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宮本を巡る議論ーそこにトルシエ・サッカーの本質が見えるー Dai 02/4/6(土) 13:10

   Re(3):宮本を巡る議論ーディレイについて2 ロバ 02/4/12(金) 9:48
   ポーランド代表主将のコメントに見る守備 ロバ 02/4/14(日) 10:29
   Re(1):ポーランド代表主将のコメントに見る守備(感想) ロバ 02/4/14(日) 10:50

Re(3):宮本を巡る議論ーディレイについて2
 ロバ  - 02/4/12(金) 9:48 -

引用なし
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   ▼zukunasi_7さん:

>宮本選手はボールや敵の動きを予見する能力に優れているようです。

宮本のラインコントロールが緻密だと言うのは彼が対人プレイより
「敵の動きを予見する能力に優れている」プレイヤーだからだと思います。
それは当然ラインに出ます。
他のプレイヤーよりラインの上げ下げの反応が早いなんて言うことは
確かにグライダーさんが言うように対した違いではないのかの知れない。
でも事実としてチョット早い。
その早いということが宮本の最大の能力であり、
公平に評価をするのなら、
「なんで宮本は反応が早いのか?」と前向きに見て欲しいです。
ラインなんて副次的産物です。
他のDFより観察しているから早いんです。
他のDFより集中しているから早いんです。
他のDFより頭の中が整理されているから早いんです。
これらのことは僕はDFにとっては1対1の能力より
はるかに重要だと思っていますので宮本を好むわけですね。


さてサンドニに関してですが…
あのゲームを既存のF3の限界を見た日と評するのは間違っていると思います。
あのゲームにおいてはフラットラインなんて物は存在しなかったと言っても
過言でないほど乱れまくってました。
松田、森岡、服部のF3は「なんちゃってフォアチェック」を乱発させていました。
それはあの日のフランスが凄すぎたことや、重たい芝、序盤に楢崎のミスなどでフランス相手には重過ぎる失点があったことも要因だと思いますが、
あのゲームにおいてのF3と中盤には連携なんて物はなかった。
F3は中盤のプレスがかかるようなコンパクトラインを作ることもなく、
中盤はF3の押し上げを手助けするようなプレスをかけられない。
「たまごが先かニワトリか」
で言えば僕は「中盤のプレス」だと思うのでF3には酷なゲームだったと思っていますが、それにしてもあの日のF3には「玉砕」と言うか「犬死」というか…
悲壮感がありありです。
だからと言ってじゃぁ〜宮本ならばフランスを押さえることができたなんて言う気はありません。
あのフランス相手では…
ただ宮本ならば「玉砕」はしても「犬死」はしなかっただろうとは思っています。

サンドニ最大の教訓はF3は中盤やFWと連携しないと守れないと言う当たり前のことを教えてくれたのであって、増えているフォアチェックは中盤との連携が少しずつできるようになってきた(まだ全然不満だけど…)過程においての副次的産物だと思います。
それらのことを日本の敗戦側からだけでなく、フランスの崩れない最終ラインからも教わった気がしています。

ダイさん

>宮本の守備に関しては、「ディフェンスラインでのプレー」に限定された意見が多く、もっと広く、もっと速く、もっと強くプレーしてもらわないと、到底、「彼は日本の誇るワールドクラスのディフェンダーだ」とは言い難いわけです。

この部分は確かに…

でも思い出して欲しいのですがウクライナ戦。
あのゲームではサンドニでのフランス戦と似た部分がありました。
それは中盤でのプレスがまるでかからないという点でした。
サンドニの時のままの森岡ならラインも糞も無い状態になり兼ねないゲームでした。
あの試合は不思議な試合でした。
「中盤でプレスなんてかからなくても何とかできるもんね」と誰かがわざとしくんだようなゲームでした。
宮本のフォアチェックは危うく見え松田のそれは果敢で決まりまくりました。

>フラットにして、コントロールして、ポジショニングだけ気をつけて、スペース消しておけば失点しないのではないか?とも思うわけです。局面で、フラットのままずるずる下がってもいいのではないかと。何故なら、それで失点したシーンをあまり見たことがないからです。

あのゲームでも失点しませんでした。
フォアチェックのおかげで失点しなかったわけじゃなく、
不思議とあれでも最終ラインがバランスを失わなかったからだと思うのです。
宮本だけを評価するのは不当ですが、宮本を含めたF3を評価するのはかまわないでしょう。

>宮本がラインコントロールしていると、安全なオフサイドもたくさんとれますし、結構、こちらも自分たちの意思をだして守ってるなと思える時もよくあるのです。宮本使っておけば、良い試合できるよってところまで言えたりするんじゃないかなって。まあ、なんというか、安心なんですよね。大丈夫だって、直感的に思えるわけです。とにかく崩れないのですよね。

僕自信のサッカーではスイーパーをおいてフォアチェック(なんてカッコイイもんじゃないけど…)を多用するDFの経験しかないので、
オリンピック予選当りのF3は見ていて「異様」でした(笑)
あんなに危なかしいのになんで失点しないんだ?って……
とにかく崩れない。
なぜ崩れないのか?なぜ失点しないのか?
色々考えて理解は進んではいますが、
理論や人の配置で理解しても完全にはわからない。
ボールは丸いんだから…
経験の無いことを完全に理解することは無理ですね。

そういう時は直感に頼ることにしています(笑)

ポーランド代表主将のコメントに見る守備
 ロバ  - 02/4/14(日) 10:29 -

引用なし
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   サッカーダイジェストにポーランド代表主将でセンターバックのトマシュ・バルドフのコメントが載っていました。

その中で彼が日本の守備に関してコメントしています。
少しだけ抜粋します。

自分のミスで中田に得点されたことの「言い訳」として、初めてプーマのボールを使って慣れていなかったと言うようなコメント後下記の質問に答えて・・・

━━━そのミスは試合を決定づけるものだったのでしょうか?
「ゴールだけでなく元々彼等はオープンスペースを上手く消してきましたし、非常に攻撃的で1対1の強さを持ち合せていました。日本の動きはすばやくて信じられないほど良く走り回るんです。普段、我々がしているサッカーをさせてしまって、日本のディフエンスラインを崩すこともできず、試合のイニシアテイブが握れなかったんです」

━━━ポーランドはこの2年間、ホームでは負け知らずだったはずですが・・・
「日本が前半で400%のチャンスを引き出したことがすべてです。
前半0−2ですんだことで満足しなくてはなりません。デュデクの活躍が無かったらあと何点か取られていたでしょう。中田との1対1も小野のヘッドもセーブしました。これに対して我々は前半に2回しかシュートチャンスがなかったわけですから・・・」


この後敗因に前半で主力選手を6人交代させたせいではと聞かれ、
前半はベストメンバーで戦って制されたことを認めている。

もっとも興味を引いたコメントは次のものです。

━━━アジアのサッカーとヨーロッパのサッカーとでは何か違いはありますか?
「う〜ん〜よくわかんないなぁ〜。でも日本のチームで気が付いたことは彼等は基本的にとても単純なプレイをするということですね。さっきも言いましたけれど、彼等はとてもコンパクトなサッカーをします。8−9がポーランドゴールから25メートルの所でプレッシャーをかけてくるので、相手チームにとっては試合を作る領域が極度に狭くなるのです。我々にはコンビネーションをする時間はほとんどなく、そんな中盲目的にボールを前に蹴るしか術がありませんでした。さらに、日本はオフサイドがやけに多くて、またそれを上手くやるんですよ。普通は相手チームがそれをやるとポーランドの方が有利になるんですけどね」

インタビューはエンゲル監督の「日本がWカップ影の優勝候補で世界最高のチームの一つ」と言う発言に同意してインタビューは締め括られている。

Re(1):ポーランド代表主将のコメントに見る守備(...
 ロバ  - 02/4/14(日) 10:50 -

引用なし
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   言い訳の少ないインタビューだった。
(でもボールとピッチのせいに少ししてたけど・・・(笑)
非常に素直に日本のサッカーを語ってくれたと思う。

この中で日本のやりたいことをができていた証明になるようなコメント。

「ゴールだけでなく元々彼等はオープンスペースを上手く消してきましたし、非常に攻撃的で1対1の強さを持ち合せていました。日本の動きはすばやくて信じられないほど良く走り回るんです」
「日本のチームで気が付いたことは彼等は基本的にとても単純なプレイをするということですね。さっきも言いましたけれど、彼等はとてもコンパクトなサッカーをします。8−9がポーランドゴールから25メートルの所でプレッシャーをかけてくるので、相手チームにとっては試合を作る領域が極度に狭くなるのです。我々にはコンビネーションをする時間はほとんどなく、そんな中盲目的にボールを前に蹴るしか術がありませんでした」

ここは素直に喜んでおきたいと思います。
最もうれしいコメントはフィジカルコンタクトでも強かったと言う印象ですね。
よくやった!日本!

一番興味をもったコメント。
「日本はオフサイドがやけに多くて、またそれを上手くやるんですよ。普通は相手チームがそれをやるとポーランドの方が有利になるんですけどね」


ベルギー戦に関してリトバルスキーが日本のラインディフエンスに関してコメントしていた一文にこんなのがあります。
「ベルギーはヨーロッパで最初にオフサイドトラップを始めた国でその破り方も熟知している」
僕はもしヨーロッパのあのあたりの国々では、あのゲームでの守り方が「オフサイドトラップ」と言う程度の認識しかないのなら、彼等は日本のDFラインを破ることは到底できないだろうと「偉そう」にも思ってしまいます。
そう思っている自分がとっても不思議ですが・・・
相手はベルギーだぞ!

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