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それぞれの国には、それぞれの国のサッカースタイルが存在すると思います。ブラジル的・アルゼンチン的・フランス的・イングランド的などいろいろありますよね。また一方ではそれぞれの国に共通していえるサッカー的なスタイルも存在すると思うのです。
そういったことも踏まえて、では我が日本はどのようなサッカーをしていくべきなのか、少し考えてみたいと思います。
まず、日本サッカーのスタイルにとって、欠かせないものは、日本人選手の特徴であると思います。では、その特徴とは何か?
1、テクニック
2、俊敏性・機敏性
3、組織力
以上の3つを長所を活かしながら、チームを方向付けしていくべきであると考えます。
次に、日本サッカーの戦術的な特徴です。
1、ボールオリエンテッドラインディフェンス
キーワードは、フラット3・ブロックディフェンス・ボールを中心にした前線からの組織的なプレッシング。
2、波のような攻撃
キーワードは、ワンタッチ・ウエーブ・クサビーポストーサポートによる第3の動き・ポジションチェンジ・ゴールに対してのダイレクトプレイ(DFからのロングフィードや、高い位置で奪ってからの速攻など)・ビルドアップやポゼッションの獲得による厚みのある波状攻撃の実践
このような戦術をオートマティックにできるようにする(オートマティズム)
+個性。
あとは、ジュビロ磐田やレアルマドリードのサッカーのような、サッカーの単位が「ボールとスペース(ゾーン)」によって成り立っている次元のスタイルになって欲しいなって思います。
私は、今年のワールドユースで圧倒的な力の差で優勝したU-20アルゼンチン代表が見せたようなサッカーはとても参考になると思います。
A代表のほうでは、フランス代表やアルゼンチン代表のようなサッカーのレベルまでチームのやりたいことを高めていければよいのですがね。
余談ですが、今日CLのレアル対ローマの試合を見たのですが、そこでちょっと箇条書きで感想を。
柳沢はラウールによく似てるんだと思いました。プレイの質・意識・フォーム・フィジカル・スタイル・雰囲気・癖など。同タイプの選手だと思います。
レアルに中田英寿が入っても思いのほか合わないだろうけど、小野伸二はフィットしてプレイできるんだろうなと思いました。例えば、マクマナマンの位置に小野伸二がいたらと思うとワクワクします。逆に、グティやフィーゴの位置に中田英寿がいると流れができないのだろうなとも思いました。
ローマのほうのトッティの位置に中田英寿であればフィットしてプレイできるだろうなとは思いましたが、小野伸二ではどのポジションでも厳しいなと思いました。
トッティは素晴らしかったです。
ローマのカッサーノが中田英寿の穴を埋めているなと感じました。若干19歳ですが、トッティの次のファンタジスタと呼ばれている片鱗を見せてくれました。
レアルはジダンとグティだと、現状ではグティのほうが良いです。ジダンがフィットするまでには時間がかかりそうです。
レアル対ローマ、すごく面白かったです。高い次元のサッカーを拝見させていただきました。
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