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1位 ブラジル
王者ブラジルが3連勝で予選突破。「走らないブラジル」と揶揄され、決して本調子とは見られていないが、それでもゲームを支配したブラジル。決勝トーナメントを勝ち抜くためには、前回大会で見られたように、最終ラインとボランチ間での守備を安定させ失点をしないことと、高い位置からのボール奪取によるボール支配とカウンターという形から「トリプルR」のように素早くゴールを奪うこともさらに求められる。その上で攻撃陣は、世界最強のタレント陣がより連動し合いたいところ。日本戦での「走るブラジル」がもっと見られるようになればさらによくなるだろう。マジカルカルテットやベテランに頼り続けるのではなく、日本戦で活躍したジュニーニョのような選手も最大限に活用し、全員サッカーで戦いぬくべきだ。本物のブラジルが見られなければ、どこかで足元をすくわれかねないのだから。監督のパレイラが、この選手達をもっと生かしきるような布陣を組めれば良いのだが。果たしてこのままでコンフェデのような成功を収めることができるか。あの時は良かったのだが・・・。(ロナウジーニョを生かすためには1トップという道もあるように思うのだが・・・。)
次はガーナとの対戦。そこを勝ち抜くと、いよいよベスト8でスペインとの対戦が濃厚だ。今大会最大の試練であり、あの「バルセロナ」や「レアルマドリード」のスペインであるのも皮肉な話だが、ブラジルとしてはここにピークを持ってきて全力を尽くさないといけないかもしれない。今回のスペインは強烈に強いので、ものすごいハイレベルで壮絶な試合になりそうな予感がする。
2位 オーストラリア
目標であったグループリーグ突破を見事に成し遂げる。名将ヒディング監督がワールドカップで勝ち抜くためのチーム作りを行い、ヨーロッパで活躍するスタープレイヤー達が心を一つにして懸命にプレー。日本戦での戦術的な巧みさと後半終了間際での爆発的な勝利、ブラジル戦での恐ろしいまでの粘りと強烈なランニング・プレッシング、クロアチア戦での絶対に予選を突破するんだという全員の執念と個人能力の高さを見せつけ、サプライズを起こした。
次はイタリアとの戦い。恐れるものはなにもないオーストラリアと、イタリアを知り尽くしたヒディングの策略がどうはまるか。見ものである。
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