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前半はまたしてもイラン頑張った。
後半。ベストメンバーのポルトガルがじわじわとその強さを発揮し始める。そしてしっかり勝利。
なんか、ポルトガルのサッカー、えろすぎでしょ(笑)技巧的だし、守備とか誘ってるなあっていうか、ほらどうぞ攻めて下さいって感じでいるのかなと思いきやなんか最後は囲まれてぐさってくるし、粘っこいなあっていうか、集団でねちょねちょしていて行けそうで最後はなんか行けないし、いやらしいなあっていうか。スローだし。攻撃はじわじわ組み立てて。で、自分は行くとこ1人で行っちゃうんだもんねえ。
まず、ポルトガルは守備が堅い。最終ラインとその前のブロック及びサイドのケアーがしっかりしていて、カウンターにも慌てないので、相手が思うようなサッカーをなかなかさせてもらえない。引いても守れるし、最終ラインを高くして中盤でもしっかりプレスにいける。
カルバーリョとメイラのセンターバックコンビが絶妙。カルバーリョはUEFAによる人気投票ベスト11に選ばれるほど欧州で絶大な評価を誇っている(FCポルト時代からモウリーニョの絶大な信頼を得ているチェルシーのスタープレイヤー。ポルトガルリーグ優勝、ポルトカップ優勝、UEFAカップ優勝、ユーロ2004準優勝、チャンピオンズリーグ優勝、プレミアリーグ優勝の立役者)スーパーセンターバックの1人。メイラはボランチもできるエレガントさも持った強いディフェンス(ちょっとかぶってやられそうなシーンもあったけど)で、本来ならラコルーニャのジョルジョ・アンドラーデがレギュラーなんだけど、怪我で穴埋めをしているディフェンダー。アンドラーデがいればもっと強固なディフェンスだったのだけど。
それはイランが「アジア最強の攻撃陣」であるにも関わらず、全く迫力を感じなかったことでも明らか。攻め手がなく、結局、縦に長いのを入れたり、サイドから工夫なく上げるしかないような状態。
これだけ守備がしっかりしていれば当然ゲームは安定する。
右サイドのミゲルは運動量があるのでああいう選手が頑張ってくれるとチームは楽になる。ちなみにモウリーニョは、ここにパウロ・フェレーラを使うけど。
そして、何といっても攻撃陣。マニシェ・コスティーニャのおなじみのダブルに、デコが入るとやはり一味違う。この3人が非常に落ち着いてゲームメイクをするので守備の安定と合わせてゲーム支配ができる。
特にデコのプレーは、全てのチームに必要な要素だと思う。ああいう選手が一人いるとチームは流れに乗れる。一人で何かをする分けじゃないし、スピードがあるわけでもないけど、極上のテクニックをシンプルに使いこなして周りを活かしている。魅せながらシンプルにゲームメイク。もちろん自分も超上手いから絶対にボールは取られない。ちょっと1人ぐらいなら余裕で交わせるし、全体を利用したタメ方というか時間の使い方がうまい。本当に簡単に何でもやっちゃう。気がつかないかもしれないけどあれは超すげえ。ドリブルもキックもいい。しかも決定的な仕事までやってくれて、守備までしてくれる。運動量もあってスペース使える。シュートも強くて上手い。ほんと司令塔って感じ。ヒデみたいなただのパッサーってだけじゃなくて自分が使われる側にもなっても欧州で活躍できる。よく走るし守備も絶妙だし。ニュータイプのファンタジスタって言ってもいいかもしれない。何がすごいってあれだけ身長なくて身体能力っていうかフィジカルもないのにできちゃうってのがすごい。勇気もらえる。小野伸二もああいうタイプの選手になって欲しい。バルセロナもデコいなかったら、攻守にバランス悪くなるし、決定的なシーンも減るかな。ロナウジーニョも活かしきれないはず。
で、やはりクリスチアーノ・ロナウド。すごい世代だね。ほんと。あれだけ1人でやってくれたらそりゃチームは楽ですよ。ポルトガルの攻撃の核と言っても過言ではない。スターだね。
フィーゴは衰えまくってるんだけど、それでもフィーゴはフィーゴ。やっぱり、彼みたいな選手がいるとゴールの可能性は一気に増える。だから使うしかない。多分、精神的な部分でも大きいんだと思う。フィーゴのドリブルは勝つためには絶対必要。
パウレタは、フランスリーグ得点王なのに、だめだった(笑)まあ、次、次。
しかし、この試合見て思ったのは、やっぱ日本もドリブル必要ですね。もっともっと一人で突破しないと。特にサイドにボールでたらドリブル突破しないと。
アレックスはどんどん勝負してスピードで抜いていって欲しいし、他の選手ももっとドリブルで行ってもいいかな。俊輔も、柳沢も、小笠原も、加地もどんどんドリブル突破でしょ。
あとは、やっぱりシュートですね。シュートなんて、やっぱ勇気だと思うし、自信だと思う。シュートレンジならどこからでも狙っていかないと。自分で行かないと。自分で決めちゃわないと。特に、ここは決めなきゃってところでは、絶対に決めるべき。今日の、デコなんかまさにそれだったわけで。2点目も、結局、フィーゴの個人技なわけで。
パス、パスで、シュートレンジならシュート狙って、しっかり決めて欲しい。もう何点でもいいから、執拗なぐらいゴール奪って欲しい。
みんな、ミドルレンジからしっかり決めてるし、ミドルシュート決めなきゃ勝てないわけで。ピルロのミドルとか、アンジョンファンのミドルとか日本人だってできるはず。
それと個人技。ドリブルドリブルで交わしていかないとやっぱ現代サッカーの組織は崩せない。パスで作って、ドリブルで勝負して、ひらめきの勝負パスいれて、シュートで決める。
その前段階としての組織化というか、組織としてのゲーム支配をするための戦術的な調和のベースは必要だけど、日本はある程度それができているので上のような部分が勝敗を分けるかなと。(イランとかアフリカ諸国とか負けていったチームは組織の部分が正直まだだめだったからチームとして個人を生かせなかったけど、日本や韓国のそれは世界でも戦えるレベルにあると思うし、チームとしてはいいので、やっぱ個人が必要かなと。)
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