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▼TENさん:
>レス、どうもです。
>とりとめもない文章にレスするのは大変でしょうけど、よろしくです。
全然大丈夫です。
過去にヤフーで相手にしてきた中には、意味不明、混濁虚脱、失礼千万、超越節穴、千客万来、ありとあらゆる魑魅魍魎どももいたので、TENさんの文章などは秋の青空のように実にスッキリと言いたいことが伝わってくる名文に思えますので(笑)
>小野も中村も技術のある選手だけど、それは回りや戦術の上に存在する技術なのか、それともただの「個人技」なのか。
>そういうレベルアップを図って欲しいって事であれば、同感です。
えっと、ヤフーの方とシンクロしちゃってるんで、もう読んだかもしれませんが。
「良いサッカー選手の条件」をぼくは以下のように設定しています。
1.技術があること(ボール扱いだけではなく、対人技術等も含め)
2.肉体的に強いこと(デカイとかゴツイとかではなく)
3.精神的に強いこと
4.判断力があること
5.コミュニケーション能力があること
なんとなく番号をつけたりしてみましたが、むろんこれは「順不同」でどれも等しく重要な要素です。
別に均等に持ち合わせていなくて良いですけど、どれかが欠けるのは「良い選手」足り得ません。
だから、「レベルアップ」って技術だけのことじゃないんです。
技術は、たったひとつの要素にしかすぎないんです、少なくともぼくにとっては。
もちろん、クラブでも日々努力すべきでしょうし、するでしょう。
(そして、上記のような条件である限り、向上はピッチ外でもできる。見過ごされがちだけどすごく大事な要素です)
でも、代表において、直接的に世界と戦う場において、「おいしいスープ」に頼ることなく「素」の麺として「大海の荒波」の中に晒されることは、それはそれで非常に重要なチームとしての経験にもなるのではないでしょうか。
そうして、特に3.4.5.の要素が選手達の自己責任(試合の中においては、ということです)において鍛えられることは直接的にグループ戦術の進歩にも繋がるはずです。
そうして麺がある程度は熟成されてきた頃に「おいしいスープ」を入れてやれば・・・
そうしたスープを受け入れられる下地はもうすでにできているのだし。
その方がまっとうなのではないか、と思うんですよね、今の段階の日本では。
98年、ぼくは「デタラメに走って、走って走ってサッカーしてる」と思いました。
2002年、ぼくは「組織的にはとてもしっかりしているが個人戦術とグループ戦術が足りない」と思いました。
「それがトルコとの差だ」と。「トルコは日本より2年は先を行っている」と。
だから、今はこれで良い。この方が良い。そう思えてならないのです。
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