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皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしく御願い致します。
元日は、毎年恒例の天皇杯決勝を観戦してきました。
鹿島ファンには悪いけど、寒い内容でした。
ゴール裏の鹿島サポは、もちろん勝って喜んでいたけれど、正直「これで良いの?」と思いました。
いや鹿島、守備は見事です。
切り替え、反応、実にきっちり組織的にやってる。
もちろん優勝して2冠取りたいのもわかるし、だから手堅いサッカーになるのも理解はできる。
でもねえ。
本山まで下がりぎみのトレス・ボランチ体制、「高い位置からプレッシャーかけて奪って速攻」といやあ聞こえは良いけど、その実、徹底的に相手のミス待ちの攻撃という感じで。
でもって1点取ったらもう完全に守備重視、中盤も下がり気味でゾーン埋めまくりのカウンター狙い。
広島は広島で、核になる中盤がいなくてボールを溜められる人間がおらず、その上鹿島のプレッシャーに負けてすべてがひとつずつ遅れ、時折駒野が仕掛ける以外にまるで打つ手なし。
昔の強かった頃の鹿島だったら、こういう相手ならきっちり試合を決めにきたのにな、と思いながら、広島が偶然でもなんでもいいから1点入れれば少しは面白くなるんだけど、と話しながら寒いのガマンして観戦しておりました。
一緒に観戦していた友人は、鹿島のオリベイラ監督のことを、「ブラジル人の風上にもおけねえ奴、ほんとはドイツ人なんじゃねえのか」と怒っておりました(笑)
いやまあ、内田の得点シーンはきれいでしたが。
ああいうサッカーって確かに勝率は高くなるんだけど・・・
そういうチームが王者ってのはどうもいただけない。
ちゃんと決めるとこ決めて上がってきとけよフロンターレ、って感じでした。
人のこと言ってもいられない浦和の今後も気になりますが・・・
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