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今さらながら欧州遠征(半端じゃなく長いです) seri 01/10/24(水) 13:59

   続き glider 01/10/26(金) 3:54
   ついでに柳沢 glider 01/10/26(金) 4:26

続き
 glider E-MAILWEB  - 01/10/26(金) 3:54 -

引用なし
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   伊東について言及しましょう。
伊東のプレイぶりには大方ハラが立ちます。
味方が前へ走っているのにバックパス。
不利な体勢でいる味方にさえ少し自分が慌てるようなことになると無意味なパス。
トラップは読まれ、1タッチで相手を出し抜くようなこともなく、故にしょっちゅう敵に囲まれて後ろを向く。
そうなると困るからダイレクトで安全なパスをして逃げる。
攻撃で良いポジションを取って良い体勢を作ったと思うとシュートは枠を大きく超えて行く。
がっかりにつぐがっかり(笑)
しかし、伊東は常に選ばれ、試合の流れが相手にあり続けるといつしかピッチに立っている。
さて何故なのか?

ひとつの大きな要因は、その活動範囲の広さ。
伊東は、「ここに今だされると困る」という所に、とりあえず「いる」。
相手が「今ここに顔を出されると嫌だ」という所に、とりあえず「いる」。
そういうケースがままあります。
「いたがどうした」と考える相手には無効かもしれません。
「いたって別に何もできん」と考える相手には無効かもしれません。
しかし、それでも「いる」。いないよりはかなりマシなんですよ。
伊東は活動範囲が広く、バランスを取ることがとても上手な選手です。
空いてしまったスペースを埋める、流れを見て上がる、下がる、そうしたことに長けた選手です。
技術は、ないわけではない。
判断やプレイスピードが遅いから、代表レベルではその技術すら役にたってないだけで。
ぼくは、伊東を評価する人を、よく見てる人だなと思います。

>・・・まぁ、話はそう単純ではないでしょう。

どうして?何が単純なのか?
相手が違うから単純ではなくなるのだし、知り得ぬ相手との力関係抜きで考えれば逆に「単純に同じ」ですよ。
同じ役割を期待された藤本はもとより、稲本はプレイ面では名波と変わらぬ役割をより高いリーグでこなすことを目標にしている選手、戸田はアジアカップ時の稲本の何倍も気の効いたプレイをしている。
セネガルを過小評価したのではないにしろ、「格上」とは見なさなかったのはあきらかなので、アジアカップの布陣と比較したまで。
期待された効用はまさに変わらぬでしょう。

>じゃぁ、なぜ前半はそれが出来なかったのかが良くわかりません。

おーい、ちゃんと読んでくれてますかあ?
>>稲本が前でプレイできていないのは試合のモメンタムと中盤の奪い合いに完全に敗北していたから
と書いたでしょう。
それには様々な理由があるでしょう、実際のところ。
コンディションも大きかっただろうし、久々の代表戦ということもある。
時差ボケ、Jリーグボケ、慣れない間合いへのとまどい。
一番は個人としても組織としてもセネガルのスピードについて行けなかったこと。
後半はそれへの馴れも大きいでしょう。45分やって国際試合レベルを思い出したってこともあるかもしれない。

>ほんとにあれがテストマッチだったと思いますか?

もちろん思います。トルシエ体制になって以来、そうでなかった親善試合など一度もありません。
自分の首がかかった頃の試合ですらそうでした。
いくぶんヤケクソ気味に「何を騒ごうが自分はこのプロジェクトを進める」などと言って
実際にそうした所には「こいつそうとうに意地っ張りで意固地、唯我独尊、譲らないフランス人そのものの性格だな」と思わせましたが。
もちろん勝ちを目指してやります。それがサッカーだから。
でも勝利が一番重要なことではないってこと。
勝利を目標にしつつもダブル・トリプルミーニングでテーマを設定し、頑なまでにそれを実行し見極めようとするのがこの監督の特徴。
ベストメンバーを召集できていればまた別の「テーマ」を持ったはず。
それが実現されなかったから、ああいう「テーマ」に修正してやったってこと。
目標が具体的にあるチームにとって、本番前の親善試合を何のテーマもなくやることなど完全に無意味。
そんなことは誰もやらない。
そんな試合で勝った負けたで一喜一憂大騒ぎするのはど素人と愚か者だけ。

>でもそう思いたいということがあるのも確かですね。

セネガルがどんなチームか、ちゃんと見ればわかります。
ああいった早いプレスがかけられ、それに対するフォローもしっかりしているのは、きちんとゾーンバランスを取っているからであり、そういったスピードのプレッシングにチーム全体の共通理解があるからに他なりません。
個々人の勝手な判断だけではすぐに穴ができてしまいますが、セネガルは決してそうはなっていなかった。
全体をちゃんと見れていればわかること。

>またも真逆の結論が出ました。

え?これはちょっとわかりません。
セネガルと日本の、
>>プレッシングスピードの違い、人とボールを動かす個々の判断のスピードの違い、プレッシャー自体のかけかたの差、
がわからなかったと?
そうした面ですべてセネガルが上回っていたことが?
日本代表が強豪に伍して戦えるかどうかはすべてそこにかかっている、と言ってもいいのに。
日本と同等の組織力を持つチームとの勝負をわけるのは、第一にその点です。

>ついでにいうと私はJリーグを世界的に見ても相当レベルの高いリーグだと思います。

致命的でしたね。
試しにJリーグの試合と代表の試合をテレビ2台並べてみてみるといい。
ぼくは2台のテレビは部屋が別なんで、代表戦のヴィデオとJのライブを交互に見ましたが。
相手が本気でなかったとかで、それほど評判の良くなかった今年のキリンカップの対パラグアイ戦でも、両代表はアントラーズの1.5倍増しくらいの速度と激しさでサッカーしてました。
Jリーグはレベルが低い。
どこをどう見たら「世界的に見ても相当レベルが高い」んでしょう?
そこんとこだけは大変失礼ながら、決定的な意見の相違というよりも「この人致命的に見る眼がどこかヘンなのではないか」と疑ってしまいした。
別に自分の国のリーグだからって卑下してるのではなく、相当低いレベルでやってますよ、Jリーグって。
なんせ遅くてどうしようもない。
なんせ意識が低いのが多くてどうしようもない。
すぐに倒れ、すぐに笛。
プレッシャーは甘く、リズムは単調。
少しはまともなのはジュビロくらいであとは眠いです。

ついでに柳沢
 glider E-MAILWEB  - 01/10/26(金) 4:26 -

引用なし
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   >文章を見るとトルシエの支持と伊東と柳沢が入ったからということですか?

トルシエの指示(でしょ?)がどうとか書いた覚えはないんですけど。
ハーフタイムにトルシエが何を指示したのか、情報ありませんから。
伊東と柳沢のくだりについてはまさしく。
中盤が上がり目でできたのは、それが理由。
欧州遠征の柳沢は、特にFW陣の中ではすばらしかったと思います。
西沢や高原や鈴木の同一時間内でのボール保持時間と柳沢のそれを比べてみればいい。
判断の早さ、動きの連続性、引き出す動き、キープ、すべてが他の日本のFWからは図抜けていた。
前は、この「動きの連続性」がなく、ひとつは良い動きをするけど、そこで出てこないと止まってしまう、チャンスを作ってもそこで止まってしまう、といったことも見られましたが、最近は、次の動き、また次の動き、と連続的にやるようになりました。
だから結果も出てる。
肝心のシュートがもうひとつなのがナニですが、あれで崩れた体勢からでも正確に打てるようになれば「ワールドクラス」になれるんじゃないか、と期待してます。

過度の評価かどうか、別にどうでもいいですが柳沢はすばらしいFWになってきています。

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