• サッカーに関する話題専門の掲示板です。
  • 新しい話題が有りましたら自由に新たなツリーを作成して下さい。
  • 設定を使い好みに合った掲示板スタイルにカスタマイズ出来ます。
  • 各種携帯端末(i-mode, J-PHONE, Ez-web)&絵文字対応
  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム ┃ FJ C&R  
126 / 170 ツリー ←次へ | 前へ→

プレスとポジションチェンジの歴史的変移(トータルフットボールについて) GAITI 01/11/17(土) 19:01

   Re(5):プレスとポジションチェンジの歴史的変移(サッキとミランについて) glider 01/11/25(日) 6:53
   もうひとつ glider 01/11/25(日) 7:23
   Re(1):もうひとつ 紅葉 01/11/25(日) 14:46
   Re(2):もうひとつ GAITI 01/11/28(水) 13:55
   Re(2):もうひとつ glider 01/11/30(金) 14:40

Re(5):プレスとポジションチェンジの歴史的変移(...
 glider E-MAIL  - 01/11/25(日) 6:53 -

引用なし
パスワード
   ▼Daiさん:

>プレスってのはゾーン形成とゾーンの圧縮であって、ボールに直接アタックかけるのとはまた違う意味があって、プレスって言ったときは「ボールを基準に全体でバランスとってボールに対して圧縮しろ」と同義で、アタックとか、ボールに行けってことの前の段階ではないかなと思うんですよね。

このへん、言葉の問題になっちゃうかもしれないんだけど、「ボールを基準に全体でバランス取ってボールに対して圧縮」を「プレス」っていうのは、たぶん正しい。
本来的意味としては、ね。

ただし、「ボールオリエンテッド」にゾーンを収縮すること、そうして形成された「守備ブロック」としてのディフェンス体制、そこまでは日本代表はよくできています。
(時間的なズレや反応速度の問題はままあるにせよ)
で、そうして「ゾーンバランス」が取れ「ブロック」ができていたとしても、それで「プレスがかかっている状態」とは言えません。
これがぼくがよく言う、「ゾーンは埋まり人数は揃っているのに『プレス』がかかっていない状態」という奴ですね。
いや、正確には「プレスが効いていない状態」というべきか。
やはりぼくは、有効な1stプレッシャーがかけられている状態までをもってして初めて「プレスがかかっている」としたいです。
という意味では、そこまで含めて「プレス」と言うべきではないかと思う。今の速度、強豪達のスキルの中ではね。

ただし、監督がチームに施せるのは「ゾーン収縮とブロック形成」までの手段と道筋まで。
「オートマティズム」ですかね。
そこから先の「いつ、どのようなシェイプを持ってしてプレッシャーに行くのか」は判断、DF技術とも個人の問題。
基本はともかく(プロなんだからそれは持っているだろうし)としても、状況によってってことになるし、「アグレッシヴに行く気持ち」を浸透させることはするにしろ、判断の速度なんかはなかなかねえ。

というわけで「こんなもんなのかよ〜」という気持ちになってしまうのですが・・・

もうひとつ
 glider E-MAIL  - 01/11/25(日) 7:23 -

引用なし
パスワード
   サッキのやり方(アズーリでしか確認してないけど)を見ると、やはり「1stプレッシャー」は常に早め早めにかけられていて、それはどうやら「このボールの位置の時は誰が行くか」も決められているようです。
さらに「奪った場合に誰が前へでて起点になるか」さえも。
そこまで含めて「サッキ式ゾーンプレス」なんですね。

今見ても本当によくできた戦術。
ただ、テンポは今とは違う。
最近のアルゼンチンなんかのスピードから見たら、もうカローラとフェラーリくらいに。
見ていて違和感すら感じます。
あれ??みんなで戻ってゾーン整えてるよ、っていうのがその大きなポイントかな。
相手陣にボールがあると、せいぜい2トップの二人しかプレッシャーに行かないとか、全体の位置が低いなあ、とかってこともあるんですけど。

7年前に今の日本代表だったらもしかしたら決勝戦出られるかもな〜、なんておバカなこと考えちゃいました(笑)

Re(1):もうひとつ
 紅葉 E-MAIL  - 01/11/25(日) 14:46 -

引用なし
パスワード
   初めて、投稿します。
gilderさんの深い造詣を楽しみにして読ませていただいています。


▼gliderさん:
>7年前に今の日本代表だったらもしかしたら決勝戦出られるかもな〜、なんておバカなこと考えちゃいました(笑)

ご冗談を取り上げるのは失礼だとは思いますが、私は大会が行なわれる大陸とその季節という要因が、その大会で展開されるサッカーの重要な要素になると考えています。
7年前というと、アメリカ大会ということだと思いますが、あの大会で各チームが一番重要だと考えていたことは「暑さ」対策だったと思います。優勝したブラジルでさえ、省エネサッカーを展開していました。それをして面白くない大会だったと決めつけている評論家諸氏が多かったのは残念でした。
さて、もし、あのとき今のトルシエの日本チームが出場していて、今のサッカーを展開していたとしたら、間違いなく自滅していたんじゃないかと思われます。
という話はまあ、よく御存じの上だと思います。

ヨーロッパだけで展開されるクラブチームでのゲームと別の大陸で行われる本来ならオフシーズンに行われるワールドカップでは自ずから違った展開が必要になりますから、94年大会でのイタリアチームを前提にサッキのサッカーとしてお話を展開されるのはちょっと無理があるかと思います。
その辺りのことも加味した上での議論の展開を楽しみにしてます。

Re(2):もうひとつ
 GAITI  - 01/11/28(水) 13:55 -

引用なし
パスワード
   はじめまして
GAITIです。

>私は大会が行なわれる大陸とその季節という要因が、その大会で展開されるサッカーの重要な要素になると考えています。

来年のWカップは日本ではちょうど梅雨の時期です
この日本独特の高温多湿に気候に以下に対応できるかも勝負の分かれ目ですね。
この辺は日本のアドバンテージになるかもしれません。

>アメリカ大会
ブラジルが優勝した大会って「暑い」大会が多いですよね
ブラジルは試合中に相手を走らせるために
敢えて「横パスを多くさせたりする」駆け引きがうまいですから
そのあたりの関連もあるかもしれません。

Re(2):もうひとつ
 glider E-MAILWEB  - 01/11/30(金) 14:40 -

引用なし
パスワード
   ▼紅葉さん:

はじめまして、ようこそ。

>私は大会が行なわれる大陸とその季節という要因が、その大会で展開されるサッカーの重要な要素になると考えています。

その通りですね。
暑さ寒さだけではなく、気候や環境そのものの影響はとても大きいでしょう。
というわけでホームのボリビアは強い(笑)

>もし、あのとき今のトルシエの日本チームが出場していて、今のサッカーを展開していたとしたら、間違いなく自滅していたんじゃないかと思われます。

あの時の「暑さ」、それを踏まえて「間違いなく自滅」ということはない、というのがぼくの考えですね。ぼくは全然そう思わない。
そして、今の日本クラスでも決勝戦に出ておかしくないくらいに当時と今ではスピードに差があるってことです。
それは、94年大会だけでなく、代表間の試合だけでなく、って意味においても。
でもまあ、仮に日本がそういうサッカーすれば即座に対応するのが「世界」ですから、やっぱり「日本の決勝進出」はあり得ないでしょうけど(笑)

>94年大会でのイタリアチームを前提にサッキのサッカーとしてお話を展開されるのはちょっと無理があるかと思います。

まあちょっと不勉強でしたね。
今、サッキ・ミランのヴィデオを手配中です。
ただ、スピードや強さそのものは別として、サッキ式という「やりかた」そのものはアズーリでもミランでも変わる所はないでしょう。
でなければサッキがサッキとしてアズーリの監督になった意味もないし、準優勝もあり得なかったかもしれません。
というくらいに際立った個性を持つ「やりかた」です。
当時のスピード、テンポ、レベル、ということから考えても、プレッシングの方法、攻守切り替えの方法、ゾーンの設定、アズーリとミランの間に習熟と成熟以外の差はないだろうと思ってます。

  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム ┃ FJ C&R  
126 / 170 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:  
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.