|
▼mitsuさん:
どもどもども。
>それが強豪国相手には中盤を取られる時間が多分にあることを戦術に十分に織り込んだ、と思ってます。
どうなんだろう、そこのところの捉え方。
あのサンドニの戦い、あの相手とのあの状況であの結果、自分達の状況、そういったことを正確に捉えられないスタッフでもないだろうし、実際にトルシエも「あの結果はサッカーの差ではなかった」と言っています。要するに、あの結果で「織り込んだのか」どうか?
ハッサンの時にもトルシエは「3:7で支配されるだろう」と言っています。
アジア杯優勝のチームからもう一度、世界へ向けたチームへの再編としてこれは織り込み済みではなかったか?
サンドニは良い口実にされただけでは?
まあ100%そうだとは思わないけど、そういう要素もあるのでは、なんて思います。
ぼくはね、今のままのバランスで本番まで行くとは思ってないんですよ。
10月の遠征、そこがまたひとつのポイントになるでしょう。
>本番(2002っす)でフランス相手に中盤で互するとこまで
>(本山やら俊輔やらを左にってそんな感じに捉えてます)行けるんすかね?
>理想じゃなくて現実的に行けそうな気がしてます?
強豪相手に四つの中盤戦を挑めるか否か、については3バックがカギになると思います。
先日の豪州戦、森岡も松田も中田も、ちょくちょく前へブレイクしてましたけど遅いからちっとも役にたってない。
ダーっといって、パっと出されて戻る。くり返しです。あの相手なのにね。
あのへんがもっと早く広く、カヴァーも含めてスムースになって、後方から中盤をライン操作だけでなく圧迫できないと、強豪相手に日本が四つに組むのは無理でしょう。
前方、後方へのラインブレイク、やっとやるだけはやるようになってきたのだから
(それは「ボールオリエンテッド・ディフェンス」という観点からはやって当然のこと)
そんなに急に多く望むのも無理だろうけど。
ボールを受ける、トラップする前にインターセプトが一番いい。
次はボールをトラップする、まさにその瞬間にプレッシャーをかける。
そこが足りてません。ようは遅いのね、あっちこっちで。
だからディレイして応援待って、って妥協策になってる。で、下がらされる。
ゾーンの移動の遅さ。ボールの動きへの反応の遅さ。ボールの流れの予測、判断。
大きなサイドチェンジに対してもそう。深い位置で外に展開されるボールに対してもそう。
個人の判断として、組織の動くスピードとして、もっともっとスピードアップしないと無理でしょう。
逆に言えば、それさえできれば五分に組めるとぼくは思ってます。
じゃあ本番までにそれができるか?と言う質問には「それがわかれば苦労はしない」って言うしかないかなあ(笑)
要は個人と組織両方の判断と一歩目のスピードを世界の一流と同じにする、そこまででなくてもせめて同じレベルでやれる範囲、同じ土俵で戦えるレベルまでにする、ってこと。
それって慣れも大きいですよね。海外に出た連中が持って帰ってくるもの、強豪との対戦で得るもの、それをどこまで自分達のものにできるかどうかでしょう。
中田、小野、稲本、西沢、高原、広山が今現在外国でやってて、年が明けたらもう何人か行くのかもしれない。
(磐田には悪いけど名波には絶対もう一度行って欲しい)
強豪との試合もまたあるでしょう。欧州、南米の中堅国だって相手ホームなら日本にとっては十分そういう部分を鍛えられる。
現実的な根拠はないんだけど、なんとなく行けそうな気はするけど、って感じかなあ・・・
|
|