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秋田召集について・・・「個人的」? glider 01/7/3(火) 15:49

   もうひとつーテストマッチの見方のひとつとして。 glider 01/7/7(土) 12:17
   Re(1):もうひとつーテストマッチの見方のひとつと... kind 01/7/7(土) 13:55
   Re(2):もうひとつーテストマッチの見方のひとつと... glider 01/7/8(日) 4:22

もうひとつーテストマッチの見方のひとつとして。
 glider E-MAILWEB  - 01/7/7(土) 12:17 -

引用なし
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   > コンディション劣悪のパラグアイに何が出来たから、そしてそのパラグアイに完敗したユーゴに何が出来たからといって意味があるとは思えない

もうひとつ、言っておきたいのは今回のパラグアイはそこそこ力のあるチームだったと言うこと。
フル代表の完全なレギュラーは、チラベル、カニサ、エンシーソの3人くらいだけど、
他の選手もほぼ代表グループの常連であり、中でもガビラン、クエバスは期待の新星。
フェレイラは、リベルタドーレス杯でも活躍したセロポルテーニョの文句なしの司令塔。
ガビラン、カセレスはわざわざヨーロッパから呼ばれた選手。
南米予選を戦うチームと同じ戦術をきちんと消化し、マルカリアン監督は「スピードではこっちのチームの方が上」
と自信をみせるチーム。パラグアイは、アジャラ、ベニテス、アクーニャらの後に続く世代の
強化を重要課題にして取り組んでもいて、そういう意味でも「期待のチーム」でした。
そして、サイドを使ったカウンターアタックが得意なパラグアイの左サイドのカニサは
南米予選のチームの左サイドのプレイヤー。

それでも、このパラグアイが「本気のパラグアイ」であるわけではない。
それほどコンディションが劣悪だったとも思わないけれど、
やっぱりアウェーの、テストマッチでの戦いなわけです、当然。
W杯の予選と同じように準備もして戦ってくるわけじゃない。
そしてそれは、日本もやっぱり同じですね。
日本代表もまた、テストマッチ(大会だけど)として、個人でもチームでも課題を持って取り組み、
そのテーマに沿って、試合をしているのです。
そういう所を予想し、観察し、発見し、やろうとしていることと現在の段階のギャップを見て、
試合後の選手のコメント等と照らし合わせ、チームの状態や先々を推察するのも楽しみのひとつです。
「何ができたか、できなかったか」は、そういう面からみるべきものであり、
むろん相手の状態次第ということはつきものですが、まずは相手がどうであれ、
チームとしてはどうであったか、どういう段階なのか、が重要。
そういう意味では、日本代表はまだ先のあるチームだ、ということがわかったキリンカップでした。
そして、その自覚もあるチーム。当たり方ひとつ取ってもサンドニの時とはえらく違う。
本人達はマスコミが言うように「できあがった」なんてこれっぽっちも思っちゃいない。

ユーゴは、けっこうヒドかったけど、それでもあの「ユーゴ代表」を途中から完全に
「動くコーン」のようにして自分達の練習をする日本代表を逞しいな、と思いました。
余計な楽観視も悲観視も無用、とぼくは思うし、指摘すべき所はし、できていることは認めて
応援して行くのが良いと思います。時には「いいぞ!」ということも必要。
課題を持って「自分達の練習」をした代表を、ぼくは誉めたい。
いたずらに勝敗ばかりに左右されず、そういうことはどんどんやって欲しいから。

Re(1):もうひとつーテストマッチの見方のひとつと...
 kind E-MAIL  - 01/7/7(土) 13:55 -

引用なし
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   すいません、レス書いたフロッピー忘れました(汗)。えーと、とりあえず例の
「ラインブレイク云々」の前に説明が不足しており「コンフェデ、キリン杯を
通じての感想」と受け取られかねない書き方をしたことの反省、その上で
自分としてはボランチに割く人数は2枚が限度であろうということ
(前線へのプレッシャーの掛け易さ)、5バック気味に守る現在のシフトでは
縦への推進力が絶対に必要だということ(事実5バック気味になった布陣で
日本はまったく決定機を作り出せていない)、その為には3バックに
カバーリング能力に長け、単独でのボール奪取が可能な人材が必要になる
であろうということ・・・

等々を書いてきたんですが(汗)。月曜までまってくださいまし。
えーとそれまでこちらにレス。

>もうひとつ、言っておきたいのは今回のパラグアイはそこそこ力のあるチームだったと言うこと。

>それでも、このパラグアイが「本気のパラグアイ」であるわけではない。
>それほどコンディションが劣悪だったとも思わないけれど、
>やっぱりアウェーの、テストマッチでの戦いなわけです、当然。
>W杯の予選と同じように準備もして戦ってくるわけじゃない。
>そしてそれは、日本もやっぱり同じですね。

異論アリです。チームとして、ボールホルダーが持った瞬間の周囲の動き出しの早さと質、共有するイメージ、すべてにおいて継続性に欠けていたように思います。チームとして有機的な攻撃が出来たのは前半の数回だけではなかったでしょうか?「どの程度強いのか」などという議論は水掛け論になりそうですが、いずれにせよ「強いチーム」でないことは明白。それに、向こうはW杯予選という「本番」がある上での「テストマッチ」でも、日本にとっては違う。日本には「本番」はW杯本戦までない。だからこそ僕はあと5試合「強いチーム」とのアウェイ戦を組んで欲しいのですね。この程度の相手で何が出来たと言っても、それが本番へ向けた調整の一環に成りうるのか、あまり楽観視は出来ません。

この試合で確認できたことは、小野がある程度フリーになれば極めて精度の高いパスが供給できること、中田浩二ー森岡ー松田のF3では高い位置でフラットになりきれずオフサイドラインが後退してしまうこと、松田のマンマークはそこそこ安定してきたこと、柳沢の一瞬の動き出しは世界レベルのものであること、など玉石混合の様相を呈していたように思います。

とはいえ、やっぱりパラグアイの組織的な攻守は継続して観られず。1点目はDFが三枚居ながら全員柳沢の動きに置いて行かれているし、小野へのプレスも甘い。2点目は小野と森島のコンビから柳沢の上手い動きだしで取った点ですが、DFラインの統率がバラバラだったことも一つのポイントでしょう。フラットにするのか、スイーパーが柳沢を観るのか、どっちつかずのポジショニングをとったカニサのお陰で裏に決定的なスペースが生まれた。その割には、そんなパラグアイ相手にもガビランとフェレイラに二人でカットインされて川口を破るアウトサイドシュートを放たれるなど(柳沢の2点目直後のシーン)、決して「完勝」といえる内容ではない。テンションやコンディションがこれだけ違う相手とやって明白な差を示せないようではまだまだ楽観は出来ないですね。


まあ、選手達はまったく楽観していないようだし、それだけは非常に良いことなのですが、この程度の相手とは絶対に当たらないのがW杯本戦。もう数試合、あのサンドゥニやコルドバのような極限状況に置いてやって欲しいんですよね、僕としては。ああいう試合を経験し、世界レベルとの差を肌で感じることこそ進歩への早道。幸い、稲本も小野も川口も海外移籍するようだし、欧州での試合にはすぐ駆けつけられる。協会の交渉の腕の見せ所だと思うんですけどねー・・・・。どうせやんねーだろーなー。


>応援して行くのが良いと思います。時には「いいぞ!」ということも必要。
>課題を持って「自分達の練習」をした代表を、ぼくは誉めたい。
>いたずらに勝敗ばかりに左右されず、そういうことはどんどんやって欲しいから。


そういうことはgliderさんにお任せした方が良さそうです(笑)。僕は基本的に性格歪んでる方なんで・・・(笑)。こんな奴が大手振って大通り歩くのはあまり良いことではないだろうし(笑)。

つーことで、レス月曜までお待ち下さりませ。

Re(2):もうひとつーテストマッチの見方のひとつと...
 glider E-MAILWEB  - 01/7/8(日) 4:22 -

引用なし
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   日曜、月曜と仕事(もう今日じゃん!)と仕事なんで、月曜のレスのレスは火曜以降になると思います。
別にいつでもいいっすよ。急ぐ必要はないんで、ゆっくりどうぞ。

>いずれにせよ「強いチーム」でないことは明白。それに、向こうはW杯予選という「本番」がある上での「テストマッチ」でも、日本にとっては違う。

別に弱くはないですよ。あのパラグアイ。
でも、向こうには向こうの事情があるんであって、「もっと真剣にやってくれ」たって
仕方ないし、こっちだってそれほど真剣勝負してたわけでもない。
テストマッチなんてそんなもんです。

パラグアイ戦も先制点を取るまでは御指摘の「ボールホルダーが持った瞬間の周囲の動き
出しの早さと質、共有するイメージ」もちゃんとしてた。良かったと思いますけど。
その後、明確にペースを落とし、テンポもずいぶんノロくなるけど、あれは狙い。
はっきりわかりすぎるくらい、あからさまにやってる。
そして、はっきりとした追加点のチャンスにはちゃんとみんな動きだしてる。
そういう所を意識的にやるようになったことこそを認めなければならない。

キリンカップではコンフェデで明らかになった攻撃の弱点、遅攻になると形にならない、
って所をなんとかしようとしていたと思うし、試合の流れの中でのペース配分にも気を
使ってやってたわけだし、みんなJリーグの疲れもあって、そんなガンガンくる相手でも
ないし、でそういうふうにやってた。
「遅攻になった時の構成力」や「流れの中でのペース配分」は前からあった日本の課題
であり、ある程度試合をコントロールできている状況の中で、いつもなら早く縦に入れ、
スペースに動いてカウンター気味に優位を作る、って時にも「あえて」戻して組み立て直す、
ってことをさんざんやってたと思うし(たいくつだったけど)、
まだまだそれがうまくできないのは今の状態ではしょうがないと思うし、別に心配もない。
特に相手のデキが悪すぎたユーゴ戦なんかはその傾向が顕著に出てた。

「テスト・マッチ」に常にベストの状態で90分フルに力を出すことを望むのは決して
正しいと思わない。時間的なチームの段階があり、チーム作りがあり、「調整」があるんですよ。
だから、ポルトガルはフランスにアウェーで4ー0で負けたって、たいして騒がない。

本番まであと1年、今から極限状態を作る必要性もあまり感じません。
ジャケも言っているように、「チームは生き物」であり、ピークは本番に合わせなくてはならない。
10月の欧州遠征があり、来年にはまた出かけても行くだろうし、コンディションを
うまく調整しながら、チーム作りを一歩一歩着実に進めて行くしかない。
今、どういう状況なのかどの段階なのか、を見極めない批判は、チームにとっては単なる
「雑音」になってしまう。去年のマスコミがそうだったように。
必要な時に、ちゃんと批判も聞いてもらうためには、良い時には良い、今はそういう段階
で、やっていこうとしていることはわかった、と言うこともしなければならないとぼくは
思うし悪い方にとってあげつらってもしょうがないと思う。
「南米予選2位チームのレギュラー」カニサにさえも中途半端なポジションを取らせた、
のが小野と柳沢のコンビネーションなんだから。

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