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遅まきながら、「トルシエ革命」読みました。
事実上、gliderさんが立ち上げられたトピの継続版のようになりますが、時間が経っているので、もう一度立ち上げさせてください。
gliderさんのレスには、トルシエ革命を読む前に、以前からのトルシエ発言・行動などを加味して、
「おっしゃるように、小野に対するトルシエの執着というのは、かなりだと思います。」というように書きました。
が。
想像以上でした。
曰く、
「ワールドユースでの小野は、まさに触媒ともいえる働きをした。」
曰く、
「リーダーシップを発揮できるか否かは年齢の問題ではなく、その人間の資質の問題であり成熟度の問題だ。日本でいえば、小野にはそうしたリーダーとしての資質がある。」
そして、リーダーの資質を持つ人物として、カズと並んで評価している。
曰く、
「名波にはチーム全体を見渡しながら、攻守のバランスを取れる素晴らしい感覚がある。・・・・同じようなバランス感覚を持ち、なおかつ攻守に能力を発揮できるのは日本では他に小野くらいであろう。」
アジアカップについて。
曰く、
「このチームがまとまりという点では申し分なかった。・・・・・その触媒となったのが、コンディションが十分に回復せず、この大会でもさほど出番のなかった小野であった。」
ふーむ。
「トルシエ革命」で、トルシエは彼の持つ知性にも文章力にも驚かされた。
それから、トルシエが代表・ユース代表の監督になってからの経過というのも、感慨を持って読めた。
しかしながら、序章と終章で述べられているのでわかりやすいものの、テーマとして弱い。
gliderさんがおっしゃるように、核心に触れられてない気がする。
そんななかで、小野の記述だけを取り上げてみれば、最大級の賛辞ではないでしょうか?
これが、もし、です。
著書がわたしの異性の知人の個人史で、小野ではなく「hjro//」がたびたび登場しこのような賛辞を受けたならば、わたしは、わたしへの告白本だと思ってしまいます。(^^;
しかーし。
触媒っていうのは、何でしょう?
むかーし、理科の実験で、習ったような・・・。
そのときの触媒は、食塩であったような・・・。
辞書で調べました。
しょくばい【触媒】(名)それ自身は化学的変化をせず、他の物質の化学的変化の速度をかえる力のある物質
よーわからん。(思わず、関西弁・・・。)
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