|
まるで、「イタリア」かと思いました。
自陣に全員が帰り、3ラインをきっちり作って、前後左右をコンパクトにし、ゴール方向へのプレーを全て遮断しながら、ゾーンの中にボールが入ってきたら、速攻でプレッシャーをかける。最終ラインには、屈強なセンターバック。奪った後は、矢のような、一発カウンターを、オーウェンめがけて、発動させる。
私がイングランドへの変化を感じたのは、アルゼンチン戦です。この時から、イングランドは、完全に、「固い守備ブロック」で守るようになりました。そして、オーウェンを利用したカウンター。
ベッカムも、献身的に守備に走り、ボールを持ったら、スペースへ高速ドリブルをしながら、すぐに前線へ放り込みました。
へスキーは、前線から積極的に守備をしていました。
ここまで、イングランドが、上がってきた要因に、「ニッキーバット」の存在が上げられると思います。彼が入ったことで、非常に組織が安定しました。スコールズと、ハーグリーブスのコンビはやや機能していませんでしたからね。スコールズを使うなら、ニッキーバットで良かったと思います。
まあ、ジェラードがいれば、もっと、中盤勝負ができる、もっと攻撃的なチームになったのだろうなとは思いますが、ここまで、もってきた、エリクソンの手腕も、さすがだなと思いました。もちろん、不満もありますけどね。オーウェン変えちゃったり。もっと、ゲームを支配するようなサッカーをしてくれてもよかったと思いますし。
ダイアーがあまり機能しなかったのがちょっと残念でした。それから、ファウラーも、オーウェンとのコンビでもっと見たかったです。あと、シュリンガムは、さすがですね。
バッセルは、まだ、経験不足なのかなという感じでした。
そういえば、アシュリーコールは、もっと攻撃参加しても良かったとは思います。ミルズのほうが頻繁にいってましたけど。
スコールズの、ミドルシュートも、見たかったですが、あの、パスの強さと質が、すげえと思いました。
|
|