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▼kindさん:
えーと、まず本山対アレックス(笑)
根本的に、「どんなにスピードがあろうと、強かろうと、いるべき時にいるべき所にいないやつは役立たず」という基本にのっとり、本山に1票。
ボールの受け方のうまさ、オフザボールの動きの工夫で本山にもう1票。
パスのアイデアでまたまた1票。
攻撃の選択枝の多さでもう1票。
活動範囲の広さでも1票。
連係の作り方のうまさで1票。
判断の良さで1票。
試合の流れを読む力で1票。
緩急の変化で1票。
流動性で1票。
テクニックで1票。
決定力で1票。
力強さでアレックスに1票。
ボディコンタクトで1票。
クロスで1票。
結果:12対3で本山の圧勝。
今シーズンの本山は、新しい役割と責任にまだ少々とまどっている感もあるものの、随所に見せるプレイぶりや才能の煌めき、数試合で見せた異常な爆発力、Jリーグのレベルをはるか超えるものを持っているのはあきらか。
翻ってアレックスも能力の高さは随所に見えるものの、清水でも代表でも(まだ1試合だが)「所詮Jリーガー」という感は拭えない。
とくにプレイのイメージ、創意工夫、立体感といった点では見るべきものは、ほぼ無。
オプション起用として「違うタイプ」が欲しいにせよ、あまり有効でないクロス攻撃ばかりで、しかも時間ばかりかかって尚更効率を悪くするのでは、その得意のドリブルも百害あり、としか言い様がないウクライナ戦でした。
いくら違ってもそんなクソの役にも立たないことばかりしてるのならいらん。
役に立たんばかりか、中盤のプレスを薄くし、流動性を奪い、全体としてのスピードを奪い、リズムをなくし、と良くないことづくめとしか思えん。
中村と小笠原が入った後半の方がまったくの所良かったのは、小笠原が良かった、中村もまあまあ良かった、と言うのもあるが、アレックスがいなくなったことの方が大きいかもしれん。
さして効果はなかったがサイドを抉りボールをキープしたことによるプラスの効果、フィジカルの強さが通用することを見せたこと、という評価できる面はあったが、相対的にはマイナスとしか思えなかった。
そもそもスーパーサブとして考えるのにしろ、スーパーサブとしてVゴールを決めまくった去年の本山と攻撃選手としてフル出場していたアレックスのどちらが肝心な所で点を取っていたかを比べるだけで答えは出る。
「どこでボールをもらうのが相手が嫌か」「ボールを持っていなくても今どう動いたら効果的か」がイマイチな攻撃選手なんてのは、いくらスピードがあっても(緩急の変化の差、即時的瞬間的なスピードという面では本山の方が上)肉体的に強くても、DFからしたら守りやすいもの。
体は強くできても、頭を変えるのは難しい。
サッカー選手で一番重要なのは「頭の運動神経」です。
アタッカーとしてのアレックスの才能を見損なうべきじゃないのは承知。
でも攻撃手段の選択枝が少なすぎる。予測しやす過ぎる。同じ予測しやすいでも4年前は相馬、今はアレックス、ああ良くなったね、なんて言ってる場合じゃありません。
パワープレイ的に使うにしろ、ホーイドンクは日本にはいない。
あと、ちなみにアレックス起用が「個人で持ち上がれるから」なんて理由がメインだとは全然思わない。
そんな意味薄のトロくさい攻撃で強豪から点が取れりゃ苦労なし。
あんな所でドリブルしてもたいして意味なし。ドリブルしてボール持っている間は攻められることはないってネガティブなメリットはあるけどね。
サッカーっていうのはもっとマシなもんだとぼくは思います。
アレックスの潜在的な総合的攻撃能力や身体能力、キックの精度、気持ちの強さやモティベーション、そういったことが起用の理由ということ以外には考えられないけど?
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