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daiさん、どうもです。
いや、ぼくは、小野って、晩成のプレイヤーだと思ってるんですね。
技術的には明らかに早熟ですけど
(この点で、湯浅氏が奥などの凡百の天才(?失礼)と比較するのはわからなくもない、とはいえ個人的には微細かつ決定的な差があると思っている、だって単純にトラップとかうまいじゃん)、
なんといっても、すばらしいのは、
サッカーが、コミュニケーションのスポーツである、
ということを(真に)天才的に理解していることです。
彼が日本代表を率いる時(そういう年齢になった時)が、
彼の才能が本当に開花するときだ、
という風に感じているのです。つまり、2006年。
といってもまだ26歳。ジダンが活躍した98年と同じ年齢ですネ。
daiさんのお話だと、下にもすばらしい選手が育っているようですし。
湯浅氏の批判など、氏に言われなくても
小野はとっくの昔に理解していることである、ということです。
サッカーの何たるかをわかっていて、それをピッチで表現しようとする
(そしてそれができる)プレイヤーだからです。
オランダでの現状に満足しているはずがない。
小野がわかっていないなら、湯浅氏の批判は意味がありますけどね。
しかし、この「わかっているか/いないか」が、
サッカーにおいて、決定的な差であると、ぼくは思っています。
個人的な意見に過ぎませんが。
今回の議論では、批判の内容はともかく、
そのことを見られていない湯浅氏にはちょっと疑問を感じました。
トルシエをぼくが評価するのも、その点です。
サッカーがコミュニケーションのスポーツであるということを
たびたび言ってますもんね。
その点、監督が変わる2006年は心配でもある。
せめてガチガチの戦術をやる監督になりませんように。
リゾームとは、かけがえない他者とのコミュニケーションの謂いでもあります。
思えば、ナイジェリア大会のユースが一番、リゾーム的でした。
あれがA代表でも見られればなぁ、とよく思います。
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