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小野=触媒?「トルシエ革命」より hjro// 01/7/9(月) 0:47

   Re(1):小野=触媒?「トルシエ革命」より glider 01/7/10(火) 5:20
   Re(2):小野=触媒?「トルシエ革命」より hjro// 01/7/11(水) 1:34
   Re(3):小野=触媒?「トルシエ革命」より glider 01/7/12(木) 2:18

Re(1):小野=触媒?「トルシエ革命」より
 glider E-MAILWEB  - 01/7/10(火) 5:20 -

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   ▼hjro//さん:

>「トルシエ革命」で、トルシエは彼の持つ知性にも文章力にも驚かされた。
>それから、トルシエが代表・ユース代表の監督になってからの経過というのも、感慨を持って読めた。
>しかしながら、序章と終章で述べられているのでわかりやすいものの、テーマとして弱い。
>gliderさんがおっしゃるように、核心に触れられてない気がする。

この本は一応、トルシエと田村修一氏の「共著」ということになっているようですし、
トルシエはまだ「現」監督、しかもいろいろと軋轢も起こしている人物(笑)なんで
ヤバい所には突っ込まなかった、田村氏の意図もあるでしょうね、きっと。
今はまだ言えない部分、本当の本音の部分、いつか聞ける日がくるかもしれないし、
こないかもしれませんね。
関係ないけど昨日仕事で、フランス人の映画監督の話しを聞く機会がありました。
で、なんとなくフランス人のメンタリティの一部を見たような気がします。
彼等は自己主張が強い。その主張は、時として場の雰囲気を壊すこともあるけど、
彼等はそんなことはあまり気にしない。
ある意味で、すごくストレートで正直なんですが日本人には理解しにくい部分もある。
まあ、もちろん人にもよるでしょうけど、なんとなくそんな傾向を感じました。


>しょくばい【触媒】(名)それ自身は化学的変化をせず、他の物質の化学的変化の速度をかえる力のある物質

井原曰く、「伸二がいるとチームに元気が出る」
まさに「触媒」でしょう。
ピッチの中では、名波も触媒ですよね。
小野もそうだけど、彼等はプレーで人と人を結び付けることができる。
ピッチの外でも、たぶん同じなんでしょう。

Re(2):小野=触媒?「トルシエ革命」より
 hjro//  - 01/7/11(水) 1:34 -

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   glider さん、

あれからわたしなりに、「トルシエ革命」を消化しつつ、考えれば考えるほど、glider さんのご意見があまりにまっとうで。
このお題は、あまり意味がなかったなー、などと反省してしまいました。

トルシエが代表・ユース代表監督に就任した時、この監督は日本人に足りないものを触発してくれる人物ではないか、というのを凄く感じました。
日本人はごく一部のスポーツを除いて、高度な技術を持っているにも拘わらず、国際舞台においてその力を発揮し得ていない、サッカーもそのひとつだ、と思っていたからです。
たまたま、ユース代表が小野・市川などスターぞろいだったこともあり、就任当初から興味を持って見てました。
トルシエは戦術面・精神面で短期間の間に、代表チームを大人のチームに変えたと思います。
そして、ファンが一段とサッカーを楽しめるようになったのは、トルシエの功績が大きいでしょう。

サッカーは、プレーヤーの個性や資質などを色濃く反映するスポーツのひとつでしょう。
技術だけが勝っていても、それを扱うプレーヤーが成熟していなければ、技術は意味をなさなくなる可能性がある。
著書のなかで、トルシエがもっとも強調したかったのは、ここかもしれません。


サッカーは、例えるとタペストリーのようです。
育った環境も違えば個性も違う選手たちが、それだけでも美しい一本の糸で、それが監督の意図によって、価値のある図柄に織り上げられていく。
それは、サッカーの土壌によって、選手一人一人の個性によって、大きさもまちまちでしょう。
それを、より美しい図柄に仕上げるのが監督の仕事ということになります。
トルシエのなかで、タペストリーは完成に近づいているのでしょうか・・・。

Re(3):小野=触媒?「トルシエ革命」より
 glider E-MAILWEB  - 01/7/12(木) 2:18 -

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   ▼hjro//さん:

>技術だけが勝っていても、それを扱うプレーヤーが成熟していなければ、技術は意味をなさなくなる可能性がある。
>著書のなかで、トルシエがもっとも強調したかったのは、ここかもしれません。

そうですね。
「経験」というものの正体(少なくともトルシエの言う)が掴めたのはぼくにとって有意義でした。
そう言われればその通りなんだけど、「ピッチの中での経験とは、具体的なスキルのディテイルである」
ということは、はっきりとした認識としてはなかったものですから。


>それは、サッカーの土壌によって、選手一人一人の個性によって、大きさもまちまちでしょう。

ちょっとズレるかもしれないけど、最近は薄れてきてますがやっぱり土壌による差は明確に
あるものだと思います。お国柄がでるのは楽しいことですよね。
ぼくはつまらないつまらないと言われていた頃のイングランドにも、なんとも言えない「勇壮さ」を感じました。
ロングボール主体の雑なサッカーだったかもしれないけど、彼等が本気で攻撃に行く時の
突撃ラッパが鳴り響いているようなあの感じ。歌いまくるサポーターの大合唱の後押しを得て
まさに突撃して行くような勇猛果敢なさま。カタルシスすら感じましたよ。
スペイン大会だったかメキシコ大会だったか、ある時に「これはこれで美しい」と思っちゃったんですよね。
英国らしいな、と。

>トルシエのなかで、タペストリーは完成に近づいているのでしょうか・・・。

タペストリーかあ。良い表現ですね。
キャロル・キングの同名アルバムが好きです(関係ないっすね:笑)
基本デザインは変わらないけど、ディテイルを詰め、ほつれを直し、おざなりに編んだ部分をやり直し、
さらに大きく立派なものにすべく、さらに揃ってきた多くの色の美しい糸を使って奮闘中、といった所ではないでしょうか。

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