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日本対フランス戦 Dai 01/6/11(月) 23:31

   Re(3):日本対フランス戦 Dai 01/6/12(火) 21:21
   Re(4):日本対フランス戦 Sting_Band 01/6/13(水) 23:02
   日本と中田とトップ下 mitsu 01/6/14(木) 0:35

Re(3):日本対フランス戦
 Dai E-MAILWEB  - 01/6/12(火) 21:21 -

引用なし
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   英寿がいない場合にはどうするか。

これは、森島をトップ下に置くことでカバーするのが現実的だと思います。

また、俊輔を中でプレイさせるのもひとつの手です。海外移籍による経験という条件付きですが。

小野に関しては、トップ下というのもどうにもピンときません。あまりにもアクティブ・オフェンシブではないからです。動きの質は素晴らしいのですが、真中で、ボールが自分にこないような状況から、ボールを自分にくるような状況に強引に持ってくるのが苦手なようです。ボールを自分で受けにいくことがやや苦手なようです。一旦ボールが来れば素晴らしいプレイをしてくれますが。また、サイドでプレイしている場合には、構造上、自然とボールが集まってくるからいいのですが。

ここは、英寿の動きを参考にして欲しいところです。特に、守備時において。攻撃への入り方は、守備の仕方で決まると思いますので。

本山のトップ下もいいと思いますが、やはり守備の不安があります。

トップ下の選手に求められるのは、実は守備だと思うのです。サッカーってこれが難しいと思うのですけど。攻守があってはじめてサッカー。例えば、英寿や森島のような。しかも、真中の選手には攻守+強さが求められる。想像以上に厳しい世界です。トップ下は。もう、攻撃のファンタジーだけでは通用しません。攻撃力+守備力+動き+強さ。実に多様で、厳しい。

仮に守備が苦手なのであれば、トッティのようなプレイをしていくしかないでしょう。つまり、できる限り前へいくこと。ゴールエリアでプレイするのが得意であれば可能性はあります。

また、クライフのプレイも参考になると思います。自分から動いていくこと。後ろから、横から、前から。そう、神出鬼没に。最終的には、ゴールに近い位置にくるようにしますけどね。ポジショニングを無視するぐらいの勢いでいいのです。バランスでなんとかなりますから。

一番やってはいけないのは、トップ下の選手が、引いてプレイし続け、ボールを受け続けること。これをやると、チームの力強さは失われます。引くのはいいが、そこにい続けるのは駄目です。バランスが崩れます。どういうバランスかといえば、攻めようとするバランスが。さらに司令塔はわがままになります。俺にまわせば、俺がなんとかしれやるよっていう。トップ下としてのモチベーションも下がります。コンビネーションも欠落する。これはもっとも痛い。だからこそ辛くても耐えなければならない。最終的にはそこにいなければならない。トップ下は本当に辛い。その楽しさと引き換えに。

他にも考えてみます。

Re(4):日本対フランス戦
 Sting_Band E-MAILWEB  - 01/6/13(水) 23:02 -

引用なし
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   >左サイドとして俊輔が中や右へ自由に動いているように見えて、実は左サイドで小野の方がスムーズにプレイできていたと感じるの何故なのでしょうか?

確かにそう見えましたね。データが示す通り小野のプレイエリア自体は案外狭い。縦に飛び出す事も少ないし、中に切れ込んでくる事も少ない。しかし限られたエリアのはずなのにピッチ全体に影響する何かをみんな感じていた・・・。

何かとは結局パスなのだと思います。パスを使いリズムを作り、パスを使い味方を操る。そして隙あらば決定的なパスを通す。左サイドには小野を中心としたパスの輪が出来る。ヒデが稲本が浩二が引き寄せられて行く。小野を起点としたボールは彼らを経由してピッチの遙か遠くまで移動する。実際小野の体は移動していないのに小野の意志は自由にピッチを駆けめぐる。そんな感じでしょうか(笑)

ハッキリ言えるのは小野は人を使うのが実に上手い。ヒデや名波も上手いけど、味方を引き寄せるってイメージまではないなー。俊輔はこの辺りをうまく見習ってもっと楽をすれば良いのに。そう、小野は楽をするのが上手い(笑)。今大会では左サイドの王様だった。

トルシエ戦術において王様の存在が唯一許される場所があるとすれば、左肩上がり時の左サイドなのだと思います。このシステム的特徴を最大限に利用したのが今大会の小野だったのではないでしょうか。

ちょっと誉めすぎな感じもするので苦言もちょっと(笑)
小野の今大会でのやり方がこれからも常に通用するかと考えると疑問もあります。パスは残念ながら1人じゃできない。相手あってこそのパス。周りの動きが悪く受け手がいない場合、ボールがなかなか集まってこない場合、一気にピッチ上の存在感を失う可能性もあります。中盤争いが劣勢に立たされた時にはまず間違いなくこの状態に陥るでしょう。こう考えた場合、ドリブルという武器を持った選手は強い。ドリブル突破は1人でもできますから。この点ではアレックスや本山は貴重なカードとなってくれると思います。

ヒデはパサーとして脚光を浴び、ドリブルという武器も手に入れブレイクした感があります。敵からすればパスコースを切りながらドリブルのコースも切らなければならない。これに最近はいきなり遠目からのロングシュートの驚異も加わりましたから、シュートコースも切らないといけない・・・。敵からすればホント嫌な選手でしょう(笑)。


>トップ下は。もう、攻撃のファンタジーだけでは通用しません。攻撃力+守備力+動き+強さ。

そうですね、ここのプレーヤーに要求されるスキルは多い、そして過酷。

守備面の主なものはプレスに関するものになると思います。今の日本代表の布陣ですとトップ下の位置は周囲に常時6〜7人の味方が囲っています。これらの選手との間のエリアのプレスには全て関与しないといけない。特にFWと一緒に行うプレスは高い位置からの守備、そこからのカウンター攻撃を考えると非常に重要です。高い戦術眼と運動量が必要ですね。

プレスをする為の合理的配置とパスコースを確保する為の合理的配置はほぼ重なると思いますので、攻撃面、ボール保持からのビルドアップ時にもこのトップ下は重要なポジションとなります。特にゴールマウスに近い上に真っ正面という絶好の場所。ポストプレーをしても良し、FWが叩いたボールを受けても良し、スルーパスを出しても良いし、シュートでも良い。敵からすればこんな場所で仕事をされたらたまりませんから、必死になって潰しにきます。速い判断力と強さがなければ仕事にならない。

仰る通りにトップ下の選手が引いてプレイし続けたりしたら、トップ下不在という状況を作ってしまい好守の要が崩壊してしまいます。敵から見れば非常に楽な状況。理屈では誰かが代わりにトップ下に入りバランスを取れば良いのですが・・・。トップ下の仕事ができる選手が複数存在するのか?その選手が抜けたエリアは誰が埋めるのか?・・・ポジションチェンジの約束事が増える割には効果が余りないような気がしますね。

日本と中田とトップ下
 mitsu E-MAIL  - 01/6/14(木) 0:35 -

引用なし
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   ふと思ったことを・・・。
(別に深い考察があるわけではありませぬ、なんせチャットしながら書いております。大汗)

なんか日本のトップ下ってやけに孤立しがちな気がするんですよね。
日本が押してるときはいいんですけどね。
まぁ俺のことなんで気のせいかもしれませんが(笑)。

中田が日本にとってスペシャルな選手だってことで常に厳しいマーク
を受けてるってのが1つの理由な気がします。
それと守勢にたったときボランチは下げられ、SHはサイドのケアに
追われてしまう。
自然トップ下が孤立する、てな気がします。
まぁ日本に限らず、なことかもしれませんが(笑)。
小野が中に入った途端消えてしまったのも無理ないことかな
と後から思ったりしました。

小野のサイドでは欲を言えば小野が中にあいたとこに中田が(ヒデでも浩二でも、笑)
なんてのも見てみたかったな。

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