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「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」を読んで Dai 03/1/2(木) 23:51

   Re:「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」を読んで glider 03/1/17(金) 17:45
   Re:「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」を読んで Dai 03/1/17(金) 22:35
   Re:「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」を読んで kind 03/1/20(月) 9:45

Re:「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」...
 glider  - 03/1/17(金) 17:45 -

引用なし
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   ▼Daiさん:

Daiちゃんに借りた山本本、昨日読み終わりました。
山本さんはトルシエに対しコーチとしてその指導方法が嫌だったこと、人として嫌いだったことがはっきりとわかりましたね。
「嫌い」となるといろいろなことも良くはとれないわけで、それも感じました。
それでも理解しようとしていた部分、納得できた部分、耳を貸してくれたことをうれしく思う部分など、山本氏の人となりが割合正直にでてますね。
まあ、読んで行くと「私ならこうした」「私の進言で・・・」「私が言っていれば・・・」等、山本さんの功名心とも取れる部分もありますが。

残念なのはあまりに「対トルシエ」に終止していて、トルシエを評価するかしないかということは別にして、ネガティブなトーンで読後感が良くなかったですね。
もうすこし「戦いの中の選手達」にもフォーカスしてくれると良かったんですけど。
これも「トルシエ本」だったんでしょうか(笑)

まだ未読なんですが、ダバディ本も読んでみようかなと思いました。
なんとなく、両方でAB面といったような感じもあるのかな、と。
ただまあ、トルシエの人格がどうの、と言った話そのものにはもうあまり興味がありません。
すでに去った人のことを今さらどうこう言ってもしょうがないしね。
それでもまあ、興味を持ったのはトルシエはそういう指導法をたぶん確信犯として行っていて、それは、考えてそうしているというより彼の経験の中で『こうすると強くなる』と肉体的に知っている部分、彼の自分自身へのモティベートとしてどうしようもない部分、わがままで傲慢な性格といったものから生まれてきていて、それが「戦闘集団」の中でどう効力を発揮するのか、周囲の人間にどう作用するのか、といった部分ですね。
だってやっぱり山本さんが監督で、彼が「フラット3」の戦術理論を持っていたとしても日本代表チームがあそこまで強くなれたかということには疑問を感じざるをえないので。

トルシエがこの先、どんな監督になって行くのかはわかりませんが、ロックミュージシャンなんかでもすごい傑作を残したやつってすごくわがままで傲慢だったり、子供っぽかったりするってよく聞きます。
逆に、表面はとてもジェントルだけど、実はすごく計算高くて、言っていることと考えていることが違う、なんてやつもビジネスの世界で成功していたり。(個人的にはベンゲルにはそういう匂いを感じたりも)
そんなことも思いました。

ジーコって良い人すぎない?なんてね(笑)

Re:「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」...
 Dai WEB  - 03/1/17(金) 22:35 -

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   では、トルシエの、良かったところを少し。

まず、チーム全体が、次の局面を「察する」ようになったこと。がんこだし、下手なことをすると何をされるか分からないので、トルシエが何を考えていて、どのようにして欲しいのかを察して、先読みして、行動する。こういう「予測」するってことは、サッカーでなくとも、とても大事なことだと思います。

理不尽な要求を繰り返しされることで、逆に、選手達がたくましくなっていったこと。山本氏曰く「理不尽の中にも理はある」。どんなに酷いことをされても選手達は監督の要求に応えていくというのはとても面白かったです。

期待する選手には、必ずチャンスを与えたこと。どんなに気まずい仲になっても、翌日には、平気な顔で試合に起用するし、次の合宿にも呼ぶ。これは、案外、できないですよね。

チームが「緩む」ことがなかったこと。緊張感を4年もの間、持ちつづけられたというのはすごいです。

選手達が、変な内部分裂をしなかったこと。怒りの矛先はいつもトルシエだったので、逆に選手達は「派閥」みたいなものを作らなくて済んだし、そういうものをトルシエは許さなかった。

まあ、いわゆる「嫌われ役」を買って出たってやつですよね。

なんか、先生みたい(笑)

先生のありがたみって、結構、後になってから気づくんですよね。戸田とかも、きっと、そうなるな(笑)

他にもいろいろありますね。技術的な部分でも。

Re:「山本昌邦備忘録ートルシエジャパンの1369日」...
 kind  - 03/1/20(月) 9:45 -

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   gliderさん、こんちは。いまさらながら「あけおめ」ですかね?


トルシエ本としては、ほかに「異端児トルシエ」も面白かったですね。
「黄金時代」でトルシエの人格面とフローラン・ダバディ個人の興味深さがわかって、
「異端児」のほうでトルシエの指導法とそのルーツ、バイオグラフィーがわかるような気がします。
「異端児」は読了ずみなら失礼。

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