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▼ロバさん:
>シュートは打たれたがノープレッシャーのものはほとんど無かった。
そんなことはないでしょう。
前半のブレシアーノのシュートはどフリーだし、ビドゥカのシュートだって坪井は振り切られているし、後半早々のウィルクシャーのシュートもどフリー、他にもミドルが何本かあったと思うし、こういうレベルになれば「いるだけ」ではプレッシャーになんかならない。
加えて注意していたはずなのに何本も与えてしまったペナ近くのFKだってオーストラリアにもうちょっとFKの上手い選手がいれば、と考えれば、はっきり言っていつ同点になっていても別におかしくはなかったと思う。
一番の問題は、ロングボールのはねかえりやルーズボールを拾われ続けたこと、そこにプレッシャーをまったく与えていなかったこと。
あの状態で守りきれると思っていたのならそれは過信にすぎない。
シュートミスと川口のファインセーブ連発でどうにかしのいでいただけの話。
オーストラリアの側に立てば、ああして攻め続けている時は「いつかは必ず入る。追い付けばひっくりかえせる」と信じられるもの。
日本の側から言えば「ある程度(宮本が言うように、本当に『ある程度』)はコントロールできていて、何とかしのげている」という程度であって、仮に90分間あれで守りきれたとしたらそれは、運も味方したということだと思う。
そして攻め続ける側と守り続ける側との消耗の差は本人達が考えるよりも実は大きい。
代表でもクラブでもそんなサッカーに馴れてはいない坪井が早々に足をつらせたのも道理。
明確に「日本のゲーム」にするためには、「もう1点」が必要だった。
確かに幾度かのチャンスはあったでしょう。
カウンターを繰り出しやすい状況にもあった。
そこで決めておけば、ということは簡単だ。
しかし、カウンターにしたって多くのケースで人数が少なすぎた。
もっと良い状態でボールを奪い、そこから素早く繋ぎ、前線の2人をしっかりフォローし、後ろから飛び込んで点を取る。
そういう形を作らないと日本がカウンターから得点するのは難しい。
ドイツ戦の得点などは、本大会を見てもわかるようにドイツの草サッカーのようなザル守備(あんな素人みたいなこなれないラインディフェンス・・・)と高原の個人技によるもので、そうそうあるものじゃない。
だいたい20本も打って1点しか取れないようなチームなのに、数少ないカウンターチャンスで勝とうと思うのがおかしい。
10人になったトリニダード・トバゴじゃあるまいし、なんで二人だけで攻撃してるのかちっともわからん。
第一に二人ともそういうタイプのFWじゃない。
そもそも。
日本の特徴って何だろう?
「堅守速攻」だった?
あのDF陣で?
日本の目標ってどこ?
それで目標「ベスト8以上」とはちゃんちゃらおかしい。
やってるサッカーが間違ってる。
前々から言ってるけど、自陣ではボールへのプレッシャーを欠かさず、奪う位置はそれほど高くなくても良いからもっとしっかりボールをキープし、相手にボールを渡さないことでゲームをコントロールし、しっかりボールを動かしてよく走り、相手にギャップを作ってその隙を逃さず、機を見て敏で素早く攻める。
そういうサッカーをしなければ金輪際日本の良さなんか出ない。
良さは生きない。
旋風も起こせないしサプライズもないし賞賛もされないしベスト8もない。
ぼくはもうあんなひきこもりの日本代表は見たくありません。
これが「黄金世代」がやるべきサッカーか。
「堅守速攻」で強いチームには、その伝統に支えられた強いDF陣や、研ぎすまされたナイフのようなカウンターアタック、実はそれだけではない懐の深さと確かな本物感があって、ぼくはそこに魅力も感じる。
だからぼくは「堅守速攻」を否定しないけれども、「にせもの」は否定する。
勝った負けた以前にあんなにせものサッカーはこの舞台にふさわしくない。
勝った負けた以前にあんなサッカーでは嫌です。
昨日あのまま1ー0で逃げ切っていたって、ぼくはちっともスッキリしないし誇らしくもなかった。
やっぱりぶうぶう言ってたでしょう。
あんなカンガルーどもごときに・・・
蛇足だけどオーストラリアの新聞が伝えた感想。
「日本はリードした後、試合の残りを死にもの狂いで守るだけ。明らかにオーストラリアの方がいいチームだった」
死にもの狂いだったかどうかは別としても、「明らかにオーストラリアの方がいいチームだった」は否定できない。
自分が日本人であるということを差し引けば、サッカーファンとしては「順当な結果」と言わざるを得ないでしょう。
もしも立場が完全に逆で、そして逆転できていなかったら、「あまりにもあんまりな結果だ。あんなチームに負けるなんて無情すぎる」と思ったでしょうから。
チェコもイタリアも素晴らしかった。
エクアドルもアンゴラもガーナも積極性をみせ、トリニダード・トバゴだって10人になって完全に引いてても「攻撃精神」は失っていなかった。
それに比べて・・・
それがとても口惜しいです。
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