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どうやら、レッジ―ナが良くなってきた。パルマからの大量補強と、デ・カーニオ監督のプレッシング戦術がチーム全体に浸透してきたのが大きい。
しかも、俊輔、ボランチだ。
トップ下に入るより、もっと高い位置でプレーした方が良いと思っていたが、逆にもう一つ低い位置でプレーしたことで結果が出てきたようである。
また、3−4−3というフォーメーションなので、より中盤の選手の負担が増すわけだが、だからこそ俊輔の能力がいかんなく発揮されているというのも面白い。トップ下がいないので、中盤でボールを持った時に、比較的自由に攻撃の組み立てができるのも良いところで、能力さえあれば、守備も、攻撃も、どんどん絡んでいけるので、それは俊輔にはピッタリなのかもしれない。(プレミアなんかのセンターハーフ的な感覚に近いかもしれないし、もしかしたらトルシエ日本(3−5−2)の時の左のウイングに入った時のプレー感覚に近いのかも。)
もちろん3トップの一角に入るという選択肢もあるんでしょうけど、今のこの状況の中であれば、もうレジスタが定位置になっていくんでしょうね。
俊輔が、レジスタ(ボランチ)のポジションでどれだけ活躍を続けられるのかは大変興味深いところである。なぜならば、イタリアでは、このポジションこそが「司令塔」であり、俊輔も司令塔的な志向をする選手だからだ。名実共に司令塔としてどれだけの活躍ができるのか。
これが上手くいけば、もしかすると、名波の後継者になれるかもしれない。
しかし、レッジ―ナ、これなら残留十分いけますね。
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