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▼gliderさん:
>あけましておめでとうございます。
そうですね、ご挨拶が遅れました。明けましておめでとうございます。
>企業側の思惑、イメージ、巨大な費用を無駄にできない事情、組織の仕組みとしがらみ、そんなものを踏まえて行くにしたがって、「俺はこうなんだよ」とは言いづらくなって行きます。
>どうやってどこまで我を主張するのかが難しい所ですね、プロは。
私の仕事は制約だらけ、コスト・法律・機能・時間etc・・・
ある意味で制約が有るから存在が有るような物です。
結局、その中で何が出来るか、何を出せるかなんだろうと思っています。
「俺の金だ、俺の言うとうりにやれ」なんてのもしょっちゅう。
「じゃあ何で俺を使うんだ?あんたは何を買ったんだ?」って言う部分かな。
そして、説得力。
宥め・すかし・煽て・怒り・泣き、論理的に・感情的に、高圧的に・卑屈に、ありとあらゆる手を使って。
役に立つのはステータス、これが有ったらものすごく楽、認めるのは悔しいけれど。
でも、そのステータスも自分で作るんですよね。それがなかなかに・・・
そういう意味でのトルシエって、結構すごい(無理にサッカーネタ)
>強い個性も出られるまでに時間が掛かり過ぎる、というのが表現のすみっこで仕事をするぼくの実感です。
>ソリッドなものもその過程でソフィスティケートされ、個性は残るものの、「食べやすいもの」になって行く。
>そして本当に危険な(故に意味のある)批評的個性は、ありのままの姿ではオーバーグラウンドには絶対に出てきません。絶対に。
おっしゃる事、非常に良く理解できます。
でも「意味の有る批評的個性」なんて、誰も望んでいないんですよ、常態では。
それが、社会や、あるいはその表現現場そのものが行き詰った時、その負のエネルギーを集約して出てくるもののように思います。ある必然を伴って。
だから、普通はある程度食べやすくないと売れない。
後は自身のスタンスだと思う。動機の強さかな?
中田or小野or中村?
>ぼくは今の貨幣経済システムに限界を感じます。
>人の作ったもの、人が汗を流して得たものを横流しして大金を得る、どこかおかしいと思いませんか?
これもすごく良く解ります。
しかしながら、これにも「でも」が付いてしまう。
それに乗るも、乗らぬも、やはり自分のスタンスの問題だと思っています。
正直な所、乗りたくても乗れてないんですが、私の場合(自嘲気味にハハハ)
現実には、私の仕事など貨幣経済社会でなければ需要が激減すると思うし。
>そしてそれを打破するのは、まさにこのインターネットではないでしょうか。
>ものを作る人、それを欲する人、欲する人も作る人、作る人も欲する人、すべての人間がそうあるべきだと思います。
この部分、すごく同感。期待もしてます。
何かが変りつつあるようにも思うし(希望的観測)
>話が大分それてしまいました。
>ここはぼくの理想的社会論の発表の場じゃなくてサッカーの掲示板でしたね。
>すみません(汗)
私こそ、変な方向に話を振って失礼しました。でも、たまには・・・・
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