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subject Re(3):日本の取るべきサッカースタイル
time 1003391975
tree 252
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web http://homepage.mac.com/beggars_banquet/index.html
▼GAITIさん:
>全くその通りですね。自分でもこんなに長くなると思っていませんでした。(笑)
ずいぶんと独善的な書き方をしてしまっているのに(そんなつもりは本当はないのですが、ついそうなってしまいます。それでよく人を怒らせてしまいます。書き方って難しいですね)、真摯におつきあい下さって本当に感謝しております。
2点だけ。
>オートマティズムといっても戦術の1歩手前の下準備みたいなものですから
ぼくは、オートマティスムがチーム全体に浸透されれば戦術的には監督がやるべきことは終わっていると考えます。
後はピッチ上で選手達がコンビネーションを高め、工夫して行くべきこと。
アイデアや個性を絡めつつ、個と個の繋がりを強化して行くこと。
そうなれば監督の仕事は、組み合わせのバランスを見極めること、どうバランスを取って行くか、良いバランスの選択枝を増やし、それをどう維持して行くか、に移行して行くと思います。
さらに重要な「ピッチの外の部分」の仕事、チームのまとまり、モティベーションの維持、選手・スタッフのチーム全体のファミリーとしての人間的部分やオーガナイズの部分の仕事がもっとも大きいわけですし。
戦術なんて信号機みたいなもんです。
監督はそれを作って走りやすくしてやるだけ。
どう走るかは選手達がきめるべきこと。
必要ならば信号無視したってかまわない。
「自分で安全だと判断したら赤信号でも渡れ」と言ったのもトルシエだし(笑)
>で、この近代サッカーをベースに出来ると予想されるであろうサッカースタイルについて書きます。
2、と3、は同じだとぼくは捉えています。
例えば 2、のチーム同士があたり、プレッシングスピードがどんどん上がって行けば攻撃においてはスペースサッカーにならざるを得ません。
ならなかった方が主導権を失うことになるでしょう。
そして、4、 とも関連しますが、そうして極度に(一昔前にくらべれば)狭められスピードアップされたプレイエリアの中ではそうしたスピードの中で正確にボールを扱う技術、野球人さんへのmitsuさんのレスに書かれているような >1,情報の取得→2,判断→3,動作、の一連の動き といった要素の速さ正確さ無駄のなさ、そうしたことはFWやMFに限らずDFでも必要になってくるでしょう。
別に、意表を突くようなパスが出せたりトリッキーな技術などは必要ではないけれど、正確なボールコントロール技術、ダイレクトで正確に繋げることができる技術や30m以上のロングパスを素早く正確に蹴れる技術、キックの質、そういったものはすでに必要不可欠だと思います。
日本代表のシステムは生来的にそうした「スペースサッカー」に対応したものです。
いえ、プレッシング・サッカーというもの自体、そうなって行くのが正常な進化だと思います。
相手との関係やコンディションも大きいですが、1、 が2、にならないのは単純にレベルが低いから、2、が3、にならないのはコンビネーション不足か遅いだけ、3、が4、にならないのは守備能力との兼ね合いだけ、その中で何に力をかけてどういうサッカーを指向するかは選手の個性と文化次第だと思います。
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