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宮本を巡る議論ーそこにトルシエ・サッカーの本質が見えるー Dai 02/4/6(土) 13:10

   最近考えたこと。 zukunasi_7 02/4/22(月) 6:16
   Re(1):最近考えたこと。 ロバ 02/4/23(火) 9:58

最近考えたこと。
 zukunasi_7  - 02/4/22(月) 6:16 -

引用なし
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   ▼ロバさん:

ロバさん、レスが遅れてスミマセン。

おっしゃられること、ほとんど意見を差し挟む事も無く、いちいち肯くばかりです。
そこで、今、私が考えていることを書かせて頂きます。
何を今更と言われそうなことですが。

私は最近、サッカーの2面性について考えています。
サッカーはピッチ上でボールを前にすすめ、敵ゴールマウスに運ぶゲームです。
攻撃側はひたすら敵ゴールを目指し、ボールを前に運び、時には隙を覗い、時には後退しても、最終的には敵のゴールマウスにボールを叩き込もうとします。
守備側はそれを阻止しようとし、あるいは敵ボールを奪って、攻撃に転じようとします。
一面的に見れば、これがサッカーの全てですが、ピッチ上ではもう一つの戦いが有ることに気がつきました。上記を第一の戦いとします。

もう一つの戦いを第二の戦いとします。
それは敵陣形の中でボールを前に進めようとし、あるいはそれを阻止しようとする戦いです。
サッカーの陣形は一般的には、FWのライン、MFのライン1〜2列、DFのラインで構成されています。(都合上非常に単純化しています、ご容赦を)
攻撃側はDFラインからMFライン・FWのラインへとボールを運び、敵のFW・MFラインを突破し、DFラインを破ろうとします。時には途中を省くことも有ります。
守備側は、FWラインから防御を開始し、出来ればMFラインで敵の攻撃を食止め、ボールを奪おうとし、DFラインを破らせまいとします。

第一の戦いは、ピッチ上での絶対的なボールの位置、の戦いであり。
第二の戦いは、陣形の中での相対的なボールの位置、の戦いと言えると思います。
第一、 第二は不可分では有りますが、便宜的に分けて考えます。

問題は、ピッチ全体を覆う陣形を展開することは、物理的に不可能であろうと言うことです。
ですから攻撃側も守備側も、ピッチ上に各々の都合に合せて陣形を作り、それは移動可能です。
面白いのはその結果として、ピッチ上でボールが前に進んでも、敵陣を突破出来ないと言うことが起りえます。
逆に、敵がボールを前に進めても、同じ速度で陣形が後退すれば、陣形の中でボールは一歩も前に進まないと言うことです。
もちろんピッチの大きさは限られますので、どこまでも後退することは出来ませんが、可能な範囲で後退することは、敵ボールの前進速度を相対的に遅らせ、体制を立直す暇を与えてくれます。
つまりこれもディレイであろうと。

やっと、ロバさんの書込みの主旨にリンクしました。

ところで、前後だけでなく左右にも圧縮されたコンパクトフィールドでは、左右方向にも同様なことが起ります。敵がボールを左右に振っても、陣形が同様に左右に移動するなら、陣形内でのボールの移動は相対的に小さくなり、より安定した守備が出来るはずです。

何を言いたかったかと言えば、ボールに合せた速やかな移動、ポジションの修正、そのスピード、そしてピッチ上の陣形の位置取は非常に重要である、と言うことで………
まあ、ものすごく当り前の話か!!

>FWの鈴木が前線で相手を追い掛け回すのも相手のミスを誘ったり、焦らせたりすることが目的でもあるし、相手にプレッシャーをかけることにより「思考のディレイ」を誘発させなくてはなりません。
>ラインがフラットであるだけでも相手の「思考のディレイ」は誘発するでしょう。

「思考のディレイ」と言うのは新鮮でした。

>でも潰せないようなフォアチェックを、あるいは相手の攻撃を遅らせることの無いようなファアチェックをしてもらっては困ります。
>それはただの「蛮勇」だと思います。

この辺の判断が、たぶんものすごく難しいのでしょうね。
といって、躊躇はもっといけないと思うし。宮本も大変だ!!!!!

何だか、本当に今更なことを長々と書いたようで。
でも、せっかく書いたから投稿します。
その他にもいろいろとおかしなことを考えています。改めてまた書きます。

Re(1):最近考えたこと。
 ロバ  - 02/4/23(火) 9:58 -

引用なし
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   ▼zukunasi_7さん:

>第一の戦いは、ピッチ上での絶対的なボールの位置、の戦いであり。
>第二の戦いは、陣形の中での相対的なボールの位置、の戦いと言えると思います。
>第一、 第二は不可分では有りますが、便宜的に分けて考えます。

面白いですね。
この表現で言えば僕の草サッカーのチームが発足して3年たった現在も取り組んでいるのは「第二の戦い」です。
おそらく上乗せが期待できない我がチームは「おじーちゃん」になるまで続けると思います(笑)
トルシエが今までやらせていたことも「第二の戦い」とも言えます。
チームを手っ取り早く強くするには「第二の戦い」を強化すると言うことで、
これは時間のかぎられる代表監督の仕事とイコールに近いと思います。

「第一の戦い」に強い選手を育てるのはその選手が所属するリーグであり、
日常であり・・・・・
本来代表に呼ばれるのは「第一の戦い」のエキスパートたちと言うのが、
世界の強豪のスタンダードだと思います。

我が日本代表はどうなのか?
悲しいことに最高の経験のできる場が代表戦・・・
しかも「第一の戦い」のエキスパートになるための本当の意味での良い経験ができるのが一部の選手を除けばWカップだけなのではないかと思います。
「第一の戦い」は「サッカーそのもの」で、
Jリーグでも上達できるはずなのですが
Jリーグがジダンの見ている「サッカーそのもの」と同じとは思えないですから・・・・。

ここでも話題になったバランスと言う言葉があります。
ウインターさんが紹介されていましたが、
以前ヤフーのトピックで
「バランスを取る」と言うことは
「ボールを奪われたらいつでも守備のできる位置をキープすること」と言われた方がいます。
F3のことを考えた時にも、本来優先すべきはフラットラインではなくバランスでしょう。
グライダーさんの言われる「余っていてもしょうがない」と言うのは「守備のできない位置」にいるからで、これもまた「バランス」が悪いと言うわけです。

「バランス」と言う言葉は便利です。
この言葉が便利だと思うのは「守備のできる位置」と言うのは選手の個性によっておのずと異なる所です。
同じ局面でも森岡と宮本では違う反応をするのは当然のことでその選手とチームにとって最良の方法を選択していれば良いと思っています。

世界を代表するようなDFたちはみんな自分の「バランス」を取る位置を(距離)をもっています。
その位置と言うのは観戦者には幾つもあるように見えても、実は局面局面で一個所しかなく、それはその選手自身が一番感じていることでしょう。
最良の位置や最良の判断で「バランス」を取ることのできる選手は
「危険察知の能力が高い」ことになります。
トルシエが「日本には守備の文化がない」と言ったのはその辺をさして言っているのではないかと思います。

先ほど「F3のことを考えた時にも、本来優先すべきはフラットラインではなくバランスでしょう」と書きました。
「フラットライン優先論者」の中にも同じように思っている人はいると思います。
グライダーさんがいつも強調されるように「あたりまえ」のことですから・・・。
ただ私も含めて「優先させてもきっとできない」との思いがどこかにあるのだと思います。
それが日本の最良の守り方は「フラットライン優先」と言わせているのだと感じ始めています。
つまりフランス相手ならまた負けるのもしょうがないと思っているのですね。


やばい!
頑固者に洗脳されたかな(笑)

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