|
>野球人さん
レスどうもありがとうございました。
そして、レスが遅れてすみません。
>私の答はつまり、「考える習慣」を身につける土壌が、選手育成においても、学校教育においても、希薄であるということです。
この部分は同感です。
この部分について、少し話させてください。
この自分で考える習慣を持つことによって、具体的にサッカーにおいてどのようなメリットが発生するかです。
ブラジルがWカップで優勝するときって、気温が高い、つまり暑い大会が多いです。
ブラジルの選手(昔強かったころ)は、今日は暑いから、横パスで相手を走らせて、後半ばてたところでとどめを刺そう、などや攻撃の緩急のつけ方など、自分で考えて状況に応じたプレーをする(つまり個人戦術かな)ことが最大の武器だと思います。
そういうような ブラジルの個人戦術が、暑くてプレスなどの組織戦術の効きづらい大会でより生きたのかなと思っています。
(初めての相手でもすぐ呼吸を合わせられる、と言ったようなことはこのような個人戦術の高さが影響していると思う。)
日本選手は、ブラジル人から変なとこばかり学ばないで、こういうところを学んで欲しいですね。(笑)
それと、日々の試合やトレーニングなどでも、自分で明確な目標を決めたり、その結果どうなるのか、といったことを具体的にシュミレーションしてみることによって効果は全く変わりますし、それも試合中のことと並んで、自分で考えることの大きな効果ですよね。
それと、サッカーを考えるといったことは楽しいことでもあるんです。
イングランドの若手はサッカーの話をすると何時間でもとまらないようです、Wユースでアルゼンチン代表は試合中自分たちで問題を調整していました、日本は悪い意味で監督の指示を守りすぎています(これが長所にもなりうるのですが)、例えば、Wユースでもサイドがボールを持つと必ず中に切れ込むといということをやっていましたが、あまりにやりすぎで 相手にも読まれ始めました。理論は解るのですが、もう少し自分で考えて臨機応変にやってもよいですね。
日本と世界との差は案外このあたりかもしれません。
|
|