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▼MODELさん:
ようこそ、モデルさん。
ちょっと意外な気がしてしまいますが、ここでははじめまして、なんですね。
>パスサッカーを標榜しながら実はプレッシャーを受けた中でのパスの技術が拙いこと
そうですね。
ミスが多く、細かな精度が足らず、パススピードも調整されておらず、見るからに不安定です。
パス・サッカーを基調にしながらあれでは、リズムセクションが下手なバンドみたいなもので、腰が座らない。
その昔、ファルカンが代表監督になった時、世間的には「意外な人選」ということで話題になりましたが、実際はとにもかくにもキックのまともな選手から召集しただけだった。
あの頃から比べたらそうとうマシですが、やっぱりまだプレッシャーの中だと、ああいう具合になってしまう。
日本代表は、マスコミ的には「技術はある」ってことになっていますが、プレッシャーの中でもしっかり見れる・蹴れる・止められる・考えられる、という部分では欧州南米のマイナーな国にもまだ劣っているとぼくは思います。
シュートの精度が低いっていうのも同じ部分ですからね。
なんだかんだ言って、海外でやってる連中とはそこに差もある。
>遠藤
ぼくは、ゲーム・コントローラーとしてのセンター・ハーフ(ポジションは別にセンターでなくてもかまいませんが)、という役割は本当に強いチームには必要不可欠と思っているし、そういうタイプの選手が好きです。
かつてのF・レドンドやJ・グアルディオラ、Z・ボバン、D・アルベルティーニ、今時なら二人のシャビ、ミランのピルロ、レアルのガゴなんて選手が。
日本人なら、かつての名波やオランダで良かった頃の小野なんかは大好きな選手です。
でも遠藤はちっとも好きになれません(笑)
彼は守備でも攻撃でも、ここって時にいつも足りない。
危機察知も、予測力も、戦術眼も、アイデアも、精度も。
ガンバが良いサッカーをしているし、結果も伴っているから、遠藤を軸に据えて橋本を召集したりしているのは理解はできますが、国際試合ではまた話が違ってくる、ってのも然り。
国内の選手でやるにしても、小笠原は呼ぶべきでしょうね。
本山は、どちらかと言えば山瀬と競合すべき選手だと思っていますが。
いずれにしろ、五輪が終われば柏木も来るだろうし、ドイツでケガなく復活し、それが継続すれば小野もまだやれるでしょうし、そういう選手に成長して欲しかった長谷部にも注目はしています。
海外組と言えば。
俊輔以外にも松井、稲本、小野、長谷部、水野、本田、とMFだけでこんなにいる。
出場権を得ることができたら、本大会は別のチームになるかもしれませんね。
それと、中田浩二もいるけれど、彼はもはやDFとして考えた方が良いかもしれません。
で、話は飛びますが、その中田。
欧州型の4バックは岡田監督のサッカーにそぐわないかもしれないのだけれど、CBに例えばトゥーリオを使い、その攻撃力も生かすのなら、SBの少なくとも一枚にはCBとしても能力的に遜色のない選手を置いた方が良いのではないか、とも思います。
左SBは特に人材不足で、今は本来右の駒野や加地を使ったりしているくらいですから、相手CK時などを考えても阿部や中田をそこに使うのが良し、という気がしています。
中盤で絞って守る時にも彼らは元々ボランチもやっていた選手ですし、CBもやっているわけですから、最終ラインでの守りも、空中戦の高さも持っている。
おまけにロングキックも武器。
トゥーリオが戻ってきた時、阿部をどう使うか、非常に興味を持っています。
啓太と阿部の2ボランチってのだけはやめて欲しいものですが。
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