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右サイド glider 01/12/17(月) 19:36
  Re(1):右サイド hjro// 01/12/19(水) 2:24
  Re(2):右サイド glider 01/12/20(木) 2:22
  Re(3):右サイド hjro// 01/12/23(日) 23:34
   Re(4):右サイド glider 01/12/25(火) 6:45
   Re(5):右サイド hjro// 01/12/27(木) 2:08
   Re(6):右サイド glider 01/12/27(木) 3:42
  Re(2):右サイド winter_wine 01/12/22(土) 19:30
   Re(3):右サイド hjro// 01/12/24(月) 0:06
   Re(3):右サイド glider 01/12/25(火) 7:21
   Re(3):右サイド mitsu 01/12/26(水) 9:19
   Re(4):右サイド winter_wine 01/12/26(水) 18:59
   Re(5):右サイド glider 01/12/27(木) 3:30
   G大阪ユースに99年Wユース代表を見た kind 01/12/27(木) 16:41
    Re(1):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た kind 01/12/27(木) 16:54
    Re(2):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た kind 01/12/27(木) 17:07
    Re(3):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た glider 01/12/27(木) 22:45
    Re(4):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た glider 01/12/27(木) 23:15
    Re(5):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た kind 01/12/28(金) 1:42
    Re(6):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た glider 01/12/28(金) 9:40
    Re(7):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た glider 01/12/28(金) 9:58
    Re(8):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た kind 01/12/29(土) 15:30
    参考資料:本人のコメント kind 01/12/29(土) 15:52
    根本にかかわる大問題 glider 01/12/29(土) 19:08
    Re(1):根本にかかわる大問題 glider 01/12/29(土) 23:28
    Re(1):根本にかかわる大問題 kind 01/12/30(日) 20:39
    Re(2):根本にかかわる大問題 glider 01/12/31(月) 3:20
    Re(3):根本にかかわる大問題 Dai 01/12/31(月) 6:48
    Re(4):根本にかかわる大問題 glider 01/12/31(月) 14:38
    Re(3):根本にかかわる大問題 anybodydo 01/12/31(月) 12:33
    Re(4):根本にかかわる大問題 glider 01/12/31(月) 15:39
    ええと kind 01/12/31(月) 16:35
    Re(4):根本にかかわる大問題 LUCY 01/12/31(月) 19:30
    Re(5):根本にかかわる大問題 glider 02/1/2(水) 14:52
    Re(6):根本にかかわる大問題 mitsu 02/1/3(木) 21:24
    Re(7):根本にかかわる大問題 glider 02/1/4(金) 2:20
    Re(8):根本にかかわる大問題 mitsu 02/1/4(金) 19:09
    Re(9):根本にかかわる大問題 anybodydo 02/1/4(金) 22:45
   Re(5):右サイド mitsu 01/12/27(木) 20:09
  右サイドから反転して kind 01/12/20(木) 16:18
   Re(1):右サイドから反転して kind 01/12/20(木) 21:28
   Re(2):右サイドから反転して glider 01/12/21(金) 4:33
   Re(3):右サイドから反転して よし 01/12/21(金) 19:42
   代表候補 glider 01/12/21(金) 23:48

右サイド
 glider E-MAIL  - 01/12/17(月) 19:36 -

引用なし
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   最近、トルシエに興味深い発言がありました。

詳しくは忘れましたが、右サイドを含めて中盤に新たなバランスを構築する、という主旨だったと思います。
御存じのように現在の右サイドはスペイン戦後からはほぼ波戸が務めており、相手攻撃との兼ね合いから4バックのサイドとしての役割も含めてそういう起用になっているようです。
また、以前から右サイドには酒井や望月や明神など、守備の能力の高い選手が使われてきました。

ぼくとしてもチームに「利き腕」を作ること自体に異存はありません。
また、現在の強豪チームのどこを見ても、DFの数を試合の流れによって2、3、4、5と変化させるのは常識で、そうした応用戦術のできないチームなどは考えられなくなってきています。

そうした今までの積み重ねを壊すことなく新たなバランスを構築するとはどういうことか。
その真意はどこにあるのか。
ひとつにはアレックスの帰化があるのかもしれません。
小野のフェイエノールトでの守備力強化もあるのかもしれません。
稲本のアーセナルでの経験による活動範囲の広がりもあるのかもしれません。

さらには最近の本山、小笠原の活躍。
(彼等99年ユース組の実力はトルシエは高く評価しているはず。イタリア戦での曽ケ端の緊急召集を見ても、クラブで力を発揮すれば使いたいのは本音としてあると思う)

そして、中田英寿。

いまさら、それほど大きく変えることはしないでしょう。
コンセプトもそのままでしょうし、選手の入れ替えもこれまでより小規模なものになるでしょう。
選手間のコンビネーションの熟成を計ることも重要だし。

それでも。
1、2人の選手の入れ替えで大きく変わるのもサッカー。
(監督の意志とは別にも)

3月の試合、またその前の合宿、いろいろ楽しみですね。

Re(1):右サイド
 hjro//  - 01/12/19(水) 2:24 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

お久しぶりです。

>詳しくは忘れましたが、右サイドを含めて中盤に新たなバランスを構築する、という主旨だったと思います。

サッカーダイジェストですね。(わたしも、珍しく買ったので・・・。)

>そうした今までの積み重ねを壊すことなく新たなバランスを構築するとはどういうことか。
>その真意はどこにあるのか。
>ひとつにはアレックスの帰化があるのかもしれません。
>小野のフェイエノールトでの守備力強化もあるのかもしれません。
>稲本のアーセナルでの経験による活動範囲の広がりもあるのかもしれません。

最近、名波浩の「終わりなき旅」という本を読んだんですが、興味深かったのはべネチアでトルシエと会談した際に、トルシエが名波に言った言葉でした。
「左サイドに入ってくれ。これからの時代は、左サイドが起点になるんだ。」
「サイドから切り込んでゲームを組み立てたり、最終ラインまで帰って、逆サイドのカバーリングをしたり、そういったプレイをして欲しいんだ。」

いつだったか(コンフェデ杯決勝?違うかも・・・。)で、左サイドの小野に、トルシエが攻撃時に中に入るように指示を出していたのを思い出しました。
ここでも「サイドアタッカー論議」がなされていて、ただただ傍観者になってしまったんですが、もしトルシエがそう考えているとしたら、やっぱり小野(或いは、中村)かなと思います。

>さらには最近の本山、小笠原の活躍。

本山はともかくとして(というと誤解を招きそうですが、本山を過小評価しているわけでなくスーパーサブの椅子が残っているか、という意味で、ひとまず横に除けておくとして)小笠原が、何故にこんなに呼ばれないのか、というのが不思議です。
たしか、オリンピック代表合宿だったか何かで強制送還されて(勘違いかな?)以来、代表には縁遠くなったのでは・・・?!

いずれにしても、トルシエの中盤再構築案は、アレックスの帰化が発端となっていると思うんですが、加えて小野に関する発言にもだいぶん割かれていて、中盤は小野中心で構成されるような気がします。
もっというと、左サイドアレックス・ボランチ小野のオプションを試したい、ということなのかな・・・と。
逆に、右サイドは攻守にわたって縦に強いタイプがいいと思うんです。
小野が右サイド・アレックス左サイドのオプションは、個人的には考えづらいです。

あと、気になるのは、中田英の処遇です。
イタリア戦で、トッティがFW登録になっているのを見て、「いまや世界のトップ下はFWなのか」との思いを強くしました。
とすると、「使うキャラ」の中田より「使われキャラ」の森島の方がよりFW的であり、世界の標準的な布陣に近いのかな?(いえいえ、ひとりごとです。)
本番では、「中田オプション」と「森島オプション」で併用するとも考えられますが、「中田オプション」はもう少し融和されなければいけないでしょうし。

本番まで、親善試合はそんなにないでしょうし、なんだか焦っちゃいますね。

Re(2):右サイド
 glider E-MAILWEB  - 01/12/20(木) 2:22 -

引用なし
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   ▼hjro//さん:

どうも、ひさしぶりです。

ダイジェストでしたか。
本屋でばーっと立ち読みして、結局「サッカー批評」だけ買って帰ったのでした。
一時期よく買っていた「Number」は、この所執筆陣見ると「いいや」と思っちゃうし、「サカマガ」「サカダイ」はみんながよく買うんで読めるし、なんですよね(笑)

名波の本も買ってないな〜。
そういえばピクシーのもクライフのも買ってないです。
う〜ん。

>本山はともかくとして(というと誤解を招きそうですが、本山を過小評価しているわけでなくスーパーサブの椅子が残っているか、という意味で、ひとまず横に除けておくとして)小笠原が、何故にこんなに呼ばれないのか、という
のが不思議です。

横に除けないで下さい(笑)
中田、森島、ぼくは本山が一押しです。
小笠原は・・・
呼んで欲しいですね〜
最近、プレイもはやくなったし、活動範囲はもともと広いし、「闘志が見えない」と怒られて呼ばれなくなってしまったけど、そろそろ、ねえ。

>右サイドは攻守にわたって縦に強いタイプがいいと思うんです。

現在のバランスでは、4バック化をも視野に入れてそういうふうになってますよね。
それが「現在のバランス」。それを変えるつもりなのかどうか、というのが興味の一番です。
3バックそのもの、そこと中盤下がり目との連係、そのあたりとの兼ね合いで考えるに、ちょっとどうなんだろう?という感じなんですが。
あるいは、稲本の右サイドなんて??
う〜ん、ちょっと読めません。

で、楽しみにしてるところなんですよね。

右サイドから反転して
 kind  - 01/12/20(木) 16:18 -

引用なし
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   どうも、おひさしぶりですgliderさん、みなさん。
最近なんとなくヒマになってきたのでJネットほかに出いりしている
kindです。

あれですね〜、色々見回してきましたけど、やっぱ
ここでの議論の質というのは極めてハイレベルですね。
Jネット、ルモンドトルシエの精鋭の方々の議論や
とある方の隠れサイト的個人HPを見回してきましたが、
ここの議論はやっぱりハイレベル。
メンツが限られてきてる、固定されすぎな感じはしますけど、
それが高質な議論のレベルを保つことに繋がっていることも
間違いないでしょう。
もっと色んなところで宣伝したりしないんですか?>gliderさん


ええと、久しぶりにきて通りすがりカキコだけじゃなんなので、
手土産としてgliderさん、皆さんに質問をさせてください。


http://www.soccer-m.ne.jp/column/main/index_02.html


にて、サッカーマガジン前編集長の千野圭一氏がおっしゃるには、
田中誠、鈴木秀人、秋田、小笠原らはじゅうぶんに代表入りする
力量があり、彼らが代表入りできない理由は

>だが、鈴木や小笠原が、トルシエ監督との精神的触れ合いにおいてのみ、選考の対象外になることは悲しい現実だ。

というふうに、完全にトルシエの「精神面でのふれあい」のなさ?が原因であると
結んでいます。


ぼく個人としても、小笠原はどうか知りませんが、
鈴木秀人や田中誠が入れない理由というのはよくわかりません。
鈴木秀人は、松田との技術の差もなく(むしろ上では)、
極めて機敏な反応でプレスを掛けにいける選手だと思いますし、
田中誠にしてもgliderさんの嗜好からすれば
「前にプレッシャーを掛けにいける」タイプではないでしょうか?
確かにフラット3の真中を任せるには時間が足りないですが、
じゅうぶんディフェンスの一角を担える人材だと思うのですが。
これは海本兄にも思うことです。

gliderさんは、どういう理由で彼らが外れているのだと
お考えですか?

既出でありそうで、ジツは選手個人に絞った議論は
意外に少なかったように思いますので質問させていただきました。


お暇なときで結構ですので・・・。
それでは。

Re(1):右サイドから反転して
 kind  - 01/12/20(木) 21:28 -

引用なし
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   いちおう、「右CB」を主に考えてるので
なんとかトピック主旨には沿ってます(笑)。

Re(2):右サイドから反転して
 glider E-MAIL  - 01/12/21(金) 4:33 -

引用なし
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   ▼kindさん:

どもども、ひさしぶりです。

>もっと色んなところで宣伝したりしないんですか?>gliderさん

そうですね〜、宣伝するのも大事なんでしょうけど。
宣伝する間にもうひとつレス、みたいな感じもあって(笑)
一応、検索エンジンに登録したりとか、サッカーナビに登録したりとか、そういうことはしてるんですけど。
よそのサッカーBBSもあんまり見てないんですよね、最近ちょっと忙しくて。
それに、モティベーションを刺激されるような掲示板も他にないし。

>ぼく個人としても、小笠原はどうか知りませんが、鈴木秀人や田中誠が入れない理由というのはよくわかりません。

小笠原はきっとまた呼ばれるでしょう。
本山も。
鈴木や田中も呼ばれてますよね、何回か。
そこでトレーニング見てトルシエが判断しているのだから、今の代表チームでは今の代表選手を上回るものはないということなんでしょう。
ぼく個人としては、最近のJリーグを見ていて、DFとして一番能力を感じるのはやはり松田です。
ミスも多いかもしれないけど、最近の彼からはハートを感じます。
磐田では、鈴木や田中よりも大岩が良いと思う。
秋田は、一緒にやっているファビアーノと見比べるとやはり細かいところでの判断のスピードに難を感じます。
海本は見てないからわかりません。

選手の選考は、監督の趣向もあるだろうし、何よりも代表戦とJではステージが違う。
JリーグMVPである藤田を呼べ、とか、カズはどうなんだ、とか、言い出したらキリがない。
ぼくは藤田は世界相手の国際舞台ではやはりもう厳しいような気がするし(すばらしい動きだとは思うけど)、代表には代表の基準があるでしょう。
何よりも「戦う姿勢」を思いきり前面に出しての消耗戦を戦わざるを得ない彼我の差の中では。

ということで、千野さんの「精神的触れ合い」というのは何のことだかよくわかりません。
「気持ちが感じられない」と叱られて呼ばれなくなった小笠原は、ケガで辞退していなければ今年終盤の代表戦ではベンチには入っていたかもしれず、いずれにしろ今のパフォーマンスを続ければまた呼ばれると思います。
それと、鈴木も田中も、「選考の対象外」ってことはないと思うし。

1月には、また40人くらい集めるみたいですね。
正直なところ、DFに関しては今の6人(中田、森岡、松田、宮本、服部、波戸)を大きく超えるような選手が飛び出してくるとは考えづらい。
それは2006年の候補までおあづけかな〜と思ってます。
FWに関しても、柳沢と高原を軸として、中山ともうひとり、っていうのが今の実感。
トルシエの言う、「新たなバランス」も含め、好調の鹿島のふたり(小笠原、本山)の召集の是否も含め、アレックスの成否も含め、召集に関しては中盤が焦点でしょう。

中田(英)、森島、小野、中村、名波、稲本、戸田、明神、伊東、奥、三都主、広山、福西、藤田、藤本、三浦、望月、遠藤、酒井、小笠原、本山、阿部。

あっと驚く突然の台頭とかがなければ、中盤はこんな中から選ばれるのではないでしょうか。
同時に、こんな中盤選手の中から海外組を除いたメンバーで初頭の合宿は始まるのではないでしょうか。
(って、結局は三都主以外はおなじみのメンバーか)

Re(3):右サイドから反転して
 よし  - 01/12/21(金) 19:42 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

グラさん、予想通りでしたな。


GK:
下田崇       広島
楢崎正剛      名古屋
都築龍太      G大阪
曽ヶ端準      鹿島
南雄太       柏
DF:
秋田豊       鹿島
大岩剛       磐田
上村健一      広島
服部年宏      磐田
田中誠       磐田
森岡隆三      清水
波戸康広      横浜FM
宮本恒靖      G大阪
松田直樹      横浜FM
中澤佑二      東京V
中田浩二      鹿島
MF:
森島寛晃      C大阪
藤田俊哉      磐田
名波浩       磐田
三浦淳宏      東京V
伊東輝悦      清水
奥大介       磐田
福西崇史      磐田
三都主アレサンドロ 清水
戸田和幸      清水
明神智和      柏
中村俊輔      横浜FM
小笠原満男     鹿島
本山雅志      鹿島
酒井友之      名古屋
市川大祐      清水
阿部勇樹      市原
FW:
中山雅史      磐田
久保竜彦      広島
鈴木隆行      鹿島
柳沢敦       鹿島
山下芳輝      福岡
吉原宏太      G大阪
北嶋秀朗      柏
前田遼一      磐田

代表候補
 glider  - 01/12/21(金) 23:48 -

引用なし
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   ▼よしさん:

あれ?もう発表なの?

>GK:
>下田崇       広島
>楢崎正剛      名古屋
>都築龍太      G大阪
>曽ヶ端準      鹿島
>南雄太       柏

南は意外でした。「忘れてないよ」ってメッセージか。あとは順当かね。

>DF:
>秋田豊       鹿島
>大岩剛       磐田
>上村健一      広島
>服部年宏      磐田
>田中誠       磐田
>森岡隆三      清水
>波戸康広      横浜FM
>宮本恒靖      G大阪
>松田直樹      横浜FM
>中澤佑二      東京V
>中田浩二      鹿島

まあこれもほぼ予想通りというか。でも上村ってさあ・・・


>MF:
>森島寛晃      C大阪
>藤田俊哉      磐田
>名波浩       磐田
>三浦淳宏      東京V
>伊東輝悦      清水
>奥大介       磐田
>福西崇史      磐田
>三都主アレサンドロ 清水
>戸田和幸      清水
>明神智和      柏
>中村俊輔      横浜FM
>小笠原満男     鹿島
>本山雅志      鹿島
>酒井友之      名古屋
>市川大祐      清水
>阿部勇樹      市原

望月と藤本が入らなかったのと市川が入ったのを外しましたね。
祈・小笠原、本山、阿部の定着。

>FW:
>中山雅史      磐田
>久保竜彦      広島
>鈴木隆行      鹿島
>柳沢敦       鹿島
>山下芳輝      福岡
>吉原宏太      G大阪
>北嶋秀朗      柏
>前田遼一      磐田

山下っていいの?よくわからん。
前田が入ってうれしい。

年内に発表するだろうとは思ってたけど、早かったですねえ。
今からマジメに身体作っとけよ、ってことか。きびしー

Re(2):右サイド
 winter_wine E-MAILWEB  - 01/12/22(土) 19:30 -

引用なし
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   お久しぶりです(笑)。
トルシエの「新たなバランス」って発言、楽しみですね。
焦点はアレックス(←漢字がめんどうなのでしばらくこう呼ばせてください:笑)、本山、小笠原あたりをどうするか?というあたりですかね?最近陰の薄い俊輔も含め・・・。

> 逆に、右サイドは攻守にわたって縦に強いタイプがいいと思うんです。
> 小野が右サイド・アレックス左サイドのオプションは、個人的には考えづらいです。

hjroさんがこう書かれてますが、僕も同じ意見ですね。
利き腕は左、っていうのは変わらない気もします。
以前は右に伸二を入れて起点にして左を服部とかに・・・などとも考えていたのですが、ここの所の試合を見てて、やはり「左が起点」には意味があるんだな〜と感じております。中田浩が左CBに入り続けているのも同様に。

柳沢が良くやるプレー。右サイド方向へDFから遠ざかりつつ左肩越しにボールを見て斜めに走り、パスを受け、ダイレクト、あるいはワンタッチでシュート。モリシなんかも良くこういう動きから弧を描いてゴール前に入ってくる動きとかやりますよね。これが日本の大きな得点源の一つになってます。
これが右から入ってくるボールだとどうなんだろう?柳沢レベルだとまた違うんでしょうが、僕(右利き)がこういうプレーをやろうと思ったら、左からのボール受ける方が、はるかにスムーズです。逆の動きだと、ダイレクトシュートなんてのはまず無理。シュートまでの速度は確実に遅くなると思います。

ラウールが日本代表のFWだったら、伸二右の服部左が最良だったかもしれません(笑)。まあ、鈴木はレフティーですが、またちょっと持ち味が違いますしね。そういえば、浩二からのボールを右に流れながら受けて決めたシーンがありましたけど(笑)。久保とかはどうなんでしょうね?
まあ、現状の日本代表では、左から精度の高いロングパスが出てくるシーンが多い方が、点に繋がりやすい気はするんですよね。右からも左からも精度の高いパスが出てくるに越したことはないですけど(笑)。

アレックスが左に入ったらどうなるのか・・・。彼のプレーの印象は、アーリークロスよりも突破していくプレーが強いですよね。それほど見てるわけじゃないので、実際はそうでもないのかもしれないですけど。
それが新たな得点パターンにつながるかどうか?伸二あたりが左サイドをフォローし、ここから決定的なボールを供給するというようなシーンが生まれるか?色々見てみたい部分はあります。それにしても、左足でも、はたまた右足アウトでも右サイドへと正確なフィードの送れる伸二の存在は大きいですね。

今ある長所を消すことなく獲得できる新たなバランス。アレックス、小笠原、俊輔、そして本山。さらにケガとコンディションが整えば名波。どういう上積みがされていくんでしょうか?

Re(3):右サイド
 hjro//  - 01/12/23(日) 23:34 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

>一時期よく買っていた「Number」は、この所執筆陣見ると「いいや」と思っちゃうし、「サカマガ」「サカダイ」はみんながよく買うんで読めるし、なんですよね(笑)

サッカーマガジン、トルシエとひと悶着あったみたいで・・・。
それからなのか(最近買っていなかったので、知らなかったですが)どうしちゃったの?!って感じでした。
最新版は、サッカーダイジェストの方が、質が上がっていたような気が・・・。

>名波の本も買ってないな〜。
>そういえばピクシーのもクライフのも買ってないです。
>う〜ん。

個人的には、ああ言った系統の本は、興味がありつつ「たいしたことないんじゃないノー?」と懐疑的に構えている。
でも、なんだか、魔が差して(?)買ってしまったんですよ(^^;

>横に除けないで下さい(笑)
>中田、森島、ぼくは本山が一押しです。

実は、わたしも。(←これが、本音。)
ちょっと、質問。
これは、「トップ下に中田・森島より、本山」という意味なのか、「中田・森島・本山の三人が一押し」という意味なのか・・・?どちらなんでしょう?

>小笠原は・・・
>呼んで欲しいですね〜
>最近、プレイもはやくなったし、活動範囲はもともと広いし、「闘志が見えない」と怒られて呼ばれなくなってしまったけど、そろそろ、ねえ。

ひとつには、これといった売りがない、ことが要因とも言われています。
小笠原の場合は、じっくり時間を掛けないと良さを出しにくいのかもしれないなあ・・、と思ったりもします。

>あるいは、稲本の右サイドなんて??

ええ〜〜っ?!
そ、それは、ちょっと、ど、どうなんですか?

Re(3):右サイド
 hjro//  - 01/12/24(月) 0:06 -

引用なし
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   ▼winter_wineさん:
>お久しぶりです(笑)。

お久しぶりです(^^)

>柳沢が良くやるプレー。右サイド方向へDFから遠ざかりつつ左肩越しにボールを見て斜めに走り、パスを受け、ダイレクト、あるいはワンタッチでシュート。モリシなんかも良くこういう動きから弧を描いてゴール前に入ってくる動きとかやりますよね。これが日本の大きな得点源の一つになってます。
>これが右から入ってくるボールだとどうなんだろう?柳沢レベルだとまた違うんでしょうが、僕(右利き)がこういうプレーをやろうと思ったら、左からのボール受ける方が、はるかにスムーズです。逆の動きだと、ダイレクトシュートなんてのはまず無理。シュートまでの速度は確実に遅くなると思います。

そうなんですよねー、それは、わたしも考えました。
代表FWは、利き足が右が多いと思うので、左が起点になってFWがファーサイド(使い方、合っているかな?)で貰った方がスムーズにシュートが打てるのではないかと・・・。
これがもし、右サイドからファーサイドというのはFWが受けにくいだろうし、もし相手チームを想定したら、右利きのDFにしてみれば、とっても守りやすいはず。
右サイドから二アサイドだと、ボールの感覚がつかみにくいだろうし相手チームにしてみれば両方を視野に入れられるので、カウンターでもない限りかなりムツカシイパターンだなあ・・・、と。

>アレックスが左に入ったらどうなるのか・・・。彼のプレーの印象は、アーリークロスよりも突破していくプレーが強いですよね。それほど見てるわけじゃないので、実際はそうでもないのかもしれないですけど。

ドリブルよりもパスの方がよっぽど早い攻撃が仕掛けられるし、ディフェンスのずれを生み出せる。ドリブルは、パスコースがなかったときの2番目の手段でなくてはならない、と思うんですよね。(仕掛けるドリブルというのを、否定はしませんが・・・。)
そういう意味で、アレックスの左サイドというのがどのくらい機能するか、見てみたい気はします。
本命は、アレックスのトップ下。(だれも言ってないので、ある種、提案。)
考えてみれば、森島の代わりはいないし、スピードのあるアレックスに新たな可能性を模索してもらいたいですね。
アレックスがスタメンに名を連ねるとなると、磐石なのはFKでしょう。
中田&アレックス、小野&アレックス、中田&小野&アレックス(中村、ゴメン)、バリエーションは増えますね。

>今ある長所を消すことなく獲得できる新たなバランス。アレックス、小笠原、俊輔、そして本山。さらにケガとコンディションが整えば名波。どういう上積みがされていくんでしょうか?

そうですね〜、博愛主義者のわたくしとしては、これ以上候補は増やして欲しくないです。(^^;

Re(4):右サイド
 glider E-MAIL  - 01/12/25(火) 6:45 -

引用なし
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   ▼hjro//さん:

メリー・クリスマス!

というわけで、イブの酒のせいでこんな早い時間に目がさめてしまいました。
やっぱりウィスキーはシングルモルトが良いです。
お勧めはISLEY(アイラと読む)島の「BOWMORE」というやつ。
独特でGOODです。

閑話休題。

>最新版は、サッカーダイジェストの方が、質が上がっていたような気が・・・。

そうなんですか。ぼくは、実はあんまり区別ついてないんです(汗)

>個人的には、ああ言った系統の本は、興味がありつつ「たいしたことないんじゃないノー?」と懐疑的に構えている。

う〜ん、ぼくもなぜだか、読みたい!って気が起きないんですよね。
なぜなんだろう・・・

>これは、「トップ下に中田・森島より、本山」という意味なのか、「中田・森島・本山の三人が一押し」という意味なのか・・・?どちらなんでしょう?

中田、森島より本山、という意味です。
実際に機能するかどうかとか、役割がどうとか、特徴がとか、深く考えて言ったわけではありません。
ただの好みです(笑)

>ええ〜〜っ?!
そ、それは、ちょっと、ど、どうなんですか?

これも深い考えに基づいているわけではありません。
>右サイドは攻守にわたって縦に強いタイプがいいと思うんです。
ってことから、なんとなく思いついただけなんです。
今ではそうでもないけど、ちょっと前まで稲本って「縦」ばっかだったじゃないですか。
あと、体も強いからDFとしてもやれそうかな、とか、アーセナルでも中盤の右やったりしてるしな〜とか、「新たな」ってことでちょっとムリヤリっていうか、ただの思いつきです。
たぶんないと思います(笑)
無責任ですいません。

Re(3):右サイド
 glider E-MAIL  - 01/12/25(火) 7:21 -

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   ▼winter_wineさん:

どもども。
殿下にあられましては、本当にサッカーがお上手になられて。
おとつい(12thフットサルです、ROMの方々)の1点目のクロスは「Today's Best」でしたね。

>ここの所の試合を見てて、やはり「左が起点」には意味があるんだな〜と感じております。中田浩が左CBに入り続けているのも同様に。

そうですね。中田の左からのロングクロスは対処しにくいでしょうね。
やはり右利きが世には多いでしょうから、慣れという面もあるだろうし。
ただ、ユースの時は、左に本山、右に酒井で、クロスはどっちかと言えば右からが多かった気がします。
あの頃の本山は、今に比べると左足のキックに精度がなかったし。
そういう意味では、左アレックス、右伸二っていうのもまったく考えられないわけじゃない。
小野の特徴を生かすとか、守備面とかを考えると、あまり現実的ではないかもしれませんが。
でも、基本的に、今のバランス、右の波戸に満足かと言えば「NO」です。
守備面では「まずまず」でも、攻撃面では「いまいち」。
でも、相手のサイド攻撃が厳しい時には、役割として波戸のような選手は欠かせない。
どっちかっていえば、みんな「しょうがないよね」って感じに思ってるんじゃない?
じゃあ、基本的にもっと違うやり方、バランスのさせ方はあるのか、っていう事なんですよね。
3バックを含めて考えなくてはならないことですけど。
で、ずっと思ってるのが「3バックスの『個』としての機動力」がもっと上がらないのか、ってことです。
ぼくは、はっきり言ってそこが不満の原点なんです。
どういったらいいか・・・「DF過ぎる」とでも言いましょうか。
「『固まり』過ぎる」とでも言いましょうか。
もっと中盤との融和性を高めて欲しいんですよね。
もっと「ひとりひとり」が「ひとり」としてスピードと広さを持ってやって欲しいんですよね。
それがないから中盤の組み合わせの自由度が下がってるように思います。

「保険」としての波戸込みのバランスは、ほぼOK。
「次のステップ」があるのかないのか。
ぼくはそこに興味の焦点があります。

Re(3):右サイド
 mitsu  - 01/12/26(水) 9:19 -

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   仕事しなきゃまずいのだかちょっとだけ(笑

>これが右から入ってくるボールだとどうなんだろう?柳沢レベルだとまた違うんでしょうが、僕(右利き)がこういうプレーをやろうと思ったら、左からのボール受ける方が、はるかにスムーズです。逆の動きだと、ダイレクトシュートなんてのはまず無理。シュートまでの速度は確実に遅くなると思います。

右利きにとって左斜め後方から来る浮球のクロスと右斜め後から来るそれは
かえって右後方からのほうが幾分蹴りやすいかもしれません。

左後方から来るボールに軸足を決めて振りぬくのは結構難しいです。
ボールが来る側の足を軸足にしなければならないこと。
ボール方向に体を開けないことが原因だと思います。
逆に右後方からならば軸足が全くボールの軌道を邪魔しないこと、
多少ボールを待つタイミングなら体をボール側に開いた状態から
蹴れるためまだしも蹴りやすいかな、と思います。

俺の感覚ですが(笑

Re(4):右サイド
 winter_wine E-MAILWEB  - 01/12/26(水) 18:59 -

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   ▼gliderさん
>おとつい(12thフットサルです、ROMの方々)の1点目のクロスは「Today's Best」でしたね

ありゃ、ダイレクトボレーで決めてくれたToyoさんに感謝ですな(笑)
しかし最近ゴールが左足ばかり。本当はレフティーなのかな?僕。ミツさんに「認めねぇ」って怒られそうですけど(笑)

>ユースの時は、左に本山、右に酒井で、クロスはどっちかと言えば右からが多かった気がします。

そうですね。ユースの時はユースの時で、また違うバランスがありました。高原や永井の持ち味、ヤナギやモリシの持ち味、中盤の選手の持ち味…、それぞれでそれぞれのバランスが生まれますね。
これから全く新しいパターンの中盤を組むことはないでしょうが、本番まで、微妙にいじりながら上積みはしていくことになるんでしょうね。また選手の好不調も変わって来るでしょうし。
酒井、今回の合宿久々に呼ばれてますね。右サイド、彼にも期待しています。


▼mitsuさん:

>右利きにとって左斜め後方から来る浮球のクロスと右斜め後から来るそれは
>かえって右後方からのほうが幾分蹴りやすいかもしれません。

振りぬくという感じのシュートだとそうかもしれませんが、斜め後方から来たボールにあわせるという感覚だと、左後方からの方がコントロールしやすい気がするんですよね。ちょこんと当てて方向を変えるだけみたいな。クロス方向に打てますし。
右後方からだと、より点で合わせて「シュートを打つ」というような感じになりますね。それだとちょっと精度がないように思えるんですよ。
体をボール方向に・・・ということはゴールに背を向ける形にも近づきますし。
ま、これも僕の感覚なんですが(笑)

Re(5):右サイド
 hjro//  - 01/12/27(木) 2:08 -

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   ▼gliderさん:

>というわけで、イブの酒のせいでこんな早い時間に目がさめてしまいました。
>やっぱりウィスキーはシングルモルトが良いです。
>お勧めはISLEY(アイラと読む)島の「BOWMORE」というやつ。
>独特でGOODです。

ウィスキーですかー、いいですねー。
実は、わたしもけっこう酒飲み(オヤジ入っている・・・)。
しかも、こちらにお邪魔する時で軽いノリのときは、たいてい酒入っています。
(2重人格と思われないように努力しているつもり・・・、よく酒が入ると人が変わるといわれるので・・・。)

>中田、森島より本山、という意味です。
>実際に機能するかどうかとか、役割がどうとか、特徴がとか、深く考えて言ったわけではありません。
>ただの好みです(笑)

う〜ん、「本山トップ下」説ですね。
中田・森島<本山というのは、大胆です。
わたしは、さすがにそこまでは思わないんですが、実を言うと話題のアレックス<本山です。
ただの好みですが・・・。
そして、トップ下にアレックスor本山、左サイドに小野or中村。
小野(中村)が中に入ったときに、アレックス(本山)が左サイドに開いて勝負するというパターン。
そうすると、トルシエが言うほど中盤は大胆には変わらないんですけどね、オプションのひとつとしては面白いかなぁ・・・、と。

Re(5):右サイド
 glider E-MAILWEB  - 01/12/27(木) 3:30 -

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   ▼winter_wineさん:

>そうですね。ユースの時はユースの時で、また違うバランスがありました。
>高原や永井の持ち味、ヤナギやモリシの持ち味、中盤の選手の持ち味…、それぞれでそれぞれのバランスが生まれますね。
>これから全く新しいパターンの中盤を組むことはないでしょうが、本番まで、微妙にいじりながら上積みはしていくことになるんでしょうね。

ユースで言えば、もうひとつ。
ナイジェリアの大会の時の日本の中盤は、今のA代表の中盤よりも高度なサッカーをしていたと思います。
どちらが強いか、といえばむろんA代表に決まっています。
スピードも強さも違います。
でもユースのチームの方が、サッカーが戦略的にできていたし、時空間をうまく操れていたし、サッカーが立体的でした。
それは、小野、小笠原、本山という3人の間の密な連係によるものです。
この3人の「頭脳的」な選手が、一体となって動けていたために、空間も時間軸も利用の仕方により自由がありました。

今のフル代表は、まだ平面的、単一的、固定的です。
では、だから、弱いのか、と言われれば、一概にそうとは言えないのも事実ですが。
でも、相手と主導権を争う場合には有利でないことは確かです。
そして(少なくともぼくは)楽しくないことも確かです。
ぼくは、流れを読みそれに変化を与えることのできるような頭脳のあるプレイヤーが最低3人は必要だと思っています。
そして、その3人は太い糸で結ばれていなくてはならない。
そうでないとサッカーが平面的です。
そうでないと「激しいプレス」くらいしか、ペースを取りかえすための手段がありません。
何かの理由でそれが機能しないと、立体的なチームには一方的にやられます。
ちょうど、サンドニのように。

ポジションなんて誰がどこでもいいんです。
どこに入っても小野は小野のプレイができるし、本山もそう。
つまり、そういう選手が3人は欲しい。
小器用なユーティリティ・プレイヤーなんてのじゃなく「どこだって関係なく自分のプレイができる選手」が、です。
そしてそういう選手達が連続的に有機的につながるサッカーが必要だと思う。
日本が強豪と同じ土俵に上がるためには。

トルシエは、模索していると思う。
それは、日本がワールドカップのレベルでそういうチームを作れるのか否か、ということでもあるのですが。
それはむろん、選手次第、選手の側からのことでもあるのですが。

なんとなく、でしかないのですが、ぼくは「今のまま、微妙にいじりながら上積みはしていく」というくらいでは無理な気がします。
それは例えば、伊東の代わりに小笠原が入ればできるのかもしれないし、名波が復調し中田が融合するだけでもできるのかもしれないのですが・・・
でも、DFも含め、各選手が現在与えらていれる役割を大きく越えることが必要な気がします。
今のバランス、役割、そういうものを「あの頃はまだそんなだったよね」と言えるくらいにならないとダメな気がします。
1人か2人は、新しい大きな役割を果たす選手が必要な気がします。
それはもちろん、現在お馴染みの選手であっても良いのですが。

ぼくは(これはただの個人的な”勘”でしかないのですが)もしも本山が代表に生き残れば、何かが起きるかもしれないと思っています。

今回のこの話しばかりは、うまく言えません。
論理的な根拠をはっきりと上げられるわけでもないし、小笠原と伊東の違いについて等に至っては、個人の受け取り方にすぎないだろう、と言われたらきちんとした反論ができるかどうか。
本山が国際レベルで「Jリーグチャンピオンシップ」のような活躍ができるのか、と言われても「できないとは限らない」くらいしか言えません。
でも、ずっと思っていたこと。ずっと物足りない思いをしていることのひとつなんです。

Re(6):右サイド
 glider E-MAILWEB  - 01/12/27(木) 3:42 -

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   ▼hjro//さん:

>中田・森島<本山というのは、大胆です。

うーん、もういいや、言っちゃお。
「本山、代表に生き残れば大爆発説」を提唱します。
いえ、あの、か、可能性として・・・

詳しくは(詳しくないけど)winter_wineさんへのRE:(5)を御覧下さい。
また言い過ぎてるかなあ・・・

G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 kind  - 01/12/27(木) 16:41 -

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   ▼gliderさん:

gliderさんが感じておられるA代表への不満、
Wユース代表への思い、感覚的にはわかったつもりです。


以前にチャットでも少しお話しましたが、
ガンバ大阪ユースをぜひ一度ご覧になってください。


試合前に渡されるメンバー表にはDF3枚、MF3枚、FW2枚と書かれており、
いちおう表記上は「3−5−2」ということになるんでしょうが、
試合中にその形のままプレーしたシーンなんて思いつかないです。

とにかく、中盤のポジションチェンジがめまぐるしい。

左サイドの選手が中に切れこんでいってDFを引き付けて、
空いたスペースにトップ下が走りこんでボールを受ける、
なんてシーンは当たり前。

たとえば、2トップの片割れがボールキープして下がってきて中央にスペースを作り、
そこにボランチの選手が走りこんでボールを受ける。
いったんボールがサイドに展開されると、
ボランチの選手はそのままFWとしてプレーを続け、
さきほど下がっていったFWはボランチの位置でこぼれだまを狙うポジションにいる。

そして、その状況でサイドの選手がボールを奪われたら、
ファーストプレスを掛けに行くのはその「もとFW」(笑)。


11番のポストプレーヤー羽畑だけはトップに残っていましたが、
あとの中盤の選手はクルクルポジションを変えながら、
ゾーンバランスの崩れを直ちに補正するようなポジショニングをとりつづけます。
全員がそういう意識を持つことで、自然各選手のポジションは近くなり、
サポートが早くなり、攻守の切り替えが早くなる。


こういうサッカー、’99ワールドユース以来ちょっとお目に掛かったことないですね。


また、このサッカーを完遂させるためには、自由自在に
ボランチがサポートに入ったり、2人になったりしながらも
フラットをきちんとキープするディフェンスラインが不可欠です。
前はいくらめまぐるしく動いてもいいのですが、
後ろは逆にきちんと「面」になっていないと、ゾーンバランスが崩れる。
コンパクトでなくなる。相手がボールを動かすことを不自由と感じなくなる。
すなわちプレスがきかなくなる。


G大阪ユースのディフェンスラインは、ペナルティエリアに近づくほど
フラットラインを徐々に形成してゆき、ペナルティアークに踵がつく頃には
完全にフラットになっています。


まず、ゴール前にきちんとフラットラインをつくることによって、
相手FWにペナルティエリアでポジションをとらせることが少なくなり、
エリア内からのシュートを減らすことが出来る。
実際、ガンバユースと対戦した相手のシュートのほとんどは
エリア外からのものでした。

また、フラットをきちんと保つということは、オフサイドラインを自分たちの手で設定する、ということ。
相手の動きに引っ張られるのではなく、「こちらの動きに相手FWが合わせなくてはならない」状況を作ること。
ガンバユースは、それが出来ていました。


これによって相手FWに自由に動くことを禁じるとともに、
「そこには出せない」という心理的プレッシャーをボールホルダーに掛けられ、
またボールが下がった瞬間ただちにラインを上げることでゾーンバランスを是正できる。
もちろん、こういう「主導権を握ったディフェンス」は、プレスの掛け方の技術、
奪い返した直後に速攻を掛けられるゾーンバランス、それを可能にする共通意識、
ベースとなるテクニックが不可欠です。


そして、もうひとつ重要なのは、彼らは「ラインを保ちながらマンマークしていた」こと。


よく勘違いされがちなのは、「ラインディフェンスでは人を捕まえていない」ということ。
ぼくも最近まで思っていたんですが、どうもそうじゃないんですね。


要は、相手にオフサイドラインを意識させることと、マンマークを同時にこなせばいいわけです。
「ここまでいったらオフサイドになるぞ」という「オフサイドゾーン」をきっちり刷り込みながら、
ラインをキープし、受け渡して相手を見ながら、ボールホルダーが前を向いた瞬間に
置き去りにしパスコースを一瞬で消す。


相手FWは自由に動けない。ディフェンスラインは、人につきながらラインをフラットにし、
絞り上げるように位置を高く取り、プレーゾーンをどんどん狭めてくるから。
片時も状況把握を怠ることなく、つねにFWに有形(人)無形(オフサイド)の
プレッシャーを与えてくるから。
結果的に、むしろ「相手FWがディフェンスをマンマークしている」、ということになる。
これが、「ラインを保ちながらマンマークしているディフェンスライン」の図ですね。


これで、ラインディフェンスの弱点とされてきた「一発で裏に抜け出される」ことも
少なくなります。ラインがFWのポジショニングをきちんと把握(統制)していて、
誰かが必ず行けるポジションにいる。
オフサイドにならなかったからといって手を挙げっぱなしで
戻ってこない訳でもないので、相手FWが少しでも手数を掛ければ
ディフェンスはFWにプレッシャーを掛けられる位置にいる。
オフサイドトラップに失敗しても、
相手FWが必ずGKと一対一になれるわけではない。

これは、森岡の「早いブレイク」とは似て非なるものだと思いました。
森岡の「ブレイク」は単にラインを精密にコントロールできないから
相手FWを制御できないだけ、と思うのです。
ラインは、ブレイクしないことが理想。
ブレイクするということは、相手に主導権を渡すということ。
状況に応じてブレイクできなければ柔軟とはいえませんが、
多すぎる「ブレイク」を「柔軟」と解釈する前に、「ラインを保てなかったのはなぜか」
という見地から解釈を試みるのも面白いかもしれません。


ともあれ、ガンバユースに、「洗練されたラインディフェンスの威力」を
見せ付けられました。


もっとも、こういうサッカーが、A代表で出来るようになる為には、
まずは相手国より技術レベルで大きく上回る必要があるかも知れないですね。

Re(1):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 kind  - 01/12/27(木) 16:54 -

引用なし
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   追記:


もっとも、「ラインを保ちながらマンマークする」方法論については
まだまだ勉強中です。

実際のところ、どういう練習をつめばああいったことが出来るのかはわからない。
とくに、「じゃあマンマークについた選手を基準にラインを作るのか」と問われたら
「イエスでありノーである」と答えざるをえないですし。
だって彼らは「マンマークにいっている」のではなく、あくまで「フラットに保とうと
している」のだし。相手を基準にしているのではなく自分たちが主体になっている。
マークすべき相手を視界に入れながら、ボールホルダーの状態を同時に把握するためには
ラインディフェンスが不可欠、ということではあるのですが。


ラインディフェンスを採用するチームの趨勢を決めるのは、
序盤のFWとの駆け引き、すなわち「いかに相手FWを制御するか」と
「いかに相手DFラインを中盤と切り離すか」、ということになりそうです。



いずれにせよ、今後「人に強い」DFの存在価値は、「いかにラインに習熟できるか」で
決まってきそうです。「ラインディフェンスができてなおプラスアルファを」ということ。


「削り屋」は受難のときを迎えた、といえるのかもしれませんね。

Re(2):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 kind  - 01/12/27(木) 17:07 -

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   なんどもすいません(笑)。


ラインディフェンスを実践する上で重要なのは、
ディフェンダーの体の作り方であることは明白ですね。


いくら精密にラインをつくり、上げ下げ出来ていたとしても、
一発裏にパスが出たときに(まだここではだいじょうぶ)、
「相手FWに置いていかれる」と勝負は決まってしまう。
ならば、相手FWがスタートを掛けるタイミングには
ディフェンダーも同様に「スタートできる態勢」を作らねばならないですね。


重要なのは、ゆえに、ボールに対して半身を保つことですね。
どちらにもただちに移動できるような、
空手の猫足立ちのような態勢。


「状況に応じて」フラットラインを上げるのか下げるのか、
相手につくのか、というのは、それが出来て初めて語られるものですね。


ぼくが松田に低い評価しかしていないのは、むしろそういう点かも知れない。
スタートが遅いというのは、アタマの問題だけに留まらず、
きちんとした態勢を作れていないという純技術的な問題かも知れない。
横浜Fマリノスの試合はそう多くみてはいないので具体的には語れませんが、
純度の高いフラットラインを作ろうと思ったら松田はやっぱり必要ないですね。
もちろん、「純度の高いフラットラインを作れない」現在の代表には不要ではないですが。

Re(5):右サイド
 mitsu  - 01/12/27(木) 20:09 -

引用なし
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   ま、これは人それぞれなんで議論してもしょうがないで、誤解だけ解いておきたいと
思います。

えーまず、ゴールに背を向ける、というのではありません。
キックの基本通りまず軸足、この場合だと左足、はゴールに向けます。
ついで蹴る足、つまり右足を軸足の後方におきます、これから蹴るわけですから(笑
この状態で右後方を見るのと左後方を見るのとでは(これから右足を振ることを
考えても)おそらくは右後方を見るほうが易しいのではないかと思います。
そのぶんキックモーションに入ってから蹴る瞬間までの間ボールを目に捕らえやすいのではないか?というのが俺の感覚です。

ついで後方からのクロス、ということで先にもチラと書きましたが軸足の問題です。
これはキッカーの走る方向とゴールへの方向(シュートの方向)、パスの方向と多分に関係しますが
概して軸足、つまり左足より幾分前方向でボールをミートせざるをえません。
軸足より前にミートポイントがくるのは結構なことなんですがその場合十分体が
前方向へ進んでいなければならずタイミングを測るのが難しい。

などなどが俺の感覚では、といったところです(笑)。
俺は今までずっと左後方からの方が難しい、と思ってたんですが(笑)、そう言えば
周りに一度も聞いたことがなかった(笑。

正月友達にあったら聞いてみっかなー。

Re(3):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 glider E-MAIL  - 01/12/27(木) 22:45 -

引用なし
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   ▼kindさん:

どうも。

>こういうサッカー、’99ワールドユース以来ちょっとお目に掛かったことないですね。

なるほど、ガンバ大阪ユース、現代的なサッカーをしていて、且つ完成度の高いチーム、ってことですね。
東京近郊に来て試合することってあるのかな?
そういう機会があれば、ぜひ見てみたいですね。

>前はいくらめまぐるしく動いてもいいのですが、後ろは逆にきちんと「面」になっていないと、ゾーンバランスが崩れる。

この意見には賛成できません。
後ろだって動かないと、「本当にはやい相手」に対し「本当にはやいプレッシャー」がかけられるはずがないからです。
ラインブレイク(この言葉もあんまり好きじゃないな、どうも。なんか違う)の必要性はそこにある。
そうしたからってゾーンバランスが崩れるようでは話になりません。そんなレベルではダメなんです。
相手のボールを動かすスピード、人が流れるスピードがはやければ、1stプレッシャーをかけるのがMFだけでは間にあわないんです。
そこでバックスが「固まり」になっていると、MFにどうしても「犬」的犠牲者が出ることになる。
しかも、1人では間にあわないことも多い。
そうして、そういう相手に対し主導権を失って行く。
プレイエリアが下がってくる。
「主体的なディフェンス」など、どこへやらです。
最後方にすべての「DF」をずっと置いておくこととどちらが「安全」なのか。
ぼくは、答えは明白だと思う。

「ラインを保ちながらマンマーク」っていうのも、いわば「当たり前」のことじゃないかな?
「味方ゴールに一番近付いている敵」を「捉まえて」おかなきゃならないのは当然ですね。
「マンマーク」ってよりも、「ボールと有効な相手位置」によるポジショニング、ってこと。
そして、現代のサッカーでは、きちんと組織だった守備をするチームに対して得点確率が高いのは「後方からの飛び込み」です。
FW(というより一番味方ゴールに近い敵)だけを「マンマーク」してたら簡単にその餌食になります。
まあ言葉の問題だけど。
また、いかに半身の体勢を的確にとろうと「前を向いている足の速いFW」に並ばれてしまえば走り負けるのです、だいたいは。
ボールへの早いプレッシャーと、次の展開を読んでポジションすることが重要。

「レベルの高い相手」に対しては、どんなに習熟度を上げても「ラインコントロール」だけで守れることなど絶対にないとぼくは思う。
「ラインコントロール」は武器の「ひとつ」なんです、あくまでも。
そして、最後にくるのは「人間」です。
もっとも重要なのは「個としてのアタマ(様々な意味でのスピードを含み)」「相手ボールホルダーとの距離を短くとれるスキル」です。
そういう意味では、松田をぼくは評価する。
今の彼には、「個」として世界レベルにチャレンジしようという気概がある。
歩みは遅いけど、森岡もそう。ただ、森岡は代表とJではまるで別の選手のようだけど。
(松田もチームがああならなければそうだった可能性もあるけど。そのへんがJが眠い理由?もちろんチャンピオンシップとか降格がかかった試合になると別。J後期後半はけっこう良くなったと思ってたら天皇杯はあいかわらず眠い)

このあいだ見に行ったトヨタカップ、ボカもバイエルンも、DF達のレベルは高い。
判断のスピード、寄せの速さ、相手との距離。そういう目で見ると、日本人のDF達はまだまだレベルがだいぶ低い。
松田、森岡というチョイスは正当なものとしか思えません。
彼等には、世界レベルのDFというものがどうであるのかが実感としてようやく向こうの方に見えてきた、という所ではないでしょうか。

精密なラインコントロールは前段階で、kindさんが言うように「主体的に守る」ための状況設定を作ることに大きく寄与します。
集合拡散のはやい現代的なゾーン守備をするなら、そして攻守の切り替えをより速くしようと思うなら、必要不可欠です。
しかし、その「ひとつの武器」で最後まで守れるほど甘い相手と勝負するようなことはありません、W杯の舞台においては。
「きちんとオフサイドラインを有効利用する」というのは、もはや「きちんとしたスパイクでサッカーする」ようなこと。
「精密なラインコントロールができる」というのは、ぼくに言わせれば「良いスパイクを手に入れた」のと同じようなもの。
でも、いくら相手より良いスパイクを履いていたからって、それで守れるわけじゃない。
いくぶんかやりやすくなった、というくらいのもんで。
結局は「履いている人」が問題なんですね。

森岡も松田も、「純度の高いラインディフェンス」が「できない」のではなく、「その次にくるもの」の方をこそ重視しているのでしょう。
「ライン」に依存するよりも、もっと守備総体として考えねば強豪相手には通用しないということがわかっているのでしょう。
その上でも宮本ばりのコントロールできれば、もちろんもっと良いわけですが。
それにしても、ぼくは宮本よりも森岡松田の方が、この半年間の世界との戦いの「実感」の中で、現在は1歩進んでいるかな、と思います。
そして中でも松田に、どんどん進んで行こうとするより積極的な推進力を感じています。
「今は」日本人DFの中では松田が最も世界に近い所にいる、と言えるでしょう。
今はまだ、それが「結果」となって実り顕われる時期じゃないにしても。
そしていずれは「初期設定」の違う世代にヒョイと抜き去られる運命としても。
そういう時期、そういう段階なんですよね、今の日本のDFはまだ。いかに歯がみしようと。
それでも半年という短いスパンの中では、よく意識改革したと思います。

Re(4):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 glider E-MAIL  - 01/12/27(木) 23:15 -

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   ▼kindさん:

>ラインブレイク(この言葉もあんまり好きじゃないな、どうも。なんか違う)の必要性はそこにある。

この「ラインブレイク」は、前方へのものです。
念のため。

Re(5):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 kind  - 01/12/28(金) 1:42 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

どうもです。

たぶん、いやどうなんかな・・・
G大阪ユース見て同じ感想を持たれるのであれば
表現上の齟齬でしかないのかも知れないですが。
一応噛み付きます(笑)、ちょっと某所であおられてるし(笑)。


>後ろだって動かないと、「本当にはやい相手」に対し「本当にはやいプレッシャー」が>かけられるはずがないからです。
>ラインブレイク(この言葉もあんまり好きじゃないな、どうも。なんか違う)の必要性はそこにある。
>そうしたからってゾーンバランスが崩れるようでは話になりません。そんなレベルではダメなんです。


だけだと山のように反論があったのですが(笑)、


>この「ラインブレイク」は、前方へのものです。
>念のため。

ですべて氷解した感じです。


ぼくが感じたG大阪ユースのバックラインは、
gliderさんが想像されている悪例「DFとして残っている」ではなく、
状況に応じて自由自在に人数を増減させるものでしたしね。
柏がワントップにしてくればフラット2にしてましたし、
2トップならフラット3、あるいはボランチがセンターに入ってるときも
ありました。どういう状況に応じてか、までは詳細に記憶してないので
論述できないのが残念ですが(体感気温0度くらいだったし(笑))。


でも、面ですよ、最終ラインは。
高い位置ではどんな状況でもラインキープしつづける必要はないですが、
ゴール前やペナルティエリア内でフラットにしないと
危険な位置でFWにポジションを取られ、パスコースが限定できず、
エリア内に侵入される回数が増えることにつながりますよね。
とくにゴール前に近づくにつれてフラットになっていくのは
欧州のクラブチームでは普遍的に見られる傾向です。

といっても、「ディフェンダーが全員残っている」=「面」ではないですよ?
「バックスが凸凹にならない=(主に)サイドから中央に走りこまれる
スペースを与えない=面(人数に関係ない)」
ということなんですが。

そこは同意、でよろしいんでしょうか?
ちょっとわかんないんですけど。
後ろにポコっと出てるラインで相手FWをコントロールしようと思えば
相当に個人能力の高く経験豊富なCBが必要ってことになると思いますし。


>相手のボールを動かすスピード、人が流れるスピードがはやければ、1stプレッシャーをかけるのがMFだけでは間にあわないんです。


というのは、「高い位置」のことなんですか、それとも
比較的「低い位置」のことなんでしょうか?
ちょっと状況設定がアタマに思い浮かべられません。
でも、そういう状態に陥ったときは、しっかりとラインを操作できないせいで
ゾーンが緊密になっていず、ディレイが掛かってないことを
疑ってみるべきじゃないですかねえ?

どうも、その「状況」ってのがよくわかんないんですよ。

相手のボールを動かすスピードを遅らせることが出来ない状況、
っていってもたくさんありますしね。
フランスだってアルゼンチンだって常に早い訳じゃないですよね?
バックラインではゆっくり回し、中盤のビエラやピレスに渡って、
そこからサイドに展開したあたりからググっと加速してくるような印象がありますし。


で、単純にその状況が彼我の実力差によるものなら、gliderさんおっしゃるところの
「早いプレス」を掛けようとも相手にかわされてもっともっと危険を招く可能性だってあります。
ラインを高く保とうと考えるなら、そういう「飛び出さねばならない状況」を
考えるより先に、「そういう状況を招かないため」に、ラインを高く保って
コンパクトなゾーンをつくって、「早いパス回しをさせない」ことを最優先に
するべきではないかなあ、と。
もちろん、それでも飛び出さねばならない状況はあるんですが、
あくまで「ラインキープの能力」が先にあってこそ。


あと、森岡や松田が「先に」行ってる、ってのも、
自分にはわからないですかねー。

ディフェンス方法で「先か後か」をいえば
ラインディフェンスのほうが「最先端」だと思いますし。
松田や森岡が飛び出していってそれでプレッシャーが
毎回きっちりとかかってるとも思えないし。


彼らが飛び出していってプレスを掛けることの出来た回数よりも
ラインをしっかり作れないことによる中盤プレスへの貢献のなさの部分のほうが
はるかに大きいんじゃないかとすら思います。
とくにイタリア戦を見る限りでは、森岡が担当した右サイドは
完全に穴になってました。
森岡の位置が不必要に宮本に寄りすぎたり、低かったり。
森岡がマンマークにいかざるを得ないシーンを
自ら作り出してしまった、とも解釈できると思います。


gliderさんがおっしゃるような「人とボールの流れが速いチーム」が
現時点でフランスやアルゼンチンであることは間違いないと思いますが、
DFが飛び出した上でバックラインに誰かが参加しながら
徐々に面を形成し、それを崩さない、というふうにならないと、
早い段階でディフェンダーが飛び出していったところで
それは「早いプレス」でもなんでもない、単なる判断ミスになりますよね。
結局のところ、プレスを掛けに行く人間とディフェンスラインが連動して
いなければプレスはプレスになりませんし。


もし松田がカンナバーロ並の強さを持っているなら、
あるいは持ったなら、「先に行った」=組織を超越して一人で守れた、
って解釈はすると思いますけど。


ですんで、戻りますと。
前段階できちんとラインを保った上で(前方へのパスコースを封じた上で)、

ならば、

ラインから飛び出す動き、というのは勿論やるべきことだと思います。
勿論相手FW(前線でポジションを取る選手)の人数に応じてであるべきだし、
ガンバユースでもそうなっていましたしね。


でも、あくまで「前段階でラインを保てる」が条件です。
森岡や松田のようにちょくちょく宮本と逆の動きをしてみたり
体の向きを間違えたりするんじゃ、先に進む前に
現時点でのワークもこなせてないじゃないか、って思うんですよね。


どうでしょうか。そう考えていくと結局松田は
自分的には現状「致し方なしで必要」ってくらいにしかならないんですが。
確かにスピードあるし、相手に早く追いつくし。
F3のやり方にだんだん慣れてきてはいる。
でも、宮本がセンターに入ったときの動き方はまだまだ物足りない。
もっとラインで守れるはず。世界で見たら松田だって1対1弱いんだし。
ボディバランス悪すぎるというか、態勢をしっかり作れていない、
予測が遅いから。
だったら、極力1対1を避けるようにラインコントロールの精度を上げることが、
やっぱり必要なんじゃないですかね?


ともあれ、「早いディフェンス」をするなら宮本は現時点で不可欠だと思いますよ。
早いディフェンスというか、「高い位置でボールを奪うディフェンス」。
あれほどラインを緊密に保てる能力がある選手って世界的にも希少だと思いますし。

なにより見ていて楽しい(笑)。

Re(6):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 glider E-MAIL  - 01/12/28(金) 9:40 -

引用なし
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   ▼kindさん:

うむ。面白くなってきたね(笑)
そうでなくっちゃ。

>ゴール前やペナルティエリア内でフラットにしないと危険な位置でFWにポジションを取られ、パスコースが限定できず、エリア内に侵入される回数が増えることにつながりますよね。

もちろん。
前段階ではそうです。
そしてボールの出所にきちんとプレッシャーがかかっているのならば、ね。
しかし、ボールに対してプレッシャーがかかっていないのなら、そして「今まさに」飛び込んで来ようとする相手が見えたならば、「後方へのブレイク」もすべき。
大事なのは、次の展開とボールと敵の合流点の予測と反応、それに対応できる「正しい位置」。
そして、結局は「駆け引き」なんです。
ラインの間に割って入ってくる相手の俊足FW。フリーのパサー。
そういう状況ではフラットラインどころじゃない。
そういうFWはオフサイドにかからず破るやり方も熟知してる。
1試合に1回か2回、破ればそれで効果絶大ですからね。
駆け引きです。
そうなる状況が見えたのなら、必要によってラインも崩すべきです。パサーへのプレス、FWへの妨害。ファウルにならんように、体を入れる、ぶつかる、引っ張る、引っかける、行きたい所に行かせないことが大事です。
そしてこの「フリー」ってのも問題で、今の日本代表選手の距離の取り方じゃ、例えばジダンなんかはほとんど常にフリーです(でした)。
ビエラにしてもピレスにしてもね。
あんなに距離取ってては、ディレイにもなってません。
ここでも前にGAITIさん(だったかな?)にも書いたけど、ああいうレベルの「立体的」なチームには、遅れて行って距離とってディレイする、なんて通用しない。
ほとんどその前に次のフリースペースを創出され、ダイレクトや1タッチで出されていました。

>というのは、「高い位置」のことなんですか、それとも比較的「低い位置」のことなんでしょうか?
>ちょっと状況設定がアタマに思い浮かべられません。

上に書いたような相手との、そういう状況ですよ。
低い位置です。
こちらの自陣内の、危険な位置での話です。
そういう場合に、戻ってくるMFなんか待ってないで、自分で行けと言うんです。
DFには見えているはずなんですよ、そうした展開のすべてが。
「行ける位置」にいることが多いんですよ、DFが一番先に。
なのに、ライン組んだまま、ダラダラ下がってて何の意味がある、と言うんです。
漫然とゾーン埋めてたって何の意味もない。
「人は揃っているのに、全然プレッシャーがかかってない状態」が多すぎる。
宮本はそういう場合が特に多い。
「そんな所でゾーン埋めてたって何の役にもたってないぞ」という時が。
遅いんですよ、ボールの動きに対する反応が。
ラインコントロール。ゾーンバランス。
そういうことに捕らわれているあまりに、彼の出足が鈍くなっているとしか思えないケースがままあるんですよ。
それが一番大事なんじゃない。一番大事なのは「ゴールを守ること」です。「ボールを取りかえすこと」です。
出ろ、動け、反応しろ、もっと早く。見ろ、読め、アタマ使え。誰が一番危険なんだ。どこに出そうとしてるんだ。パサーはどういうアングルだ。どういうモーションだ。だれが受ける体勢だ。スペースはどこだ。どうやって時間差ができたんだ。誰が動いてるんだ。危険なのはどこだ。反応しろ。
そう思うことがたくさんあります。宮本だけじゃなく。3人の中では宮本が一番ヒドイけど。
ぼくみたいな歳じゃ、よしって思ったって体が反応しないけど、彼等はそういう歳でもレベルでもないでしょ(笑)
だから、何でいつまでそんなところにいてウロウロ下がってんのかさっぱりわからん、って時が多いんですよ。
それが「決まり事」なんじゃないの?って言う人もいるけど、森岡もこの所一生懸命に反応しようとしてるしね。
松田なんかはけっこう前からどんどん出てるしね。
それでスカっとかわされたら元も子もないけど、ボールを受けるタイミングで方向切ってプレッシャーかけられれば、それが本当のディレイになります。
そして、そういうタイミングで詰めて抜かれない技術がなければ、一流とは満足に戦えない。(稲本はかなり身に付けてきてますよ、そういうスピードと距離感を。松田も日本の中ではマシな方です)

それが今のスピードの現実です。
テレビで南米予選のアルゼンチン見てもトヨタカップ見に行っても。
プレスは一刻も早く。そのためには頭をフル回転させなければ。「局面のグループ戦術」を読めなくては。
時間軸で考えて、ネクストスペースに入らなくては。

>ラインディフェンスのほうが「最先端」だと思いますし。

それはあんまり言わないほうがいいと思いますよ。けっこうヤバイと思うな(笑)
ラインディフェンスなんてもんは、もう最先端でもなんでもなく、単なるひとつの常識です。
常識に捕らわれてるなんて低いレベルじゃしょうがない。
毎回きっちりとかかっているんなら、もう何もいいませんよ、ぼくだって。
そうでないからずっと不満を言っているわけで(笑)
しかし、行こうとしてないよりははるかにマシ。
森岡を見ていると、少しづつ、それが有効になってきている。有効なタイミングでかかっている時が出て来てる。
松田は、そのことでの失敗が減っている。機動性は一番高い。
それで自分を慰めてるんです。ちょっとずつでも良くなってるんだぞ、と。
やろうと頑張ってるんだぞ、と。
簡単なことじゃない。でもやらなきゃ世界は見えない。
そういう「個人」でなきゃね。
組織だけで守れるなんて幻想です。ラインコントロールだけで守れるなんて低次元の話です。
実は「まず個人」なんですよ。「組織」も「ライン」もそれを手助けする手段にすぎない。

>DFが飛び出した上でバックラインに誰かが参加しながら徐々に面を形成し、それを崩さない、というふうにならないと、早い段階でディフェンダーが飛び出していったところでそれは「早いプレス」でもなんでもない、単なる判断ミスになりますよね。
>結局のところ、プレスを掛けに行く人間とディフェンスラインが連動していなければプレスはプレスになりませんし。

時間軸の問題です。
「早いプレス」でなければ「プレス」にならないからです。
危険地域では、ボールが出た、もうプレッシャーがかかっている、という状態でなければね。
だから、MFだろうがDFだろうが関係ない。一番早く行けるものが行け、ってことです。
MFがラインをフォローするのなんか、その次でいい。その後で間に合う。ひとりだってラインディフェンスはできるんです。
例え2対1になろうがね。
2対1だろうと、相手の動きを規制もできる。
そういう場合の「駆け引き」もできなくてラインディフェンスなんかできるわけがない。
それじゃあ子供のサッカーですよ。まあユースは子供だけど。
しかも日本代表は3バック。ひとり行ったってあと2人もいるんです。
何にせよ、ボールへプレッシャーがかかっていることが先です。

いくら緻密にラインコントロールしようと、「個」で何もできなくては何にもならない。
「個」としての機動力、はやい判断力がなければね。
そんな組織を崩す方策はぼくにだって百も思いつきます。
いくらコンパクトになっていようと、ラインの前にフリースペースがたくさん見える。
フリースペースってのは時間差のことですからね。
コンパクトにゾーンが埋まっていればOKと思ったら大間違いです。
日本代表を見ていて、それを本当に学びました。
フランス代表を見て、どうしなければ守れないかを本当に学びました。

繰り返します。
日本代表は、人が揃っていてゾーンバランスも取れているのにプレッシャーがかかっていないことが多すぎる。
反応が遅い、タイミングが遅い、距離感がまずい。
それは「ラインコントロール」で補えるようなことではないのです。
本当に「高い位置でボールを奪うディフェンス」をしようと思うのなら、そして「ポゼッションサッカー」をしようと思うのなら、まずはDFの機動力をもっともっと上げること。
もっともっとプレッシャーを早く広くすること。
そのことが中盤に大きく影響しています。
ぼくは今の宮本では全然ダメだと思っています。

Re(7):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 glider E-MAIL  - 01/12/28(金) 9:58 -

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   ▼kindさん:


>上に書いたような相手との、そういう状況ですよ。

というのは

>ほとんどその前に次のフリースペースを創出され、ダイレクトや1タッチで出されてい
ました。

ということです、念のため。

Re(8):G大阪ユースに99年Wユース代表を見た
 kind  - 01/12/29(土) 15:30 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

まず、そのシーンを象徴的に「宮本が遅い根拠」とするのは
わからんでもないですが。
宮本は足速くないですから。


でも、それをもって「宮本は必要ない」ってするんですか?
森岡センターのほうがよいと?
べつに「森岡では結果を残せない」とは思わないですが。
宮本にくらべ積極的にラインを押し上げることが出来ないでゾーンバランスを保てず、
宮本にくらべクロスへのポジショニングも悪くヘッドも弱く当たりも弱い森岡のほうが
「ただちにラインを飛び出す」からベター、と?

わかんないですねー、やっぱり。


個の能力を上げろってのは分かりますけど。
だからといって宮本を否定する理由にはならないんではないでしょうか。
そのシーンがどのシーンなのか分からないですが、
前半15分のココのクロスを難なくカットしたシーン、
前半17分インザーギのシュートコースをきちんとふさいだシーン、
前半20分のトッティのシュートをブロックしたシーン。
後半7分のイタリア右サイドからのクロスをカットしたシーン。

「ボールへの反応が遅い」?
gliderさんの出したシーンってどこのことなのかわかんないですけど。
前に飛び出すばかりが「早さの証明」にはならないでしょう。
「予測」ってのは「前に出てボールを奪うため」だけにあるのではない。


それに、松田森岡が飛び出す回数が増えるということはそれだけ全体のプレスが効いていないと
いう見方もできますので、必ずしもディフェンダー個人の責任とはいえない。


前のレスにも書きましたけど、

>そういう状態に陥ったときは、しっかりとラインを操作できないせいで
>ゾーンが緊密になっていず、ディレイが掛かってないことを
>疑ってみるべきじゃないですかねえ?

という見方にはならないんでしょうか。
中盤でプレスがかからない原因は、中盤の選手の守備技術の低さだけでなく
ラインがしっかり押し上げられないから、ということも考えられます。
それに、CBがフォアチェック(ようするにそういうことですよね?)を
多用するようなチームなら、MFの運動量は飛躍的に増える。
CBが拙速にボール奪取を図って飛び出すなら、中央のカバーリングに奔走するのはボランチです。
あくまでこのチームの守り方は、拙速にボール奪取を計らず、飛び込まず、できる限り
インターセプトでボールを奪うことではないでしょうか。
イタリア戦で宮本がボールを奪っているシーンはほとんどインターセプトです。


ちなみに日本の先制点は、カンナバーロが「フォアチェックによる早いプレス」に失敗してボールを奪われ、
ラインの再生成に失敗(つまり中盤の選手が戻りきっていない)したことにより
ユリアーノの死角にスペースが出来たことに起因しているのですが。
ハイレベルな個人能力を持った選手たちでもそういうことがあるのに、
ハイレベルでない日本のディフェンダーたちに積極的なフォアチェックを求めていくことには反対ですね。


だいいち「そこ」は獲りにいくべきタイミングなんでしょうか。
早く取りに行こうとして中央を空けてプレッシャーを掛けに行ったはいいが、
簡単にはたかれてより危険な状況に陥る可能性もある。
もちろん相手の人数の関係上で語られねばなりませんが。
そういう守備は「早い」んじゃなく「焦ってる」って言うんじゃないでしょうか?


ちなみにぼくは、最近ガンバの試合を何試合か観戦してますが、
宮本が中でそういった形のゾーンマークをしているシーンでは、
ボールのラストパスコースを予測して、中央で受け手の走りこむコースを消しながら
サイドの選手の動きをオフサイドラインをちらつかせて牽制する、ということを
やってるようです。中を空けて飛び出すシーンは確かに少ないですが、
彼は「確実に取れるタイミング以外では飛び出さないほうが賢明」と判断してるに過ぎない。


「ラインを保つ」とは「動かない」事ではないです。
中田浩二と宮本がラインを頻繁に上下して相手FWを置き去りにする事によって、
イタリアの前線へのパスコースを塞ぐシーンが多くありました。
後半13分の、イタリアバックラインにボールが下がった瞬間に
ラインをスッと上げてイタリアFWをオフサイドゾーンに残したシーンは象徴的。
こんなこと森岡や松田がいくら成長したって出来るはずがない。
彼らならボールが下がった瞬間にはボールをみていて、FWへの牽制としての
ライン形成など考えない。
で、ロングパスが出そうになった頃にはFWにスタートをきられている。
だからマークしにいかざるをえなくなる。
宮本はその前にFWの動きを封じ込めているから、そもそもそういうシーンは
現出しない。スタートを切るタイミングそのものをつぶしているから。
もともとの判断力の質が違いすぎる。

それは、フラット3のコンセプトにまったく合致した動き。
小人数で守れるならそれがいちばん良い。
CBがフォアチェックを多用する組織は、中盤が下がってスペースを埋めねば
ならないのでラインが低くなりがちになる。
とくに日本のような個人能力の低い国ではそう。
サンフレッチェ広島のゾーンが後半15分過ぎからいつものんべんだらりと
伸びきってしまうのは、オレグがフォアチェックを掛けまくり、そのカバーに
沢田が奔走することによって中盤の運動量が飛躍的に増えてしまうことによってでした。


あと、

>日本代表は、人が揃っていてゾーンバランスも取れているのにプレッシャーがかかっていないことが多すぎる。反応が遅い、タイミングが遅い、距離感がまずい。

というのは、どのシーンを指すのかわかりません。
全体を敷衍しての感想なのか、あるワンシーンを指すのか。
具体的な場面を指すなら何分のシーンとか例示があれば助かるんですけど、
それにしたって「前に飛び出すシーンの少なさ」=「反応の遅さ、プレッシャーのなさ」
という解釈には賛同できないですね。
「フォアチェックかけまくれ」ということにしか聞こえない。
フォアチェックを多用して成功するのは、全員が鋼のようなアスリート選手である
イタリアやアルゼンチン、フランスなどの国であって、「現時点での日本」がそうだとは
とても思えないです、やっぱり。

アルゼンチンがどうなのかは知らないですが、
個人能力が前提になるディフェンスを求めるのは
少なくとも2002年大会の後ではないでしょうか。
いま「フォアチェックを多用する早い守備」をやろうとしたところで
個人能力の飛躍的向上がない限りは裏を取られるだけではないでしょうか。


将来的には反対はないですけどね。
いま現在の日本が志向すべきなのはあくまで
「ラインを基調としたよい形でのボール奪取」です。その考えは変わりません。


あと気になるんですが、

>>ラインディフェンスのほうが「最先端」だと思いますし。

>それはあんまり言わないほうがいいと思いますよ。けっこうヤバイと思うな(笑)
>ラインディフェンスなんてもんは、もう最先端でもなんでもなく、単なるひとつの常識です

極力人につくことなくラインを保って相手の動きを制限するディフェンスにくらべ
フォアチェックを多用する1対1における個の強さを基盤にした守備が原始的である、
と考えることに論理的破綻はないように思うのですが。
必ずしもディフェンス方法において欧州や南米のほうが優れている、と考えるのは
間違いではないでしょうか。
個人能力の低い国だからこそ、組織の精密さにおいて
個人能力の高い国々を凌駕するものが求められる訳ですから。
それに、従来の「オフサイドトラップを多用するラインディフェンス」が常識になって
しまったおかげでラインディフェンスが不当に低く評価されがちなことも不満ですね。


いずれにせよ、gliderさんはあまり「確実におれのほうが深く理解している」という
姿勢を前面にださないほうがよいと思いますよ。
いくらずば抜けた観察眼をもっていても、「相手を切り殺す」ような議論の仕方では
ぼくみたいに顔を合わせている人間ならともかく、見ず知らずの
人間には「脅威」にしかならないと思うんですが。
seriさんなんて途中からみてられなかったし。
ぼくが「具体例を出して」って突っ込んだのは、seriさんへの助け舟ですよ、実のところ。


ぼくも最近それを実感しましたが(笑)、基本的には「優しく教える」ようになさったほうが
いいんじゃないかなあ、と。


gliderさんを尊敬するがゆえのおせっかい焼きです。
レスなしでもかまわないですし、「それがスタンスだ」と反論してくださっても
それ以上レスは返さないですが。そういう感想をもった、持つことが多い、という意味でしかないです。
ぼくのこういう「脅威」という感想は必ずしもぼくだけのものではないと思ったので。

gliderさんが基本的に非常に誠実で、思慮深い方だとわかっているだけに、
そういう不当な評価フレームを作られることが残念だったので。


ほいでは、今年はこれにて。
色々生意気なこと言ってすいません。
暇な学生の戯言に丁寧にレスを返してくださって
ありがとうございました。


よいお年を………。

参考資料:本人のコメント
 kind  - 01/12/29(土) 15:52 -

引用なし
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   いちおう、本人がどう考えているか、コメントを拾ってきました。


http://www.isize.com/sports/football/japan/news/news_vivid_N20011108008.html

「すごくしんどかったけど、流れのなかで失点を食らったわけじゃない。こういう試合をどんどん経験して、臨機応変にやっていければいい。

いつもの2試合分くらいやったなあと思う。運動量は変わらないかもしれないけど、スピードが速いから、ダッシュの繰り返しだった。ペース配分がうまくできなかった。一瞬目を離したらすぐやられてしまう。そういうパスが出ないように、チーム全体で集中できてよかった。

日本が先制して、こっちのペースで試合を運べると思った。それは本当によかった。

本番まであと半年だけど、自分を信じていけばいい。でも忘れちゃいけないのは、今日は親善試合だということ。本番だったらイタリアはもっとがんがん来る。

それでもレギュラー獲りへのいいアピールにはなった。いつでも出る準備はできているつもり」


ということらしいです。とくに、

>そういうパスが出ないように、チーム全体で集中できてよかった。

ってところは注目に値するのでは。
勿論まだまだ課題がある、と発言するのは当然ですけどね。


個人的には、宮本に任せることに何の心配もないですね。

根本にかかわる大問題
 glider E-MAIL  - 01/12/29(土) 19:08 -

引用なし
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   ▼kindさん:

>まず、そのシーンを象徴的に「宮本が遅い根拠」とするのは
>わからんでもないですが。
>宮本は足速くないですから。

どのシーン?
具体的なシーンはまだ上げてないけど?
宮本の足が遅いからどうとかって話じゃないですよ。
そんな話はしてない。
遅いっていうのは「判断」の話。「反応」の話。
それに、「宮本は必要ない」とも書いてない。
「現時点では、この半年の戦いにほとんど参加していなかった分、森岡や松田に遅れを取っている」というのがぼくの見方だから。
まだ少し約束事に縛られてる部分があるな、っていうこと。
「個人能力」が劣っているんじゃなくて、「個」としての判断、「個」としての積極性、そういうものがあまり見えない、ってこと。
もっと「自分の判断」でアグレッシブにやっていい場面が多々ある、ってこと。
そういう部分で、松田や森岡よりも「まだ」遅れている、ってこと。

15分のシーン。別に普通。普通にポジショニングし、ココのクロスの質も低かった。上げるほどのもんじゃない。
ぼくが問題にしてるのはその前のようなシーン。
誰だかがヒールで流したパス。波戸の距離。その次のデルピエロに対する森岡の距離。
あれじゃ「フリー」なんですよ、まったくのところ。
アルゼンチンに比べて身体能力がどうこうって問題じゃない。
守備技術と反応速度の問題。遅いし下手なんだ。
森岡なんかどこに出すのかわかってるでしょ、よく見える所にちゃんとポジションしてるんだから。
なんでもっと早く反応しないんだ。
フランスやアルゼンチン、もっと状態のいいイタリア、彼等は本気で攻めてくる時、「キテる」時、ああいうスピードで、ああいうパスの精度で、ああいうふうにダイレクトで攻めてくる。
フランスもアルゼンチンももっと全然速い。もっとボールも人も動きは速い。
あんな反応速度、距離の取り方じゃ全然ダメ。全部フリーだよ。
そういうことです、ぼくが言ってるのは。森岡も松田もまだまだ遅いし、宮本なんかもっと遅い。足が遅いとか速いとか関係ない。身体能力も関係ない。
17分。よく防いだね。森岡もきちんとチェックに行った。前を向かせなかった。
20分。宮本ファインプレイ!10点評価でも+0.2つけましたよ。
でもね。ぼくに言わせればこれだって問題ある。
まず正確なクロスをあげさせた森岡の距離の取り方。波戸の位置。クロスが入ったときの全体のバランス。中田浩二の反応。
「ファインプレイ」になったのは宮本がデルピエロをマークしてたから。
あの位置からよくトッティのシュートをブロックしました。
でも、転んでたからしょうがないかもしれないけど、もう見るからにロングキックしようとしてるのに、波戸はなぜあそこに?
この日の日本は、ほとんど波戸を込みの4バックでやっている。
クロスが上がった時点ですでにトッティは浮いている。
まずもってあんなに余裕を持って蹴らせてはいけない。
次にクロスかドリブルかの見極めをもっと早くしなくてはいけない。
クロスがファーに行った時、もっと全体の反応を素早くしなくてはいけない。
ゾーンで、ボールオリエンテッドならば、ゾーンの移動はもっともっと反応が素早くないと、サイドチェンジやファークロスのたびにピンチになる。
それを避けるために両サイドを下げるなんてもってのほか。

逆に26分38秒のトッティに対する羽戸の守備は良かった。まあ取られたのも波戸だけど。
後ろの状況を確認していた森岡の対応も良かった。
その後のザンブロッッタのシュートに対する3バックの対応はダメ。
Jリーグじゃないんだから、あそこから入れられることはたくさんある。
中田浩二はなぜ下がる?宮本はなぜズレない?中田浩二がザンブロッタに当たりに行く、宮本が相手右サイドの選手をケアする。
無理じゃない。強いチームは普通にそうやって反応してます。
仲良く並んでる場合じゃない。ザンブロッタをあんなに浮かせてはいけない。
それを中盤の選手にやらせようとしてはいけない。それは結果的にプレイゾーンを下げることになるから。

言っているのは、そういう「反応速度」のこと。「ただちにラインを飛び出すから」とかそんな単純なことじゃなくて。
遅くてイライラします。宮本だけじゃなくてね。どっちのがマシか、ってレベルだって言ったでしょ。
ラインがどうとかの前にそういう「個」の反応、小規模なグループとしての反応、判断のレベル、そういうものをもっとあげないと全然ダメだと言っているのです。
判断の早さ、プレッシャーの厳しさ、あまりに違いすぎる、一流どころと。
「個」としての機動力がなさすぎる。
だから波戸を入れて4バック化したりしなきゃならなくなってる。
戸田を置いて、「番犬」やらせたりしなきゃならなくなってる。
「頭の悪いサッカー」しなきゃならなくなってる。
大大大問題なんですよ、これは。
「前へのブレイク」ができているかどうか、ってのはその「機動力」のひとつの象徴なんであってね。「3バックの外への守備」も同じことなんであってね。
両サイドを下げて対応する、っていうのはあまりに次善策なんであってね。
大問題なんですよ、これは。「日本がどういうサッカーするか」にかかわるね。
だから、何を言われようと、偉そうだとか何とか、どっちが深く理解してるだとか何とか、そんなこと言ってる余裕なんかないんですよ、ぼくは。
ぼくは、「議論してる」んであってね、「教えてる」つもりもそうするつもりもありません。
どっちの理解が深いとか何とかそんなこと知らないよ。考えたこともない。
他人の評価もどうだっていい。まるっきり気にしない。
遠慮してたら真剣な議論なんかできないし、別に「切り殺す」つもりなんかないけど、「戦う」つもりもないけど、真剣な議論が時にケンカの様相を呈するのは仕方のないことでしょ。
だからって、別にぼくは後ひかないし、seriさんにもGAITIさんにもkindさんにも別に「なんだこいつ」とかそんなふうに思ってないよ。
「相手になってくれてありがとう」と思いこそすれね。

とにかく、ここのところだけは譲れない。ずーっと代表を応援してきて、トルシエになって「あ、良いサッカーできそうだ」って思ったぼくからしたらその根本にかかわる大問題なんですよ。
その面で、森岡外して宮本にしたり、松田外して上村入れたりするのは「後退」でしかないからね、悪いけど。
そんな意見は認めるわけにはいかないんですよ。

・・・とちょっと話がそれたので、一度切って続けます。

Re(1):根本にかかわる大問題
 glider E-MAIL  - 01/12/29(土) 23:28 -

引用なし
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   ▼kindさん:

えーとですね、こんなに長くて、わかりずらい文章で、こんなこと言うのもなんなんだけど、もうちょっとよく読んでくれませんかね?
なんだかね、身体能力がどうとか足が遅いからとか、どこをどう読んだらそういうふうに捉えられてしまうのかわかりません。

ぼくからも「余計な世話」をひとつ焼かせてもらうとしたらですね、もう少し人の意見を「印象」抜きで、「自分のこだわり」抜きで「理解しようと」した方が良いように思うんですけれど。
他の議論とかぶさってきてしまうのはしょうがないかもしれないけど、今のkindさんは「ラインディフェンス」にこだわりすぎてて、ぼくの書いたこともそこからの理解を出ようとしないから、読み誤ってしまうんじゃないかなあ?
>極力人につくことなくラインを保って相手の動きを制限するディフェンスにくらべ
>フォアチェックを多用する1対1における個の強さを基盤にした守備が原始的である、
なんてことはもう常識であって、今さらどうこう言うもんじゃないでしょう。
そんなことを声高に「どっちが最先端」とか言うのはちょっと恥ずかしいんじゃないかと思うけど?
ぼくはそんなことを書いてるつもりはまったくないんですよ。
「個」の強さがどうとかね、そんな基本的なこともう今さら議論したってはじまんないでしょ。
全員鋼のようなアスリートをそろえて個人能力が前提になるディフェンスをすべき、だなんて全然関係ない話ですけど。
そりゃ戦略としては「逆行」じゃないのかね?
ぼくは「脳みそ」と「技術」の問題を話してるんですけど。
どうも「思いこみ」で読まれてしまったな、という気がしてるんですけど。

まあいいか。続けますね。

「人は揃っているのにプレッシャーがかかってない」という状態の見本は上にも書きましたが、もうひとつ。
後半4分。ドーニがクロスを上げ、インザーギがヘディングシュートした場面。
イタリア攻撃選手は4人。対して日本の守備陣は6人。
でもドーニはどフリーで、悠々と余裕を持って正確なクロスを上げている。
ここも、ドーニにパスを出したザンブロッタに対する小野の距離、ドーニに対する中田浩二の反応。
すべて「ノープレッシャー」です。
そして、中田浩二が下がったのなら、宮本のクロスに対する位置移動はもっと素早くてしかるべき。
上がって自分の上を通過してから動いたって遅すぎる。
しかも、この時、森岡はデルピエロと、波戸がインザーギと1対1になってます。
そうした状況は宮本にはわかっていたはず。
サイドを上がるザンブロッタは中田浩二が見ていて、戸田も対応できる位置にいるのだから、宮本はあんなところで「バランス」取ってたってしょうがない。
少なくとも、クロスを蹴るその瞬間には移動しはじめていなくてはならないでしょう。
相手の位置とボールの動きに対する反応が遅いんです。
ドーニがザンブロッタに出したにしろ、クロスを上げたにしろ、宮本は「消えて」いる。
無意味な「バランス取り」です。「アタマ使ってない」としか言いようがない。
組織として、そうして「バランスを取れ」とトルシエは言うでしょう。
しかし、「状況に対する個人の判断」がない。
トルシエだって、それをするな、とは言うわけがないのに。
ぼくが言う「個」とは「個人の身体能力」なんかのことではなく、そういうことです。

対して、8分の稲本のガットゥーゾに対する守備、前半イエローを取られたトッティに対する守備、ああいったスピード、距離が「プレス」です。
どこでそれをやるか、という問題はあるにせよ、稲本が成長したと思うのは、そうした「スピード」と「距離」を自分のものにしてきていること。
それは「身体能力が上がったから」が理由ではありません。
鋼のようなアスリートだろうとなかろうと、そうしたスピードとプレッシャーが「当たり前」なんですよ、もう。
だいたいにして、ぼくは日本代表の選手達がそれほど「フィジカルに劣る」とは思っていない。
175cmそこそこのナカタがセリエで立派にやっているし、同じく175cmそこそこの小野が巨人の国オランダでやれているわけですからね。
そもそも「当たること」だってひとつの技術だし。
こういうこと書くとまた勘違いされるかな?

>松田森岡が飛び出す回数が増えるということはそれだけ全体のプレスが効いていない
>という見方もできますので、必ずしもディフェンダー個人の責任とはいえない。

だからスピードの問題なんだってば。
プレッシングのスピードを考えて行けば、全体がコンパクトになっていて、バランス取れていて中盤の選手がちゃんとプレスしていたってDFが行かねばならない場面なんていくらでもあるんですよ。
全体のプレスが効いていないからDFにそれを補えなんて言ってるんじゃないんですよ、全然。
そんなボロっちい話してるんじゃなくて。
なんでkindさんと今さらそんなショボイ話して、そんなアホなことぼくが言わなきゃならんのですか。
勘弁してよ(怒)

まあ冷静になって(笑)具体例で説明しましょうか(どうしても具体例あげないとダメなのね)
埼玉でのイタリアはそういうレベルのコンディションじゃなかったから、コンフェデ決勝のフランス戦を例に上げます。
まず、前半2分。森岡をはじめとする日本のDFラインはちゃんとライン操作してアネルカ、ジョルカエフに対してきちんと牽制かけてます。
でも彼等のようなレベルでは、それでどうこうなるもんでもない。
ぼくは森岡のライン操作をそんなにヒドイとは思わない。それほどの差が宮本とあるとは思わない。
こうした強豪達との対戦で得た経験から、少し慎重になりすぎてると思う部分はあるし、大胆さにも繊細さにも欠けるけけど、ヒドイってわけじゃない。
まあ、それはそれとして、フランスはその後サイドに展開し、マルレが突破にかかる。
そこからアネルカへパス。これに対して森岡が飛び出してプレス。
アネルカはサイドに逃げ、結果的には森岡と小野が抜かれてグラウンダーのセンタリングが入ることになるんだけど、この森岡のプレッシャーを「絶対にやらねばならないこと」と言ってるんですよ。
ここで森岡がプレッシャーかけに行き、浩二がズレてバランスを取る。
これをもっと早いタイミングでやれと言ってるんです。
この時の日本のDFラインの位置、動き、中盤とのバランス、別に何か問題があるってわけじゃない。
しいて言えば小野がここまで戻らなきゃならんのは反対だけど。
だってこの時、フランスの攻撃陣は4人で、日本の守備陣は8人もいますから。
まあ何にせよ、もう少し早くとは思うけど、森岡のプレッシャーは局面としては有効だった。
ここで森岡が前へ出ず、いつものようにラインごと下がっていたらそれこそ危険だった。
アネルカのドリブル、ジョルカエフへのスルーパス、何でもアリだった。
そして、そのプレッシャーかけるのを戸田稲本に要求してもいつも必ずは無理だってことです。
戸田はたぶん要求されてるけどね。
でも、そんな要求をひとりの中盤選手にするようでは情けない。
頭の悪いやり方。そうせざるを得ないのは、3バックスのスピード、機動力、そして守備能力、方法にある。
戸田を「犬」にするな。両サイドを「バックス」にするな。
すべて3バックスの機動力にかかっているんです。松田、森岡、中田浩二、基本的にはJの中では機動力のある選手を選んでいるはずなんだから。
13分45秒。ジョルカエフからカランブーへ。ノープレッシャー。ダイレクトでアネルカ。
ノープレッシャー。人は揃ってるんですよ、たくさん。何やってんの?
フランスのボール回しに振り回されてる。
アネルカ、フリーで振り向く。浩二でも森岡でもいいから行けっていうの。
アネルカはあきらかにもらいに行ってる。わかるだろうに、そんなこと。
前を向いたアネルカは遅れに遅れた森岡のチェックで横に逃げて助かったけど、ここでファーにクロス入れられていたら失点です。
こんなに大勢いるのに。
次、14分。
デサイーからリザラズ。ここもノープレス。あーもう!さっきと同じ形じゃん!
ダイレクトでピレス。またもノープレッシャー。これも並走で戸田が行くよりも松田が行ってた方が効率が良い。戸田が松田のカバーに回った方が速い。
松田がラインにいる意味はない。そうやって全体が押し下げられる。支配される。
15分。マレレへの浮き球。ジョルカエフにしっかりライン計られてる。
森岡が下がってるからとか、ラインをもっと上げてれば、とかそういう問題じゃない。
マルレは微調整するでしょう。
こういうの、連中はあまりオフサイドにはならない。こういう駆け引きが連中はうまい。ギリギリの勝負をかけてくる。
特にフランスはそういうチーム。アンリ、ビルトール、トレゼゲ、そうやって点を稼ぐ。
だからサンドニでさんざんそれやられた森岡はオフサイドライン勝負をかけられない。
一度失敗してオフサイドになったって、一度うまく行けば大打撃を与えられる。
もう思いきって上げられなくなる。
こういうケースで、ジダンやらジョルカエフやらに余裕を持って蹴らせてはいけない。
森岡、察知して走るけど間にあわない。
マルレ前を向いてドリブル。浩二、距離取り過ぎ。ノープレッシャー。
19分。上に書いた通りのことが起きる。
森岡、ライン勝負に出てやられる。
だから無理だって、それは。プレッシャーがかかってなければ十分に計られるんですよ。
そして、2m四方もあれば「どフリー」なんですよ、彼等は。
ほんとはオフサイドだけど、取ってもらえなかった不運もあるけど、このレベルのチームには通じないと思って間違いない。
だからライン下げるんじゃなくて、個人の早い判断が必要だと言うんです。前にも後ろにも右にも左にもね。
パサーへの早いプレッシャーが必要だと言うんです。彼等のレベルではダイレクトでそうやって正確に計ったパス出してくる。
プレッシャーがちょっと遅れたらこうやって好き放題に回される。見ちゃいられない。
同じレベル、速度で考え、予測し、判断して行かないと勝負にならない。
局面局面での少人数の優れたグループ戦術、時間軸を使いズレを生じさせ、次々にスペースを生んで行き、最小限のタッチで素早くボールを動かす「立体的」なグループ。
そうした相手と戦うには、「頭脳」「判断」「反応」その回転速度です。
奴らが出してから走ったって間に合わない。それじゃプレッシャーはかからない。
MFとかDFとか言ってる場合じゃないんです。
3人で固まってる場合じゃないんです。意味なくきれいにバランス取ってたって仕方ないんですよ。
いくらゾーンが緊密になっていたってそれだけでディレイなんか掛からないんですよ、絶対に。
球際にもっと早く激しく寄せていかないとね。
ダイレクトパスをさせない早さが必要なんですよ。
セネガル戦あたりからの稲本は、実際にそうやってますよ。そういうスピード感のサッカーの中で毎日を過ごしているからでしょうけど。
だから、そういうスピードでサッカーせよ、と言うんです。すべての選手に。
フィジカル能力のことなんかじゃなくて「あとは個」なんですよね、トルシエの言う通り。
そうでないと「ワールドカップ」は見えてこない。
グループリーグ突破、なんて寂しい目標で出場するのは勘弁して欲しいんですよ。
勝負なんて時の運。結果なんてさして気にしない。
だけど、必死こいて全力でグループリーグ突破して、息も絶え絶えで1回戦望んで敗退なんて、その程度のチームを「目標」にするのは嫌です。
ちゃんと頭使った「大人のサッカー」見たいんですよ。
「立体的にサッカー」して欲しいんですよ、攻撃も守備も。
勝てないまでもフランスやアルゼンチンやスペインやポルトガルなんかと「同じ土俵」に上がって欲しいんですよ。

Re(1):根本にかかわる大問題
 kind  - 01/12/30(日) 20:39 -

引用なし
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   うーん、やっぱり気に障る書き方になってしまいましたか、
申し訳ありません。
自分が「こう受け取られるだろう」という予想と
実際の受け取られ方というのは時に大きな違いがあるもので・・。


いろいろあるんですがとりあえず誤解を招いた部分だけ。

>どのシーン?
>具体的なシーンはまだ上げてないけど?


これ、すいません(汗)。
ルーシーさん宛の宮本評価のレスを観ながら
作成したもので・・・つい「そのシーン」って書いちゃったんです。
先走りすぎましたね、すいません。


あと、

>だから、何を言われようと、偉そうだとか何とか、どっちが深く理解してるだとか何と
>か、そんなこと言ってる余裕なんかないんですよ、ぼくは。
>ぼくは、「議論してる」んであってね、「教えてる」つもりもそうするつもりもありません。
>どっちの理解が深いとか何とかそんなこと知らないよ。考えたこともない。
>他人の評価もどうだっていい。まるっきり気にしない。


というふうにgliderさんが考えておられるだろうことも承知の上で
ああいうことを書いたんですが・・。
結果的に周囲からは「威圧してる」というふうに見えるかも知れませんよ、
と書いただけで。

文章ってのは難しいですね。
悪意がなくてもそう取られる場合もあれば、逆もあるかもしれない。
ひとりひとりの読解力は違うし、文章表現力も違う。
具体例が必要ってのも、文章だけでやりとりする以上
想定するシーンを出来る限り共通のものにしないと
お互い感じている「遅さ」や「早さ」が違うものである可能性があるからです。


「そんなもの誰にでもわかる」ではないんです。


それは「gliderさんだからわかる」部分も大きいんですよ、観てる限り。
その部分が「一目瞭然」な人が多いなら、つまりgliderさんと
同等の眼力を持った人が多いなら、yahoo!はもっと面白いだろうし(笑)、
トルシエがあそこまで理解されないこともない。
僕だって、gliderさんの文章でどれほどトルシエ理解を助けられたことか。


なもので、gliderさんは突出してるんですよ、やっぱり。
gliderさんと並ぶ眼力を持つ人間が、広いネット上でどのくらいいるか、というくらい。
それをご自身認識されれば、相手を「切り殺す」ようなやり方にはならないと思います。

たとえば「Jリーグは世界屈指のリーグだと思っています」とお書きになったseriさんへ
「致命的ですね、これは。どこか見る目がおかしいんじゃないかとしか思えない」
という返事の仕方にはならないと思うんです。

だれでも、こういう書き方をされたら立ち直れないくらいのダメージ受けると思いますよ。
少なくとも、僕ならもう「seri」というHNは使わないかもしれない。
それくらいの。


「切り殺す」ってのは表現悪すぎたかも知れませんが、
そういう部分は見てて感じたので。


ただ、大きなお世話、おせっかい、身のほど知らず、
人の振り見て我が振り直せ、おまえに人を注意する資格があるのか(笑)、
といわれれば何の反論も出来ませんので(笑)。


>ぼくからも「余計な世話」をひとつ焼かせてもらうとしたらですね、もう少し人の意見を「印象」抜きで、「自分のこだわり」抜きで「理解しようと」した方が良いように思うんですけれど。
>他の議論とかぶさってきてしまうのはしょうがないかもしれないけど、今のkindさんは「ラインディフェンス」にこだわりすぎてて、ぼくの書いたこともそこからの理解を出ようとしないから、読み誤ってしまうんじゃないかなあ?


そうですね、そういうところもあるのかも知れませんね。
気をつけます。


それでは。

Re(2):根本にかかわる大問題
 glider E-MAIL  - 01/12/31(月) 3:20 -

引用なし
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   ▼kindさん:

いや、あの、どうもね、諭されてるな、こりゃ(笑)

>うーん、やっぱり気に障る書き方になってしまいましたか、申し訳ありません。

いえ、そんなに気に障ったってわけじゃ・・・
う〜ん、なんでかなーと思いながら書いたけど、別に頭に来たとかではなく。
よくわかんないよぉ、ってくらいでね。

>「そんなもの誰にでもわかる」ではないんです。

気をつけますね、これ。多いかも。見りゃわかんでしょ、っていうの。
「ほら、日本代表とアルゼンチン代表比べてよ。誰でもわかるでしょ、この差」
って思っちゃうんですよね。だって、わかんない?わかりますよね?
交互に見たりすれば。
やっぱね、どうしてもぼくは自分が突出してるとか、そういうふうには思えないんですよねえ。
ただよく見てるってだけであって。視点変えて何度か見たりとかするからであって。
それで、こうして掲示板とかで「やりあったり」して、さらに見たりして、それでまた発見したり確信したりして。
それって、ただの議論好きのサッカーバカ、ってだけなんじゃないのかな〜
あ、「広いネット上でどれくらいいるか」っていうバカってことかな(笑)
だから、書いてる時は、「ほら、見てみ、こうじゃん、こうでこうでしょ?だからこうなるじゃない」って感じ、で、「え、なんでよ?だってこうなんじゃないの?」って来ると「違うよ、だから見て考えてみなって。こうなってんでしょうよ」ってな感じになって行ちゃうのね。
その頃にはもうどんどん言葉は次から次へ溢れてくるし、手は止まんないし、一応見直したりはするけど、長いから「いいや、えい、送信!」って具合。
元来、品も良くないし血は熱いし言葉使いも悪いから、あんま地を出さないようにはしてるんだけど・・・歳とってマシになったなと自分では思ってたんだけど・・・
そんなだからね、突出してるとか尊敬とか、そんなこちょばいくて。
単なる「街角のサッカーバカオヤジ」ですよ?さんざん飲み屋でやってたことをもっぱらインターネットに置き換えちゃってるだけで。
飲み屋よりは素面度は高いけど(笑)でも書きながら飲んでたりするし。

>「致命的ですね、これは。どこか見る目がおかしいんじゃないかとしか思えない」

ちょっとねー、どうかと思うね、我ながら。
やっぱりアツくなちゃうんだねえ。別に怒ってるわけじゃないんだけど・・・
すいません、気をつけます・・・

でも、ほんとにただのサッカーバカの言うことだから。威圧されないで。
頼む。お願い。
「このばかおやじぁ、またアツくなりやがって(笑)」くらいに思ってくれるといいな〜
って歳若い人に言うのもヘン?(笑)

>それでは。

え?「大問題」の続きは?
すごく白熱した議論で面白かったんですけど・・・

Re(3):根本にかかわる大問題
 Dai E-MAILWEB  - 01/12/31(月) 6:48 -

引用なし
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   カインドさんとグライダーさんのやりとりをみていての感想ですが、「コミュニケーション」しているなあ〜という感じでとても面白いですね。結構好きですよ、こういうの(笑)議論の仕方の部分におけるお互いのわだかまりも解けたところでぜひこの議論の続きがみたいですねえ。

特に、宮本とラインディフェンスについての部分は興味深いですね。

 グライダーさんのご意見は、もっと全員が頭をフル回転させてすぐに反応して早く動いてプレッシャーをかけてってことをどんどんやっていけるような機動性溢れるサッカーをしようってことで、その中でサッカーは11人全員でやるわけだからディフェンダーもどんどんまわりのグループの中に参加して個人の判断でいくべきだってことだと思うのです。先手、先手で、ボール奪取を目指すと。
 カインドさんのご意見はもっとラインをしっかりと形成し、ラインコントロールの精度を高めることで失点も防げるしそれで相手をコントロールしていけるだろうってことだと思います。(緊急事態でも対処可能)またラインディフェンス(宮本)のほうが、体力的にも楽だし、個人能力でもそのやり方ができれば2002年に十分対応できるってことだと思います。頭を使えば、そんなに動かなくても、いろんな方法でボール奪取ができると。最終ラインが凸凹になるのが一番まずいし、最終ラインにスペース作ったら簡単にボールをその有効なスペースへ入れられるし、それに森岡や松田や戸田に精度の高いラインコントロールはできないだろうと。宮本がアプローチにいったら、そこの穴はどうするのと。そしてその穴をカバーした人はラインコントロールや、ラインキープができるのかと。さらに個人としての宮本のディフェンス技術も、森岡よりも優れていると。

どちらも一理あると思うのですよね。グライダーさんのご意見は最もですし、日本代表があと半年でやっていって欲しいところだと思いますし、またカインドさんのご意見もオフサイドルールがある限り有効ですし、トルシエもラインの有用性については就任当初から語っていましたからね。フラット3の練習は有名ですよね。

宮本については「真中しか出来ない」「強さが無い」って言うトルシエの発言もありますし、そう考えるとグライダーさんのご意見の中にトルシエ発言の真意につながるようなものが隠されているのかなと思うのですよね。

では、真中は特殊なポジションなのか?という感じもしますし、それが左右のディフェンスに求められるものと何が違うのかについても考えないといけませんよね。何故宮本は右のディフェンダーができないのに真中では起用されていて、何故森岡は、ゾーンを下げてしまったり、ライン形成やラインコントロールの精度が劣っているのに真中で使われているのかと。松田は、代表では、右のほうがやりやすくて、真中はちょっと難しいって発言していたようですね。

まあ、私の感想は別にどうでも良いのですが、ぜひともお二人の議論でさらに楽しませてもらいたいです。とても興味深いので。

頑張ってください!

Re(3):根本にかかわる大問題
 anybodydo  - 01/12/31(月) 12:33 -

引用なし
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   0-5で始まった2001も終りですねぇ。
そろそろ帰省しなければいけないので書けるトコまで。

グラさんまたやらかしましたなぁ、って感じですな(笑)。
野風でも「こっちは大マジメなんですよ!!」なんて怒った人が居たような。
こういう議論って書き手より読んでる側が判断するもんですよ。
で、私の見解。
グラさん=頑固な理想家
カインドさん=ダークサイドに落ちないでー、の大学生
ダイちゃん=うっかり八兵衛

まあ冗談はさておき、森岡について。あくまで私見。
彼や伊東はトルシエにとっての「安全弁」じゃないか、とよく思いますね。
決して無理しない。
よく言えば慎重。悪く言えばびびってる。
松田をセンターで試しながら、結果を要求される試合等で森岡に切り替えたのは、なんとなく分かる。

森岡はプレスの掛かりが悪い、あるいはキープし切れてない、と判断するとすぐ下げる。
ラインとプレスは両輪だから、ある意味下がると中盤は余計きつくなる。
でも森岡は流れの中でヤバイ、と感じるとしばらく、ヘタすると終るまで上げない(笑)。
大怪我はしないけど、なんとも消極的な印象を受ける人は多くなりますね、やっぱ。
昔っからそうですね、考えてみれば。

そしてDFだろうが誰だろうが、絶対に忘れちゃならない大前提がありんす。
「ボールホルダーに余裕を与えてはならない」
できるだけ高い位置でボールを奪うより何より、これは絶対。
常にボールホルダーに「不自由な」思いをさせなければなりません。
なぜなら・・・ちょっと昔の話になりますが、五輪でのスロバキア戦の失点。
あれは日本の左サイドからクロスを入れられて、中澤が前に入られての失点でしたが。
中澤もいかんですが、ボールホルダーに1、2秒も余裕を与えた三浦アツはもっといかんです。
あれだけ時間を与えると、攻撃側の選択肢が増えてしまう。

それがDFラインのポジションに入っている選手にも、もちろん言えるんですよね。
ルーズボールが相手MFに。自軍のMFが戻るには2秒かかる。
それなら行かなきゃ。それがペナルティアーク付近なら緊急事態。

んなこと分かってるよ、と言われたら立つ瀬もありませんが、
まあタマには書かせてくださいまし。
ダークサイドに落ちないで>カインドさんってのは、
あるイメージが強すぎて、方法論が柔軟じゃなくなってるような気がしたんですよね。

昔「日本のプレスは効いていた」と書いたら、
「ビデオ止めてよく見ろ!」って言われたコトあんですよ。
その人曰く誰と誰がフリーで、コースも空いてる、あれじゃ効いていない・・・
ってな感じだったかな。
でも、皆まで言わなくても分かりますよね?
そうです、その方は「ゾーンプレス」が絶対だとしてプレッシングを見ていたワケです。

こういうの、日本の社会では溢れ返ってます。
だから専門家の意見、ってのは鵜呑みにできないっす。
(その人は専門家じゃなかったけど)
「三角形ができていないとパスが回らない」
「サイド攻撃を確立しないと得点できない」
うそうそ。うそうそ。

うお時間だ。尻切れだぁ。

Re(4):根本にかかわる大問題
 glider E-MAIL  - 01/12/31(月) 14:38 -

引用なし
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   ▼Daiさん:

>ディフェンダーもどんどんまわりのグループの中に参加して個人の判断でいくべきだってことだと思うのです。

そうです。
個人の判断が早くないと、個人としての積極性がでないと、強豪相手には「サッカー」できない。
いかなるチーム戦術があろうと。
特に、日本代表は「主体的に守備する方法論」を基盤に持つやり方をしているわけだから、大幅に相手にスピードで上回られると手も足も出なくなるんですよね。
相手にクルクル踊らされるばっかりでね。
最たるものがサンドニ。それからセネガル戦。
こちらのコンディションが良いとかなり良くなるけど、でもコンフェデの決勝見れば「キテる」時には簡単に回されちゃう。
プレッシャーの速度とボールホルダーに対峙した時の距離。
それが問題です。そういう意味では森岡は宮本よりは守備技術は計算できる。
それと、フランスやスペインとやった経験。これは以外と大きいみたいです。
それが、エニーさんの言うようにあまり良くない面として出ている部分もあるでしょう。
でも良いのか悪いのかは本当にはわからん。
それは実際にピッチに立つ選手の感覚の部分もあるわけだし。
森岡は、こういう時は上げたらやられる、と考えて上げない。
ぼくは、だからってスイーパーになるこたないだろ、と思うし、ライン保ったままでもボールの出所の選手とFWの動きをよく見て、後方のカバーリングへ行く判断やタイミングの早さを上げれば大丈夫って思うけど、現実的にはまだ無理なんだろうしね。
でも森岡だってそのチャレンジはしてる。反応速度を上げようとしてる。
松田はさらに顕著。
宮本はその経験ないから、まだ普通に得意な守り方でやってる。
実際にやられてみないと(やられないかもしれないけど、ぼくはたぶんやられると思う)わからないだろうし。
そういう部分で、森岡や松田の方が1歩前にいる、と思うわけで。
同じ地点に至ったときに森岡と宮本とどっちがいいのか、っていうのとはまったく別の問題であって。

それと、例えば宮本がアプローチに行った、ホルダーへプレッシャーかかった、戸田がカバーに入った、宮本のラインコントロールよりは少し甘くなった。
宮本は行かない、ホルダーへのプレッシャーはかからない、でもラインはきっちり。
どっちが危険?後者の方が全然危険。しかもボールを支配され続ける。
ボールもエリアもポゼッションを失う。しかも後者を「常態」にすることによって、戸田は常に「ラインの前で1stプレッシャーをかけてまわる番犬」にならなくてはならない。
そんな役回り、これはキツい。運動量、精神的負担、肉体と精神の疲労度、危険位置でファウルをもらう可能性、レッドカードの可能性、すべてが高い。
「頭の悪いやり方」です。
そしてそうやってひとり取られることで他の中盤選手にも良くない影響がある。
「減ってる」んですよ、中盤が。
せっかく中盤を厚くできるはずの3バックなのに。
アウトサイドも同じ。外側のCBが行けばいいのに、わざわざアウトサイドハーフがダーっと戻ってきて対応。プレッシャーかかるの遅くなる。
やられはじめるとアウトサイドハーフ下がりっぱなし。
また中盤が減る。こぼれ玉ひろえない。クリアすると全部相手ボール。ますますポゼッション失う。切り替えも遅くなる。
非効率的。頭悪い。かっこわるい。
だから、全ての選手に「機動力」要求してるんですよ、運動量減らすためにも。
肉体と精神の無用な消耗さけるためにも。
だってイタリア戦の序盤みたいな「特攻プレス」90分もつわけないし。

だから、「真ん中」が特別であってはいけません。
役割は少々異なれど。
「トリプルリベロ」でなくてはイカンのです。
そうじゃないとムジュンするのです。
「頭の悪いサッカー」になるんです。
立体的なサッカーできる工夫のある選手を減らさなきゃならなくなるんです。
せっかく能力のある選手を「番犬」に使わなきゃならんのです。
センス溢れる中盤選手を「サイドバック」にせにゃならんのです。
くそおもしろくもないでしょ、そんなの。
頼む、頑張ってくれ、森岡、松田、中田浩二。方向は間違ってないから一刻も早くスピード慣れして下さい、お願いします。
なんとか本番前にやれるようになってくれますように。そういう前提でチーム組めますように。
そういう気持ちでいっぱいなんですよ。

Re(4):根本にかかわる大問題
 glider E-MAIL  - 01/12/31(月) 15:39 -

引用なし
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   ▼anybodydoさん:

>そろそろ帰省しなければいけないので書けるトコまで。

ぼくも今日これから帰省します。つっても車で1時間だけど。
その前に、車仲間のトコよって行かないといけないし、でもつい繋いじゃって読むと書かずにいられない。
困ったもんです。

>グラさんまたやらかしましたなぁ、って感じですな(笑)。

へい。やらかしまくりですよ、いつも。
やらかしたいのか?>おれ(笑)
この際「kakatte_kinasai」とか「kenka_jyoutou」とか「hitokiri_izou」とか「tujigiri_any」とかのHN作ってヤフで暴れる?二人で(笑)

>グラさん=頑固な理想家

そうなんですかね〜
頑固なの?う〜む。
理想かね?どうしたってやらなきゃいけないことのような。
そうでないとトルシエ戦術って矛盾におちいるような。

>カインドさん=ダークサイドに落ちないでー、の大学生
>ダイちゃん=うっかり八兵衛

うっかり八兵衛に座ぶとん3枚。


>彼や伊東はトルシエにとっての「安全弁」じゃないか、とよく思いますね。

二人とも清水ですね。
エスパは安全弁の宝庫?(笑)
ドラさんごめん。
でも、ぼくは相対的には伊東よりも森岡の方を高く評価してます。
だって中盤は良い選手多いし。

>大怪我はしないけど、なんとも消極的な印象を受ける人は多くなりますね、やっぱ。
>昔っからそうですね、考えてみれば。

最近は、よく飛び出してるし、チェック早くなってきてるし、よく見てるし、悪くないと思うんですよね、今のDFの中では。
ライン上下の動き幅はもう少し大胆でもいいんじゃないの、と思うけど。
選手としては松田の方が好きですけどね、まあ。

ほんとに、頑張って欲しいなあ、3バックス。


では、ゆっくりと帰省してきて下さい。

ええと
 kind  - 01/12/31(月) 16:35 -

引用なし
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   ぼくももう帰省というかばあちゃんちで年越しなので
短く。


えー、すいませんした。了解です。

相変わらず宮本派です(笑)。

エニーさんはなぜサミーさんなのでしょうか。


ダイさんフォローさんくすです。


今年もお世話になりました。
それではみなさまよいお年を〜〜〜

Re(4):根本にかかわる大問題
 LUCY  - 01/12/31(月) 19:30 -

引用なし
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   ▼anybodydoさん:
はじめまして横レスします。

>まあ冗談はさておき、森岡について。あくまで私見。
>彼や伊東はトルシエにとっての「安全弁」じゃないか、とよく思いますね。
>決して無理しない。
>よく言えば慎重。悪く言えばびびってる。
>松田をセンターで試しながら、結果を要求される試合等で森岡に切り替えたのは、なんとなく分かる。

僕は中盤でのプレスが重要だから伊東は論外だと思ってたんですけどね?(笑)
ただ、森岡については同感です。

>森岡はプレスの掛かりが悪い、あるいはキープし切れてない、と判断するとすぐ下げる。
>ラインとプレスは両輪だから、ある意味下がると中盤は余計きつくなる。
>でも森岡は流れの中でヤバイ、と感じるとしばらく、ヘタすると終るまで上げない(笑)。
>大怪我はしないけど、なんとも消極的な印象を受ける人は多くなりますね、やっぱ。
>昔っからそうですね、考えてみれば。

だからこそ、gliderさんの考えがわかった上で(もちろん賛成で:笑)
森岡はこのままじゃ将来性がないんじゃないか?
ホントに森岡のままでいいのか?なんて不安を感じたりしてました。
下がってちゃ意味無いんじゃないの?と。
だからトルシエも現実問題として(森岡を使い続けてこれ以上進歩が見られない場合)宮本を試すのもありかな〜
なんて思ったりすることもあったのですが、
gliderさんやチャットで話した(笑)Daiさんは違った見方をされているようですね。
現状の宮本やり方を踏まえた上で右CBには新しい選手を試す可能性もあるのか?
それともこのままいくのか?
また、宮本の成長を促すためにも無理して松田を右CBで使い続けるのか?

個人的にはもうDFが変わることは余り考えられないと思っているんですが、
これからどれくらい選手が入れ替わるんでしょうね?

Re(5):根本にかかわる大問題
 glider E-MAILWEB  - 02/1/2(水) 14:52 -

引用なし
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   ▼LUCYさん:

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

>僕は中盤でのプレスが重要だから伊東は論外だと思ってたんですけどね?(笑)
>ただ、森岡については同感です。

「慎重派」は評判悪いですなあ(笑)

>下がってちゃ意味無いんじゃないの?と。

「ライン・コントロール」についてぼくの思う所をもう少し。
要するに、森岡は気がついているんだと思うんですよ。
ゾーンバランスが取れていてコンパクトになっていて、各選手の距離が緊密になっていてもそれだけではプレスが掛かっていないことを。
そして、そうした「プレッシャーのない状態」でライン勝負には出られないことを。
ただ、ぼくはそれでももう少し上下動の幅を大きく(これも反応の速度)そして動きをきめ細かく取って相手にオフサイドのプレッシャーをかけることは必要だと思ってます。
でも、それで例えばアンリやアネルカといったFWをオフサイドの網にかけることができるとは思いません。
彼等のような「新世代」のFW達は、そして羽根の足を持ったFW達は、そうした「ラインの細かな動き」に相対することに馴れている。
チーム戦術として全体が「ボールオリエンテッド」に細かく動く今の組織を基調にしたフットボールの中で力をつけてきた彼等は、そしてその中で自分のスピードを生かしてきた彼等には、そうした頭脳戦略があるからです。
どんなに呼吸の合ったバックス達でも、そのライン上下の動きには「決まりごと」があります。
どこで何をきっかけにして上げるのか下げるのか。
DF達によるそのタイミング、「ラインの動きだし」のタイミングをつかむこと、その駆け引きに彼等は長けている。
だから、むろんできるだけラインを押し上げてコンパクトにし、中盤のプレスを少しでも掛かりやすくした上で、2歩上がって1歩下がるようなことも必要だと思ってます。
「次の動き」を読んだ上で「個人として」下がることも必要な場合だってあるでしょう。

ラインの中に入り込まれた、パサーがフリー、そんな状態でライン上げると、先に書いたコンフェデ決勝の後半19分のようなことになってしまう。
あれはオフサイドだったとぼくは思うけれど、ああいうギリギリのシーンが連続すると審判のジャッジもいつも確実とは言えなくなる。
だからライン勝負を捨てるんじゃなくて、何よりもまず「プレッシャーがかかっていること」ありきだと思うわけです。
もっときちんとプレッシャーが掛かっていれば、もっと大胆にラインを動かして勝負できる、そう思うのです。
その状態になってはじめて森岡と宮本のラインコントロールの比較ができるでしょう。
今の宮本の動きを見ていると、まだそういうスピード感の中でのサッカーを「感じられて」いないように思うので。
今の日本代表のプレッシャーのスピード、距離の取り方では森岡も「やむを得なく」そしてますますそういう守り方(足の速さではない自分のスピードも含めて)になっているのかもしれないと思うので。
(DFとしてはラインコントロールで勝負ができた方が良いに決まってます、楽だし楽しい)
そしてその森岡の動きを見ていると、もっとはやくプレッシャーをかけなくては、という意志が感じられるので。
現時点で、そういうスピードと距離感をもってプレッシャーに行けるのは稲本とヒデだけです。
戸田と松田が次。波戸と森岡がその次。(ただ清水では『その次』のスピードにもなってない。不思議です)
そういう感じでしょうか。

もちろん、ラインコントロールの技術とその意識、そういったことが宮本の方が高いことはよくわかります。
当然、そうした守り方の方が効率も良ければ、進歩の余地もあれば未来もあると思ってます。
ただし、前提として「全体のプレッシャーがもっと早くなること」「宮本自身の判断・反応の速度がもっと上がること、宮本自身の機動力がもっと上がること、少なくとももっと上げなくてはダメだという意志が感じられること」がどうしても必要だと思っているのです。
そして実は、ボールコントロールやパスの技術、サッカーの意識等、森岡や宮本をヒョイと軽く越えるDFの出現に期待したりしているわけです。
でもDFって経験がけっこうモノを言いますからね・・・
まあ今年は、6月の本番までにはムリでしょう。
だから、全体のプレッシャーがもっとはやくなって、バックスの機動力がもっと上がって、チームとしてのスピードと頭脳が今の1.5倍くらいになって、もう少し「立体的」な選手を多く使って頭の良いサッカーして欲しい。
本番までにぼくがどうしても願うのはそこまでです。

リベロにゴン中山??!(笑)

Re(6):根本にかかわる大問題
 mitsu  - 02/1/3(木) 21:24 -

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   話のレベルが高すぎて手を出せないところですが、これだけ盛り上がってる
いるので記念投稿ぎみにあんまり関係ない話を(笑

まずDaiちゃんのうっかり八兵衛には不覚にも笑ってしまった。
そしてグラさんに切り殺されて威圧感を感じている人たちへ一言。
「気持ちわかるぞ!」

そしてグラさんとサミーが組んでヤフで暴れるなら
下ネタ大好き1号・2号での登場を激しく希望。

少しサッカーの話も(一応硬派な板だし(笑))
組織的な守備とはなんなんでしょう?
禅問答ぎみだな・・・。
個人の能力のなさをカバーする効力があるのか?
あるでしょう。
守備的なサッカーをすれば個人の能力の差は
薄れるのか?
ビミョー
ではなくなるか?
なくなるわけない
世界の強豪はどうなのか?
聞くまでもない、と(笑)

日本人の個性(フィジカルな弱さ?誤解かも?)が問題視されるなか
そこに登場した組織的な守備(特にラインDF?)
に不当な期待を感じる今日この頃です(笑)
フィジカルがどーだろうと個人の守備能力がどーだろうと
今時組織的な守備しないチームは激レアなんですから。
ということは組織的な守備を極めたところで
まだまだってとこですかね(笑)

つぎは素朴な疑問。
ラインコントロールとやらはセンターのDFがやっているの?
主導権は持ってそうだ。
その影響力はどの程度なんだろ?
両サイドは常にセンターを視野に入れその上げ下げに合わせているのか?
それともセンターの声出しか?
もしそうならサポはプレー中静かにしてなきゃいかんな(笑)。

基本的にラインの上げ下げは何に依るのか?
極めて簡素に言えばボールの位置と状態ですかね?
これに判断を下すのはセンター1人なのか?それとも各自なのか?
微妙に妥協点を取りながらなんでしょうかね?
わかんねー
.宮本と森岡の差が出るという事はセンターがその判断の
ほとんどを担っているのでしょうかね・・・?
もしそうならそれは速いのか(笑)?
なーんて。
実際どうなの?

Re(7):根本にかかわる大問題
 glider E-MAILWEB  - 02/1/4(金) 2:20 -

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   ▼mitsuさん:

おめでとさん。

>「気持ちわかるぞ!」

ええ〜?!
ぐう。
なんで?
開き直っちゃうぞ
掲示板荒らしになっちゃうぞ
Let's Go サミー。

>つぎは素朴な疑問。
>ラインコントロールとやらはセンターのDFがやっているの?

そういえば、そうだ。
ボールの動き、例えば相手が縦方向にパスを入れる。
ライン下がる。
バックパスする。
ライン上げる。
そこまではけっこうみんな知っているでしょう。
でも、ならば森岡と宮本で差って出る?
上下動の幅、大きさには差が出るかも知れない。
センターに主導権がありそうなのはたぶんそうだと思うから。
でも、どこで上げるか下げるか、タイミングは「約束事」がないと揃わないでしょう。
ってことは、どこで上げるか下げるかは真ん中が判断して左右があわせるのではなく、ボールの動きに主導権?があるわけで、上げてセンターが止まれば止まる、ってくらい?
ということは、3人揃ったラインの上下そのものの動きの大きさに差は出ても、動きの細かさには差は出ないはずですね?
ただ、森岡がひとり残るような場合は除いて。

ということで、右サイドから3バックの話に完全移行したので、ツリー変えます。

Re(8):根本にかかわる大問題
 mitsu  - 02/1/4(金) 19:09 -

引用なし
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   >>「気持ちわかるぞ!」
>
>ええ〜?!
>ぐう。
>なんで?

なんで?とは(笑

胸に手を当ててよ〜く考えてみよう!


つーのはまぁ冗談です(笑)

グラさんやらサミーやらの言葉にいちいち
傷ついてたら俺はとっくに自殺してる(笑)

つーことで俺は微塵も気にしてませんよ。
ヤフで初めて会った(?)頃も、
オフで実際会ったあとも。

結構伝わってるんじゃないかな?グラさんの姿勢も、性格も(笑)。
特に似たようなスタンスで書いてる人は伝わっている、きっと・・・。

たぶん・・・・。


伝わってるといいですね・・・・。

Re(9):根本にかかわる大問題
 anybodydo  - 02/1/4(金) 22:45 -

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   まあ形はどうであれ盛り上がるのは良いコトです。

>この際「kakatte_kinasai」とか「kenka_jyoutou」とか「hitokiri_izou」とか「tujigiri_any」とかの
>HN作ってヤフで暴れる?二人で(笑)
僕を巻き込まんでくださいな・・・
「kenka_jyoutou」がいっちゃん笑いましたねぇ。
なんとか1号とか2号も勘弁です。
そいや中学のとき「エロス」ってあだ名のヤツがいたなぁ。

>理想かね?どうしたってやらなきゃいけないことのような。
>そうでないとトルシエ戦術って矛盾におちいるような。
ひえー、斬られるぅー、ってのは冗談ですが。
そうですね。
やんなきゃいけない、と言うか、議論の余地はないですねぇ。
「フットボールに誤魔化しは効かない」
トルシエが来てから悟らされた真実です。

森岡、よくなってると思いますよ。
中盤とバックスがパックリ分かれたコトなんて、最近無いんじゃないですかね?
昨年二回やった欧州遠征、ホントに実りある試合だったと思います。
アジア杯優勝や、五輪ベスト8なんて消し飛んじゃうくらい。
考えられる限りの最悪パターン、ほとんどやられた(笑)。
ちなみに立場をはっきりさせときますと、僕は森岡「買い」です。
だって他に間に合うわけないもん(笑)。

>要するに、森岡は気がついているんだと思うんですよ。
>ゾーンバランスが取れていてコンパクトになっていて、
>各選手の距離が緊密になっていてもそれだけではプレスが掛かっていないことを。
>そして、そうした「プレッシャーのない状態」でライン勝負には出られないことを。
うー、巧く書きますねぇ(パチパチ)。
しかしこれを90分・・・とは行かなくとも試合中ずっと見てなきゃいけない。
DFってしんどい商売ですなぁ。

さて、「安全弁」なんですが。
レスくだすったLUCYさんへのレスも兼ねますね。
これ、説明が難しい感覚的な意味で用いたんですが。
トルシエは親善でも本番でも、「試合を崩さない」ことは必須だと考えている節があります。
開始早々0-2とかされると、試合が崩れてしまう。

そこで森岡。持ち前の慎重さから無理はしない。
それが結果として試合を崩さない、でも理想通りじゃない、でも理想も捨ててない、
ってファジーな状態を作り出していたように思えます。
僕にとって彼はバロメーターですね、どれだけ理想に近づけているか、の。

伊東もそう思えるんですよ。ディフェンシブな位置で、顕著。
彼は前に出た方が良いときでも、必ずと言っていいほど後目にポジションをとる。
だからミスってもなんとか間に合う、でも攻撃は停滞する、でも・・・
だから安全弁。

でもやっぱ発展途上国だからなんでしょうかね。
日本には0-3で折り返したりとか、0-5で負けても
「良い手応えを掴んだ」とか「この内容なら期待できる」って思想が無いんですよね。
たかだか親善試合でもマスコミ、ファン、選手、ナーバスになってしまう。

>エニーさんはなぜサミーさんなのでしょうか。
殿下が玉子にされたようにただのイジメです。
僕の額の少林寺の坊さんのような六つの斑点は、
ミツさんがふざけてタバコの火を押しつけた跡です。

ばあちゃんは大事にしてください。
僕はばあちゃんのことを思い出すと涙が・・・(まだ生きてますが)

>グラさんやらサミーやらの言葉にいちいち
>傷ついてたら俺はとっくに自殺してる(笑)
だからおいらは関係ないって。
フェザータッチの投稿なのに・・・
だいたい自殺するようなタマかいな(笑)。

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