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Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について よし 01/6/1(金) 1:49
  Re(1):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について glider 01/6/1(金) 4:37
  Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について ルーシー 01/6/2(土) 18:00
  Re(3):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について glider 01/6/4(月) 2:00
   Re(4):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について ルーシー 01/6/5(火) 11:46
   Re(5):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について glider 01/6/6(水) 10:05
  Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について よし 01/6/2(土) 23:20
  Re(3):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について glider 01/6/4(月) 3:34
   Re(4):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について よし 01/6/6(水) 6:22
   Re(5):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について mitsu 01/6/6(水) 9:12
   Re(6):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について よし 01/6/6(水) 13:37
   Re(7):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について mitsu 01/6/6(水) 14:18
   Re(8):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について よし 01/6/7(木) 12:15
  Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について mitsu 01/6/4(月) 12:39
   Re(3):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について glider 01/6/5(火) 3:52
  Re(1):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について 緑龍 01/6/22(金) 12:47
   Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」について glider 01/6/24(日) 1:43

Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せよ。」...
 よし  - 01/6/1(金) 1:49 -

引用なし
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   NumberPlusのワールドカップカウントダウンシリーズのP64〜69に掲載されている「サイドアタックを敢行せよ。」を読んで、是非gliderさん達の意見を聞きたいと思いました。

あれを読んだ限りでは、やはり今とは違ったパターンのサイドアタックも必要だし、現状でサイドアタックが機能してないのならフォーメーション的にも4−2−3−1もいいのでは?とも思いました。

俺的には、3の左右のSHで小野伸二を見たいからって理由もあるんすけどね(笑)。


グラさんがこの本を持ってると言うことでしたので、要点を挙げるのは端折りました。すいません(笑)。

Re(1):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 glider E-MAILWEB  - 01/6/1(金) 4:37 -

引用なし
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   ナンバーの記事、ぼくも読みました。
杉山氏の主張は、ある意味では正しく、ある意味ではとても間違っていると思います。
まず、ワイドオープンに攻める意識が必要なのは言うまでもありません。
そして、左右に揺さぶることが得点の確率を上げます。
絶対的な数字上の優位よりも、細かな局面での優位が重要だからでもあります。

しかし。
サイドのアタックがないことを、3ー4ー1ー2だからと決めつけるのは早計にすぎる。
そもそも、3ー4ー1ー2って何?と言うのがぼくの感じ方です。
例えば中村と伊東は常に稲本と明神の横に位置しているのか。
ユースでの本山は、「ウィング・ハーフ」との分類を許すような選手だったのか。
本山はいつも個人で縦に抜いてサイドをやぶっていたわけではありません。
小野や小笠原とのポジション・チェンジ、トップを含め人を生かしながらサイドも破って行くことで彼の存在は脅威になった。
3ー4ー1ー2とか、4ー2ー3ー1とか、そんな数字は流れの中で、相手との力関係の中で、試合の趨勢の中で、いくらでも変わる。
「なんであんたが勝手に選手のポジショニングを決めてるんだ?」という感想を持ちますね。
そもそもフランス戦の日本の布陣は、スタートの時点でさえ3ー4ー1ー2などではない。
今日(対カナダ戦)の小野を見てもわかる通り、ある場合によってはサイドハーフが自分で突破を仕掛けるよりも、味方を使って崩した方が高効率で
速い時も多い。(もちろん小野にしろ中村にしろ、自分がアタッカーになることもなければ本当の脅威にはなりませんが)
そして、小野の攻撃力を(サイドハーフの攻撃力を)どこまで生かせるのかは、単なる数字の問題などでは結してなく、
それは味方の例えばボランチと呼ばれる選手のカヴァーリングの速さであったり、戦術眼であったり、3バックのサイドの選手とのやり方であったり、
そこの所の意思疎通であったり、相手との力関係であったり、様々な要素が絡んできます。
トルシエは、ホワイトボードに中村の名前を書く時、まるでFWのような位置に書くと言います。
それは「チームとして、中村をなるべく高い位置でプレイさせるように」という指示でもあるわけです。
「相手がサイドを突いてきた時、ウィング・ハーフは後退を余儀なくされる。その時に守備力の低い中村のサイドは特に危険にさらされる」
と杉山氏は書いています。

それは本当でしょうか?

それはウソです。

中村が下がらなくとも守れる方法など、100でも考えつきます、ぼくには。
中村は『自分から』下がっていただけです。精神的にも押し込まれたからです。
だからフランス戦では代えられた。フランスの攻撃力に圧倒され、「これは攻めるどころじゃない」と判断したから下がって「しまった」のです。
中村が誰と代えられたのか。三浦です。もしもトルシエさえも「これは攻めるどころじゃない」と判断したのなら、バックと代えて服部を中村の位置でもよかった。
「なんとか高い位置でボールをキープして欲しい」から三浦を入れたわけです。
フランス戦のあの選手構成は、3ー3ー3ー1にもなるし、3ー5ー1ー1にもなるし、3ー1ー4ー1ー1にもなるし、5ー3ー1ー1にも、
4ー4ー1ー1でも何にでもなります。それはすべてやり方次第、状況次第。それがサッカーってもんです。
あのフォーメーションを3ー4ー1ー2と決めつけている所がすでにわかってない証拠。
サッカー選手は将棋のコマではない。個性はあれど、持ち味はあれど、決まった動きしかできないわけではない。
「それしかできない」選手(要は脳ミソのない選手)など、代表レベルにない。
そして、例え将棋のコマで例えても、サイド攻撃を香車に頼らねばならないなんて法はどこにもない。
飛車を使おうが銀を使おうが金でも角でも、なんでもいい。肝心なのは「素早く崩す」ことなのだから。

欧州で流行っているから、日本にも合いそうだから、4ー2ー3ー1にして欲しい。
そんな頭ではいつまでたっても欧州には追いつけない。
ミーハーなおっちょこちょい、という感じは拭えないですね。

最後に我が大将、レッズの福田の言葉をもう一度。

「試合に負けると、必ず3−5−2の方が良かった、4−4−2が良かったと文句を言ってる奴がいる。でもそんなの当たり前なんです。
システムにはそれぞれ長短があって、良い方が出ることもあれば悪い面が出ることもある。こういうことを言う頭の悪いガキが大人にならないと、
ウチのチームは強くならないんです」

まったくもって正しいと思います。昔から大好きだけど、やっぱわかってるわ。

Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 ルーシー  - 01/6/2(土) 18:00 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

どうも、始めまして。いつも興味深く拝見してます。
ところで私の考え、愚見ながら耳を傾けていただければ幸いです。

>ユースでの本山は、「ウィング・ハーフ」との分類を許すような選手だったのか。
>本山はいつも個人で縦に抜いてサイドをやぶっていたわけではありません。
>小野や小笠原とのポジション・チェンジ、トップを含め人を生かしながらサイドも破って行くことで彼の存在は脅威になった。

違うと思われたらご指摘ください。世界のサッカーを見渡してもフィーゴの様に、サイドに張り付いているだけでは無くなったというのはサイドアタッカーにも多様性を必要とされてきたからなのではないでしょうか?ただ、オランダはオーフェルマルスやゼンデンなどはどうなんでしょう?ちょっと最近オランダ選手のプレー見てないんでよくわからないもんで(っていうか前まではボールの動きしか見てなかったもんでしっかりとはわかってません(笑))。張り付いたまんまなんですかね?でもそうだとしてもそこまで悪いことには思えないんですが。より突破力があれば抜けちゃいますよね?好みの問題ではないかと。

>3ー4ー1ー2とか、4ー2ー3ー1とか、そんな数字は流れの中で、相手との力関係の中で、試合の趨勢の中で、いくらでも変わる。

フォーメーションなんてその場にいるベストの選手の適正を選んで配置(基本位置)するものでしかないという事であり、状況に応じて形なんて変わっていくという事であると思うので物凄く分かるんですが、サイドアタッカーについて。もちろんいろんなアプローチの仕方があるというのは分かります。

しかし、日本人は何を好むのか?エンターテイメント性です。それを考えた際、縦にドリブルしていく選手は必要不可欠だと思います。臨場感あふれるスタジアムで観客の目の前でズバッと相手ディフェンダーを切り裂く。ものすごく興奮します。まあ、専用競技場がない日本ではまだまだですが。韓国がうらやましいです。

・・・・・・と話がずれたのでサイドアタッカーに話を戻して。WYの際の本山。私は今でもベストバウトであるメキシコ戦のビデオを持っていますし、特にウルグアイ戦の本山の高原へのゴールをお膳立てしたシーン。今でも鮮烈な記憶が残っています。テレビで見たのだから生であったらその比ではないでしょう。・・・・ってまたもどっちゃったかな(汗)?

まあ私の結論としましたら日本人のニーズを考えれば重要だと思います。オランダでもサイドアタッカーをあきらめるか、それともこだわるかなんて議論がされていたなんて話をどこかの雑誌で目にした覚えがあります。ま、長年培ってきた伝統という事もあると思うのですが。日本でもサイドアタッカーはサッカー観客層を広げるためにも重要な手段なのではないでしょうか?


P.S 前の文章削除してもらえませんか?パスワード入力してなかったもんで・・(汗)

Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 よし  - 01/6/2(土) 23:20 -

引用なし
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   ▼gliderさん:

なるほどなと思いました。

>中村が下がらなくとも守れる方法など、100でも考えつきます、ぼくには。
>中村は『自分から』下がっていただけです。精神的にも押し込まれたからです。

この辺の認識が無かったです。
今だによく分かりませんが、強豪相手に左右からプッシュアップされたら、俊輔の意思とは裏腹に下がらざるを得なかったのではって気もしますし。


>中村が誰と代えられたのか。三浦です。もしもトルシエさえも「これは攻めるどころじゃない」と判断したのなら、バックと代えて服部を中村の位置でもよかった。

そう言えばそうですね。
あれはフィジカル強化路線としか捉えてませんでした。
しかし、どうやって守りましょう(笑)。

俺もシステムの数字にはそれほど拘って無いのですが、あのフランス強さには正直戦い方が浮かびませんでした。

>最後に我が大将、レッズの福田の言葉をもう一度。
>
>「試合に負けると、必ず3−5−2の方が良かった、4−4−2が良かったと文句を言ってる奴がいる。でもそんなの当たり前なんです。
>システムにはそれぞれ長短があって、良い方が出ることもあれば悪い面が出ることもある。こういうことを言う頭の悪いガキが大人にならないと、
>ウチのチームは強くならないんです」
>
>まったくもって正しいと思います。昔から大好きだけど、やっぱわかってるわ。

素晴らしい。

いい言葉だ。さすが福田。

Re(3):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 glider E-MAILWEB  - 01/6/4(月) 2:00 -

引用なし
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   御来訪ありがとうございます。
はじめまして、でしたっけ?お名前はよくお見かけしていたような・・・

愚見なんて、とんでもない!
ぼくに欠けていた視点で、とても新鮮な御意見です。
そうですよね〜、生で見に行くと、近くで見られる「サイドのドリブル突破」は楽しいですよねえ。
確かに、ぼくもそういうシーンには興奮しますもんね。
観客層を広げる、動員をのばす、人気を盛り上げるという視点からは重要なことのように思えます。
プロスポーツである以上、エンターテイメント性が悪であるはずはないですし。
ふむ。

ぼくは「サッカーは1つのボールを使って1チーム11人でやるスポーツ」と捉えています。
シドニー五輪の時、中村はサイドで孤立しているように見えました。
あのチームでは、サイドに求められたのは中村ではなく三浦だったんですね。
で、三浦もやっぱり機能しても単独的でした。
開いて受けて、仕掛けて上げる。それはそれでいいのかもしれません。
でも、人もボールも流れない。効率はあまり良くない。スピード感に欠ける。
「もっとみんなでやってくれよ」とぼくは思いました。
「頼むよ、稲本」と。

ワールドユースの本山は、ドリブル突破もすごく目立ったし、興奮もしたけど、小野や小笠原と流れるようにポジションを変え、
時には右サイドでスルーパス出していたり、トップ下だったり、メインの左サイドにおいても豊富な攻撃の選択枝がありました。
その中でのひとつの大きな武器としてのドリブル突破だったですよね?
そういうのは、大好きです。本山は「みんなと」やっている。相手との駆け引きや試合の流れ、相手の動き、味方の動きと状況、
そういうものをすべて視野に入れてプレイを選択していたとぼくには思えます。
チームとしてもそういうハイレベルな頭脳をもったチームでした。小野と小笠原、本山の3人は特に。
ウルグアイ戦の序盤なんか、まさにそういうことで傾きかけた流れを引き戻し、試合を掌中におさめていましたよね。
あの前半20分までの攻防、互いに主導権を握ろうとするやり合いはほんとに楽しかった。

話がそれました、失礼。
そういったことで、ぼくはサイドハーフが自らアタッカーになることを否定するものではまったくありません。
中村はそれが足りないと思います。ワイドに相手を揺さぶることで得点確率は上がります。それはまぎれもない事実ですよね。
要するに、一本調子にならなければ、バレバレの突破にならなければいいとぼくは思います。
相手はすでに予測ずみで、中央に入ってくる選手のマークに集中していて、サイドでマーカーを抜くために時間もかかってしまって体勢も不十分だけど
それでも他に選択枝がないからセンタリングを放り込む。そういうのを見たくないんですよね。
もっとよく見て考えて工夫してみんなでサッカーやってくれよ、と思います。
だから、サイドアタッカーには高い技術と知能とセンスを求めたいんです。
カメルーン戦の小野が、自分がアタッカーになることをもっとやってくれたら、平たく言えばドリブルでもワンツー使っても
フランスのような高速パスまわしからでもなんでもいいから自分が突破して行くことをもっとやってくれたら、それがぼくは理想です。
あるいは本山が完全にフル代表の選手になって活躍してくれたら。
求めすぎなんでしょうかね?

Re(3):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 glider E-MAILWEB  - 01/6/4(月) 3:34 -

引用なし
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   俊輔が下がらなくともいい方法は、チーム全体の役割分担とやり方が決まってないと無理ですね。
そういう「チーム」にまだなってなかったのも大敗の大きな要因ですね。
でも、あそこまで下がっちゃうと相手は余計出てくるんだよ〜、勢い付いちゃうんだよ〜単純に。

納得してくれたのか反論があるのか、よくわからんけど(笑)、とりあえず書き込み感謝してます。

Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 mitsu  - 01/6/4(月) 12:39 -

引用なし
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   俊輔がかわいいので少し(笑)

相手が攻めてきたからと言って下がってしまってはらちがあかないのは
その通りだと思うが(服部が下がって守るのとはまた別ですが)
こと0−5のフランス戦のなかで俊輔が高い位置を保つことで
フランスに恫喝をかけることが出来たか?と考えると難しい気がします。

9:1か?とも思われるような中盤の支配率の中さらには早々の二失点
の中でフランスへポジショニングで失点の危機感を感じさせることが
有効に行なえるかはちょっと疑問です。

基本陣形は3-3-3-1といった感じに記憶しているが西澤が残ったとして
中田は中盤の守備に追われがち。
右はとっくに下がりっぱなし。
その中で俊輔が高い位置を保つことができるのだろうか?
ボール保持は圧倒的にフランスであり、最終ラインはズルズルと下がっており
ボランチもDFラインに吸収される勢い。
俊輔1人が高めにいてもおそらくは無視に近いかたちでフランスはサイドの選手が
上がるのじゃないだろうか?
フランスのDFラインは完全な準備をして待ち西澤を確保しておけばいいのである。
(中田以外の選手でパス3〜4本の速攻の中ゴール前に到達できる選手がいたようには
思えない。孤立すればキープしきることも難しいだろう、これは俊輔個人の能力の問題だが)

なにしろほとんどの時間帯はフランスがボールを保持しており反撃を受ける機会は極小。
そしてDF陣はそれなりに用意できている。
俊輔がさがることでDF陣の攻撃参加まで誘発してしまうことはいなめないが
あのような中盤での圧倒的な敗北のなかではどーすることも出来ないように感じる。
しいていえば俊輔をあげさせてやれないチームの未熟さ、もしくは圧倒的なチーム間の
実力差が問題であろうと思われる。
あの状況に小野・本山を当てはめて想像してもあまり事態の好転は想像できません。

Re(3):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 glider E-MAILWEB  - 01/6/5(火) 3:52 -

引用なし
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   >こと0−5のフランス戦のなかで俊輔が高い位置を保つことでフランスに恫喝をかけることが出来たか?と考えると難しい気がします。

そうですね。
よしさんにも書いたけど、 チーム全体の役割分担とやり方が決まってないと無理ですね。
そういう「チーム」になってなかったのも大敗の大きな要因。

ただね。
中村に関しては五輪の時から思ってたんですよ。
攻め込まれるとすぐに下がっちゃう。下がり過ぎちゃう。
服部と名波が応対してる中へ、中村が後追いで戻ってきても・・・。
まあ、それでも破られてたんだから、気持ちはわからないでもないですが。
でもポジショニングで失点の危機を感じさせるまでには行かなくとも、サイドバックの足をちょびっとでも遅らせることくらいはできたかもしれないし、
そういうちょっとのことで、何かが変わることもある。
もうちょっとバランスを自分のポジションとしてだけでなく、チーム全体として考えて欲しいな、と思います。
まあ、あの試合の中では無理だったでしょうけど。

>9:1か?とも思われるような中盤の支配率の中
> ボール保持は圧倒的にフランスであり

実際のボール支配率は、4:6まで行かないくらいだそうです。
5.8:4.2とかそれくらい。詳しくは忘れちゃったけど、試合後のデータでは。
ただし、ボール支配率よりも重要だろうと思われる、エリア支配率では3:7に近かったかもしれません。
でもその中でも日本の攻撃が「何かになりそうな」時間帯はあったし、そういう時にこそ中村がもう少しでも良い位置にいれば
西沢も中田ももう少しだけでも助かったかもしれない。もう少しだけでも守ー攻の切り替えが速くできたかもしれない。
どのみち俊輔が低い位置にいて助かった場面はあんまりなかったんだし。
まあ、結果論か。どっちみち中村がもう少し高かろうと低かろうと状況に変化はなかっただろうと思ってますよ、ぼくも。
でもねえ。
「これじゃ俺が下がったってどうにもなんねーから、前の方で一発くらい脅かしてやっか」くらいに考えたっていいんじゃないの?
2ー0だって5ー0だって負けは負けなんだし、たかが親善試合なんだし、得失点差は関係ないんだしさ。
ダメモトで強引に突破しかけるくらいのことやっても良かったんじゃない?
そういう「1プレー」で流れが変わっちゃうことだってまったくないとは言えないよね。例えその「1プレー」は失敗しても。
俊輔には、そういう気持ちこそ必要なんじゃないかな?

いずれにせよ、中村の左サイドはもう厳しいような気がします。
中村本人が、もっとサイドでもアタッカーにならないと相手としても怖くないし、コンフェデのこれまでの小野のように、
サイドでもチーム・コントロールするようなタイプでもないし(今の小野は例えれば中田よりも名波の方に近い印象;役割的に)、
本人のモティベーション的にも、もう腹を据えて中田と競うべきかな、と思う今日この頃です。
それで中村の状態は上向くかもしれないな、とも少し思う。
「中田で行くか中村で行くか、それとも2人を並べるか」とトルシエが悩むような選手になればいい。別に無理じゃないと思うしね。

Re(4):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 ルーシー  - 01/6/5(火) 11:46 -

引用なし
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   ▼gliderさん:
丁寧なご説明、ありがとうございました。要するに日本は真のトータルフットボールを
目指していくことが日本人の適正を考えてもよい道だ、ということですね?
っていうか12thでDaiさんのお話しで大方勉強しておりました(笑)
ただ、現実的な問題としては本山よりも俊輔や小野、そしてアレックスあたりということですね?確か、アレックス、清水で左に固まらず、ポジションチェンジを頻繁に試みていたような気がするんですがどうでしょう?トルシエと会談した際、そういうことを指摘されて随分意識を変えたのではないかな?という密かな予想を立てたりしています。

え〜っとそれから私、最近戦術論にはまりにはまって(笑)いろんなサイトへ行って勉強しているんですが最近学業の方が疎かになりまくってビビってます。やめたくてもやめられな〜い!!みたいな(笑)

ところでその中でちょっとどなたがおっしゃってたのか忘れてしまったんですが、カメルーン戦の中田浩の動き、シドニーの時と比べていかがだと思われます?
小野が活躍できていた要因に中田浩のポジションのことをあげられている方がいました。
確か、シドニーでは中によりすぎていたのだが、カメルーン戦では外側によって小野をケアしていたとの事。だとしたら、小野のプレーを見てさらに自分の改善点を見つめ直せた俊輔が、中田浩とコンビを組んだ時、いかなる活躍をするのか?ちょっと興味があるんですが・・・
ひょっとしたら服部にかわってWCでレギュラーを張る可能性も。あのフィードは美しかった・・・・・・

Re(4):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 よし  - 01/6/6(水) 6:22 -

引用なし
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   ▼gliderさん:
>納得してくれたのか反論があるのか、よくわからんけど(笑)、とりあえず書き込み感謝してます。

いや、「なるほどな、そう言う見方もあったのか」とは思ったのですが、いざその見方で考えて見てもフランス戦の打開策を思いつかなかったもんで(笑)。

俊輔の責任じゃないすよね。

やっぱ、あの場でそういう判断しちゃうのはある程度仕方ない事のような気がします。
大勢が定まってからは無理してでも前でやる姿勢は、チームとしても、なにより彼のオフェンス面でのチャンレンジって意味でも見てみたかったとは思いますけど。

Re(5):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 mitsu  - 01/6/6(水) 9:12 -

引用なし
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   >大勢が定まってからは無理してでも前でやる姿勢は、チームとしても、なにより彼のオフェンス面でのチャンレンジって意味でも見てみたかったとは思いますけど。


俊輔って前半で交代ですよね?
前半は2−0で終わってるんですから大勢も決まってないし
ギャンブルにでるのも早いと思いますけど。

ハーフタイムでの監督の修正を待つのが当然かと思います。
別にハーフタイムの指示での効果はなかったみたいですけど(苦笑)

Re(5):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 glider E-MAILWEB  - 01/6/6(水) 10:05 -

引用なし
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   どうもです。

> ただ、現実的な問題としては本山よりも俊輔や小野、そしてアレックスあたりということですね?確か、アレックス、清水で左に固まらず、ポジションチェンジを頻繁に試みていたような気がするんですがどうでしょう?トルシエと会談した際、そういうことを指摘されて随分意識を変えたのではないかな?という密かな予想を立てたりしています

ぼくは本山が一押しなんですが(中村は中田と競い、小野は名波と競うか伊東を押し退けるか)、アレックスはいつ帰化が認定されるんでしょうかね?
トルシエと会談したんですか。それは知りませんでした。ルーシーさんの予想が正しければ楽しいですね。
本山やアレックス、広山なんかが入ってくれば、また幅がでてくると思います。

中田浩二のロングパスの軌跡は美しかったですね。
パスのスピード、コース、精度、球質、回転、高低、申し分のない美しさでした。
カメルーン戦、彼の動きはかなり頭脳的だったと思います。
戸田、小野、森岡といった頭のある選手にかこまれたことで彼の良さが生きたんじゃないかなと思います。
浩二みたいな頭脳派選手は自分一人でなにか目立つことができるというよりもまわりとの連係の中で守り、生かし生かされすると思うので。
トルシエの言う「サッカーとはコミュニケーションのスポーツ」(賛成!)を実践できる選手だと思います。
ぼくは服部もそうだと思ってますけどね・・・

具体的には戸田の存在がずいぶん助かったのじゃないかと思います。
そのことでずいぶん余裕が持て、判断から迷いをなくし、ある程度思ったようにポジショニングできたんじゃないかな、と。
前にはちゃんと答えてくれる小野もいたしね。
まだミスもあり粘りも足りなかったり、課題はあるけど伸びしろも大きい選手だと思います。


今日から12日までちょっと仕事で留守するんで、レスはそれ以降になりますが、何かあったらまた書き込みして下さい。
楽しみにしてますよ〜

Re(6):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 よし  - 01/6/6(水) 13:37 -

引用なし
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   ▼mitsuさん:
>>大勢が定まってからは無理してでも前でやる姿勢は、チームとしても、なにより彼のオフェンス面でのチャンレンジって意味でも見てみたかったとは思いますけど。
>
>
>俊輔って前半で交代ですよね?

そうっす。

>前半は2−0で終わってるんですから大勢も決まってないし
>ギャンブルにでるのも早いと思いますけど。

あ〜俺は前半で既に勝負諦めてました(笑)。
こりゃ、勝てるわきゃ無いって。そう言う意味での大勢でした。


>ハーフタイムでの監督の修正を待つのが当然かと思います。
>別にハーフタイムの指示での効果はなかったみたいですけど(苦笑)


あれを指示一つで修正できる監督っているんでしょうか。
クライフとかなら1点くらいとって見せたかもしれませんな(笑)。

Re(7):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 mitsu  - 01/6/6(水) 14:18 -

引用なし
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   まぁ俺もはたから見てる立場としてはこりゃ無理だと思ったけどね(笑)

だからつって仮にも0-2の状況で選手個人の判断でギャンブルは
早いかなー、と思うわけです。

あの状態で勝負して失敗して0-3,0-4となるのを是とする人っているんすかね?
ギャンブルならギャンブルでハーフタイムにもっとも有効と思われる
手段を監督の判断のもとにやるのが普通じゃないかな?
0-2,前半という状況を考えれば。

Re(8):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 よし  - 01/6/7(木) 12:15 -

引用なし
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   ▼mitsuさん:
>まぁ俺もはたから見てる立場としてはこりゃ無理だと思ったけどね(笑)
>
>だからつって仮にも0-2の状況で選手個人の判断でギャンブルは
>早いかなー、と思うわけです。
>
>あの状態で勝負して失敗して0-3,0-4となるのを是とする人っているんすかね?
>ギャンブルならギャンブルでハーフタイムにもっとも有効と思われる
>手段を監督の判断のもとにやるのが普通じゃないかな?
>0-2,前半という状況を考えれば。

そうすね。

俺も俊輔が悪いとは一言も書いて無いんですが(笑)。

後半たちあがり、俊輔をもっと前で使える布陣をトルシエが考え出してくれてたらなあって感じです。それも責める気ないですけど。

俊輔、フランス戦前に「ハッサンの時とどれだけ自分が変わってるのか、どれだけやれるのか試してみたい」みたいな事言ってたじゃないですか。

彼は攻撃の選手だから、やっぱり、そう言う面でのチャレンジをさせてあげたかったし、見てみたかったなって思います。

Re(1):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 緑龍  - 01/6/22(金) 12:47 -

引用なし
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   どうも、初めまして(?)
今日初めて、ここのぞきました。トピック題名にひかれて、どうしても横レスがつけたくなりました。

>NumberPlusのワールドカップカウントダウンシリーズ

これ、実に面白い本です。フランス戦〜スペイン戦の衝撃が、日本のサッカー識者を一方でふるいにかけ、また編集者達も含めて波紋をよんでいるのが伺える記事満載です。

まず、「4−2−3−1」がいいという意見の当否とは別に、杉山茂樹がその根拠として「権威筋」(?)の言葉をどれだけ部分的かつ恣意的に引っ張って使っているかというカラクリが、その直後に載っている、戸塚啓によるアスカルゴルタのインタビューと照らし合わせれば丸わかりになってしまうこと。彼は、確かに4バックに賛成してはいますが、トルシエの現在のやり方に反対しているわけでは全くないこと、3だ4だという話など枝葉末節だと思っていることなどが、明瞭にわかる。

戸塚は戸塚で現在の日本代表におおいに不満を持っているため、質問のやり方が非常に誘導的なのがまた笑えます。「0−1の借敗も手放しでは喜べない」と地の文で書くと、アスカルが「私はそうは思いませんよ」、「どんなにいい試合をしても、勝たなければ本当の自信にはならない」と地の文で書くと、アスカルが「いまの段階では結果を求める必要はありません」(笑) もっともこれは、戸塚があくまで自説を主張しつつ、誠実なインタビュアーとしての一線をも崩していないということでもあります。

しかもこの二つの文章を、前後からはさんでいる田村修一の記事がこれまた面白い。

私は、「週刊サッカーマガジン」での『ジャポンの冒険』休載の最大の原因は、編集部の方針というより、No.813に掲載された杉山茂樹のスペイン戦評だと憶測しています。まあそれはともかく、そのへんの経緯を踏まえて、特にフランス代表についての田村修一の文章を注意深く読めば、「フランスフットボール」誌や「レキップ」紙についての言及が、現在の日本のサッカーマスコミに対する遠回しどころか正面からの批判と皮肉であることが判ります。

「Number」最新号で、杉山はコンフェ杯の準決勝評を依頼されていますが、彼が書いたものは、韓国代表の戦いを引き合いに出してトルシエ型3バックをこきおろす文章、日本×オーストラリアの試合評には全然なっていない始末です。

他人事ながら、ヤバいですよ、杉山は。「週刊サッカーマガジン」が彼を持て余し気味な状況で、「Number」でまでこう暴走を続けると。金子達仁のように、トルシエの人間性やら発言やらを材料に批判するのならまだしも、杉山の場合、もはや「F3否定」以外の話をしてない観がありますから。このままでは、彼の最大の財産である、欧州サッカーに対する視点や見識までが疑惑の目にさらされかねないですね。

まあ、それだけ身体を張ってサイドを駆け上がっているんだなあ、とも思いますが(笑)

Re(2):Numberの杉山茂樹「サイドアタックを敢行せ...
 glider E-MAIL  - 01/6/24(日) 1:43 -

引用なし
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   ▼緑龍さん

いらっしゃいまし。
ドラゴンさんの文章、好きなんでどんどん書いて行って欲しいです。
歴史的地理的背景を絡めた、韓国のサッカーとか、欧州の中のバルカン・フットボールとか、
そういうものもドラゴンさんならではで楽しいし読みたいんで、機会があればお願いします。

>このままでは、彼の最大の財産である、欧州サッカーに対する視点や見識までが疑惑の目にさらされかねないですね。

杉山氏のヨーロッパ・サッカーに関する文章はけっこう好きです。面白いな、と思って読んでました。
でも、Number Plus のはかなり無理で強引、説得力も薄くて、おまけに同じ本の中で無茶言ってるのバラされちゃってて、薄っぺらいのバレてる。
無茶を承知でなんであそこまで強弁してるんでしょ?
あれで騙される人はほんとの素人だけでしょう。あ、そこが狙い?
あと、ヒディングとか4ー2ー3ー1とか、ブランドものにも弱いですね(笑)

>まあ、それだけ身体を張ってサイドを駆け上がっているんだなあ、とも思いますが(笑)

ほんとに好きなんですね、彼。サイドを駆け上がるのが。ボールこないのにね(笑)

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