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続・3バックス GAITI 02/2/18(月) 3:22

   Re(2):現代サッカーのスピード化 GAITI 02/3/10(日) 2:14
   Re(3):現代サッカーのスピード化 glider 02/3/13(水) 18:12

Re(2):現代サッカーのスピード化
 GAITI  - 02/3/10(日) 2:14 -

引用なし
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   ▼gliderさん

まずレスが遅れて大変スミマセン。

>何事によらず競技であれば相手を上回ろうとするのは当然で、アリーゴ・サッキによる「ゾーンプレス」なる守備戦術の席巻と一般化が、それをかいくぐるための切り替えの速度アップと全体的なプレイスピードの上昇、スペースを作ることとそれを使うための人とボールの速い流れを呼ぶことになったのだと思います。
>とはいえそれはひとつの結果論であり、ひとつの競技の進化としての速度上昇は何がどうであったろうと必然的なことと思います。

競技としてより洗練されてきた
ということですね。
確かに、テレビ画面が白黒の頃のサッカーと現在では競技としての洗練度は全然違いますよね。
そういった個人のアスリート能力的なスピードや攻守の切り替えのスピードなど
競技としての速度上昇は必然的であったということは同感です。

>そしてぼくはこういった進化を肯定的に見ています。

そういった速度上昇は私も当然肯定できます。

>>ということで、ぼくが言っているスピードとは、イングランドリーグにおけるダイレクト・サッカー(ダイレクトパスによるサッカーという意味ではない)とは別の話です。
>なので、「ボールが落ち着かないバタバタした状態」ということや、殴り合いのような試合(それはそれで面白いですが)というものとは無関係なのであしからず。
>いずれにせよ、テンポのコントロール、試合全体を俯瞰した上での緩急の使い分けなどは絶対に必要なこと。

で、私が否定的(全否定というより部分否定ですが)でラインディフェンス崩壊の直接的な原因となっていると思われるのは
こちらの方の速度上昇で競技全体の必然的速度上昇ではないと考えています。

例えば攻守の切り替えの速さを促進するためのコンパクトフィールドは
確かに展開を早くさせてしまう面もありますが、
同時にプレスなどで相手のプレーを制限できる機会も格段に増えるので、
結果的には差し引きゼロかなと
なので、私は競技としての必然的な速度上昇がラインディフェンスを成り立たせなくなったとは思っていません。
実はもっと表層的な部分であるシステム面
つまりサッキ型ラインディフェンス創設期の形である
中盤フラット型4−4−2というシステムそれ自体では成り立ちにくくなってきたかなというわけです。

断っておきますが
私は、どのシステムが優れているとかは全く無いと思いますし
同じ4−4−2でも配置される選手によって、
さらに言えば同じ選手たちでも監督によって
サッカースタイルは様々に変化していくと思います。

しかし、工夫次第で緩和できはしますが
フラット型4−4−2ではボールが落ち着かないんですよね。
このシステムからくる展開面での落ち着きのなさというものが
ラインディフェンスを機能させにくくなっている直接の原因ではないでしょうか。

>また、対人能力と言われることがどうスピードと関係するのかよくわかりませんが、ぼくはラインブレイクを早めにして対人マークせよ、と言っているわけではなく、あくまでも素早い判断と反応による正しいタイミングでの正しいプレスをして欲しいと言っているのであって、一発でかわされない守備技術とそれによる正しい距離の取り方が必要であれ、特に高い身体能力とか対人能力とかが必要とは思いません。

すみません、対人能力とかはTK2002さんのほうへ書くべきことでした

でも、1つ質問が
相手との正しい距離といっても自分と相手の能力の兼ね合いや
DFやMFなどの抜かれてもカバーリングがいるいないなどポジション的な面も出てくるので
適切な距離は人それぞれですよね。

で、1番見えやすい能力であるスピードを見てみても
それによって取る距離は人によって変わっていきますよね
身体能力などが関係ないということはないのではないでしょうか?
(なにか、間違った解釈をしてしまっていたらスミマセン)

そういった目で見ると
現日本代表のディフェンス陣が、例えば相手FWに対してある程度距離を取って守ることは、ある意味適切な対応であると思うのですが、どるでしょう?

Re(3):現代サッカーのスピード化
 glider E-MAIL  - 02/3/13(水) 18:12 -

引用なし
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   ▼GAITIさん:

>まずレスが遅れて大変スミマセン。

ぼくの方こそです。
今月はかなり忙しくて、御無沙汰してしまうことが多いと思いますが何分御勘弁を。

>このシステムからくる展開面での落ち着きのなさというものが
>ラインディフェンスを機能させにくくなっている直接の原因ではないでしょうか。

確かにダイレクトサッカーをしてくるチームにはラインディフェンスは機能させにくいでしょうが、ライン操作や反応の速度を上げれば良いことではないでしょうか。
4ー4ー2フラットのシステムとの関係はよくわかりません。
フォーメーションがサッカーのやり方をどこまで要求するものなのか、ということについてぼくはそれほど関係ないと思っているので。
チームの約束事、チームがやりたいサッカー、起用された選手の特徴、そういうもの次第でしょう。

ぼくはラインディフェンスというものが崩壊したとか廃れたとか思ってはおらず、コンパクトフィールドの構築とオフサイドルールの有効利用、主体的な守備という観点から、それは必然的に「使いこなすべきもの」と思うし、「それだけで」守れるというのは幻想に過ぎないが「それなしで」守るのもまた厳しいものがあると思うので。

いかにスピーディにダイレクトに攻撃をしてこようと、ボールが落ち着かなろうと、ラインディフェンスがそれだけで完全に崩壊したり必要性がなくなったりするとは到底思えず、そういう場合のライン守備に求められるのは反応の速度と2次的な対応への切り替えの速度であり、個人としての判断力とその速度であり、そういう相手に対しても、いやそういう相手だからこそ、あえてラインを押し上げコンパクトなポゼッションサッカーをやる意義はあるはず。
2、3本のパスをすばやく繋いで相手のゴール前へできるだけ早くボールを持ち込もうとするサッカーに対しても相手攻撃選手のポジショニングに対し規制を与える意味でもディフェンスラインを動かすことは必要だろうと思うし、ボールが入ったあと、必要な場合にラインを崩すのが早いからといってライン守備でないということではないし、こぼれ球からの2次3次攻撃に対してもオフサイドラインの利用ということは考えなければいけないことと思います。
ぼくは、もはやラインディフェンスを「ラインなチーム」と「ラインでないチーム」と分けることがもうそろそろ時代遅れであり、それは「必要な時に必要なもの」と認識した方が良いと思います。

>相手との正しい距離といっても自分と相手の能力の兼ね合いや
>DFやMFなどの抜かれてもカバーリングがいるいないなどポジション的な面も出てくるので
>適切な距離は人それぞれですよね。

自分と相手の能力の差を消すという意味でも、なるべく早いタイミングでのプレスが為されなければなりません。
そして、カウンター時などの例外を除けば、カバーリングがいない等ということは「あってはならない」ことです。
そのためのオートマティズム、コンパクトフィールド、ゾーンバランス、ボールオリエンテッドです。
プレッシャーに行くのが遅いから、抜かれないように距離を必要以上に取ったりせねばならなくなるのです。
「正しい距離」とは相手に自由にプレイさせない距離のことに他なりません。
スピードのある相手に対しているならば、それなりの事前のポジショニングを考えておくのは当然だし、それによってボールがそこに入ろうとする(入ると予測される)時に正しいタイミングでプレスをかけられねばならない、と言っているのです。
現に本代表のディフェンス陣が、距離を取っているのは単純に行くのが遅いからであり、あんなに距離を取っていては能力のある相手ならばフリーと同じです。
ラインの前、外、そうして正しいタイミングでプレスがかからないことが今の構成なりプレイエリアなりの諸悪の根源と思いますね。

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