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もう今さらなんですけどね(笑)。
なんとなく。
「実験室は終った。みなさんに、その成果をお見せする」
はフィリップ・トルシエの言葉ですが。
その通りでしたね。まさに、研究発表会。
前後半、別のチームを見せてくれた発表会。
まあそれなりに楽しめました。
それはおいといて(置いといてはここに書く意味がないのですが・・・)、
中田ヒデを見ていろいろ考えちゃいましたね。
調子が最悪に近いうえ、馴染み切っていないヒデを論じてもしょうがないんですが、
司令塔、司令塔と呼ばれるあのポジションについてです。
コンパクト・フィールドは、選手にさまざまな能力を要求してきますよね。
隣接したポジションの役割が、どんどん広がってくる。
もうクリアしかできないDFではツライし、サイドに張りついてるMFはチームの動きを止めてしまう。
ペナルティエリアから出れないGKに、広大なDF裏のスペースはカバーできない。
FWも守備バランスを考えてプレーしなくちゃいけない。
2列目も同じではないのでしょうか。
FW的な役割を、思いっきり担わざるを得なくなってしまった。
当たり前と言えば当たり前なのですが、森島の特徴を「2列目からの飛び出し」
ヒデの特徴を「司令塔としてのパス供給」みたいな捉え方がすごく多いような気がするのです。
そういうキャラクター付けは違うように思いますね。
もうそんな時代は終りました。
んでもうFW選びは決まったかなー、って感じですね。
柳沢、高原、中田ヒデ、森島。他に西澤・鈴木・中山・アレックスから2人。
こん中で絶不調やケガ人が2人くらい出るだろうから、中盤との絡みも考えて。
久保は残念だけど厳しいかな。
ファンタジスタ談義、面白かったですね。
僕はやはり年齢のせいか、おやっさんと考えが近い(笑)。
ジダンにしろ伸二にしろ、僕にとってはファンタジスタと言うより「ビックリ箱」かな。
そこにボールが入ると、「ポン!」と信じられないような展開が後に続く。
まあ昔からそういう「瞬間芸」はありましたが、
スピード化が進む現代サッカーの中では、「タメ」よりそういうのが主流になるんですかね。
主題と全然関係ないや(笑)。まあ、いっか。
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