーコ2
 kind  - 02/7/13(土) 9:53 -

引用なし
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   ちいーっす

▼Chisato_ppさん:
>コニティワカイー
>挨拶が新しくなりました。


新しい文化が生まれておりますね(笑)。

>本題。
>韓国選手がプレスを受けた中でも正確にプレー出来ていたってとですが
>こうは見れませんか?
>「韓国チームはプレスがかかる前にボールを動かせていた。」
>運動量豊富で、集団戦術が徹底されていた韓国チームはプレスがかかる前にプレー
>を選択できていた。あとはそれを行うだけ。
>早い話、それほどプレスがかかってなかったんじゃないでしょうか。
>選手個人のスキルというよりは、チームとしてそういうサッカーをしてたんではないかと。

もちろんその面もありますね。欧州でやってるレベルで
きついプレッシャーをかけられた試合ってのはなかったと思います。
でももちろん「それだけ」ではない。
前のレスで触れましたけど、両サイドにトップが張ることによって
プレッシャーを回避できた面がありますし、
そういった意味では韓国代表がプレスサッカーに対するポストモダンを
(たとえ高温多湿の環境・コンディショニングの圧倒的有利の力を借りたとはいえ)
実現できたということだと思います。
それに、選手個々のスキルが高くなければあれほど運動量の多いサッカー、
あれほど強いパスの応酬を実践することは不可能のように思います。

顕著なのは、やっぱりパススピードだと思います。


>意識の違い。トルシエがあまりこれを奨励していなかったようなフシもありますが、
>この積極性こそ日本の課題になると思います。
>だからこそ個を大事にしそうなジーコはいいのではないかと(笑)

実際もっと勝負しろというのは言ってたと思うんですけどね、
選手には伝わらなかったということなんでしょう。
ジーコが意識改革をしてくれるならそれ自体は歓迎するんですけど、
しかし彼がどういうビジョンを持ってチーム強化にあたるのかが
はっきりしないとぼくはなかなか態度を決められないかな(笑)。

まあ、鹿島の連中は「ジーコがいると気合が入る」ということは
言っているので、選手の意識が変わる期待をしてもいいのかもしれませんが。


>少し確認させてください。
>ボールに変化をつけるとありますが、具体的にどういう事でしょう。

サイドチェンジクロスの精度(中田浩二、中村、小野、ヒデ)であるとか、
横からきたボールをワンタッチでバックスピン回転をかけてスペースに落とすとか(小野)、
味方が動くポイントへの正確な予測に基づいた、点であわせるハイスピードのクロス(アレックス、中村)であるとか、
ご存知のとおりプレースキック全般の精度であるとか。
ある程度フリーならば精度の高いボールが出る、というのはそういう面だと思います。


>それとインサイドキックの(ボールの)転がり方は日本と韓国でどう違うのでしょう。


距離感はあくまで自分の感覚に過ぎないのですが、
韓国のほうがより長いレンジで、より強いインサイドキックで、
日本選手が受ける場合よりもやや前目にボールを出してる感があると思います。
インサイドキック自体の質は、日本選手のそれよりも強く、回転してるのかしてないのか
くらいのボールがまっすぐに飛んでいる感じです。
また、韓国選手はそれをほぼミスなくトラップして次につなげていると思います。

日本選手のそれは、韓国選手に比べれば受け手側によりシビアでないパスを
出さねばならないため(トラップ技術、最初の出足の遅さも関係あり?)、
結果としてパスがゆるめ、甘めに感じるのかもしれないですね。
ほんとは、98年の中田くらいのパスがばんばんつながるようになれば
めちゃくちゃすごいサッカーになるんだろうけど。

Re(9):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/14(日) 17:31 -

引用なし
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   一体どーなってやがるんだ腐れレッズめ。

>サイドチェンジクロスの精度(中田浩二、中村、小野、ヒデ)であるとか、
>横からきたボールをワンタッチでバックスピン回転をかけてスペースに落とすとか(小野)、
>味方が動くポイントへの正確な予測に基づいた、点であわせるハイスピードのクロス(アレックス、中村)であるとか、
>ご存知のとおりプレースキック全般の精度であるとか。
>ある程度フリーならば精度の高いボールが出る、というのはそういう面だと思います。
なんか論点がわかりづらくなってきました(笑)が、ボールコントロール全般とキック
の質と精度って事でしょうかね?
あとは効果的かつトリッキーなダイレクトプレーの精度、アイディアの種類、
それを行うタイミングの判断力なんかを指すのでしょうか?


>>それとインサイドキックの(ボールの)転がり方は日本と韓国でどう違うのでしょう。
>距離感はあくまで自分の感覚に過ぎないのですが、
>韓国のほうがより長いレンジで、より強いインサイドキックで、
>日本選手が受ける場合よりもやや前目にボールを出してる感があると思います。
>インサイドキック自体の質は、日本選手のそれよりも強く、回転してるのかしてないのか
>くらいのボールがまっすぐに飛んでいる感じです。
>また、韓国選手はそれをほぼミスなくトラップして次につなげていると思います。
えーこれは主にパススピードの事でしょうかね?
球質も含めてそうですが、シチュエーションによりどれが最適な選択だったかという
のは変ってくると思います。常に早いストレートボールを蹴れば良いってもんじゃない。
もちろんそのあたりを踏まえての上の話だとは思いますが、じゃあ果たして韓国のほう
が日本に比べてそうだったか?というとそうでもないと思います。
水撒きの話でもあるように韓国がそういうやり方のサッカーをするために、必然として
早いスピードのパスが必要なんです。これは日本に比べてってことですが。

>日本選手のそれは、韓国選手に比べれば受け手側によりシビアでないパスを
>出さねばならないため(トラップ技術、最初の出足の遅さも関係あり?)、
>結果としてパスがゆるめ、甘めに感じるのかもしれないですね。
えーこれも今まで書いてきた理由により違うと思います。

日本の平均的プレーヤーが韓国代表に入ると、スキルって面で見劣りするでしょうか?
逆に韓国で最もスキルの高いプレーヤーが日本代表に入ると飛びぬけて上手い選手って
事になるでしょうか?
ポレはならないと思います。

(`◇´)ゞペピソマン

Re(9):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/14(日) 18:07 -

引用なし
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   いやマジで腐れレッズ。

>とはいえ、ジーコ監督に期待できる部分もあるでしょう。
多少ほっとしました(笑)

>悪い言葉で言えば、最大の要因は「人気取り」でしょ。
ポレはさすがにここまでアフォだとは思えません。
つか思いたくない(笑)
マスコミ、ファンやら外野(こういう表現は正しくないかもしれないけど)
まで納得させるためっていうのは多少あるのかもしれませんね。

>何はともあれ、はやく見てみたいですね。
そですね。これに尽きます。

つかジーコよりオフトが非常に不安な最近です。
(`◇´)ゞペピー

Re(10):ジーコ2
 kind  - 02/7/15(月) 13:01 -

引用なし
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   ▼Chisato_ppさん:
>一体どーなってやがるんだ腐れレッズめ。

いったいどうなってやがるんだガジエフめ。


>なんか論点がわかりづらくなってきました(笑)が、ボールコントロール全般とキック
>の質と精度って事でしょうかね?

論点は、「日本人はテクニックはあってもスキルが足りない」です、
長いのでわかりにくいっすね、すいません(汗)。

>あとは効果的かつトリッキーなダイレクトプレーの精度、アイディアの種類、
>それを行うタイミングの判断力なんかを指すのでしょうか?

たとえばガンバ大阪をみると、そういう点では日本人が優れているんだなあ
というのがわかるです。Kリーグの試合を何試合かみたことがあるけど
どの試合もトラップやインサイドキックの質は高くとも
トリッキーなプレーとかアイディアとかはなかったように思います。
ベンゲルがそれをさして「日本と韓国の差はない」と言ったのだと思いますが、
現実に足りないものは足りないのではないか、とも思うわけです。
べつにベンゲルは日本の課題を的確に把握していても
それをことさら披瀝する必要はないわけなので。


>えーこれは主にパススピードの事でしょうかね?
>球質も含めてそうですが、シチュエーションによりどれが最適な選択だったかという
>のは変ってくると思います。常に早いストレートボールを蹴れば良いってもんじゃない。
>もちろんそのあたりを踏まえての上の話だとは思いますが、じゃあ果たして韓国のほう
>が日本に比べてそうだったか?というとそうでもないと思います。
>水撒きの話でもあるように韓国がそういうやり方のサッカーをするために、必然として
>早いスピードのパスが必要なんです。これは日本に比べてってことですが。

そうでしょうね。選手間の距離が長くなるので速いパスが必要。
でも、あのパススピードのサッカーを日本人がやろうとしてできると思いますか?
ぼくはいまだにあれほど速いパスを苦もなくトラップして
どんどんつなげていくサッカーをしているチームをみたことがない。

鹿島と東京V、清水とG大阪の試合を見ましたが、
トップスピードに乗った状態で速いパスが出されたとき、
きちんとボールコントロールができる日本人はかなり少なかったと思います。
たまに「おお、ナイストラップ」と思えばエジムンドだったりエウレルだったり。

ちなみに日本で一番ボールコントロールがうまいチームはG大阪だと思います。
吉原や新井場、二川らの選手たちは、トップスピードに乗ったときにもトラップがほとんどぶれなかったし、
またトラップがぶれないように受け手の利き足まで配慮したクロスパスが出せていた。
日本代表選手の平均よりも、ガンバはスキルとテクニック面で勝っていると感じました。
エスパルスはガンバに比べるとフィジカルでガツガツやってくる工夫のないチームだと思いますた。
今後は、G大阪の選手たちのコントロールを参考にするといいと思います。


>えーこれも今まで書いてきた理由により違うと思います。

今まで書いてきた理由そのものがよくわかんないです(笑)。
あれくらい強いパスを連続して通しているチームってありますか?
去年のサンフレはいまの韓国代表に近いやり方で、
久保・藤本・大木・服部・コリカあたりのパス回しは
素晴らしくコントロールされたパスの応酬でしたけど、
それにしたって韓国ほど強いパスではなかったし。
戦い方の違いだけではない、技術的な差はやっぱりあると思うんですけど。


>日本の平均的プレーヤーが韓国代表に入ると、スキルって面で見劣りするでしょうか?
>逆に韓国で最もスキルの高いプレーヤーが日本代表に入ると飛びぬけて上手い選手って
>事になるでしょうか?
>ポレはならないと思います。
>
>(`◇´)ゞペピソマン


平均的プレーヤーを誰にするかを規定してもらえたら有難いんですけど。
たとえば中村はテクニックに依存した選手なので、抜本的にスキルを高めていかないと
セリエからはおそらくとんぼ返りになるだけでしょうが、
22番ソンジョングはバルセロナから誘われているという報道のとおり
スキルもテクニックも高い選手ですし、14番イチョンスも同様です。
韓国代表選手の多くは日本代表に入ってもレギュラーでプレーできると思いますが、
逆に日本代表選手は韓国代表には入れもしない選手がけっこう出るのではないかな、と。


まあ、めちゃくちゃ大きい差があるわけではないですよ。
ただプレスのきつい欧州ではテクニックを発揮する土台として
スキルがまず求められるということを言いたいだけで。

プレスの甘いJではその必要性があまり認識されないということだと思います。
いや、最近では徐々に認識され始めているかもしれないですけどね。


関係ないですが、このレスをつけている自分にデジャブ感があります(謎)

Re(11):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/15(月) 23:41 -

引用なし
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   (`◇´)ゞ戦慄の...ピ

段々と泥ってきてどうにもならなくなってきました。
正直ガンバの試合を真剣に見ていないので、判断しかねます。
できれば代表に絞ってください。

今スペイン−韓国の試合を見ました。
結論から言えば
>でも、あのパススピードのサッカーを日本人がやろうとしてできると思いますか?
>あれくらい強いパスを連続して通しているチームってありますか?
というような驚くようなパススピードのサッカーをやっているわけではありません。
もちろんダイレクトで3、4本のパスを通すプレーはありましたが、
それが日本にできないとはとても思えません。
そして日本の選手がトラップするのがやっとというスピードのパスは見当たりません。
そもそもコントロールされた「パス」という範疇のスピードのボールをコントロール
できないようでは話になりません。
顕著なのは運動量と積極的に仕掛けようという姿勢です。
パススピードではありません。
もしスペイン戦はその限りではないというのならば、他の試合を見て確認します。

>>えーこれも今まで書いてきた理由により違うと思います。
>
>今まで書いてきた理由そのものがよくわかんないです(笑)。
韓国の戦術、運動量がそうさせるのであって、スキルに差があるわけではない
という理由からです。


>平均的プレーヤーを誰にするかを規定してもらえたら有難いんですけど。
>たとえば中村はテクニックに依存した選手なので、抜本的にスキルを高めていかないと
さて..どうにも意見の一致をみませんな(笑)
ポレはレッジーナのやるサッカーが後ろと前でやるような形でないかぎり、そこそこ
やると思っています。
そして俊輔はむしろカイーの言葉を借りればスキルフルな選手だと思います。
けして単純なボールコントロールにのみ優れた選手ではないと思います。
まぁこれはもう少ししたらシーズンが始まるので、それを見て判断すればいいでしょう。

>韓国代表選手の多くは日本代表に入ってもレギュラーでプレーできると思いますが、
>逆に日本代表選手は韓国代表には入れもしない選手がけっこう出るのではないかな、と。
こうもあっさり言われるとは思いませんでした(笑)
実現するはずのない話なので確認しようがありませんが、韓国選手がセリエなりリーガ
なりに移籍すれば確認できることでしょう。

(`◇´)ゞペピー

Re(10):ジーコ2
 glider E-MAIL  - 02/7/16(火) 16:27 -

引用なし
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   ▼Chisato_ppさん:

>ポレはさすがにここまでアフォだとは思えません。
>つか思いたくない(笑)
>マスコミ、ファンやら外野(こういう表現は正しくないかもしれないけど)
>まで納得させるためっていうのは多少あるのかもしれませんね。

一概にアフォとも言い切れませんよ。
ワールドカップの盛り上がりをいかにJリーグに引っ張ってこれるか、いかに継続できるか、という点は重要だし。
メキシコ五輪の時の盛り上がりとその後の著しい衰退、Jリーグ勃興の時のフィーバーとその後の尻すぼみを考えれば、ワールドカップが終わった、ちょっとサッカー人気は持続したけどすぐにまた地味になった、では困るわけですね。
困る、というよりも「これを機にJリーグとサッカーを盛り上げ、野球を超える『日本一のプロスポーツ』にしたい」と考え、「良い機会」にしたいと思うのは自然でしょう。
そういう面で、Jリーグの事情もよく知っていて考慮でき、Jリーグ全体の盛り上げに助力も期待でき、代表チームの注目度、人気を高く保てる監督、と言えば?
単に「代表強化」という面からジーコを選んだとしたら「どうしようもないボンクラ」だけど、上記のような条件を含めた「サッカー熱の維持」という側面は「日本サッカー界」の全体視野から、特にJリーグ創設と日本サッカーの発展に力を注いできた某次期会長にすれば「命題」のようなものでしょうし。
「人気取り」は言葉が悪かったですが、ジーコの人望と人気、これまでつちかってきたJリーグへの理解と問題意識、日本サッカー界全体の隆盛を考えての選択だと理解しています。
ただし、単に「代表チームのさらなるステップアップ」という点では大いに疑問もあるのですが・・・

>そですね。これに尽きます。

うん(笑)
まあ選手達はさらに経験を積み、成長して行くだろうし、スキルだけなら不安のない山本コーチもいることだし。
じっくりと見て、応援して、批判すべきは批判して、ってやって行くしかないしね、ぼくらは。

>つかジーコよりオフトが非常に不安な最近です。

オフトねえ・・・
ま、もうちょい見てみましょうよ。
Jの中でなら時間をかければ安定して「中の上」くらいには持って行ける監督だとは思ってるけど、まあいいとこそんなもんでしょ。
そこまでやってくれれば充分で、そしたらその流れでもっと優秀な次の人に交代、って思ってるんだけど。
2シーズンくらいはかけてもいいよ、って思ってます。
これで目処が立たないとまた混乱の中へ・・・ですな(泣)


(`◇´)ゞポレッキィ

Re(12):ジーコ2
 kind  - 02/7/16(火) 18:18 -

引用なし
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   戦慄の・・・ピ


いやまあ、こうなったら韓国の試合をぜんぶ確認しようかなという
気にもなってきたんですけど(笑)、時間ないんで、テスト明けにでもまた。
ちなみに韓国対アメリカの試合はかなり面白かったかなあ。


>そもそもコントロールされた「パス」という範疇のスピードのボールをコントロール
できないようでは話になりません。


どの程度を「コントロール」とするかによると思うんですが、
ただとめるだけでなく次の展開に結びつくようなトラップであったり、
トップスピードに乗ったときのボールコントロールは低いと思います。
トップスピードに乗ると想定しての出し手の配慮も、ガンバに比べると低いのですけど。

パススピードは、トラップ技術の低さが要因だと考えています。
ゆえにチサチョさんの言い方を借りれば「まだ」何人かはかなりお話にならないのでは
ないかな。もちろん上手くなってきてるのは間違いないんですけどね。

トラップ技術は、けっこう個人的にばらつきがあると思います。
たとえばFW陣。鈴木、西沢、ゴン中山はトップスピードに乗ったときのトラップが
かなりぶれる。球速が速ければ速いほどそのボロは出ると感じます。
ゆえに彼らに出すボールスピードは遅いと感じることが多いです。
もっといえば「もっと速いボールでもトラップできればな」という思いのほうが強い。

とくにFW陣にはくさびのボールでもっと強いボールを出せれば
つまりワンタッチでコントロールできる技術があれば
相手が付き切れてない状態も増えるでしょうし、
そうすれば振り向ける可能性もあがるでしょうし、その回数も増えるでしょう。
よりボールポゼッションもあがるのではないかなと思ってます。

よくそれを「前を向く意識が足りない」というふうな言われ方をしますが、
実際は意識だけではなく前を向くための精度の高く展望のあるトラップができてないことも
影響しているのではないかと思います。


また、べつに日本選手全員がボールコントロールが劣るわけではなく、
小野だって中田だってうまいわけですが、
韓国代表には取り立てて下手な選手は見当たらない。
そこが「平均して上回っている」と感じるゆえんです。


>顕著なのは運動量と積極的に仕掛けようという姿勢です。


そこは賛成しますが、それだけではないと思います。


>韓国の戦術、運動量がそうさせるのであって、スキルに差があるわけではない
という理由からです。


運動量だけでスキルが低いのであれば、局面で勝つことはできないと思います。
韓国選手が局面で強さを発揮しているのはフィジカル面での充実、コンタクトの強さ、
勝負をする意識の高さもありますが、それを支えているのは紛れもなく
ファーストタッチの正確さです。これはまだ日本選手全員が備えているものではない。


>さて..どうにも意見の一致をみませんな(笑)
>ポレはレッジーナのやるサッカーが後ろと前でやるような形でないかぎり、そこそこ
やると思っています。

あくまで、スキルが今のままならば通用しない、ということですけどね。
彼なりに課題をしっかりわかったようで、かなり厳しいフィジカルトレーニングを
積んでいるそうです。彼がひ弱さをなくし、なおかつスキルも向上するならば、
具体的にはたとえばキープのためのトラップではなくドリブル、
ワンタッチパス、そのあたりのトラップの使い分けができるようになるなら
十分テクニックを生かす素地が整ったといえるのではないかと思います。


ただ、「今までの」俊輔なら、オンプレーならサンフレでもかなり止められている。
マリノスサポから「あいつにFK禁止令だせよ」という声が聞かれたのは
一度や二度ではないです。それくらい彼はセットプレーならびに
セットプレーに準じた状況(つまりある程度フリーな状況)における
ボールテクニックに依存した選手だと思います。

>そして俊輔はむしろカイーの言葉を借りればスキルフルな選手だと思います。
>けして単純なボールコントロールにのみ優れた選手ではないと思います。

わからないですが、

>まぁこれはもう少ししたらシーズンが始まるので、それを見て判断すればいいでしょう。


そうですねー。関西でやってくれればいいんですけど。
セリエAダイジェストはないし、セリエA中継もたまにやってないくらいなんで。


>実現するはずのない話なので確認しようがありませんが、
>韓国選手がセリエなりリーガなりに移籍すれば確認できることでしょう。


韓国選手は韓国選手なりに課題があって、
日本選手は日本選手なりに課題がある。
セリエで通用する人数の多寡を競うとかとは厳密には違う話ですけど、
まあひとつの目安にはなるのかもしれません。
もっとも、ソン・ジョング、パク・チソン、キム・ナミル、
アン・ジョンファン、このあたりはどこのチームにいってもそこそこやれそう。
中田と小野はすでにやれてるので、稲本、鈴木、中村にはがんばってほしいですね。
戸田やアレックスとかには話きてないのかな?


(`◇´)ゞペピー

また新しい言語が・・・(藁

Re(12):ジーコ2
 glider E-MAIL  - 02/7/16(火) 18:25 -

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   ▼Chisato_ppさん:
▼kindさん:

個人的な見解を言わせてもらえば、韓国代表選手と日本代表選手にスキルの差はほとんどないと思います。
「スキル」の面では東アジア諸国は大差なく下手に感じます。
平均して言えば、単純な「蹴る」や「止める」は欧州や南米の有名な強豪国だけでなく、バルカン諸国や南米の中堅、北アフリカやトルコ、あるいはウクライナ、いや、カザフスタンにさえ見劣りするのは韓国もたいして変わらぬように思いますね。
ただ、「韓国の方が日本よりもスキル面ではちょっと上」と言われれば、「そうかもね」という感じは持ってますが。

>>韓国代表選手の多くは日本代表に入ってもレギュラーでプレーできると思いますが、
>>逆に日本代表選手は韓国代表には入れもしない選手がけっこう出るのではないかな、と。

そうでもないような気がしますけど。
西沢や鈴木が韓国代表に入れたかは疑問ですけど、イウリョンやイヨンピョが日本代表に入れたかも疑問。
ファンソンホンが中田ヒデよりイイか、キムナミルは戸田よりイイか、チェジンチョルは松田よりイイか、とかって見て行くと「多くがレギュラー」ってわけにもいかないでしょう。
混合チームを例えば作ったら、やっぱり中盤は中田や小野や稲本等、日本人が多くなりそうですね。
逆にFWは韓国人ばかりになりそうですが(笑)

Re(13):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/16(火) 22:38 -

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   チサチョさんではない。

つーことでこの辺にしますか(笑)

韓国に取り立ててヘタな選手が見当たらない理由ってのも
運動量、戦術によると思います。
スペイン戦に限っていえばソルギヒョン、ユサンチョルあたりは
どーなんだろってレベルでしたけど。
確かに何人かの日本選手はヘタクソめがっ!ってなプレーすることもあります。
まぁ日本は何人がダメで韓国が何人がダメっつー議論をする気はありません。
トラップに関しても上記の理由と同じです。

>運動量だけでスキルが低いのであれば、局面で勝つことはできないと思います。
ポレは韓国のスキルが「低い」とは一言も言っていませんよ。
戦術と運動量に裏打ちされたものがベースにあって、あとは仕掛けていこうと
いう意識がある。さらに気候が味方すれば、仕掛ける機会も増えて局面で勝つ場面
も出てくるわけです。
それと前を向く「意識」ではなくて、もらう時点でプレスがゆるいため、前を
向けるんです。
もちろんすべてがこうだとは言いませんが。

ちなみに
>ゆえに彼らに出すボールスピードは遅いと感じることが多いです。
これってパスの出し手が貰い手の技術(スキル)によりパススピードを落としてる
って事ですか?
出し手に聞いた事はないんでわかりませんが、あるとすれば主にフィジカル面が理由
になるんじゃないでしょうか?

>セリエAダイジェストはないし、セリエA中継もたまにやってないくらいなんで。
スカパー入りましょう。借金してでも(笑)
損はないと思います。

(`◇´)ゞイカちゃん

毎日挨拶が変るので困っています。

Re(11):ジーコ2
 Chisato_pp  - 02/7/16(火) 22:44 -

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   トン

>ワールドカップの盛り上がりをいかにJリーグに引っ張ってこれるか、いかに継続できるか、という点は重要だし。
むーなるほどそういう面もあるのかもしれませんね。


>オフトねえ・・・
>2シーズンくらいはかけてもいいよ、って思ってます。
いや今シーズンがすでに問題かと...
ちと脱線気味なので愚痴はやめときます(笑)

エーキサーイティーング

Re(12):ジーコ2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/16(火) 23:54 -

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   今までの、話し合いをみていて、ちょっと見方も変わってきました。

ジュビロ磐田のサッカーは、速いパス回しのサッカーができているので、そう考えると、そもそも、日本と韓国の技術的な差は、さほどないかもしれません。逆にいえば、韓国にしても、磐田にしても、チーム戦術的なもので、そういうサッカーにすることは可能だということです。

ストライカー陣だけに限っていえば、韓国選手の方が、日本人選手に比べて、高い能力を持っているといえるかもしれませんが、技術的にみて、韓国人選手と、日本人選手では、実はそれほど差がないのかもしれません。

ただ、日本人選手の、基礎技術は、さらに向上させる余地はあるでしょうし、そういうのは、かなり、地道な練習で、少しずつ、長い時間をかけて高めていくしかないでしょう。そういう部分が、もっとしっかりできれば、さらに、日本のサッカーはよくなっていくのでしょう。

特に、レッズの選手は、キックとトラップの練習をしまくるべきです(笑)

しかしながら、もっと、日本人は、自分達の、基礎技術に、自信を持つべきでしょう。決して韓国の選手には劣ってませんよ。

韓国のボール回しが「速く見えた」のは、チーム戦術的な理由が大いにありそうです。

そもそも、スキルというのは、工夫ですから、「頭」を使えば、ある程度はできるのです。スキルフルってのは、あらゆる局面で、プレーを有利にもっていくための、「良い準備」や、局面での「工夫」ができているという意味で、これも、意識の問題です。そして、このスキルというのは、実は、「チーム戦術」によって向上させることができるという視点も必要でしょう。

そうすれば、ちさとさんのおっしゃるように、「囲まれる前にパスを出す」ことができるのですよ。これって、スキルですよね。

韓国は、彼らの個々のスキルによって状況を打開したというよりも、チームとしてのやり方によって打開した。それがはっきりしていた、徹底されていたから状況を打開できたようにみえます。

ちなみに、俊輔よりも、韓国の選手のほうがスキルがあるというのは、間違いではないかと思っています。これは、俊輔みたいな良い選手を潰しかねないのではないかと。クリエイティブなプレイヤーが育たなくなったら、嫌ですしね。俊輔ほど、1対1で勝負する選手はいませんし、俊輔ほど囲まれた状況から、「打開」するプレーをできる選手はいませんし。指導者としても、俊輔のようなプレイヤーを、「生かそうとしない」のは、ちょっとよくないですね。俊輔に、「ワンタッチでプレーしろ」なんて指示したり、「ワンタッチ制限の練習」なんか、させても効果ないと思っています。俊輔には、そういう指導じゃない形で、シンプルにプレーさせるような道を示してあげないと。もちろん、そうするとことで、速い判断や、状況に応じたワンタッチプレーなんかを促すのですが。

現代サッカーってのは、インサイドで止めて、インサイドで蹴るから、さらに次のステップへいってるんだとは思います。

実は、韓国の、ヒディングになる前のサッカーを見たんですが、正直、悪かったんですよね。速いボール回しができてなかったですし。あれをみたときに、「基礎技術は思ったよりも高くないのかな」、「個人の部分じゃ、別に日本とそんなに変わらないな」なんてみえましたね。逆に、中盤から後ろなんかは、日本の選手の方が、よく見えましたし。

それが、ヒディングになってから、急によくなった。(とはいっても、ある程度時間がたってからですが。)んじゃ、戦術的な秘密とか、運動量、フィジカル面なんかで、韓国のサッカーが向上したってみるのが普通なのかなと思ったんですよね。実際、使ってる駒は同じだったわけで。

逆にいえば、日本も、「個人能力がすごく高く見える」ようなサッカーを、することは可能だってことですよね。

もし、本当に、韓国の選手の、個人スキルがすごく高かったら、そもそも、韓国が、一時的にも、日本に抜かれるなんてことはなかったでしょうし。それに、もし、そうであるならば、韓国の育成システムなんかを、日本は学ばないといけないことになりますし。

まあ、韓国の選手が、技術的な安定していた、ミスがなかったというのは、私も感じたので、それを、基礎技術的なものに求めたのですが、他の要因ってのも結構大きいんだなあと、認識を改めた次第です。

それではまた

Re(13):ジーコ2
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/17(水) 0:39 -

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   ちなみに、韓国の選手は好きですし、韓国のサッカーも実は好きだったりします(笑)なかなか、熱くなりました。スキルも、悪くないと思いますよ。カインドさんの、日本よりも、スキルが少し上って見方は間違ってないと思いますけどね。ただ、程度の問題かもしれませんね。ものすごい違うのか、ちょっとだけ違うのか。んで、それは、十分、修正可能な範囲なのではないかと。例えば、パクチソンと松井大輔にスキルの面で差はないと思いますし。

まあ、私も、チェヨンスなんかを生で見ることはありますが、やつは、上手いですよ(笑)

ちなみに、水原三星の試合を見たときは、彼らは、それほど、良いなとは思いませんでした。サウジのほうが上手く感じました。

こらー(笑)
 kind  - 02/7/17(水) 10:23 -

引用なし
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   ▼Daiさん:
>今までの、話し合いをみていて、ちょっと見方も変わってきました。


「あーテスト中なんで韓国のビデオを見直すのはしんどいので
あとはDaiさんにお任せ」と逃げをうとうと思ってたのに(笑)。

>しかしながら、もっと、日本人は、自分達の、基礎技術に、自信を持つべきでしょう。決して韓国の選手には劣ってませんよ。
>
>韓国のボール回しが「速く見えた」のは、チーム戦術的な理由が大いにありそうです。

ずりーよ(笑)。もっと噛み付こうよ(笑)。


まあ、そういうことで>グラさんチサトさん


>そもそも、スキルというのは、工夫ですから、「頭」を使えば、ある程度はできるのです。スキルフルってのは、あらゆる局面で、プレーを有利にもっていくための、「良い準備」や、局面での「工夫」ができているという意味で、これも、意識の問題です。そして、このスキルというのは、実は、「チーム戦術」によって向上させることができるという視点も必要でしょう。

そうですね。チーム戦術というか意識づけによって変わるものだと
思います。

>韓国は、彼らの個々のスキルによって状況を打開したというよりも、チームとしてのやり方によって打開した。それがはっきりしていた、徹底されていたから状況を打開できたようにみえます。

自分は「個々のスキルによって打開した」と書いたのではなく、
「個々のスキルが高いからこそ打開できた」と書いたので。誤解なく。


>ちなみに、俊輔よりも、韓国の選手のほうがスキルがあるというのは、間違いではないかと思っています。これは、俊輔みたいな良い選手を潰しかねないのではないかと。クリエイティブなプレイヤーが育たなくなったら、嫌ですしね。俊輔ほど、1対1で勝負する選手はいませんし、俊輔ほど囲まれた状況から、「打開」するプレーをできる選手はいませんし。指導者としても、俊輔のようなプレイヤーを、「生かそうとしない」のは、ちょっとよくないですね。俊輔に、「ワンタッチでプレーしろ」なんて指示したり、「ワンタッチ制限の練習」なんか、させても効果ないと思っています。俊輔には、そういう指導じゃない形で、シンプルにプレーさせるような道を示してあげないと。もちろん、そうするとことで、速い判断や、状況に応じたワンタッチプレーなんかを促すのですが。
>

どっちですか(笑)。俊輔はけっこう磨くべきだと思いますけどねー。
Jで見た感想的には。もちろんエリア内で勝負する姿勢とかはいいと思うんですけど。
そういう姿勢を残しつつ判断をより早く、というかエゴを少々捨ててくれればいいと思います。
彼は「おれのクロスでくずしちゃる」というエゴというか自信が強くて
それはいいんですけど、「もっとほかにいい選択肢があるんちゃう」とか
「お前がウラ出ろよ」ってシーンもけっこうあるような。
レッジーナでそこら辺変わってればいいんですけどね。
スキルとフィジカルコンタクトが向上すれば通用しますよ。


んじゃテス勉します

Re(1):こらー(笑)
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/17(水) 13:21 -

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   韓国の、ボール回しが、スムーズだとは思ったんですよ。んで、それは、韓国の選手の、基礎的な技術が高いからだろうなとも思ったんです。

でも、そこに、戦術とか、運動量とか、そういう要因は、含めてなくて、そういう視点でゲームを見直した時、十分、それが、速いボール回しの実現に役立つってことを知ったんですよね。

そして、その後、日本の試合を見たのですが、決して、個々の選手レベルでは、劣ってないというか、上手くやっているシーンも結構あるんですよ。んで、Jリーグなんかみて、こないだのアジアスーパーカップなんかみても、やっぱり、劣ってないというか。

それで、スレを建ててから、現役の人の意見なんかも聞いたり、指導書見たり、いろいろと、考えたり、話し合ったりしててみたんです。

んで、私としては、どうしたら、もっと良いサッカーができるかという視点でみますので、「個々の選手の基礎技術を上げろ」という指摘だけでなく、他の要因として、例えば、「チームとしてのやり方」なんかに着目して、そういった部分で、レベルアップさせていくことで、状況を打開できるんじゃないかなと考えたわけなんですよね。

んで、どっちですか?といわれた、俊輔ですが、私は今まで、一度も、俊輔の基礎技術は下手だと言った事はないですよ。「日本人」とはいいましたけど、それは、俊輔のことを指してはいませんし。ヤフーでも書きましたが、私は俊輔は、すごく良い選手だと思うし、これからも頑張って欲しいなと、そう思ってますよ。

ほら、ネット議論って、「自分の考えが絶対、正しい。自分の目しか、信用しない」なんてやってると感じ悪いでしょ。自分が間違っていると認めたときに、はじめて、成長するというか。例えば、今回にしても、ちさとさんの目というものを尊重して、それを理解することで、自分の意見にも幅がでるわけですし。自分が今まで思考する上で、扱ってきたフレームワークでの結論と、他の見方による結論。そして、両方とも、当然、間違えでなく、あってるわけですから、あとはそれを、踏まえた上で、自分の指導に生かしていけばいいわけなんですよ。

それに、例えば、ちさとさんは、わざわざ、韓国戦の試合を全部見直して、自分の目でちゃんと確認した上での見解ですよね。そこに、触れないで、「いや、俺の目が正しいから。お前間違い」なんてやってたら、これ、議論になりませんからね。そういった部分は尊重して、「ああ、そういう考え方もあるんですねえ」ってな感じでやりとりしながら、「私はこういう風にみえたんですよね。んで、ちさとさんの見方ではこういう風にみえたってことですよね。まあ、そうすると、これこれ、こういう理由があって、意見の差異は、こういう部分ででて、んで、結局、日本として、やるべきことは、こういうことなんでしょうね」ってやれば、上手く、やり取りできると思いますし、それが、私の議論のやり方です。

例えば、今回の、基礎技術の話ってのは、一般のサッカー界と、ネット界で、多少、ずれている部分はあるんですよ。このまま、ネット界でのサッカーの見方しか知らないで、現場にでていくと、ちょっと怖いなーと思っちゃう部分はありますからね。そういう意味では、良い勉強になってます。サッカーってのは、勉強をやめた時点で、終りですし、ネットの意見だけじゃだめですしね。

基礎技術がないんだってのを、「本当か?」と疑う、そこから、もう一度、見直すのも面白いかなと思いますね。まあ、ビデオ見直す作業はしんどいので、厳しいですけどね(笑)

結論としては、まあ、日本と、韓国では、韓国のほうが、全体的にはほんの少し、スキル面では上手いけど、まあ、日本も十分修正可能な部分で、んで、日韓共に、欧州、南米のトップレベルに追いつけるように、もっと頑張れって感じでしょうかね。

ちょっと今回にしても、イメージだけの論争だったり、抽象的な部分が多くて、例えば、選手個人の問題を話しているのに、選手個々の話だったりしなかったので、そういう部分がでてくるといいかなとは思いました。んで、私としては、例えば、パクチソンと、松井大輔では、その部分で、差がないといったわけです。

本当に、そういう指導ができるのか?という問題もありますしね。俊輔に向かって、「エゴを捨てろ」と指導して、上手くいくのかどうか。それが、本当に、正しい指導なのか。この辺りは、結構、私としては、慎重になってしまうんですよね。

問題点の指摘ってのは大事ですからね。これを、自分の直感だけや、あるフレームワークからでた意見だけで、語ってしまうと、選手を潰しかねませんしね。

まあ、次回は、カインドさんの視点について考えてみたいと思います。

Re(2):こらー(笑)
 Dai E-MAILWEB  - 02/7/17(水) 19:53 -

引用なし
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   基礎的な技術については、韓国の選手は、もともと持っていたと思うんです。んで、それが前提条件としてあったというカインドさんの指摘は正しいと思います。

ただ、私は、日本も、同様に、持ってると思うんですよ。

んで、そういった技術が、「生きてきた」のが、今回の韓国で、そこで一番重要なのは、「判断」や「意識」だったと思うんです。

韓国の場合は、チームのやり方として、戦術として、シンプルな判断ができた。それが、前提としての、技術を生かした。つまり、スキルがでてきたわけですね。

日本の場合も、例えば、ジュビロなんかが、同じように良いサッカーをして、その時には、各選手の基礎的な技術の良さがすごく出てくるわけです。

今回にしても、チュニジア戦なんかでは、すごく良いボール回しとか、人の流れ方とかが、でてきたわけです。その時には、ワンタッチの技術がよくでていた。ってことは、そもそも技術はあると思うんです。

そういったものは、基礎的な技術の必要性、例えば、インサイドで止めて、インサイドで強く蹴るということの必要性や、重要性を知れば、あとは、それを、やっていけると思うんです。

市原も、ベルデニックがきて、その重要性を知り、あとはチーム戦術によって、各選手がもっていた基礎技術が生きてきてましたからね。

俊輔の場合も、例えば、イタリアに行く前の名波と比較すると良いと思うのですが、名波も、イタリアの環境でやったことで、さらに自分の持っている技術を生かす術を知ったというか、すごく判断が速くなりましたよね。それによって、パススピードや、出すタイミングや、トラップの仕方なんかも、微妙に変わってきてたわけなんです。俊輔も、判断や、意識でもって、さらに、自分の持っている技術が生きてくると思うんですよね。

日本人はテクニカルで、韓国はスキルフルなんて指摘がありますが、そもそも、基礎的な技術はどちらも持っていて、あとは意識の問題だったと思うんです。その差は。判断の差でもありますね。

んで、そういったものを、ヒディングは、チーム戦術によって、技術を生かしてきたことに、今回の韓国の躍進の秘密があるんじゃないかなと今は考えています。

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