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▼hjro//さん:
>技術だけが勝っていても、それを扱うプレーヤーが成熟していなければ、技術は意味をなさなくなる可能性がある。
>著書のなかで、トルシエがもっとも強調したかったのは、ここかもしれません。
そうですね。
「経験」というものの正体(少なくともトルシエの言う)が掴めたのはぼくにとって有意義でした。
そう言われればその通りなんだけど、「ピッチの中での経験とは、具体的なスキルのディテイルである」
ということは、はっきりとした認識としてはなかったものですから。
>それは、サッカーの土壌によって、選手一人一人の個性によって、大きさもまちまちでしょう。
ちょっとズレるかもしれないけど、最近は薄れてきてますがやっぱり土壌による差は明確に
あるものだと思います。お国柄がでるのは楽しいことですよね。
ぼくはつまらないつまらないと言われていた頃のイングランドにも、なんとも言えない「勇壮さ」を感じました。
ロングボール主体の雑なサッカーだったかもしれないけど、彼等が本気で攻撃に行く時の
突撃ラッパが鳴り響いているようなあの感じ。歌いまくるサポーターの大合唱の後押しを得て
まさに突撃して行くような勇猛果敢なさま。カタルシスすら感じましたよ。
スペイン大会だったかメキシコ大会だったか、ある時に「これはこれで美しい」と思っちゃったんですよね。
英国らしいな、と。
>トルシエのなかで、タペストリーは完成に近づいているのでしょうか・・・。
タペストリーかあ。良い表現ですね。
キャロル・キングの同名アルバムが好きです(関係ないっすね:笑)
基本デザインは変わらないけど、ディテイルを詰め、ほつれを直し、おざなりに編んだ部分をやり直し、
さらに大きく立派なものにすべく、さらに揃ってきた多くの色の美しい糸を使って奮闘中、といった所ではないでしょうか。
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