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こんにちは。まずは攻撃に主眼を置いたレスです。
スペース能力。これは重要ですね。ジュビロ磐田のサッカーを見ていると、人から人へという関係ではなく、スペースからスペースへという関係で全てが動いていて、左アウトサイド、右アウトサイド、トップ下、ボランチ、DHなどと言われる人間が、明確にいないのにも関わらず、サイド攻撃をしたり、中央突破したりしてくるわけです。ということは、人はスペースを作ったり、埋めたりするのを交互に、1人3役ぐらいこなしながら、その場その場でがんがんやっていくことで、スペースーボールースペースーボールという連続性を作りだし、全体のスピードアップをさせていって、攻守においてより速くて効率の良いサッカーをしていこうとしているのだと思います。世界の速さってものへの対策をするためのコンセプトがよくわかるやり方ですね。
特にサイド。ジュビロ磐田には明確なアウトサイドがいません。しかし、サイド攻撃を機能させることができる。これはとても興味深いです。日本人の特性、つまり俊敏性と組織力を活かした、見事なシステムだと思います。
しかし、残念ながら、レアルはもっともっとすごいです。まずは、とにかく個人が抜群にすごすぎる。その上、判断が早くワンタッチでもプレイできますから、もう手がつけられません。こういったレベルのチームに勝てないことには世界の頂点には立てないので、そうするともっともっと個人のレベルをアップさせなければいけないですし、もっともっとコンビネーションを高めなければいけませんね。
結局、ものすげえ速くて正確なパスを素早く出せて、それを受けては簡単にトラップできて、次のプレイに素早く移るってのを、ワンタッチベースで繰り返しできて、その時に、10人全員が連動しながら、スペースを作り、スペースを活かすって動きをし続け、くさびーポストーサポートを使い、走りながらゴールまでボールを持っていってしまい、さらにゴール前ではシザースフェイントなどを使った個人技もだすような、そんなサッカーしないと世界では勝てないでしょうね。
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