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さようならトルシエ日本
まずは、対トルコ戦
トルシエは、変化を望みました。そしてスターティングメンバーを変えた。上手くはいきませんでした。
残念です。
日本ペースでもあり、トルコの狙い通りの試合でもありましたが、相手ペナルティーエリア近くでの技術的、判断的なミスは痛かった。
叱咤激励するならば、西沢と隆行は、ここで力を発揮して欲しかった。ボールをもらった時の体の向き、ファーストタッチのゴールに対する不正確さは、今後の課題でしょう。
稲本は、前半で交代された理由を、戦術的に良く考えていることでしょう。
伸二は、落ち着きすぎてしまった。自ら点を取るためには、さらに早い仕掛けが必要でしょう。これも課題でしょう。
明神の、微妙な、細かいミスも気になりました。
セットプレーから、得点を取れなかったことも、今後の課題でしょう。
今大会、圧倒的にボールを支配するチームが、次々に破れていっています。そして、日本もやられました。これも、今後の課題でしょう。どうすれば、ボール支配している状況から、点を取ることが出来るのか。アルゼンチンも、メキシコも、日本も、何が足りなかったかを考えなければなりません。私達は少なくとも、ドイツ、トルコ、アメリカよりも、上にいけなかったわけです。
正直、今は、落胆しています。今、歴史は作れらましたが、まだまだ歴史は必要なようです。
そして、今日のこの日をもって、トルシエ日本の冒険は終わりました。
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ありがとうトルシエ日本
グループリーグ。そこにあった日本代表は、本当に素晴らしいものでした。ベルギー戦、ロシア戦、チュニジア戦を通して、チームは成長し、組織は強固なものとなり、チームに流動性も生まれだしました。
やるべきことはやった。そう思えるような素晴らしい代表でした。
この4年間、いろんなことがありました。喜怒哀楽全てがつまったこの4年間で、サッカーに対する見識はもちろんのこと、人生に対する考え方まで変えるきっかけを与えてくれました。
本気で世界と戦える代表を作り、「ワールドカップを獲るんだ」という具体的な目標設定も可能にしてくれたことは、功績だと思います。本当に夢を見れるチームになったと思います。
感動をありがとう。最高でした。
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さて、これで、ワールドカップは終わりましたが、まだまだサッカーは続いていきます。
ドイツ大会での、初優勝を目指しましょう。次は、本気で、セカンドラウンドで、勝てるチームにしましょう。
個人、個人は、欧州での経験を積み、協会は、大会や欧州とのスケジュール調整や交渉を、的確にこなし、優秀な監督をバックアップし、監督には、はっきりと、ワールドカップを獲るんだという目標で、最強のチームを作ってもらいたいと思います。
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