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>こと0−5のフランス戦のなかで俊輔が高い位置を保つことでフランスに恫喝をかけることが出来たか?と考えると難しい気がします。
そうですね。
よしさんにも書いたけど、 チーム全体の役割分担とやり方が決まってないと無理ですね。
そういう「チーム」になってなかったのも大敗の大きな要因。
ただね。
中村に関しては五輪の時から思ってたんですよ。
攻め込まれるとすぐに下がっちゃう。下がり過ぎちゃう。
服部と名波が応対してる中へ、中村が後追いで戻ってきても・・・。
まあ、それでも破られてたんだから、気持ちはわからないでもないですが。
でもポジショニングで失点の危機を感じさせるまでには行かなくとも、サイドバックの足をちょびっとでも遅らせることくらいはできたかもしれないし、
そういうちょっとのことで、何かが変わることもある。
もうちょっとバランスを自分のポジションとしてだけでなく、チーム全体として考えて欲しいな、と思います。
まあ、あの試合の中では無理だったでしょうけど。
>9:1か?とも思われるような中盤の支配率の中
> ボール保持は圧倒的にフランスであり
実際のボール支配率は、4:6まで行かないくらいだそうです。
5.8:4.2とかそれくらい。詳しくは忘れちゃったけど、試合後のデータでは。
ただし、ボール支配率よりも重要だろうと思われる、エリア支配率では3:7に近かったかもしれません。
でもその中でも日本の攻撃が「何かになりそうな」時間帯はあったし、そういう時にこそ中村がもう少しでも良い位置にいれば
西沢も中田ももう少しだけでも助かったかもしれない。もう少しだけでも守ー攻の切り替えが速くできたかもしれない。
どのみち俊輔が低い位置にいて助かった場面はあんまりなかったんだし。
まあ、結果論か。どっちみち中村がもう少し高かろうと低かろうと状況に変化はなかっただろうと思ってますよ、ぼくも。
でもねえ。
「これじゃ俺が下がったってどうにもなんねーから、前の方で一発くらい脅かしてやっか」くらいに考えたっていいんじゃないの?
2ー0だって5ー0だって負けは負けなんだし、たかが親善試合なんだし、得失点差は関係ないんだしさ。
ダメモトで強引に突破しかけるくらいのことやっても良かったんじゃない?
そういう「1プレー」で流れが変わっちゃうことだってまったくないとは言えないよね。例えその「1プレー」は失敗しても。
俊輔には、そういう気持ちこそ必要なんじゃないかな?
いずれにせよ、中村の左サイドはもう厳しいような気がします。
中村本人が、もっとサイドでもアタッカーにならないと相手としても怖くないし、コンフェデのこれまでの小野のように、
サイドでもチーム・コントロールするようなタイプでもないし(今の小野は例えれば中田よりも名波の方に近い印象;役割的に)、
本人のモティベーション的にも、もう腹を据えて中田と競うべきかな、と思う今日この頃です。
それで中村の状態は上向くかもしれないな、とも少し思う。
「中田で行くか中村で行くか、それとも2人を並べるか」とトルシエが悩むような選手になればいい。別に無理じゃないと思うしね。
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