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DFの能力 ロバ 02/4/4(木) 8:08

   Re(3):DFの能力(集中力) ロバ 02/4/4(木) 15:32
   Re(4):DFの能力(集中力) glider 02/4/5(金) 5:44
   Re(5):DFの能力(集中力) ロバ 02/4/5(金) 9:26

Re(3):DFの能力(集中力)
 ロバ  - 02/4/4(木) 15:32 -

引用なし
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   先ほどあげたオフサイドを取ったシーンにおいては、中田こは宮本の動きをみてラインの後退を止めているように見えると書きました。
その辺の真意は定かでありませんが、
少なくとも宮本が止めてその後に中田こはラインの後退を止めています。

>「さほど」と言うのは微妙なタイミングで、ごく稀に宮本がサイドの二人よりも押し>上げるタイミングが早いことがあります。
>そのへんを指して、宮本は押し上げる意識が高い、と言うのはわかります。
>が、そうした動きは試合の中で実質上はさしたる意味を持たないことで、いずれにせ>よ「ラインを上げる」のは森岡だろうと宮本だろうと変わらないのであり、話は微妙>なタイミングのことであり、ひとり宮本だけがちょっとだけ早くても実際的なそうい>ったシチュエーションの中では「さしたる意味を持たない」のです。
>ただ、「そういう意識が高い」ことの副次的な要素は微妙に影響しているかもしれま>せん。
>が、ラインの動きそのものはなんら「変わるわけがない」ということです。

以上はグライダーさんがFD3Sさんに書かれた文章です。
この中でグライダーさんも書いて見えるように宮本は押し上げる意識が高い。
グライダーさんはそれを「さしたる意味を持たない」と書かれていますが、
僕はその微妙な差が上記の例のように「オフサイド」を取ることもあるので「意味が無い」とは思いません。

ラインディフエンスにおいてはもともと決め事があるためラインコントロール自体は宮本が完全に統率を取っていると言う文脈はたしかに間違いだと思います。
でも上記の例では中田こは事実として宮本よりレスポンスがとても悪い。
宮本の方がよりボール保持者に近い位置にいるという点と、もしかしたら中田こにはボール保持者が見えなかったという点は差し引いてあげなくてはなりません。
でもそれならば宮本を見ていればいいはずで、中田こにはあの時瞬間的に「ライン」と言うことが頭から抜けてしまっていたのだと思います。

森岡が宮本といっしょにピッチに立っているわけではないので2人をきちんと比較なんてできません。
でも中田こと宮本なら比較できます。
そして集中力を切らさないってことなら宮本に結構分があるように感じました。
それもDFの能力の一つであると思うので、
それを僕は評価します。

以上最後の抵抗にポーランド戦のビデオを見直して書いてみました(笑)
実は見返していて2度ほど「こら宮本ぉ〜なんじゃそりゃ〜〜」ってプレイがありましたが、まぁ愛は盲目なので目をつぶります。
後、見たのは前半だけで後半は見ようと思ったらなぜか「忍玉らんたろう」のアニメで消されていました(笑)

カインドさんのご指名があったので、がらにもなくがんばってみましたが、予想通りグライダーさん相手では分が悪い。
説得されそうなのでこの辺で立ち去ります(笑)


今日は次男が少年サッカーの入校式です。
これで長男に続いて2人目のサッカーバカの誕生です。
いつか僕の子が代表に入ったら、
その時は誉めてやってください(笑)

長々失礼しました。

Re(4):DFの能力(集中力)
 glider E-MAIL  - 02/4/5(金) 5:44 -

引用なし
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   ▼ロバさん:

えーと、まず松田ですね。

>成功することも失敗することもありますが、失敗しても彼のあの直線的なアタックは充分に効果が出ていると思います。

いや、ぼくはあれを「直線的」とは思わないです。
まあたいした問題ではありませんね。失礼。
あれは、「やらなければならないこと」「強豪チームのDFは普通にやっていること」です。
前だけでなく、外にも後ろにも。

>ここ2試合では3人の一人が早いチェックに行くと残りの2人が2枚でラインを
>作って待ち構えると言う体制が、画面を見ていても顕著だった様に思います。
>それがある上での松田の評価です。

それはそうでしょう。
3人だろうが2人だろうが1人だろうが、「オフサイドライン」が消えるわけではないですから。
「それは有効に味方にして行こう」というのは大前提になってることで、「2人いればまだ1人余っているから、なら行こうか」じゃなくて、それはそれで良いけど、そういう場合だけじゃなくて、何度も言っているように「ごく局所的、局時的な中での数的優位不利」も即時的に判断して出て行くこともしなければ、強豪相手に中盤の主導権争いを戦うことはできない、ということです。
総体として、どこでボールを取りたいのか?どう戦いたいのか?を考えて行かねばなりません。
少し前まで、確かに松田は危うかった。
それは何故ならば、出ても間に合わずに躱されたり仕方なく引っ張ってしまって反則を取られたりすることが多かったから。
いつ2枚のイエローを食らうかとヒヤヒヤしました。
コンフェデレーションズカップあたりから、松田も森岡もそうした動きが顕著になっていますが、森岡よりは松田の方がやり始めるのも早かったし、反応自体も速かった。
森岡は、コンフェデのあたりではその部分は今の宮本と変わりません。
カラ振りの連続。行く、躱される、パス出される、慌てて戻るの繰り返し。
「とれーな、森岡・・」とうなだれてました(笑)
でも、それで決定的なピンチになっていなかったのも今と同じ。
中田、松田、さらには波戸とカバーしてましたから。

>でもラインを飛び出して完全にかわされる回数なら松田より少ないのではないでしょうか?

え?ぼくも細かく確認はしてませんが、松田はたいがい潰せてますよ。
宮本もこの2戦はよく出ていましたが、カラ振りが多かった。
ひどいのは、すごく良い読みをしてて、出足も良くて、ぼくなんか「お!いいぞ行け宮本、よし速攻だっ!」なんて思うとあっさり足だしただけでスカっと躱されて、そんでまた戸田が必死こいてて、「ありゃりゃ、またかよ」ってなシーンが何度もありました。
さ・い・て・い・で・も・ツ・ブ・せ・よ・な
と思います。ヘボすぎる、と罵ってしまったのはそれが第一。
DFのくせにその簡単な足の出し方はなんだ!と。体で行けよ!取れなかったらボカっと潰すんだよ体で!と。
タマついてんのかてめえはよう(すいません、また興奮してきちゃった)と。
行くのが遅れちゃって、コンタクトする前に出されちゃったなら、まだ「遅いな〜」で済んだけど、行けてるじゃん!間に合ってるじゃん!
だのに〜な〜ぜ〜

戸田は、かなりヤバいです。
自分で「真っ白な灰になるまでやってやる」なんてジョー(城じゃなくて:笑)みたいなこと言っちゃってます。
その志や良し、なんですが、本番前に壊れちゃいそうで見てられません。
「もうやめてくれ〜、トルシエ、頼むから戸田を休ませろ〜」と泣き落としたい気持ち。
そういう意味では松田もかなりおっかないです。
本番までもうあと2ケ月。だからと言ってクラブで手を抜くようなしたたかな連中じゃないし、トルシエのムチはバンバンに入ってるし。
あの二人が今壊れたら、ほとんど崩壊しますよ。
福西がさえなかったウクライナ戦、稲本がさえなかったポーランド戦、危険地域で相手を潰してたのはこの二人。ボールを奪ってたのもこの二人。
そうしてぼくは宮本に対して不満をつのらせて行ったのです。

>ラインブレイクしてのチェックの成功率を問題にするより、失敗したときどうフォローできるかを僕は評価したいです。

成功率って・・・そんなに失敗するならもうやらんでいいよ、と言いたくなりました。
何度でも言いますが、できるだけそこで潰さないと中盤の支配権は持って行かれますよ、強いチームには。
「ほれどうだ、おいしい縦パス」「待ってました、はいいただき!」最高。
「ほれどうだ、おいしい縦パス」「通すかボケッ!(バシッ!)」OK。
DFが出て、そこでうまく守備ブロックを作れれば、DFが1stプレッシャー役になってフォローに入ったMFが奪うっていうような連係だってもっとあっていい。
それができうるシステムですから。
それもこれもちゃんとしたタイミングでちゃんとプレッシャーがかかっての話ですけど。
失敗した時どうするか・・・そのための「ゾーンバランス」「オートマティズム」でしょ。
誰の責任とかじゃなくて。
DFの前への守備は、個々の能力云々の話ではなく、チームとしての必須。
ハイレベルな相手ならば、体力的、時間差的、速度的、地域的、ポゼッション的な必須。
あのポーランドごときにできなくてどうする。
戸田にもっと死ねとおっしゃる?

>「遅らせながら奪う」のがもっともセイフティーであり、最も技術点の高いパフォーマンスだと思っています。

いいでしょう。遅らせながら奪う。見ていて心配がありません。確かにセイフティーですね。
でも、遅らせるってことは相手に陣地の拡大を許しているってこと。
それを繰り返していれば、エリアポゼッションを失って行く。
そして、味方は走って戻らねばならない。
時間、陣地、体力の無駄ですね。
最大の危険を避けるために、ディレイに徹した方が良い場合ももちろん、ある。
でも、第一義は「ボールを奪え」です。
次は、「相手に危険地域への侵入を許すな」です。
必要な時に必要なプレイをせよ、というのは言われる通り。
でも、基本的にDFは良く観察しうるポジションにいる。
中盤の人手が局地的に足りず、後方で余っているのなら「さっさと行け」です。
それはDFもクソもありません。
「チームとして守れ」ってことです。
どこそこのポジションだから、ってことよりも状況の中での位置と担うべき役割の方が重要。
宮本がプレスに行ってそれをフォローした戸田が奪ったっていいわけだし、タイミング的にそれしかありえないようなシーンだっていっぱいあった。
それは「流動性」以前の、「プレスが効くか効かないか」の問題です。
そういうことができてないから、フランス、セネガル、ウクライナにまで中盤を支配されてしまう。
かなりアグレッシヴになったとは思うけど、「一級品」のチームから見れば、まだ全然トロいんですよ日本。
だから、ラインだディレイだ言う前に、もっとちゃんと「プレス」かけろって話です。
ラインコントロールはできてる。それはわかってます。
宮本だろうが森岡だろうがどっちでもいいけど、ちゃんとプレスかけろ。
それができなきゃラインもガンガンは上げられない。
けっして良い循環にはなりません。
そういう話です。

>前半31分過ぎ

ぼくが見る限りではこうです。
オリサデベがドリブル。市川がチェイス。
松田、市川のフォローポジション、同時に裏を走る選手に一瞬体がピクっと反応するが半身のまま下がり、同時に少し中へズレる。
市川追い付く。
宮本、下がるのを止める。
中田、少し中へ移動しつつ宮本にラインをあわせる。
松田、オリサベデの突破と前方へのパスに備える。
市川のチェックに負け、オリサベデ、前へパス。
松田、カバー。
市川、オフサイドのアピール。
オフサイドの判定。

宮本だけでなく、松田も市川もオリサベデの前へ走った選手はオフサイドポジション、という意識が全員にあります。
松田は、自分の裏へ走っている選手がいることはわかっているし(たぶん絶対。体が反応してます)、出したら仮にオフサイドを取ってくれなくても反応できるポジションへ移動しているし、(これもたぶん絶対に)オリサベデの前を走った選手がどこへ行きどこで欲しいか何をしたいかがちゃんと予測できている。
だから、下がりながら少し中へ入って万がいち市川がオリサベデを逃してもオリサベデが前へパスしても行けるポジショニングを取ってます。
松田が後ろを走って行く選手の存在に気がついているのは宮本もわかっていたでしょうし(松田がOK!とか言ってないとしたら、たいした連中だ)さらには戸田が松田の斜前で全部見ていますから、宮本が行く必要はどこにもありません。
あそこで宮本が慌てて走っていたら、トルシエは鈴木にアップを命じていたかもしれません(笑)
「ゾーンバランスを保てなかった」という理由で。

そして、中田浩二は、宮本に遅れて下がるのを止めたのではなく、宮本よりレスポンスが悪いのではなく、(浩二は急ぐ必要がないシーンだから)ゆっくりと少し絞りつつ正確なポジションニングをしただけです。
この場合、中田浩二だけでなく近辺の全員がオフサイドラインの存在を意識しているは明白で、「前の選手はオフサイドだな」という理解があってこそ、ああいう動きになっている。
守備面での共通理解、戦術理解、組織としての戦術実行力はかなりのレベルに達していると思います。
っていうか、あのポーランドの選手、アホですね(笑)
ラインディフェンスしてるチームにあんなのオフサイドになるに決まってんじゃんね。

というわけで、ぼくが書いた「微妙な差」はもっと別な場面で見られることで、トルシエが「プッシュアップ!」と叫ぶようなシーンです(笑)
その時に宮本がちょっとばかり速くても別に何も起きないので。

ぼくはDFとして試合に出る時、「Search & Destroy」と思ってやってます。
「くさい所を捜しだせ、そしてぶち壊せ」です。
得点のシーンって、その数プレイ前から何か匂いがしてるでしょ、たいてい。
「なんかヤべーぞ、誰だ次にいいところに来そうなおれのそばの奴は」って探します。
「こいつらどこを狙ってるんだ」と探ります。
余裕があれば、ですけど(笑)
で、わかったらただちにぶち壊しに走ります。
余裕があれば、ですけど(笑)
その時に、同じ考えでカバーしてくれたり先に行ったりする仲間がいると急にすごく守備が楽しくなります。
でも、時々みんなで「創造」する攻撃陣がうらやましくなったりします。
で、上がったりして「戻ってこーい」と怒られたりしてます(笑)


息子さん、代表に入れたら楽しいですね。応援してます。


いやそれにしてもなげー文だな・・・

Re(5):DFの能力(集中力)
 ロバ  - 02/4/5(金) 9:26 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

>息子さん、代表に入れたら楽しいですね。応援してます。

ありがとうございます。
夢ですね・・・
これは・・・
実に心地よい夢です。

ちょっとだけ親ばかレスを・・・(笑)
私の次男は新一年生、長男は3年生になりました。
昨日はサッカースクールで次男が新しく1〜2年チームに・・・
長男が1〜2年チームから3〜4年チームへと入ったのです。

長男が1〜2年チームに始めて入った2年前。
彼はミニゲームで何をどうして良いかわからずゲームの途中でピッチから公園の方に逃げて行きました(笑)
コーチに「おぉ〜〜い!楽しいぞぉ〜〜帰ってこいよぉ〜〜」と言われてました。
その頃僕はあんまり何にもさせてもらえない彼を気の毒に思い、掲示板に「フィジカル」を鍛えた方が良いのだろうか?
とマジメに相談し「なにいってんだか!」と皆様にたしなめられています(笑)

それから2年間かけて彼はミニゲームの度にハットトリックを決めてくるまでになりました。
引っ込みじあんな長男が試合の中で「もっと固まらない様にしようよ!」と叫んでチームを引っ張っている姿は親としてはたまらないシーンです(笑)
一つ上のチームに入り、その中でもっとも体の小さな長男がどれだけやれるのか?
これはもう代表戦どころの興味ではありません。
仕事をサボって見に行きました。

4年生が大半をしめるチームにおいて彼は何もさせてもらえませんでした。
でも今度は逃げませんでした。
先週まではボールを持てばみんな抜いていけたのに、誰も抜かせてくれないことが悔しくて悔しくてたまらなかったんでしょう。
我が子ながらめちゃめちゃ冷静な彼が「ウゥォー!」と叫びながら向かっていっていました。

一方次男はと言えば・・・・
これ以上ないデビューでした。
長男が何をしたら良いのかわからず逃げたのに比べ、次男は初めてのミニゲームで2年生に混じって一人で3点取りました。
そして一人だけパスの意識を持っていて2アシスト(笑)
幼稚園児の頃から兄に無理矢理付き合わされていやいややっていたサッカーで自分が他の子より「すごい」ことを知って彼はサッカーの虜になったようです。

練習を終えての帰り道・・・
今までは練習の度に聞かされていた兄のハットトリックの自慢話を今日は弟が兄に聞かせていました。
兄は・・・生返事を繰り返すばかり(笑)
家に帰って・・・
いつもはすぐにTVを見たがる次男が部屋の中でボールを蹴って遊び、いつもはすぐにボールを蹴りたがる長男がいつもは見ないTVを見ている。
我が家はサッカーでその日一日が悲喜こもごもです。

今朝は長男のリフィテイングの音で目を覚ましました(笑)


どうでも良い話しをすいません(謝)


>その時に、同じ考えでカバーしてくれたり先に行ったりする仲間がいると急にすごく守備が楽しくなります。

本当にそうですね。
能動的な守備をして始めてDFって楽しいです(笑)
むやみな「攻撃参加」をして戻れなくなるのは同じです。
よくオフサイドラインに引っ掛かります(笑)

今の代表のF3はセンターが森岡だろうと宮本だろうときっと彼等は苦しいけど楽しんでDFしていると思います。
うらやましく感じるときもあります(笑)

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