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▼zukunasi_7さん:
>第一の戦いは、ピッチ上での絶対的なボールの位置、の戦いであり。
>第二の戦いは、陣形の中での相対的なボールの位置、の戦いと言えると思います。
>第一、 第二は不可分では有りますが、便宜的に分けて考えます。
面白いですね。
この表現で言えば僕の草サッカーのチームが発足して3年たった現在も取り組んでいるのは「第二の戦い」です。
おそらく上乗せが期待できない我がチームは「おじーちゃん」になるまで続けると思います(笑)
トルシエが今までやらせていたことも「第二の戦い」とも言えます。
チームを手っ取り早く強くするには「第二の戦い」を強化すると言うことで、
これは時間のかぎられる代表監督の仕事とイコールに近いと思います。
「第一の戦い」に強い選手を育てるのはその選手が所属するリーグであり、
日常であり・・・・・
本来代表に呼ばれるのは「第一の戦い」のエキスパートたちと言うのが、
世界の強豪のスタンダードだと思います。
我が日本代表はどうなのか?
悲しいことに最高の経験のできる場が代表戦・・・
しかも「第一の戦い」のエキスパートになるための本当の意味での良い経験ができるのが一部の選手を除けばWカップだけなのではないかと思います。
「第一の戦い」は「サッカーそのもの」で、
Jリーグでも上達できるはずなのですが
Jリーグがジダンの見ている「サッカーそのもの」と同じとは思えないですから・・・・。
ここでも話題になったバランスと言う言葉があります。
ウインターさんが紹介されていましたが、
以前ヤフーのトピックで
「バランスを取る」と言うことは
「ボールを奪われたらいつでも守備のできる位置をキープすること」と言われた方がいます。
F3のことを考えた時にも、本来優先すべきはフラットラインではなくバランスでしょう。
グライダーさんの言われる「余っていてもしょうがない」と言うのは「守備のできない位置」にいるからで、これもまた「バランス」が悪いと言うわけです。
「バランス」と言う言葉は便利です。
この言葉が便利だと思うのは「守備のできる位置」と言うのは選手の個性によっておのずと異なる所です。
同じ局面でも森岡と宮本では違う反応をするのは当然のことでその選手とチームにとって最良の方法を選択していれば良いと思っています。
世界を代表するようなDFたちはみんな自分の「バランス」を取る位置を(距離)をもっています。
その位置と言うのは観戦者には幾つもあるように見えても、実は局面局面で一個所しかなく、それはその選手自身が一番感じていることでしょう。
最良の位置や最良の判断で「バランス」を取ることのできる選手は
「危険察知の能力が高い」ことになります。
トルシエが「日本には守備の文化がない」と言ったのはその辺をさして言っているのではないかと思います。
先ほど「F3のことを考えた時にも、本来優先すべきはフラットラインではなくバランスでしょう」と書きました。
「フラットライン優先論者」の中にも同じように思っている人はいると思います。
グライダーさんがいつも強調されるように「あたりまえ」のことですから・・・。
ただ私も含めて「優先させてもきっとできない」との思いがどこかにあるのだと思います。
それが日本の最良の守り方は「フラットライン優先」と言わせているのだと感じ始めています。
つまりフランス相手ならまた負けるのもしょうがないと思っているのですね。
やばい!
頑固者に洗脳されたかな(笑)
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