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ラインと中盤に関わる問題点というのは、多くのチームに見られる問題ではないか、とも思います。
少なくとも日本のチームには多いような気がしますね。
中盤とラインが全く別物のようになってしまい、危険を招いているチームをタマに見かけます。
その昔、「攻撃パターン」を練習しろ、なんて声が巷に溢れた時期がありました。
それに反対した理由が今の柔軟性に欠くラインに通じるんじゃないか、と思いますね。
反復してやってしまうと、染み付いちゃうんでしょうね。
「何のためにやるか」を突き詰めれば、ラインブレイクと言うより形成前に要所を抑えにかかるのは、
しごく当然の行為でしょう。
「ラインDFなんか教えれば誰でもできる」は誰かさんのセリフですが(笑)、
ラインに頼りすぎずにポイントを抑えるセンスは、よりナマなDF能力の問題でしょう。
トーレスなんか上手かったですよね。DFに入ったサントスなんかも抜群。
レッズも頑張ってトーレスとか獲りゃ良かったのに。
こう書くと個々の選手の問題みたいですけど、コミュニケーションの方が重要かな。
あたり前のようにDHがサイドをケアし、左右のDFが当然のように前でプレッシャーに行く。
周囲の選手との意志の疎通がなければ無理ですよね。
こうゆうのってルール決めてったらキリないでしょうし。
現状、擦り合わせに入ったな、ってのが正直な感想です。
2002までに出来ること、出来ないこと。間に合うこと、間に合わないこと。
広山を出すか出さないか、出すとしたらどこか、ってのは僕の中では注目のポイントでした。
出さなかったことで、いろいろなことが分かったような気がします。
右回りだとイマイチ上手く行かなかった中で、まだトライしてみるのか?ってのがあったんですよね。
これは守備の問題で、主攻軸の裏はいちばん狙われやすい。
だから、そこでディレイをかけられ、かつ主攻軸の下からパスを供給できる浩二は変えの効かない選手。
そしてそこ(左サイド)からクロスを入れられた場合、ファーで競るのは右DFが多くなる。
だから(右DFが)フィード力が劣っても、競り合いに強くなきゃバランスが取れない。
だから秋田が呼ばれたときもピンときました。
やはり守備的5バックで来たか、なんて意地悪い声も聞かれる昨今ですが。
僕はしごく当然なこと、として受け取っているんですけどね。
両翼を大きく広げた形で攻めてくるチームって、今までなかったんですよね。
いや、あるにはありましたが。日本に中盤を握られておしまい。
分断されて、意味なくサイドをうろうろさせられてるだけでした。
ボールと相手の位置によってポジションを決めるのならば、後方に人数が増えるのは当然なこと。
ただ現状の問題として、そういう形で来ていないチームにまで下がった対応をしてしまっている。
・・・と、だいぶ前にここまで書いてたんですが、まとめる余力がどうやらなさそうです。
珍しく書いたんで記念に投稿します(笑)。
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