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▼Daiさん:
文化ですか。
話がちょっとそれたかな〜(笑)
>>レベルが高くなればなるほど、「均一化」などと言うこととは離れて行くのです、本来的に。
とぼくは書きました。
それは各国のサッカーの「文化」でも同じでしょう。
初めは、それぞれが独自に発展する。次に相互交流がどんどん盛んになる。
良いと思われる所を取り入れ、しばし前よりは似ている部分も出てくる。
やがてそれぞれに噛み砕かれて行く。
いかに選手達の国境がなくなって行こうと、その国のリーグにその国の観客が与える影響は大きい。
「同じもの」にはなりようがないと思います。
そして、いかなるスポーツでも人間がやっている以上は、本当に高いレベルのプレイというものは常に「個性的」です。
なぜなら、その人はその人の経験、信念、信条、理想、精神までも全て含めて「全存在」でプレイするからです。
「能力を発揮する」とはそういうことだからです。
ぼくもまた、ミツさん同様、現在でもセリエはセリエ、リーガはリーガ、プレミアはプレミアのサッカーであると思います。
「お国柄気質」はその国の歴史や文化や伝統や気候や自然環境が作るものであり、ちょっとやそっとで変わるものでもないからです。
例え同じものを目指したにしたって、どうしようもなく違うものに「なってしまう」ものだとぼくは思っています。
ある強いチームと同じようにやったからって本当に強くなるとは思えないのです。
もう一度、木村和司の言葉を。
「今はいろいろ見れるじゃない。これだけいろいろ見れると『自分だったらどうしようか』ってすごく頭の中で創造力を働かせられる。だから小学校3年生でもドキッとさせられる選手なんてたくさんいるよ。だからこれから楽しみだよね」
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