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▼TENさん:
>鹿島や98WCのブラジルのように両サイドが積極的意識を持つのか、それともグライダーさんのいうように3バック的になるのか。
両サイドが積極的に上がることと3バック的になることは「別のやり方」ではありません。
両サイドが2人揃って上がっていること、は畳み掛けて攻撃している時を別にすればほぼありません。
まあ、別に両サイドとも上がって中盤の誰かが最終ラインまで下がるでもいいですけど、それは頻繁にあることではないでしょう。
逆に、両サイドとも下がっている、という状態が長いのも望ましい状況ではありません。
(リードしているから完全に引いてカウンター狙いとかの場合は別でしょうが。)
だから、右が上がっていれば左は下がっている、という動きが基本的なもののはずです。
故に「3バック的になる」ではなくて、「4バックとはいえ3枚で守るケースは非常に多い」ということです。
代表チームに限らずバイエルン・ミュンヘンでもボカ・ジュニオルスでも。
特に現代の強豪チームのようにサッカーのスピードが速くなれば、3だから3、4だから4、という理屈はあまり成立せず、2、3、4、5と状況によって変化するのは必然で、そうできなくては「ボールに対してプレッシャーがかかっている状態」を充分には作れない。
守攻、攻守の切り替え、プレスのかかるスピード、ボールが動くスピード、そのすべての速度を上げることが勝つための近道であり、そのためにはディフェンダーにも「機動力」がなくてはなりません。
そういったことも含めて、服部の起用はぼくは適正なものと考えています。
特に全体組織的約束事をそれほど細かくは作らず、個人戦術と少数のグループ戦術で攻撃し守ることが主になるであろう新・日本代表にあっては。
そして、ヤフーにも書いたんですが、とりあえずそういうやり方を選択したことに関しては、ぼくは今では反対でも賛成でもありません。
それならそれで、まあ2年くらいはじっくり見てみようと思っています。
本当に強くなるために、一度は「素」に戻ることも必要ですよ。
その上で、秋田じゃちょっとねえ・・・という感じです。
>この左サイドがどういった意味を持つのか、試合を通してはっきりしなかった。
別に難しいことは何もないんじゃないですか?
名良橋がわりと頻繁に上がっていたから服部は残って中に絞り目に構えていたのだと思います。
そして、そうなるのであれば、中田浩二よりも服部でしょう。
二人の守備能力を比較すれば。
服部の攻撃力は、それほど低いとは思いませんし。
連係面では、何よりCB二人の意識の差の方が問題のように思います。
松田もかなり不調に見えましたが。
後は、ジーコがってより選手達がこれから作って行かなくちゃ、のやり方ですね。
まあ、当分は弱いだろうなあと思いますよ、この代表。
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