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>それは不可能じゃないかな。
>たぶん、正しくは
>「いつボールを失っても守備開始できるポジションから幾人かは効果的な攻撃ができる>ポジションに動きだす」
>ということでしょう。
>守備も攻撃も「バランスが取れた状態=そのまま有効な状態」ではなく(このへんが多>く誤解されているような)、「バランスが取れた状態=有効なポジションへと素早く移>れる状態」ということにすぎず、ぼくが再三問題視しているのはそこです。
不可能でほっとした(笑
まず確認しておきたいのは、「有効なポジションへと素早く移れる状態」
この有効なポジションというのは攻撃時と守備時(ボール保持時、非ボール保持時)
では別のものである。
では守備時と攻撃時での「バランスの取れた状態」とは同じポジションなのか?
バランスの取れたポジションと有効なポジションには「移動」が必要なわけだから
無理やり同じポジションであると言えることは確かだが(笑)
その「移動」が大きい負担になっては本末転倒だろう。
「移動」は極めて小さくすむようでなければならず、その上で移動を早く開始し、
速く行うことを目指さなければならない。
仮に攻撃時のバランスと守備時のバランスを別物だとすれば
選手単位でみれば
1,守備に有効なポジション
2,素早く守備を開始できるポジション(バランスの取れた状態?)
3,素早く攻撃を開始できるポジション(バランスの取れた状態?)
4,攻撃に有効なポジション
概念的にはこの4つのポジションを移動しつづけるということなのかな?
当然11人がどれか1つを一緒にチョイスするわけではなく
相手がボールを持っていれば1〜3のどれかにあてはまるわけかな。
とすれば
>「ボールを失った時、すぐに守備出来るポジションを1試合を通して取り続けること」
というのは多分に観念的な表現で実際そのようなことはない。
3,4の人はすぐに守備できるポジションにいないよね?
1〜4の2つを1人の選手は兼ねることはできない、と。
しいて言えば2と3はどちらにも対応できる中間的なポジションが
ある可能性はある、かな。
ようするに攻守の切り替えをすれば
何がしかのポジション修正をしいられるわけですよね?
つまるところ選手単位にそのポジショニングを検討しても
チームとしてのバランスの取れた状態にはたどりつけなそう。
ボール保持時で言えば奪われた瞬間には守備を開始できない
選手がいることを織り込み済みでチームとしてバランスを取っているのだろう(笑
1から2へ移行する選手がいたら2の選手がはっきりした3ヘ変わるとか、という
概念的なバランスと、1から2へ移行した選手の影響で生じる物理的なバランスの変化
つまりピッチ内での選手の粗密を修正する動きをバランスを取るということも
あるのかもしれない。
名波が何をボランチとして何をバランサーとして自分はボランチではなく
バランサーである、と言っているのかはにわかにはわからないが
世間一般で言えば上記2から3への移行を役回りとして行う頻度の多い選手を
単にバランサーと呼んでいるのかもしれない。
思いつきですが上記1〜4を数値として11人分合計したものを
守備的、攻撃的の目安とするならばこの合計値の設定を試合の流れを見て
設定できる選手を名波はバランサーと呼んでいるのかもしれない。
(`(`(`◇´)ゞ サザ
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