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3−5−2の際のアウトサイドの選手は、「サイドバック」という意識よりも、「サイドのボランチ」というような意識でやっていった方が良いかなと思います。中盤サイドの汗かき役であり、中盤サイドの舵取り役でもあるわけです。
グランドを広く使うためにライン際一杯に大きく開いてもらったり、攻撃の起点として組み立てに参加したり、ちょっと下がってきてそれで組み立てに参加したり、クサビになったり、スペースのケア―したり、高い位置でもらったり、ライン際を疾走したり、思い切ってオーバーラップしていってウイングのようになったりすることもあります。
後、中に中にどんどん切れ込んできたり、本当は、ポジションチェンジとかしてきたりするのも良いんですけどね。スルーパスも出せるし、大きなサイドチェンジもできます。ミドルシュートも打てるし、何ならペナルティーエリア内に入っていくこともできます。
ドリブル突破でどんどんいくのも勢いとしては大事ですね。スペースへ大きめに出して走っていく「ランウィズザボール」も有効な時があります。
アーリークロスとか、センターリングも出せると最高なんですけどね。
サイドは中の状況が良く見えるし、結構、スペースもあるんで、面白いですよ。体力使うなーって思う時もありますけどね。1対1の勝負の状況も割とありますね。
サイドで勝てると楽ですからね。攻撃はサイドからってのは基本中の基本ですし。
それから、自分から見てボールが逆サイドにある時。その時絞りますよね。で、絞ってくると自分のポジションが、「グラウンド中央」ってシーンが結構あるんですが、この時は、「中やりたい」って人にはすごく気持ちが良い時だと思います(笑)
後は、プルアウェイの動きを紹介しておきますかね。それは次回で。トルシエで言うところの「ウェーブ」の動きって奴です。
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