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▼TENさん:
>98WCのブラジルでは完全に2バックでした。
それじゃあ12thチームのDai監督だ(笑)
完全な2バックって、ほんとしゃれになりませんよ。
「もうバックなんてやだ」と思いますよ(笑)
一応、98のブラジル、対オランダ戦を見直してみました。
2バックに見えたのもわかるような気はしますが、ボールが自陣にある時や相手ボールの時には、ちゃんと3〜4枚になっています。
とはいえ、特に「フラット」ではなくバイアーノが余っていたり、ボールの位置がどちらかのサイドに寄っている時はオンサイドのSBや流れによってはCBがちょっと上がった位置でプレッシャーかけに行ったりしているし、それほど左右に圧縮してタイトに守っているわけではないので、残りの各バックスも距離は広めになっていることも多い。
いずれにしても、2枚になっている時よりも3枚になっている時の方が多いですよ。
それもこれも相手の攻撃手の人数にもよるのでしょうけど。
そして、ドゥンガが効いてますね。
両サイドが上がった時は、基本的にはドゥンガが残っています。
CBが外を守りに行った時、中ではドゥンガの目が光っています。
そして、ロベカルとカフーはぼくに言わせれば「体力お化け」です(笑)
>あれの再現でも狙ってるのかなと思ったんですけどね。
ジーコは、右が上がれば左が下がる「つるべ式」を明言しているようです。
ぼくは、ジーコ方式を是認することにしました。
とりあえず2年間は、ですけど。
今は、このやり方の方が良いだろうと結論したからです。
トルシエ・ジャパン、最後までぼくは不満でした。
バックスが。
攻撃においては「個人戦術と、少数のグループ戦術」が。
判断のスピード、ミスの多さ、間違った動き、そうした部分で「個々の総合としては、ワールドカップで常にベスト16に出てくるようなチームのレベルではない」と思いました。
だから、洗練されたチーム全体の動き、攻撃的な信念、コミュニケーションを重視するそのサッカー哲学、それを具現化する論理性と一途さ、そういったものにとても感心したし、好きだったし、すごく芳醇で濃密な4年間であったと思うけれど、もっと先へ進むために、今はこれで良い、大筋において間違ってない、まっとうである、と思えたのです、ジャマイカ戦を見て。
個人があって組織がある。
「黄金の4人」は、まだまだ世界的には「黄金」なわけではありません。
その「黄金」レベルで見ても、バックスは「銅」にもならないレベル。
それじゃあねえ。それじゃあ「本物の黄金」に対抗できません。
「ゲームメイク」は、ゴールキーパーやセンターバックからするものです。
まずは「素」で強くならなくちゃ、と思います。
「緻密な戦術」の御加護なくしても、きちんと動けるように動かせるようにならなくちゃ。
その上で「武器」が備わってこそ、真のワールドクラスなのではないでしょうか。
自国開催が終わった今、時期としてはちょうど良いのではないでしょうか。
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