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どうも、korgです。
いやぁ、しかし、ノルウェー戦、ぼくは腹が立ちました。
なんのための3バックなのか。
それをまったく理解していないのかと思えるほどに悪かった。
それを3バック(キャラ的にはとくにその責任を負うはずの宮本!)が修正できなかったことも問題。不慣れな中澤が気になったのかもしれないが・・・。
ディフェンダーとミッドフィルダーが生むべきディフェンスの(もちろんオフェンスにもつながる)ダイナミズムがない。ダイナミズムなき「3バック」に意味はほとんどない。
ダイナミズムは、トルシエに言われたとおりの戦術を守ることによってではなく、
ボールを見ることによって生まれる。ボールを見ることとは、ボールを目で追うことではなく、まさにボールに先んじるかのようにボールの動きとシンクロして動くことです。
本当は、トルシエの戦術にはここまでが含まれている。ここはとても微妙なラインで、いわば、「Don't follow me!!」と言うことに似ている。
「俺に従うな!」ということ、つまり、ダブルバインディングなんですけど、
俺に従うな、という命令に従ってよいのかどうか?従えば、それはトルシエに従っていることになる。とはいえ、命令に逆らえば、その命令を遂行できない・・・。
ここに、個々の選手の主体が生じます。このダブルバインディングに反発した選手がいました。名波や松田、森岡などなど。「じゃあ、どうすりゃいいんだよ!!!!」
彼らは、それで立派に成長した。すべての教育は、この「Don't follow me!!!」に
尽きるのです。先生の言うとおりにしれいれば、大人になれるのか。否、けっしてそうではない。大人になる、ということは、このダブルバインディングな命令を主体的に解決することです。あなたの命令に従うわけではない、ただ、わたしはそうするのだ・・・。
そうして、ボールオリエンテッドになるとともに、それにシンクロして3バックが動く、というあのフラット3が完成するのです。
ぼくが怒っているのは、この期に及んで、まだトルシエに発破をかけられねばそうなれないのか・・・ということ。
まぁ、この結果によって本番がやばいとは思わないですけど、でも怒ってますよ!上述の三人がいなかったこともありましたけど。名波は必要です!もともと呼ぶつもりでしょうけど。
(ちなみに、湯浅氏の小野批判、今回は納得(笑))
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