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>どうもです。今更かもしれませんが、考えた事を。
ここは常にゆっくりなんで今更なんてことは全くありません(笑)、レスどーもです。
(以下文章に質問の文章を含みますが、誰か答えてくれたらうれしいな、という程度です
。念のため(笑))
まず横方向の収縮という点。
事実代表では横方向にも収縮が起きていますが、これを意図的に
横方向への収縮を行なった結果とは、あまり見ていません。
要するにラインと反対側にいる選手のワンサイドカットの連続が壁を
なすことでの収縮とは捉えていない、という意味です。
どう言ったらいいでしょうか?
単に収縮の度合いがより濃くなった結果、という感じでしょうか。
サイドチェンジを行なわせない、ということはつまりはボールホルダーを自由に
させない、という以外にはなく、(つまりはロングキックをする時間をボールホルダーに
与えないということでありサイドチェンジのパスコースを抑えるのは無理、残りはパスを受ける側を抑えるしかない)ある程度の収縮によりボールホルダーへの連続的なプレスを可能にさせたことが、ボール奪取のためにさらなる収縮を誘った、ということで守備側の
さらなる収縮はおのずと攻撃陣の収縮を余儀なくしている。
ま、誰も意図的なワンサイドカットをしているなどとは言っておりませんが。
それとは別に敵をより厳しい状況へと誘うためにボールホルダーへのプレスが
ワンサイドカットを伴っているわけでなかなか難しい(笑)
ただ基本的に直接プレスを行なっていない選手は全方向的にパスをケア(ま、バックパスは全てではないですが)しているわけで
チーム的なサイドへの追い込みがかけられているのかどうかよくわかってません、俺は。
ちなみに「ボールの状態を見て」というのはなにかが俺の中で判然としてませんが
ボールの物理的位置とボールホルダーのボールへの(個人的な)支配(というかコントロール)状況、さらにボールホルダー以外の選手の状況、といことまでを含んでのことでしょうか?
何かプレー中にアクションを起こすにあたって、上記の条件のいずれかを省く、ということは俺には考えられず、要するに「ボールの状態を見て」といのは
(この言葉はなにかボールオリエンテッドという言葉に似た匂いを感じますが(笑))
まわりの状況(当然ボール、ボールホルダーを含みまくる)を見て、と同義でしょうか?
さて、本題。
といってもカイ君へのレスへの横レスですが(笑)。
>先日あるTVで、ベルギーの守備を取上げていましたが、
>A/B/C、敵選手がいたと仮定します。
>AがBにパスを出した時、DF側はBに対するプレスに行き、Bの自由をある程度制限します。
>結局BはCにパスを出すのですが、BがAからのパスをトラップした時点で、Cにプレスをかける為に、既にDFがスタートを切っています。
>当然Cは自由にボールを扱えず、バックパスするしかありませんでした。
このような守備を連続的にコンパクトフィールド内で行なう際、何を恐れるか?ということなんですが、その最大の恐怖はその形成するコンパクトフィールドを
突破されることだと考えています。
横方向への収縮を行なっている(起きている?)以上突破とは格別ゴール方向へ抜け出す
ことだけを指さないでしょう。
サイドチェンジをされてしまえばそれだけで極めて状況は危険です。
もちろんゴール方向へ突破されるよりはましですが(当然サイドチェンジされてから
ゴール到達にはまだ(時間的)猶予が残っていますから)。
(ちなみに言うまでもないでしょうが、「突破」とは物理的にボールがコンパクト
フィールドを出るまでもなく、ボールホルダーが自由を得たことと思っていいでしょう)
それを露骨にやられたのが2度のフランス戦(コンフェデは良く覚えてません・・・)だったかと思います、もしくはセネガル戦。
フランス戦では(2−2だったとき)裏への恐怖よりも崩されて(突破されて)逆サイド
へ張ってる選手へボールが行くのが怖かったイメージです。
つまり極端な収縮はひとたび突破されれば大きな危険がまっている。
いかん・・・本題に入れてない・・・。
さてその突破を受けないための連続的なプレスですが上記引用のベルギーABCにプレスした選手も含めておそらく有効フィールドないで5〜7人くらいは同様の作業を行なっているでしょう。
>ボールの動きに合わせて全体が同じような距離を保てるように動く。捨てられるゾーンは思い切って捨て、コンパクトな状態、インターセプトしやすい状態を保ち続けると。
これは殿下の御言葉ですがことコンパクトフィールド内では上記zukunasi_7さんの引用
とさほどに意味をたがえない。
読んでるみなさんがインターセプト、をどういう風に捉えてるか微妙ですがここでは
鮮烈なパスカットなどではなく相手より半瞬早くボールに触ること、程度のことでしょう。
さてコンパクトフィールド内では選手間の距離が当然狭い。
さらに高い技術を持った選手が行なえばパスが蹴られてから受け手に到達するまでの時間ははなはだ短い。
この中でパスの受け手になるであろう選手をケアしている(守備側の)選手が
受け手の選手より先にボールに触るにははっきり言って、あらかじめパスの受け手になるであろう選手の近い位置にいなければまず無理。
というかある程度絞り込んだ受け手を決めておかないと難しい。
近くにいたって簡単じゃない。
というより無理な場合のほうが多い。
これが無理な場合、パスは成功する。
その直後(実際にはインターセプトが無理と判断した直後からだが)守備側の選手は
次のボールホルダーへのプレスを行なう選手になる。
これが連続して起きたのがベルギー選手ABCの例でありCにプレスした選手(C’とします)の判断はインターセプトするほどではないが速いものでありパス成功直後には守備側有利に近い間合いをとることができたためCはやむなくバックパスに至った。
C’の近くにいる選手がC’の速さを認識して動けばバックパスすら許さないことも出来たかもしれない。
ま、それはいいとして要はそれなりに相手に近い位置にいなければ結局のところ
このようなことは出来ないように思えてしかたない。
マーカーにパスが来たらすぐプレスをかけることの出来る位置から
インターセプト出きる位置への改革があったかと言えばそうでもないだろう。
これは非常に近接した位置でマンマークしている選手でもそこにいればあるいはインターセプトを狙うのは当然である。
つまり先読みと言っても限度がありぱっと見さほど変化がないほどに今も相手の動きに
左右されているのではないかと思うのです。
まだ書きたいこともあったのですが上司の会議が終わったのでこのへんで(笑)
(`◇´)ゞサザ
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