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>gliderさん
レスありがとうございます。
>あのオランダは、ゾーンプレスではありませんよ。
>ま、ともかく「かなりでたらめに動き、効率が悪い面もあり、スタミナが必要」ってのは誤解です。
実は私はクライフサッカーを文献でしか知らなかったんですよ(笑)
よって歴史の流れからこんな感じではという想像で書きました。
なので間違いも多いだろうと思っていました。
(私が適当な事を書いて、それを突っ込む形で議論するという形のほうがやりやすいかなという思いもありました)
どうしてこのようなプレスやポジションチェンジの歴史の議論をしたかったかというと、サッカーに関する国際的な違いなどに議論はしてきたのですが、
歴史的なものはあまりしてきていなかったからなんです。
自分のサッカー観を再構築するのにこの歴史的な流れを知ることは良い機会かなと思い書かせていただきました。
具体的に議論したかったことは
プレスの歴史的な変移(個人、組織両方)
フォーメーションは重要か(ポジションチェンジについて言及したのはこのため)
です。
これらを中心に議論していければと思います。
>>プレス方法は実はクライフのころとあまり変わらなかったのではと思っています。
>
>そりゃあサッキが可哀想だ(笑)
サッキのサッカーも89年のトヨタカップしかありませんが
これは私がクライフサッカーのプレスを誤解していたせいですね(笑)
まあ、あのころはボール周辺の数人しか動いていないかもなとは思っていたのですが(笑)
>そしてGAITIさんにしてもそうなのですが、「ゾーンプレス」ということに対する大いなる誤解がこの国にはありますね。
>その最大のものは「プレス」を「囲い込み」と同義にしている所です。
下のレスでも書いたのですが、
私は組織プレスには、
今guliderさんが書いてくれた「アタッキング」型、
と「囲い込み」型の2種類があると思っています。
詳しくは下を見てほしいのですが
併用した形として
今年のジュビロのプレスのイメージですが
アタッキングで相手を思い通りの場所に追い込み
そしてもうそこから効果的なプレーは絶対でない、
といういわゆる「死に体」になったとき囲い込んでとってしまう
という感じです。
>それもこれも「3ラインのゾーン」をはっきりと作ることによってなし得たことです。
コンパクトゾーンを形成する明確な意図は確かに感じますね。
ということはゾーンをコンパクトにした上で
「アタッキング」型のプレスをかけるという感じでしょうか。
>現代では、そうして「戻ってゾーンを作る」ヒマは与えられなくなりました。
>だから攻撃時でも「選手がどう入れ代わっていようとゾーンバランスを保つ」ことが重要になったのです。
私の言うことで、この点がいつも誤解を受けているところだと思いますが
自分の担当ゾーンが埋まっているか確認したうえでプレスをかけろといっているのではありません。その辺は流れの中で流動的になることが普通でしょう。
そういった意味では自然なポジションチェンジは必須でしょう。
(スタミナ消費を抑えることにもなりますし、何よりそうしないとguliderさんが言っているように遅いでしょう)
ただ、例外として今年のリールみたいな攻めにまったく人数さかないチームがあります。
こういうチームはポジションチェンジは必要ないかもしれません。
それと、サッキのプレスの説明をDaiさんとguliderさんから受けて思ったのですが、
私の今までのプレスやフォーメーションの意見がサッキぽく聞こえたのかな?
私の言っているサッカーはサッキのゾーンにこだだわ選りすぎるものとは違いますよ。
しかし、その上でもフォーメーションは重要だと思っています。
次回それを書きます。
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