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この問題は、つまるところこういうところなのかも。
「選手は誰のものなのか」
日本サッカー協会は、クラブが選手の給料を払っていることをきちんと認識しているのだろうか?
ホイホイ「遠征」を組んでくれるけど、その間の給料は誰が払っているのか、考えたことがあるんだろうか?クラブが給料を払っているという事は、少なくともそれはシーズンチケットを購入し、毎試合試合に足を運び、タオマフを振り回し、ビッグフラッグをはためかせるサポーターの財布からも出ている、ということなんですけどね。
この遠征のすべて、および五輪のグループリーグの期間中すべて拘束される選手は、少なくともJ1リーグを7試合欠場することになる。
30試合のうちの7試合といえば、たとえば基本給1500万円のA契約選手である森崎浩司だったらざっくり言えば350万円分です。350万円あればC契約選手の年俸に匹敵します。ここまでの損害が出る以上、協会側は何らかの補填を考えてもいいはず。
しかし現実には「補填」どころか、遠征をガンガン組み入れる。その間クラブは代表選手を有無を言わさず連れて行かれる。で、A代表の結果はあの通りだし、五輪は五輪でようやく最近内容が伴ってきた程度。2年も掛けてこれ。
どう考えてもおかしいでしょ?いったい選手は誰のものなんだよと。
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